世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

だららん土曜日

2014年05月31日 23時31分11秒 | Weblog
昨晩は2時ぐらいに布団に入ったのだが一向に眠れず。
朝になっちゃうじゃん。マイスリーを飲んだのになぜ?と悶々としながら「寝よう寝よう」と努力したもののダメだった。そして吐き気・・・。
スマホの時計を最後に確認したのは4時。外からの光がカーテンをぼんやりと白く光らせていた。眩しさを感じながら寝たもよう。

今日起きたら夕方4時だった。
12時間寝たもよう。
そのわりにはスッキリしていない。
体がだるい。
暑くなるなるこの頃、決まって体調が悪くなる。夏は苦手だ。


洗濯をし、ネットで電子の海を彷徨う。
長崎の女子児童が同級生を殺害した事件から明日で10年になるという。
あの事件について、今日はどっぷりと浸かった。
大人から見ればきっかけは些細な出来事だったのかもしれないが、本人(加害者)にとっては非常に悩ましいことだったのかもしれない。

被害者・御手洗怜美さんのお父さん(御手洗恭二さん)が昨年、茨城で行われた講演会で話した内容。

平成24 年度 講演会「被害者遺族の声を聴く」
http://www.ivac.or.jp/img/news/130205.pdf

毎日新聞の新聞記者をされているそうで、言葉の選び方が秀逸だった。
被害者としての家族が置かれている状況や心理がリアルに伝わってきた。

特に、
「嫌な言い方だけど、ずっと苦しみながら生きて欲しい。自分の行為を理解する苦しみ、反省が伝われば私は恨み、憎しみから少し解放されるのかなと思う」
という言葉。
娘を亡くした父親としての苦しみ、悲しみが痛いほどわかった。





今、ブログのアクセス解析が期間限定で味わえる。
そこで検索キーワードが確認できる。一番多いのが「ロレアル ファミリーセール 2014」というキーワード。

ロレアルのファミリーセールに行ったのは2009年12月。
かれこれ4年以上も前のこと。
意外な検索キーワードにびっくりだ。

2009年12月6日 ロレアル ファミリーセール


もう行く機会もないのだろうけど、本当に夢のようだった。
憧れの化粧品を価格の7割で買える状況は。テンション上がりまくりだった。


夜、煙草が切れた&食べ物がないので最低限の化粧をしてコンビニへ。
外は蒸し暑かった。
・・・で、今日は晴れだったのだろうか。謎。


明日はお日様が出ている時間帯に出かけたい。
今夜は眠れますように。


有終の美を飲みほす

2014年05月30日 22時40分34秒 | Weblog
ようやく金曜日。
昨日より、ようやくエアコンが入るようになった(室温が30℃越えれば)。
助かる。
節電というよりも、便乗経費削減というような戦時中みたいな我慢は仕事の効率が落ちるだけで何のメリットも生まない。
勿論、電気の無駄遣いはよろしくないと思うが、昨年10月上旬のように暑さで息も絶え絶えになると意識が朦朧としてきて「殺されるんじゃないか」とすら思う。生命的な危機感でいっぱいになり、とても仕事どころではなくなる。

室温などの労働環境は大切だ。

労働環境といえば、後ろの席の老齢殿方が、しょっちゅうエロサイトを見ているんだが。
あれはどうなのだろうか。あまり関わらない、というか挨拶すらろくにし合わない人だからどうでもいいのだけれども。でもやはり、ちょっと薄気味悪い。
真面目そうな感じのおじさんなのに、彼の目の前に映し出される画面はお姉ちゃん(目にモザイク)とか、本当ギャップに驚くと同時に元気だなと思ってしまう。
かと思えば、午後すぐに寝てしまうし。一昨日なんか2時間も寝ていた。性欲、睡眠欲、食欲という人間の三大欲求を満たした末が私の背中30センチで展開されている。きっと私より健康なのだろう。
後輩男女や吉熊上司と「また変なサイト見ていますね」と言い合うのが日課になってしまった。




今週の会社のロビーの花。
葱坊主みたいな不思議な花。とてもシュールである。
撮影したのは月曜日。今日見たら茎がぐにゃってなっていた。






熱帯雨林気候ばりなオフィス環境のせいもあるのだが、他部署や業者との絡みなどがあって、今週はちょっとへとへと気味。
制服の出し入れ業務のほか、社長に頼まれたこともあり、久々に整理ノートを使った。複数の案件を抱えたときに図面にするのである。字が汚くて読み返したときに「?」となることも多いのだが。

