世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

お疲れクマ医師

2008年09月30日 22時04分52秒 | Weblog
心療内科デー。

テレビ放送の影響で人気復活…だろうか。
今日の心療内科の待合室は賑わっていた。
新参者が数人いた。

待時間は1時間ちょっと。
恐らくクマ医師は3時からノンストップで診察をしているらしい。

名前を呼ばれて診察室に入ると…疲れはてたクマ医師の姿が…!
声の張りがない、土気色の顔をしたクマ医師…。

患者の私の方が心配してしまった。
クマ医師は私が誉められると伸びる子だと知っているので、普段の生活で私が認知行動療法を実践しているということを大変誉めてくれた。
俺、大絶賛。
いぇーい。

「学生さんがどうして一夜漬けするのか、ご存じですか?」
と、いきなり尋ねられた。

…いきなり、ではなかったかもしれない。
話の脈略が掴めないぐらい、クマ医師の声が小さくて、はたまた私がぼんやりしていて、話の前の部分を聞き逃していた。

学生さんはテストの前に不安になるから一夜漬けをするらしい。
それでもって学力が上がる。

あなたの生活に不安があってもそれを乗り越えたら、実のあるものになるんではないでしょうか。


みたいな話の流れに終結。

なんだかクマ医師、心療内科医っつーより、宣 教 師 み た か っ た ぜ 。


本当は胃が痛かったんだが、んもー、早く診察を切り上げてあげたくて言うのを忘れた。

胃、痛い…。
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オッサン、グッジョブ★

2008年09月30日 22時04分33秒 | Weblog
私の席の背後にはオッサン社員が3人も生息している。
老人特有の頑固さ、良い時代を良い会社で生きていた独特の雰囲気、そして加齢臭を兼ね備えた後期高齢者である。

私は普段から彼らにかかわらないように生きている。
なぜならば、彼らは私が甘い顔をすると甘えてくるからである。
ホチキスの芯がない、コピーが詰まった…だから何?という接し方をしないと身が持たない。
そんなこんなで、私は彼ら暫く会話をしないで過ごしてきた。
が。
先日、私の机上にあった扇子を誉めたナイスなセンスの持ち主のオッサンが、私に硝子製のクマをさりげなくくれたんである。
彼がくれたといったら語弊がある。
私の同期が店長をしている店舗にオッサンが行った際、同期がくれたものらしい。

「〇〇さん(私)がクマが好きと言っとって。くれへんか?」
と。

オッサン、グッジョブ!

今日、同期にお礼の電話をしたら、このクマは誰のものでもなく、店に放置されていたものらしい。
「あ?クマ?いらないからあげるー」
とのこと。

改めて彼女にお礼を良った。
彼女は久々の同期の声を聞けたのが嬉しかったらしく、声が弾んでいた。
「定年まで頑張ろうね!」
とお互いエールを送りあい、電話を切った。

みなしごクマちゃん。
今日から我が家に住まうのですよ。
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雨デモマキガミ

2008年09月30日 16時02分02秒 | Weblog
面白いものを拾ったので、コピペ。


「雨デモマキガミ」

雨デモマキガミ
風デモマキガミ
雪デモ夏ノ暑サデモマキガミ
ツネニユルフワパーマヲ保チ
欲ニマミレ 決シテ 奢ラズ
イツモウワメヅカイデ
口角ヲアゲテワラッテヰル

一日ニサプリト少シノスイーツヲタベ
アラユルコトヲ ジブンノ損得ノミヲカンジヤウニ入レテ
モテ技ヲヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

都会ノ高級ビルノ蔭ノ
隠レ家的ナオ店ニヰテ

東ニスイーツアレバ 行ッテムサボリ
西ニイケメンアレバ 行ッテ股ヲヒラキ
南ニケータイシヤウセツアレバ 読ンデ泣キ
北ニ愛サレコーデ対決アレバ アタシモマケテラレナイトイイ

ヒトリノトキハ デアイヲサガシ
スッピンノトキハ ウツムイテオロオロアルキ

ミンナニモテ子トヨバレ
ホメラレ
アイサレ
サフイウモノニ
ナリタイヲンナタチ

スイーツ(笑)

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愛してやまない日常

2008年09月29日 22時13分59秒 | Weblog
一日頑張りましたのご褒美、コーヒー&煙草&小説。
自分にご褒美(笑)…スイーツ(笑)

