世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

盲目的で従順な愛を叫ぶ

2009年06月30日 22時55分09秒 | Weblog
心療内科デー。

パキシルを処方され忘れて痺れやイライラを覚えたというマイミクさんの日記を読み、パキシルへの盲目的且つ従順な愛がより芽生えている昨今の私。
今日も退社後、駅までダッシュ。
曇天の空の下、蒸し暑さに負けずに、「パキシル、いねがー!」とナマハゲになりながら爆走。

待合室に入り、ボンヤリしていたら、診察室から声が聞こえてきた。
たまに、声の大きな患者さんの話がこのように筒抜けになることがある。
一生懸命に愛を語ってるっぽい。
心療内科の中心で愛をさけんじゃってた。
平井堅の「瞳をとじて」が頭を過るぜ…。

時々合いの手を入れる落ち着いたクマ医師の声まで聞こえてくる。
アンニュイで、フランス人のような宥めっぷりだ。
その愛を叫ぶ患者さんの診察はだいぶ時間がかかったが、今日の待ち時間は1時間30分!快挙である。
今日は嶽本野ばら先生の「鱗姫」持参。
「~ですことよ」という口調が素敵ですわ。
読んでいると感染してしまいますことよ…おほほ。
数年前、本作品を読了したはずなのであるが、惨殺の女王「バートリ・エルジェーベト」についての記載とか忘れていた。


さて診察。
最近、二人の自分が自分の中で戦っていて…その戦いに疲れている自分を語った。
一人は今までの弱い私。
もう一人は強くなった自分。

診察室の中心で自分を熱く語っちゃってた。

「ご自分を責めるようなことはなくなりましたよね?」
とクマ医師。

「あ…はあ。たまに」
と私。

「どーして?あなたは悪くないじゃないですか?」
力説するクマ医師。

「そーですよね」
と私。

そんな認知行動療法的な会話を展開。
歪んだ骨盤を矯正するときに若干力を加えるが、認知の歪みも然りである。

我々の上記のような会話は暫く続いた。

工藤静香の「慟哭」
聞けよ
イヤよ
聞けよ
知ってるわ~

のフレーズのようだ。


「他の悩みは?」
と尋問されたが、とりとめて彼に報告することはない。

「不安が沸き起こりましたら、モグラ叩きの要領で、次から次へと忘却するように心掛けてますわ」
と、さっきまで読んでいた鱗姫口調で答えた。

「モグラ叩き」という比喩に感動したっぽいクマ医師はしきりに「良い表現ですね」と感心し、笑っていた。

しかも今日の診察でタメ語的口調で論じてきたクマ医師。
気のせいか?

そんなこんなで今日もソラナックスなし。パキシル、マイスリー、パリエット、あと存在感が薄い漢方薬を処方された。

薬局に行き、すっかりマブになった薬剤師さんと話をした。
昨日、最後にあの心療内科の患者さんが処方せんを持ってきたのは、なんと22時30分だったらしい。
18時予約で4時間も待たされたその患者さんはとてもぐったりとしていたそうだ。
今日の診察でラッキーだった。

薬袋を抱きかかえて歩く夜道は、一番安堵できる時間だ。

それもつかの間。

2週間後。
私はまた「パキシルいねがー?」のナマハゲになるのだから。
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私の中の戦国大合戦

2009年06月29日 21時40分56秒 | Weblog
自律神経には交感神経と副交感神経がある。
緊張や興奮すると交感神経が、リラックスすると副交感神経が頑張っているっぽい。
最近、嫌なことに遭遇すると、私の中で交感神経と副交感神経が壮絶な戦いを開始する。

「…んもう嫌!…だめぽ…イライラ」
「ま~のんびりいきましょうや~まったりまったり」
「何でそんなに穏やかにいられんの?お前」
「ふふふ。副交感神経だからよ。イライラしたって仕方ないじゃない。うふ」
といった具合に。