案件の一つで初めて喫煙所仲間のT端くん(システム室。同じ歳の中途入社)に仕事を依頼したのだが、普段喫煙所で互いの理想とかを熱く語り合っている仲なので、こちら側から出す資料に抜かりがないよう何度もチェックした。「口ばっかじゃん」とは思われないにせよ、プロパーとしての私のプライドがそうさせた。お陰さまで、月曜日に全店に配信できそう。

嬉しかったことは珍しく吉熊上司に誉められた!年に一度あるかないかの大フィーバーである。先回りしてシステム室へ出す作業依頼書を用意していたことで「お、凄いじゃん」と言われたのである。「え?そうですか」とクールに言いながらも心の中でガッツポーズ。久々に生まれてきて良かったと思えた。

今日は週末で給料日だったのでSEIYUで惣菜と氷結を買って乾杯。

お疲れさまでした!!




「下妻物語」 祝・公開10周年

2014年05月29日 23時01分05秒 | Weblog
10年前の今日、何をしていたか、よく覚えている。
このブログを開設する前の2004年5月29日。
映画「下妻物語」の封切のあの日。
私は日比谷シャンテへ行き、あの映画を観た。
今日みたいな蒸し暑い日で朝だった。
ロビーにはロリータの方々がたくさんいた。


そしてあの日私は衝撃を受けたのである。
何に?って。
深キョン扮するロリータ命の桃子の孤高の精神に。そして土屋アンナ扮するイチゴの「御意見無様(用)」なポリシーに。接点がなさそうな二人の運命はやがて絡み合い、クールな友情に発展する。その過程が丁寧に描かれていた。




脇を固める役者、栃木に生まれながらそれまで知らなかった下妻という土地のアメリカ映画に出てきそうな壮大なるロケーション、笑いのツボ、桃子が着るロリータのお洋服、ロココ・・・全て私の好みだった。
以後三週間、水曜日のレディースデーにはこれを観に銀座に出没するという惚れこみようだった。
観た翌週、手持ちの洋服で一番ヒラヒラした服に身を包み、白のレースいっぱいの日傘を差して下妻のロケ地巡りをしたり、2011年には下妻のイベントに行き、会場にいらしていた嶽本野ばら先生に持参していた「下妻物語」の本にサインをしてもらった。(2011年10月23日「世界で最も偉大なロリータのパーティ」
「下妻物語」は、私が最も影響を受けた作品の一つなのである。



ロココ時代のフランスを夢見ながら、牧歌的な田園、というかただの田んぼを歩く桃子が呟く。
「私はここで生きてるんです」


また、渋谷まで洋服を買いに行く桃子に地元の八百屋のおじさんが言う。
「なんもしらねえんだなおめえは。下妻のジャスコはスーパーなんてもんじゃねえの、なんだってある。なんもかんもそろってる、東京のパルコ以上だ」
そんな住人に桃子は心の中で呟く。
「この町の人間は完全に狂っています」


冒頭から上記のような名シーンが続く。
初っ端からエンディングまで我を忘れて観た映画はこれ以外には「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」ぐらいだ。





特に印象的なのは以下。


桃子の台詞
「人間は一人なの
 一人で生まれて一人で考えて一人で死んでいくの
 人は一人じゃ生きられないなんて
 だったら私は人じゃなくていい
 ミジンコでいい
 寄り添わなきゃ生きられない人間よりも
 ずっとずっと自立してるもの 」

この桃子の台詞は10年経過しても私の心の軸になっている。
自分的にキリストの誕生前、誕生後という位置づけに値するぐらい衝撃的だった。
10年前26歳だった私は周囲から「結婚は?」「彼氏以いないの?」と言われて超ウザいと思っていた。言われる度にこの台詞を心の中で言い返していたので記憶してしまうぐらいに。



桃子の台詞
「それがどんなに非常識な生き方だとしても
 幸せならいいじゃん
 気持ち良ければオッケーじゃん
 ロココの精神は私にこう教えてくれました
 だけど、私マジで心根が腐っています」

この台詞と近いことを最近心療内科のクマ医師に言われた。
誰の尺度でもない他ならぬ自分自身の価値観に自信を持って生きていこうと再び決意した。




お祖母様の台詞
「おめえの道を行け
 他の誰とも違う
 おめえじゃなきゃダメだって場所が
 きっと見つかるからよ 」

これは嶽本野ばら先生自身が今も自分に言い聞かせている言葉なんじゃないかなと思う。ブログなどを拝見していると。
私も仕事をしているときによく思い出すが、自分自身の才能が何なのかよく分からないし、もしあったとしてもそれが今の仕事に生かされているのかと問われると「うーん・・・」となってしまう。10年前もたしかそんな感じだった。10年後はどうかな。
お祖母様役の樹木希林。凄く良かった。