やっと表(1つめ)完成。
さっそく社長に献上。私の拙い説明で解ってくれただろうか。

本当は他部署のお偉いさんが依頼された本件。
彼から社長に説明しながら渡すのが筋だと思うのだが、彼は「嫌だ」だってお。
別にいいけど。


今日は「リトル・チャロ」の日。
チャロは今、シカゴのお金持ちの家に居候しているんだが、ちゃんと日本に帰れるんだろうか。
シカゴ滞在、長くね?
文法は次第に難しくなり、先日は「as構文」とか出てきちゃった!
チャロの心配をしている場合ではない。


東京は今宵、秋らしい冷たい雨が降っている。
気分的には一昨日あたりから秋が来たような気がする。
先日、プチ衣替えをしたので、今日は秋の装いで出社した。
ナチュビュのダークグレーのスーツに赤のニット。黒のストッキング。

そして、ファンデーションを1つ暗めにした。
誰もそのことに気づいてくれなく寂しくなり、自ら吉熊上司と後輩男子タイスケ君に報告した。
「あ…そーいえば、違うかも。今の方がいい!」
と絶賛されたので、良しとしよう。

その後もタイスケ君はずっと
「いいですね。いいですよ、すごく」
と褒めてくれた。

照れ隠しで、つい、彼にセクハラしちゃうんだよなー…。


そんなこんなの一日。
昨日よりも死に一日近づいた。

こんな日常を繰り返し、私はいずれ死んでいくんだろう。

人生は、どうしてこんなにも儚いんだろうか。

愛してやまない日常だから、まっいーか。
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ママおにぎり

2008年09月29日 12時36分52秒 | Weblog
ランチは母お手製の栗ご飯おにぎり。
本人は失敗作だと言っていたが、とても美味しいと思う。
ゴロゴロした栗が甘くて秋を感じる。

チンするため給湯室に入ったらO主任がいた。
お裾分けをしたら
「美味しい!」
とのこと。

あ~、お腹いっぱい。
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忘れない 忘れない 僕が生まれた街を~♪

2008年09月28日 21時38分43秒 | Weblog
昼過ぎに起きた。
若干二日酔い…。


昨夜は家までS君に送ってもらった。
「夜道は危ないからね」
と言いながら駅から家まで送ってくれたジェントルなS君。

母はS君がお気に入りである。
「ああいう優しい人と結婚したかった」
と真剣に語っている。
「白線流し」的高校時代からの人間関係が一気に昼ドラ(花王愛の劇場)に展開か…!?

父は、私が終電を逃しても迎えに行けるようにと、晩酌をしないで待っていてくれた。ありがたい。

そんなこんなで帰宅したら、実家に仕事帰りの弟がいた。

給料日前らしく、金欠とのこと。
そういえば、来週の土曜日は彼の誕生日である。
少し早いけれど現金をプレゼントした。
「ありがとうございます」
と丁寧に礼をする弟…彼は就職してからだいぶ変わった。
いい感じで大人になった。

そんな弟から木彫りのクマをもらった!

15年前、北海道旅行に行った母より贈呈されたクマを私にくれたんである。
それがまた可愛いの!
弟、ラヴ。
クマ、ラヴ。

今日は、両親と壬生のわんぱく公園に行った。
広大な庭全体にガーデニングが施されていて季節折々の花が楽しめる憩いスポットである。

駐車場近くのりんごの木。

小振りのりんごは秋色に色づいていて、見ていると幸せな気持ちになれる。


この公園の主らしい。明らかに「にこにこぷん」のかしのきおじさんをパクったものだと思われ。


数分おきに喋る主。
この下を潜って入場するんだが、多くの子供は怖がって泣きわめいていた。



「秋明菊」
母から聞いたところ、花言葉は「薄れゆく愛」。
花弁がいいかげんに配置されているのが気になる。


「ガーベラ」
私の好きな花。
花言葉は「神秘」

母と歩いていると花の名前を彼女はボソっと呟くので楽しい。
そんな彼女にも分からない花があるらすく、この青い花の名前は謎とのこと。


FKDインターパークに行き、母に洗顔フォームを買ってあげ、自分にはマニキュアを購入。
吉熊上司に
「凶器」
と呼ばれている私の爪は長い。白い部分が1センチ弱ある。
夜。それらを彩る時間は至福の時間である。

7時過ぎ。
快速ラビット号に揺られ、東京に戻る。

今回の帰省も、たくさんの目に見えない土産をもらった。

友達から。
家族から。

お陰でとても充実した帰省を送れた。
ありがとうの気持ちでいっぱいだ。

荒川を渡るとき、娘モードから会社員モードに切り替えた。
恒例の儀式なんである。

さて。
明日からも長い爪を振りかざして頑張りますか~!