この戦い…ちょっとした桶狭間のようである。
桶狭間の戦いが展開しているうちに嫌なシチュエーションは過ぎ去っていたりする。

戦いと言えば、「クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦」である。
この作品は私の中で5本の指に入るぐらい好きだ。
クレヨンしんちゃんといえば、PTAの人々が嫌うお下劣極まりないと評されるアニメ番組だが、これには裏切られた。
戦シーンのスケールの大きさ、ストーリー、丁寧で詳細な戦国時代の描写は秀逸である。



3年半前に初めて観たときの感想はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/ryoko-davidoff/e/22325c3596406c37eb1fca8f208f2fc7

本作品は劇場版のもので、映画館で多数の同伴者(親)を泣かせたとして有名な作品だ。
廉姫と又兵衛の切ない恋物語、そして野原一家の結束力「野原一家ファイヤー!」…思い出すだけで、嗚呼涙が出てくる。
文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞を初め、数々の賞を取った。

あの作品が実写版となるらしい。
BALLAD 名もなき恋のうた
監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督。
こりゃ、楽しみだ。
公開は9月。
まだまだ先…。
8月の夏旅が終わったあとのもう一つの楽しみといったところだろうか。

…って楽しいことを考えているときの私の中は、副交感神経がだいぶ勝っていると思う。


BALLAD 名もなき恋のうた 30秒CM
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告げる人

2009年06月29日 21時13分48秒 | Weblog
選挙前になると必ず電話をしてくる友達がいる。
「●●●(政党名)をよろしくね」
と。

彼女とは小学校3年~4年生の時に同じ組だった。
中学時代は同じ中学に通ったものの、彼女は学校に来なくなってしまった。
だから近況はもとより中学時代からの彼女のことは全く知らない。
記憶にあるのは、重めのおかっぱ頭とグレーのスボンを履いていた彼女の姿だけだ。

なのに、選挙前になると必ず電話をしてくる。
近況報告なんて一切なし。
彼女が告げてくるのは●●●の素晴らしさだけ。

私って…何?

と思うと共に、彼女は選挙を告げるメッセンジャーなのだと思うようになった。
ちゃんと私を当時のあだ名「りょうこっこ」と呼ぶ彼女。
彼女の中の私も、きっとあの頃のままなのかもしれない。
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こうして大人になる 夜も怖がらなくなる

2009年06月28日 22時38分27秒 | Weblog
大学時代の友達M子ちゃんと遊んだ。
12:00、高崎駅で待ち合わせ。
車で迎えに来てくれた。ありがたい。
M子ちゃんとはゼミが一緒ではなかったんだが、なぜか仲良くなった。卒業後、彼女は群馬に帰った。
今年3月に久々に会ってからまた連絡を取るようになった。
気遣いができる素敵女子なのは10年前と変わらず。

彼女にはいつも本音を話せる。
臭いことを論じてもちゃんと受け止めてくれる。

車は高崎駅を出て、一路、軽井沢へ。
アウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」を目指した。
久々に会う女子が展開しがちなガールズトークを炸裂。
学生時代と変わらない。
「ここは1号館の学食か?」的懐かしさが込み上げてくる。
あの頃と違うのは、仕事という話題のエッセンスが入ったことぐらいだろうか。
お昼は「trattoria Quattro(トラットリアクアトロ)」にて。
適当にチョイスした店だったが、居心地が良かった。

アンチョビのピザは塩味が程よく、本格的なチーズもふんだんに使われていて美味しかった。


蕪のパスタ
さっぱり風味。麺がムチムチしていてグー!