10年前。26歳。
入社4年目。総務歴3年。
まだまだ自信がなくておどおどしていた自分。

あのあと幾つかの変換ポイントみたいなものがあったが、やはり「下妻物語」ほど自分に影響を及ぼしたものはない。
10年後46歳の自分はこの作品をどういう境遇で観るのだろうか。楽しみでもあり、不安でもある。

でも基本的に変わらないのだろう。きっと。
好きだからといって同じ映画を3週連続で観に行っちゃったりしてんだろうなあ。
(ちなみに「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」はプラネタリウム上映を含めると8回観た)



下妻物語


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のんびり夕食後

2014年05月28日 22時32分36秒 | Weblog
昨晩は湿度が高くてなかなか眠れなかった。まだ5月なのにエアコン点けるのもな、と思って布団に入ったのが2時。結局寝付いたのは恐らく3時半頃。「暑いな・・・点けようかな・・・でも起き上がるの面倒くさいな。もう少し頑張ろう・・・でも暑い」を繰り返していた。眠れないのってけっこう恐怖だ。それが嫌でマイスリー飲んでいるのに。昨晩は効かなかった。
実家にいた頃、8月の熱帯夜でもエアコン無しでも眠れていたことが今となっては信じられない。

寝不足のまま出勤。月末なのでやることたくさん。
しかも会社、すでに南国を思わせるような蒸し暑さである。
「自分、汗臭くないかな」と気になって気になってしょうがない。
表向きは節電、でも過剰な経費削減。・・・やる気も削減されてっから、マジで。


プチ残業後、お弁当屋さんへ。
ビビンバ丼&氷結。



「いただきます」
と言いかけたときに母ヨーコたんから電話。
・・・おあずけ。

母ヨーコたんと父クマパパは、毎日、新しい家および庭でのんびりとロハスな生活を楽しんでいるそうだ。
庭に来る野鳥が可愛いとのこと。我が家で巣立ったはと吉くんも元気。

親子の雀が来るのだが、親鳥が嘴で餌をあげないと「仕方がないなぁ」と言わんばかりに渋々と自分で食べるひな鳥が、未だに親べったりな亮子っぽいねと夫婦で話していたらしい。・・・話の途中から、あ、自分のネタっぽくなることを薄々感じてはいたが、やはりそうきたか。


父は以前から、退職後は日曜大工をしたいと言っていた。しかし、面倒くさがり屋な性格が災いし、ポスト一つも完成できずに中途半端だと母ヨーコたんは愚痴っていた。

電話のあと、いただきます(本番)。
嗚呼、美味しかった。ごちそうさん。


夕食後はYoutube三昧。

「銀河鉄道の夜」の世界にどっぷり浸かる。
The Celestial Railroad - Fantasy Railroad in the Stars (Full Film)


美しい。ひたすら美しい。プラネタリウムでも見たときは鳥肌が立った。
この世界観に溺れていたい。
14:50からの「One Night」が流れるあたりが好き。
宮沢賢治、マイブーム。


昨日眠れなかった分、今日はちゃんと寝たい。


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お土産付き

2014年05月28日 00時46分52秒 | Weblog
やはりシンデレラ帰宅だった。
23時40分ぐらいに名前を呼ばれ、0時に会計が済んだ。

心療内科デー
まさかの5時間半待ち!キター。過去最長記録更新。

待合室のソファーがほぼ全て埋まっていてどこに座って良いのかわからなかったことに、まずびっくり。
今日は長丁場になると覚悟した。

旅行の本や小説「恋縫」(諸田玲子)を読む。時代物の短編集だ。
表題作「恋縫」は古着屋の健気な娘の話。主人公の「おいと」、カワユス。
「路地の奥」は、夫の親代わりの老人の見舞いに行く静江の話。・・・これが超エロかった。官能的というかなんちゅうか・・・。絶倫な老人・・・。


22時を過ぎるころ、あたりを見渡すと、待合室にはあと7人の患者がいるではないか。
入口は既に施錠。勝手に外に出られない。
受付に断って裏口より煙草を吸いに外に出て行く患者が続出!!
私も「お金を下ろしに行きたい」と、受付に初めて嘘を吐いて灰皿のある店の軒下で一服。罪悪感はなかった。それほどまでに吸いたかった。「あと1時間ぐらいで帰れるんじゃないかな」というのならばきっと我慢はできるだろうが、いつになったら吸えるのか目途が立たぬ不安が私の喫煙欲を掻き立てた。今後はこういうことをしないとは思うが。今日は我慢できなかった。そして凄く美味しかった。