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『僕が生まれた街』

2008年09月28日 19時19分36秒 | Weblog
奥華子 僕が生まれた街/2007春コンサート ~TIME NOTE~


もうすぐ実家を去る。
胸を占める歌は『僕が生まれた街』(奥華子)


涙こらえたら 頑張れと言ってくれた
みんなの笑顔を思い出して 涙が溢れた

誰も知らない街で 人ごみの中歩いてゆく
遠ざかる空見上げて 明日だけを追いかけた

前を向いて歩いてゆくのは そんなに簡単じゃないね
一つ一つ確かめてゆくよ 僕が歩いてく道

会いたくて 会いたくて 僕が生まれた街に
夢を見て 笑い合う 大切な場所がある

受話器ごしに聞こえる 楽しそうなみんなの声が
負けそうな僕の心 あたたかく包んでゆく

風が少し冷たくなっても 平気だった子供の頃
傘の上に花びら並べて 虹を作ってたね

忘れない 忘れない 僕が生まれた街を
いつだって思い出す 大切な人がいる

会いたくて 会いたくて 僕が生まれた街に
夢を見て 笑い合う 大切な場所がある

陽だまりは 笑顔をくれる
水たまりは 飛び越える強さを
欲しいものを手にする為じゃなく
僕が僕であることを探して

忘れない 忘れない 僕が生まれた街を
いつだって 思い出す 大切な人がいる
オレンジの花が咲く 空を見つけに行こう
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スイーツ(笑)

2008年09月28日 00時40分59秒 | Weblog
故郷行きの電車に揺られる午後4時すぎ。
車内は少し混んでいた。
立っている人々の隙間から見える車窓が、ビルからやがて田園風景に変わってゆく。
曇天の空と遠くの山々の接線がぼんやりと霞んで見えた。
頻繁に実家に帰省しているが、いつも小山駅を過ぎたあたりから一気に気持ちが安らいでいく。

一旦実家に帰り、いざ宇都宮へ。仄かに寒い…。

高校時代の友達と飲み会@宇都宮「Omaki」。
トマトのおでん(画像参照)が美味しかった~♪

今年6月に結婚したちんぴ☆殿の奥さまぴち殿も初参加。とても雰囲気のある奥さまだった。仲良さげ。


こうして飲むのって、凄く好き。
みんなといると、高校時代の頃の、屈託のない私に戻れる。
「あのときはああだったね」
という話ができる友達は本当に貴重だと、三十歳になって切実に思うんである。

教室の一番前あたりにたむろっていたあの頃に。

私はいつの間にか戻っていた。


ハル君(及び彼の日記)がスイーツ(笑)だという件、それを常に指摘していた尊師の様子に爆笑。
久々に会えた高校時代の数少ない女友達K子ちゃんにも会えたし、エンジニアのS君は優しかったし、もう最高に楽しかった。

気づけばジントニックを数杯飲んでいた。飲みすぎた…。
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「月に帰ったOL」

2008年09月26日 21時11分36秒 | Weblog
毎朝通る裏道に「ムラサキシキブ」が実っていた。
この紫色のプチプチが可愛らしくて好き。

紫式部といえば、瀬戸内寂聴先生がケータイ小説をお書きになられていたそうだ。
「ぱーぷる」というペンネームを使用し、源氏物語をモチーフにした「あしたの虹」を執筆。
御歳86歳の瀬戸内先生がどのような若者文化を書いたのか凄く気になる。1000年も愛読されている作品がどのように生まれ変わったのか…今すぐ読みたい!

テレビで編集者とのやり取りが放送されていたんだが、笑ってしまった。
いくつかの言葉が若者向けではないという指摘を受けた瀬戸内先生。
その言葉とは、「生娘」「天真爛漫」…たしかに若者には珍しい言葉に違いない。

イケメン男子ヒカルを中心に話が進むとのこと。

凄く読みたいけれども、今は我慢。

林真理子先生の「もっと塩味を!」を読みはじめているので。
林先生初の試み、主人公が関西弁を話しているんである!
最初は戸惑ったが、徐々に慣れてきた。
ただ、この本。
フランス料理についての描写が大変美しく、そしてリアルなので、食に興味がない私でも読んでいる内にお腹がグゥ~と鳴ってしまうんである。
よって…寝る前は読めない…。