ここでもガールズトークを展開。
前向きな彼女は習い事や読書、勉強、恋愛に余念がない。
常に自分を磨いていてすごいなって思う。
かと思えば、一人で愛車を飛ばして様々な所に出掛けているらしい。
那須のテディベアミュージアムにも行ったとのこと。
そのような、自分と類似点を持っている彼女とはいつまでも友達でいたい。

私の悩みごとも聞いてくれた。
彼女のポジティブなアドバイスは、胸に沁みた。
ありがとう。

アウトレットモールは、多岐に渡るブランドショップが軒を連ねていた。
ロペ、アニエス、ナチュビュ、ローラアシュレイ…今まで行ったアウトレットモールの中で一番お店の種類が豊富だった。

時間を決めて解散。
M子ちゃんはたまにここで買い物をしているのでショップマップを脳内で把握している。
私は初めてなので、地図を片手にウロウロ。

靴屋さんにて私はpittiのパンプスを購入。

M子ちゃんはお洋服を買ったようだ。
二人でウハウハ。

小腹が空いたのでクレープを買って食べた。
アイスとイチゴのクレープ。
蕎麦粉を使った生地らしいが、二人して「蕎麦の味、しなくない?」という一致した意見…。


軽井沢に着いた瞬間に思ったんだが、湿度が低くて過ごしやすい。さすがは避暑地である。東京を経ったときはすこぶる暑かったのに。

夕方、高崎に向かう。



またもやガールズトーク炸裂。
下方面に爆走し、車内は「愛・子宮博」みたいな様相を呈していた。
盛り上がりがピークに達したところで、高崎駅に到着。

「じゃ、またね~」と手を振り、夕暮れに消え行くM子ちゃんの車を見送った。

もう大学時代に戻れないということは、この10年のあいだで痛感した。
懐かしむことはできるけれども、絶対に戻れない。
でも、あの時の自分が出来なかったことをできるようになったということが今は嬉しい。


こうして大人になる
夜も怖がらなくなる
街中で居る場所なんてひとつでいい
体中から愛があふれてゆく


って華原朋美が「I'm Proud」で歌っていた(full version)。

大学時代は、大人になんかなりたくなくて、あの歌詞の意味を理解できなかったが、今ならばなんとなくわかる。

過去に戻ることへの諦念。
でもその裏にある新たな喜び…というか。

でも「街中で居る場所」は「ひとつ」では物足りない。
だからこれからも探し続けるだろう。私は。

そんなことを思い、高崎線に揺られた。
かなりリフレッシュできた休日だった。
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考えごと

2009年06月27日 22時26分29秒 | Weblog
昼に起きて、ぼーっとする。
二日酔い…。

昼過ぎにデジタル放送の為のチューナーを取り付ける業者が来ることを思いだし、「こりゃ、いかん!」とスイッチが入ったかの如く、掃除モードになる。
っても、散らかしたものをクローゼットに押し込めるだけ。
で、掃除機をかけて終了。
偽りの美しさである。

チューナー取り付けは大家さんのご厚意。ありがたい。
私が住むアパートの大家さんは災害時のときを考えて、乾パンや水をくれる優しい人である。
取り付けは15分ぐらいかかった。
使い方の説明を受けて、終了。
これでBSなどを楽しめるらしい。


昨日から今日にかけて、色々な考えが私の中で錯綜している。
整理するべく、箇条書きにしてみた。

・マイケルジャクソンの皮膚病。尋常性白斑。これ、…ぢつは、私の臀部にもある。私のはほんの一部。地図のような形をした斑点だ。風呂上がりに臀部を見ると、その異様な白さが一層目立つ。漂白したかのような白なのである。別に誰にも見られることもないので悲観的になることもないのだが。ただ、少し気になる。

・昔、マイケルジャクソンのゴム製のお面が我が家にあった。父が東京出張の時に浅草の仲見世で買ってきてくれたものだ。小学生だった私は友達とこれで悪戯をした。竹馬を逆さまにし、お面と友達マイコちゃんのジャンパーを着用させて道端に放置しておいた。出来はけっこうリアルなものだったような気がする。通過する人々は偽マイケルを見て一様にギョッとしていた。「まさか雀宮にマイケルが!?」みたいな。やはり偉大な人だったな、マイケルジャクソン。小室さんが「マイケルジャクソンに曲を提供すっかも」みたいな話をしていた記憶がある。実現されず、残念だ。