ここの心療内科は話を聞くことで有名だ。絶対に患者の話を遮らない。
だからこんな時間になってしまう。

吉熊、バッグの中でプンプンしてる!
「お腹空いたよ~。まだ?・・・ぐう~」
もうちょっと待っててね。




23時40分。
名前を呼ばれて入室すると、疲れたクマ医師の姿がそこにあった。
目が窪んで、なぜだか髪が乱れていた。
「お待たせしてすいません」
と開口一番謝られた。
・・・いえいえ。てか、先生、大丈夫ですか?と、こちらが彼に問いたい。


もうお互い空気を読んで「今日は確認だけにしましょう」みたいな雰囲気が二人の間にはそこはかとなく流れていた。
私も最近は制服の管理が落ち着いているし、懸念事項は来月の株主総会でピリピリした社長に八つ当たりされても平気な自分を全うできるかどうか・・・だけだ(←去年泣かされた←根に持つタイプ)。
生理前なのだが眠れているしイライラも然程しない。


「モカ飲みますか?」
とクマ医師。

モカ????

マカ????絶倫????

クマ医師、疲れすぎておかしくなっちゃったんだろうか。

「モカですか。コーヒーのですか。ええ好きですよ」
と言うと、医学書で溢れる本棚から、スタバのモカを取り出して、ニヤニヤしながら
「どうぞ」
と差し出すではないか。
冷たいのだろうか。水滴を纏ったそれは私の目の前で美味しそうに佇んでいた。


えええええ~!!!
何、この土産~!!!!!!!!
土産付の心療内科って!!!!!

前回は栄養ドリンクをいただいた(2回ほど)。


「ええ?いいんですか。いつもいただいてしまってすいません。遠慮なく頂戴します。ありがとうございます!」
と言うと、クマ医師はツキノワグマみたいに、笑った。





0時過ぎ、病院を出た。
受付のお兄さんもヘロヘロしてっけど、大丈夫かね?

嗚呼、今日はシンデレラを実演してしまった。

H2O「想い出がいっぱい」を口ずさみながら帰宅。

「古い領収書の中に
 隠れて想い出がいっぱい
 クマっぽい笑顔の下の
 日付けは遥(はる)かな電子カルテ」


「寛解の階段昇る
 君はまだメンヘラさ
 処方せんはクマ医師がきっと
 運んでくれると信じてるね
 患者だったといつの日か 想(おも)う時がくるのさ
 患者だったと懐しく 振り向く日があるのさ」



処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散


さて、急いで寝る準備だ!!

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ガラスの靴の処方せん

2014年05月27日 22時11分23秒 | Weblog
心療内科(待合室)なう!

今日は混んでいて、現在22時時点で、あと7人待ち。

一人平均20分として、140分。

…え?日付変更線越えちゃうんじゃね?
シンデレラ診察?
まさかの6時間待ち、記録更新なるか。

頑張れ、クマ医師!

美は一日にして成らず

2014年05月26日 21時18分12秒 | Weblog
マニキュアの色を間違えた。
いつも買う色と僅かに違い、少し明るめのピンク。


友人わたに「女の年齢は首と手に出るよ」と言われたので、わたにもらったハンドクリームを日々せっせと塗っている。っていうか、塗り込んでいる。

美は一日にして成らず。






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強くありたい

2014年05月26日 20時49分27秒 | Weblog
帰りにスーパーへ。
夕御飯は10%引きの「かに玉あんかけチャーハン」にすることにした。美味しそうだったのである。
今日は大きなペットボトルのお茶と珈琲も買う。明日以降の朝食のバナナも購入。重くなることはだいぶ想定していたのであるが風が強いので家まで遠く感じた。そして湿気もすごい。歩くだけで息切れしそう。

指にレジ袋が亀甲縛りのように食い込む。一人SMプレイ甚だしい。重くて腕が抜けそうだ。
ヒールでよちよち歩く私をカッポーが追い抜く。
殿方が重そうな荷物を持ち、女性のほうは身軽に歩いていた。

嗚呼、一人で生きていくのってこういうことなのだなとそのとき強く思った。
重い荷物を持ってくれる人はいない。
でも私も他人の荷物は持ちたくないので仕方がない。
文句言いっこなし。
結婚、同棲は一番避けたいということは明白なのだから、今後も私は一人で生きていくしかない。
一人で生きていくと決めた以上、誰にも頼らず、強くありたい。
「ふんっ」と鼻息荒く重いレジ袋を持ち直して歩み続ける。