さて、仕事。
意気揚々と表を吉熊上司に見せた。
一瞬の内に彼はフリーズしてしまった…。
嫌な予感。

「そ~きたかぁ!」
彼も思わなかったミナクルな表を作成していたらしい。

「私の思考は他の人とは違うんでしょうね。月に帰ります」
と、がっかりしながら言う私は

「いや、もっと遠いところに行って。銀河から出ていって」
と、辛辣な言葉の洗礼を受けるのだった。

…「月に帰ったOL」っていうケータイ小説でも書こうかな。

…今は昔。
竹取りの翁というものありけり…。
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私が私であって、まだ私でなかったころ

2008年09月25日 22時48分06秒 | Weblog
昨日依頼された件の資料とグラフを一日中作成。
●●●ィ~(部長)の願いも組み込まれた究極の資料である。

そういえば、出張から帰ってきた社長が、ようやく稟議書に決裁をしてくれたもよう。
箱から溢れんばかりの稟議書が地層みたいな様相を呈し、私の机に置かれている。
ちょっとした関東ローム層みたいだ。

処理しなくては。

しかし、…見て見ぬふりをして書類作成に没頭。


「嗚呼!今、私、資料を作成してるんだわ!」
という、いつもならば湧き起こるナルシズムは消散し、ただただ目の前の画面に集中。
シートを跨ぐ複雑な表計算は、誰かに話しかけられたりした拍子に崩壊してしまいそうなんである。

ふと、なんだか懐かしい気持ちに陥った。

私が私であって、まだ私でなかったころの記憶が蘇ってきたんである。

嗚呼、これは自分の半分が精子だったときの記憶だ。
たった一つの卵子を目指して泳ぎまくっていたあの頃の私(半分)と今の自分は同じではないか。
ふと、大脳皮質に組み込まれたあのときの記憶と今の状況がうまくシンクロした。

受精して、この世に生まれてきてからもサバイバルは続いているのだなぁ…。

さて、今の私の「卵子」は、何なんだろうか。
まずは、書類完成だろうか。
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ずるい!

2008年09月25日 22時47分54秒 | Weblog
母に靴を編んでもらった吉熊。


すっかりご満悦♪

しかし、他のクマから羨ましがられ、ちょっと混乱の我が家…。


みんな仲良くするのですよ!
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ハッピーな蟹工船

2008年09月24日 22時27分58秒 | Weblog
ようやく「白蓮れんれん」を読み終えた。
大正天皇のいとこにあたる柳原白蓮が九州の炭鉱の町に嫁ぎ、絶倫で無学な旦那や複雑な人間関係(女中、妾、親戚)にうんざりし、やがて年下の東大生(宮崎龍介)と知り合い、恋に落ちて…逃避行!

姦通罪があった大正時代、この白蓮事件は一大スクープだった。

メールも携帯もない時代に、九州と東京にいる二人が綿密に逃避行を企てるシーン…ハラハラドキドキもんだった。
また、夫宛の離縁状を新聞に掲載しちゃう白蓮の大胆さに度肝を抜いた。

普通の恋愛小説のような甘ったるさがなく、喉ごしが爽やかなのが印象的だった。
さすが、林真理子先生。

主人公の白蓮を客観的に見つめる義理の妹・初枝がシビアでとても面白かった。全体を引き締めていたと思う。

白蓮のいかにも「華族ですが、何か?」という、贅を尽くしたからこそ発生する高慢さにも憧れた。
自分の秘密の恋を打ち明けるに相応しい友達を選り好みする心理とか、現代女性にも精通するんではないだろうか。


優雅な白蓮の暮らしっぷりにはほど遠く、今日の私は蟹工船のような労働をしていた。
でもハッピーな蟹工船。

久々にグラフを作るように依頼された。
社長→吉熊上司→私に降りてきた仕事なんであるが、これが…楽しい。

数字は嫌いだけど、シートを跨がせた表計算作成は大好き。
…大学時代の夏期講習でExcelができずに一人で居残っていた私を知る友達にはにわかに信じがたいだろうが…。

「この件は〇〇さん(私)に投げたから。よろしく」
と吉熊上司に言われ、適度なプレッシャーがあったのも楽しみを膨らませた要因なのかもしれぬ。


全店配布資料の手配、制服の件…忙しかったけれど、充実したとても素敵な一日だった。

明日もがんばろう。
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紅い秋

2008年09月23日 23時38分10秒 | Weblog
埼玉県日高市にある巾着田へ行く。
ここは曼珠沙華(彼岸花)が有名らしい。
大宮駅で母と合流。
大宮駅の売店でお弁当やら何やらを買ってくれていたもよう。
あと!
吉熊に靴を編んでいてくれた。
母、グッジョブ。