質実剛健、切磋琢磨。

帰宅して手を洗って着替えた。

さてさて・・・かに玉あんかけチャーハン。

レジ袋を開けてびっくり。
惣菜皿の蓋が開いてしまっていて、かに玉あんかけチャーハンが零れ落ちてるではないか。
しかもビジュアル的に吐瀉物@遠足のバスを髣髴とさせる。

しかし・・・他に我が家に食料と呼べるものはバナナ以外には存在していない。あと実家からもらってきたカップスープ。
またお着替えするのも面倒くさいしなあ。
これは・・・これを食べるしかないんじゃんね。

ビニール袋に四散している無残なかに玉あんかけチャーハンを指先でかき集め、惣菜皿に盛りなおし、何食わぬ顔で吐瀉・・・いや、かに玉あんかけチャーハンを食した。
悔しいけれど美味しかった。

サバイバルのごときOL一人暮らし。
15年目。

強く生きたい。



昼食は有名シェフの店の弁当。
美味しかった。
吉熊も笑顔を見せてくれるほどに。








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私の頭の中の桶狭間の戦い

2014年05月25日 21時57分32秒 | Weblog
結局今日もだらだらしてしまった。
布団から起き上がれないという事態に・・・。
夕暮れ時になってようやくお出掛けの支度をする。


隣街へ。
先日母からもらった母の日のプレゼントお返しの商品券を使わせてもらおうとデパートに行った。
靴が欲しい。狂おしいほど。

増税後、デパートには近寄らないようにしていたので、今日はディスプレイなど、見るもの全てが輝いて見えた。ああ、この感覚、忘れていた!既に夏物が出ていて、心ときめく。

靴は一目惚れをしてPittiのものにした。
安定の黒のパンプス。アンクルストラップ、ヒールの高さもクリア。先端のとんがり具合も良し。
これぞ自分的にシンデレラの靴だ。


カードがどうのこうので、10%OFFだった。ありがたい。
洋服も、夏っぽいワンピとスカートに目星をつけ、来月のお給料が入ったら買おうと誓う。
今月は縮毛矯正かけたし、我慢しないと。増税は君の財布の弛みを狙っている・・・!質実剛健、切磋琢磨。ホシガリマセン カツマデハ(←何に?)。




ふらふらと本屋に寄り、旅行本をゲット。そして、この地の、このドラッグストアでしか何故だか買えないヘアクリーム(スティーブンノル ストレートミルク)を購入。たまにはいいでしょ、と喫茶店で一服。増税後、帰宅前の喫茶店タイムをなくしたので、なんだかウキウキ。

あー、美味しい。



そういえば、ロンジンの時計、電池交換とベルトの修理を依頼してるんだよな。
あの修理代も念頭に置かないと…。


あれ…欲望と自粛の念がせめぎ合ってる!
私の中で。
私の頭の中の消ゴムっつーか、私の頭の中の桶狭間の戦い、みたいな。
両者一歩も譲らない血で血を洗う戦い!!!


生きていくのは大変だ。
本当、最近強く感じる。


この二日間は、本当、ゆっくりできた。
満足。寝るとほうれい線って消えるんだな。瞼の上ももっちりしてる。睡眠こそが最高の化粧水なのかもしれぬ。


明日からまた一週間。
月末だぜ。
頑張らねば。
新しい靴でパタパタ張り切ろう!


宇多田ヒカル

2014年05月24日 23時45分48秒 | Weblog
昼過ぎに起きた。

PCの前に座りながら昼食を摂り、またそのままお布団へ。
これが至福でなくてなんだろう。
エアコンを除湿モードにして、一日中ゴロゴロ。最高。

ということで今日一日晴れていたのかよく分からぬ。洗濯物が乾いているのでたぶん晴れ?

横になりながらスマホをいじる。
宇多田ヒカルが結婚したらしい。なんでもマスコミをシャットアウトした厳重な中での挙式だったそうだ。
いいな。海が見えるイタリアの教会で挙式!結婚に憧れはないけど結婚式に憧れを持つ私は「海」「イタリア」「教会」という単語にうっとり。

宇多田ヒカルというと、私の中で「クマ好きな人」と印象が強い。
大きなクマのぬいぐるみ「くまちゃん」を旅行先にも連れて行くという宇多田さんのクマ好きっぷりには脱帽してしまう。
もちろん歌もそれなりに好き。特に「ぼくはくま」なんて可愛すぎて悶絶の境地である。クマ好きにしか書けない詩だと思う。


「FINAL DISTANCE」も良い。
上手くいえないけれども、歌そのものが「祈り」っていう感じがする。この上なく美しい。

宇多田ヒカル - FINAL DISTANCE







「This Is Love」も好き。

「悪い予感がするとわくわくしちゃうな
 Oh 痛めつけなくてもこの身は
 いつか減びるものだから甘えてなんぼ
 This is love, this is love」
っていう部分に惚れる。

宇多田ヒカル - This Is Love (Live Ver.)




てか、宇多田ヒカル、すげー。
やっぱり、今更だけど歌が上手いと思う。
お母さんの藤圭子さんが昨年の夏に亡くなったことは記憶に新しい。
きっとお母さんも宇多田さんの結婚を喜んでいると思う。



宇多田ヒカルのPVを見て、再び惰眠。
季節の変わり目。体が疲れているのだろう。
今日はコンビニに煙草と夕御飯を買いに行って終了。

明日は暑いそうだがお出かけしたい。









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主観と客観のずれ

2014年05月24日 00時50分16秒 | Weblog
花の金曜日。待ちに待った女子会♪
今日は決裁済み稟議書の処理と支払いの〆業務をさっさと終えた。
「この後飲み会!!」と思うと頑張れる。

今日のメンバーは
経理部O主任
経営管理室 私・後輩女子Cちゃん
商品部 川ちゃん(27歳)




本社と商品部のプチセッション。
女子会コース2,700円(2時間飲み放題)。
今回はO主任が予約してくれた。


「かんぱ~い♪」から20分後にはデザート以外すべての料理がやってきた。

オニオンリングタワー。


吉熊より高い!


普段、私・O主任・Cちゃんは本社にいて、川ちゃんは他の建物で仕事をしている。
互いの建物内で行われている裏の実情の情報交換をした。


川ちゃんの部署には
「部下に好かれる自分!かっこいい!」
みたいな女子I田さんという子がいる。
超美人で仕事ができる子なのだが(いち早く係長に昇進した)、実は、部下たちは誰も彼女のことを好いていないらしい。
泣かされた子も多数。
I田さんの元ヤン説はほぼ確定。

I田さんが飲み会を企画し、空いている日を部下たちに尋ねると、部下たちは結託し、綿密なる相談の上、駄目な日をスライド式で述べるとのこと。

そんなI田さんの実情をつゆ知らずなO主任(騙されやすい体質)は、先日I田さんと一緒に飲んで、「I田さん素敵」と思い込んでおり、今日の飲み会で川ちゃんに「騙されてますよ、Oさん」と指摘されていた。

Oさん・・・本日「騙されやすいで賞」という不名誉な賞をもらっていた。
今回の飲み会の企画者なのに。


また去年行われた女子会で
「彼、いないんですぅ~~~。合コン誘ってください」
と言っていた女子が先日結婚した。しかも彼氏とは6年の仲だった件など、本当話題は尽きない。

最後、みんなで写真。
撮ってくれたのは18歳のバイトの男子。かわええ。
そんな彼に「お母さんみたいな歳」だと無邪気に言われた私は明日からどう生きていけばいいのか・・・。
涙で明日が見えないとはこのことである。

イケメンだからといって何でも赦されるわけじゃねーんだよ。覚えておけ、この小僧。
我いちびっとったらほんま逝てまうぞ、コラ(「下妻物語」桃子の名台詞)。


そんなこんなで女子会終了♪
次回は納涼祭かな。
楽しみ。


資生堂 オプチューン オイルコントロールパクト 満員電車編 1995


このCMのOL像が私の憧れだった。
たしか高校三年生のときに流れていた。
最後ビアガーデンで同僚たちと「かんぱ~い」とグラスを重ねるOL(山崎直子)の様子に心躍らせた。
ついでに言うと、このころから資生堂信仰者。オプチューンのこのパウダーもわざわざ宇都宮のロビンソン(当時)まで行って買っていた。

何度も女子会を重ねてきたが、今日は「あの頃の念願が叶った」と強く実感できた。アルコールに、というか「アフター6を謳歌する自分」という実感に酔った。
先述のI田さんの「部下に好かれる自分!かっこいい!」という感覚とあまり変わらない気がする。
主観と客観のずれなんて、案外誰にでも起こる事象なのかも知れぬ。

そして今。あのCMが流れていたあの時代にあのバイト青年が生まれたという事実に酔いが醒めそう。







煙草一本分の会話

2014年05月22日 22時43分58秒 | Weblog
昨日作成した書類。
社長はちゃんと目を通してくれ、
「あ、これよく調べてくれましたね」
と言ってくれた。
毎月毎月、もう本当に地味すぎる情報収集の末に完成させる書類なので評価されて嬉しかった。
来月も頑張ろう。