小さくて凝った靴。
とても愛らしい。
吉熊の足が意外に大きかったので微調整。
大宮駅~川越駅の電車内でさっさと調整した母、スゴイ。


川越駅で乗り換え、高麗駅で下車し、バス(1時間に1本)に乗る。
渋滞の末に、巾着田に到着。
まずは腹ごしらえ。
川辺利でお弁当を食べた。
清流と高い空をを眺めながら食べたお弁当はとても美味しかった。





変わった石を見つけては「これ、亮ちゃんっぽい」などと言い、笑いあった。

四角ばった石を見つけ、「これ、パパっぽいね」と母に手渡したら、母は「そうだね」と言いながら濁流にポイした…!
なかなか素早い彼女の行動に呆気に取られてしまった。そして爆笑。


林の奥は…なんか怪しげに赤い。
ん?
鬱蒼と繁った林の床は、一面、赤、赤、赤…!


まるであの世のような雰囲気である。
曼珠沙華自体があまり縁起の良い花ではないのもあり、短絡的にあの世という喩えに結び付けてしまう。



最初はこの花に纏わる縁起や言い伝えなどといった負のイメージが払拭できずにいたが、「世界に一つだけの花~♪」である。綺麗だったら別にいいじゃん!という気持ちになった。


6条の光を宿すのはルビーのカボションだが、曼珠沙華は中心から6個に枝分かれしている。
時々、光の加減によっては濡れたような艶を紅に乗せる。表情豊かな花である。

去年同じ時期にここに訪れた曼珠沙華@巾着田フリークの母もしきりに「綺麗」とため息。

食べようとする吉熊。
駄目ですよ!
この茎は有毒なのですから…!
墓にこの花が散見されるのは、土葬された死体を動物に掘り起こされないように、と。それだけ毒性の高い根っこなんである。

この赤って、遊女の襦袢色に似ていなくもない。
燃える赤っていうか萌える赤…。
ふとそんなことを思った。


こんなに花が密集してるのに、嗅覚に訴えるものがない。不気味である。
しかも曼珠沙華には葉っぱがない。
あとで葉が出てくるらしい。
なんなの、この花。不思議すぎ。


白と赤のコラボ。

曼珠沙華の隣は一面コスモス畑。
超メルヘン~♪
脳内メルヘンの私にはこっちがお似合いかも。
るんるん。




無料シャトルバスに揺られ、高麗神社へお参り。
高麗神社の御祭神高麗王若光は、高句麗(高麗)からの渡来人らしい。
なかなか雰囲気のある神社だった。


西武線高麗駅まで歩く。
人がわんさか沸いていた。
この時期はこうらしい。

池袋で母と梅村の豚カツを食べた。


秋の優しい光の中、素敵な小旅行を満喫できた。
誘ってくれた母に感謝である。母との旅は気を使わなくて楽。まるで一卵性母子である。

こっちの方の大学に4年も通っていたのに、一度も訪れなかった高麗。
魅力いっぱいの場所であった。
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キラキラ前歯

2008年09月22日 22時52分35秒 | Weblog
歯医者デー。

今日は、前歯の色素落としをしてもらった。
歯科衛生士さんの必死の研磨で、ようやくにっこりと笑える口になれた。

相当ヤニがこびりついていて、落とし甲斐があったそうだ。
つるつるぴかぴかの歯。
保険適用外のウン円の賜物はいつまで続くんだろうか。

画像は最近真田先生が買ったクマのぬいぐるみ@受付。

私の前歯のようにキラキラしている☆
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ガラスの中、永遠の美

2008年09月21日 22時36分24秒 | Weblog
地下鉄を乗り継ぎ、池袋へ。
心療内科の受付にあるガラスの置物と同じ物が欲しくて、東武百貨店を徘徊。

あった!!!!

ピンク、赤、黄色の薔薇があった。
黄色の薔薇は、花言葉がアレなんで人気が無いらしい。

たしか心療内科にあったのは、ピンクの薔薇。
販売員の方に色々見せてもらったんだが、ピンクの薔薇の発色加減がイマイチだったので、深紅の薔薇に決めた。

自分にプレゼント、ということでプレゼント用に包装してもらった。


さっそく自宅の机に飾ってみた。


癒される…。
クマ医師が側にいてくれているようで心強い。

この薔薇、特殊な加工(プリザーブド)がしてあって、ずっとこのままの状態を保っていられるようだ。

永遠の美…!!
薔薇…!!

ああ、また「ROSE OF PAIN」を聴こうっと。



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