少しだけ肌寒く、カラッとしていて晴天。
こんな日は嬉しい。

しかし定時を過ぎた途端、急に遠くの雲が厚みを増してきて、黒い塊となって迫ってきた。
日差しはまだ強く、隣のビルからの跳ね返しが鋭かった。だがそれも次第に弱まり、いつの間にか窓の外は真っ暗だ。
遠雷の轟が聞こえる。

危機を察知した吉熊上司が
「じゃ、お先に!!!」
と急いで帰っていくのを見て、私も急いで帰り支度をする。

が、時既に遅し。


帰ろうとしてドアを開けようとしたら何かが壁やドアを「カンカン・・・」と当たる音がした。雹だろうか。
外出中だった社員がちょうど帰社してきてロビーに入るなり「降ってきたよ~すごいよ~。今は出ないほうがいい」と言った。ゲリラ豪雨だ。さっきまで晴天だったのに。今年もこの季節がやってきたか。

仕事を再開する気もなくて、俺たちのオアシス・喫煙所へ。
「ったく、やんなっちゃうよなあ」
とスマホを片手に呟きながらイライラ気味で煙を吐く。
すると、他部署の来客(たまに当社に来ているエンジニアのおっさん)が入ってきた。
顔を合わせて挨拶をする程度の仲だ。

「雷が鳴っていますね。宇都宮の雷って凄いらしいですね」
と彼。
彼は私が宇都宮出身って知っているのだろうか。おっさん、エスパー?

「そうですよ。私、宇都宮出身ですもの。雷、地響きするんですよ。『雷都』なんて呼ばれています」
と嬉しげに答えると、彼は
「そうですか。ってことは、やはり餃子は正嗣ですか」
と聞いてきた。

おおおお!!!!
一気に親近感が湧くではないか。

彼は年に一度の会社のイベントで宇都宮に行くらしい。
現地の友達が各店の餃子を買ってきてくれて食べ比べたところ、正嗣が一番美味しかったそうだ。
ナカーマ。

一本吸い終えたところで彼は仕事に戻ってきた。
窓を開けると小雨になっていたので駅までいざ出発。


そろそろ傘が手放せない時期に突入する。
クマ傘の出番が多くなる。
この子といると雨の日の苦痛が和らぐ。




さて、明日は女子会♪
飲み放題。
飲むどー!!!!!!!!


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こらえてつかあさい

2014年05月21日 23時31分26秒 | Weblog
毎年5月20日の晩から翌日21日の早朝まで、津山事件に思いを馳せるのがここ数年のスタイルだった。
年に一度だけ活性化するmixiの「津山30人殺し(津山事件)」コミュのトピック「5月21日午前1時40分」を更新し続ける。都井睦雄が自殺(「もはや夜明けも近付いた、死にましょう」)するまでを誰かの実況で感じる地味なイベントだ。
一昨年は金環日食と重なり、会社に早く行くべく、かなり寝不足MAXだった。
(2012年5月21日「瑠璃色の地球」)
しかし、今年は睦雄のことを思い返せなかった。一週間前までは覚えていたのに。手帳にも「都井さんの件」って書いていたのに。ショックである。ムッチー、こらえてつかあさい。

【津山事件】
津山事件または津山三十人殺しは、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。
2時間足らずで30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡し、3名が重軽傷を負うという、犠牲者数がオウム真理教事件(27名)をも上回る日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件であった。(Wikiより)

21日午前1時40分頃、一人目を殺害
午前3時頃、三十人目殺害
午前5時頃 睦雄自殺


事件そのものが猟奇的であることは明確なのだが、睦雄がなぜあのような事件を起こしたのか、その経緯も考えさせられる。




今日のお昼はまたあの有名シェフの店の弁当。
一つ一つのおかずがやたら凝っている。
そして美味しい。
口が肥えないか不安。


お昼をたくさん食べたせいか、午後は仕事が捗り、店別分析ともう一つの書類を完成できた。
残業後、吉熊上司は書類をシュレッダーに入れながら「今日本屋に寄らなくっちゃ」と言う。
息子にコロコロコミックを買ってきてと頼まれたそうだ。
今、少年の間では「妖怪ウォッチ」なるものが人気だという。
吉熊上司曰く、あのポケットモンスターを凌ぐ勢いなのだとか。
今回のコロコロコミックには「妖怪ウォッチ」の特別付録が付いているもよう。
「(本屋の人に)俺が読むのだと思われないかな」と言う吉熊上司はなんだかとても嬉しそうだった。


私も、小学生のとき、父が小学館から出ている「小学二年生」を携えて帰宅するとテンションが上がった。
「のんきくん」「つるピカハゲ丸」が好きだった。あとやはり付録が魅力的だった。
吉熊上司の帰りを待つ彼の息子さんと当時の自分を重ね合わせ、しばしノスタルジックな夕暮れ。


あんなに手塩にかけた娘が三十年後の初夏に「こらえてつかあさい・・・うへへ」となるだなんて父は想像していなかったに違いない。クマパパ、こらえてつかあさい。

父は退職後、新しく建てた家でくつろぎ、また庭で大工仕事をしてロハスな日々をエンジョイしているっぽい。








美しくあろうとするのは自分の為

2014年05月20日 23時07分17秒 | Weblog
もう何度読み直したかも定かではない嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」
そのなかの「モンチッチの誇り」・・・ラインマーカーを引きたくなる部分がある。

モデルの「君」は、ある日「僕」の許を去っていく。やがて「君」が「僕」に寄越した一枚の写真。喫茶店・光の前に佇む「君」は、モデル時代の姿を捨て、モンチッチのような姿(太った上、髪型を変え、赤いオーバーオールを着用)になっているではないか。いても立ってもいられなくなり、「君」に会うべく小樽に行く「僕」。しかし、なかなか見つけられない。ようやく小樽の教会で再会したときの「君」の台詞。



「美しくあろうとするのは自分の為。私は人の為に美しく装うとしたことがない。それなのに貴方の前に立つ時、私は私の為にではなく、あなたの為に美しく、可愛くあろうとしてしまう。こんなに弛んだ、ふやけた精神を持っていては駄目なの」


これ、素敵。この繊細なんだけどでも武士のようなブレない精神こそ、嶽本先生の真骨頂ではないか。
自分もずっとこの「君」のようなことを考えていた。それを野ばら先生がうまく表現してくれたなという嬉しさ。すっきりした。

毎朝化粧をするわけだが、別に綺麗に見られたいからするのではない。自分が心地よくいられる為にマスカラを塗っている。自己満足の世界だ。
また、服装も然りである。「人事部好みの服」を意識してスーツを着用しているのではなく、幼きころより自身にあったOL像がたまたまスーツを着用していて、それが成長の過程で憧憬と重なって、その結果着用しているだけである。自分のミクロな好みと取巻く世間が求めてくる欲求がうまく合わさっただけで、別に人事部に迎合しているわけではない。

「美しくあろうとするのは自分の為」いい文章を知った。
私、36歳。これからもこのポリシーで行きたい。


小樽の「光」には一昨年の夏休みに行った。
午前中の静けさがレトロな店内に広がっていて居心地が良かった。






その後、北一ヴェネツィア美術館でコスプレを堪能したんである。

「美しくあろうとするのは自分の為。私は人の為に美しく装うとしたことがない。」という言葉を胸に。





今年も暑くなりはじめた。
夏の旅に思いを馳せる。


お疲れ月曜日

2014年05月19日 23時24分15秒 | Weblog
チャゲアスファンだとずっと公言していた喫煙所仲間のT端さん(中途、同じ歳)と喫煙所で遭遇。
彼はチャゲアスのCDはもとよりDVDまでもを所持している。
「いや~、ひたすらショックっす」
とがっかり肩を落としていた。

「まあ、歌に罪はないので」
と私が言うと
「良い事言いますね」
とT端さん。

私も大好きな小室哲哉様が逮捕されたときは、ひどく落ち込んだ。
ファンは、好きなアーティストが逮捕されると、まるで自分が逮捕されたんじゃないかっつーぐらいにショックを受けるものである。T端さんの気持ちがよく分かる。




今日も忙しかった。
本来ならば月初に提出する店別分析、まだ行えていない。てか、今、経費分析なう。そんな折、社長から大量にコピーを言い渡される。しかも会社が暑い。イライラ・・・。

「店別分析、忘れているわけではないです。必ず今週中には出しますよ」
と、思わず吉熊上司に予め言ってしまう。
彼が
「まだ出していないじゃないか。さぼってるな」
と思うわけないのは重々承知なのだが。言っておかないと心が落ち着かないし焦る。

「ああ、うん」
と吉熊上司。







今日は会社帰りに歯医者さんへ。
「髪長いんですね」
と前掛けをかけながら歯科衛生士が言う。
・・・いつも、私に苦痛を与える人である。・・・和解の歩み寄り?

今日の治療も引き続き、歯茎と歯の境目の治療。レーザーみたいな熱い何かを照射されるのだが、その間、歯医者さんと目が合って、照れてしまう。目のやり場に困るとはまさにこのことである。


疲れたなあと思うがまだ月曜日。
金曜日の女子会に向けて体力を温存しないと。

明日は経費分析を終えたい。






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