・この3年間のメンタル面。比較をすると安定基調を維持できていたと思う。予期不安が薄くなった。パキシルのせいか、認知行動療法のせいか、はたまた相乗効果なのか。わからぬ。
しかし、日常生活で嫌なことに遭遇すると、「あー…」と塞ぎ込む自分。
クマ医師によって築かれた認知の歪みを取り払われた自分。
二人の自分が葛藤しているのを感じる。
時々、そんな状況に疲れてしまうときがある。
「ココロがギブアップしそう」
クマ医師に会いたくなる、頼りたく思うことが、ここ1ヶ月の間で数回あった。
でもそうしなかったのは、「認知の歪みを取り払われた自分」が勝っていたからなのだろうか。



明日は大学時代の友人M子ちゃんに会いに、群馬に行く。
夕方、お土産を買いにお出掛けをした。
夕闇の下町を歩くとテレビの音やバスクリンの匂い、カレーの匂い…様々なものが漂ってくる。
ここで生まれ育ったわけではないのだが、これらに懐かしさを感じる。

M子ちゃんへのお土産を買ったあと、行きつけの喫茶店に寄り、ボーナスの使用用途や夏旅の計画を立てた。
欲しいものリストを作り、検討。
また夏旅で行きたいところ、やりたいことを一気にまとめるんである。

昨日の株主総会終了で、夏の煩悩が解禁された感がある。


人間は考える葦だと言った人がいた。
本当にそう思う。

この二日間はじっくりと様々なことを考えることができた。

たまにはそんな時が必要なのかもしれない。
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夏爪

2009年06月27日 20時13分37秒 | Weblog
夏解禁ということで、明日はサンダルデビューをする予定。
久々にペディキュアを塗ってみた。

アナスイ303番。

ポップなピンク色が愛らしい。
これで素足で歩ける。
サンダルを履く夏の最初の日って、なんだか足元がくすぐったく感じる。
独特の解放感というか。
いつもはストッキング&パンプスを纏っているので余計にそう感じるのだろうか。
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あのひとりっぱな 風見鶏 わたしは小さい ニワトリよ

2009年06月26日 21時57分54秒 | Weblog
株主総会、無事に終了。

最後、役員と共に事務局員も株主さんにお辞儀をする。
その瞬間、私の夏がキタ。
紛れもなくあの瞬間にやってキタ。
社長の背中の後ろで、一人で夏の到来を感じる。
ココロは既に尾道や京都に行ってしまった。

後片付けの後、後輩女子Cちゃんと記念撮影(私は向かって右)。
茶漉しと急須を持って…。


昼食は会社から出る。


満腹感と安堵感で、一気に眠くなってきた。
起きたのが早朝なので、無理もない。
化粧直しをし、キューピーコーアゴールドを1錠飲んで、午後は普通に仕事。

定時に上がり、部内で打ち上げ~♪
@会社の近くにある串揚げ屋さん。
次から次へと串刺しの何か(魚とか肉とか、あと数の子?)が各々皿に置かれ、それを油(?)の箱に入れて食するんである。←システム不明。でも美味しかったからいいや。
他の料理も大変美味しかった。
お酒は程々に。
黒酢なんとかのロック×1杯とカシスウーロン×4杯。



話題の7割はやはりマイケル・ジャクソンの話。

話題の2割は●●●ィ~(部長)が前に在籍していた日本を代表する某巨大企業の株主総会について。
彼は前の会社でも株主総会を担当していたらしい。
そのときの話を饒舌に語っていた。
規模が違うと、ここまで違うのか…っていう話を聞けて大変興味深かった。
想定問答3,000件を暗記していた●●●ィ~って…。どんな頭脳をしてるんだ?

何の話の流れか。
●●●ィ~が谷山浩子のファンだったことが判明!!!!
「恋するニワトリ」とか知ってて、驚いた。

で、二人で
「ココ コココ ココ ココ コココ 恋は恋は恋~♪」
って、ハモッてた。

恋するニワトリ


この歌の主題は、風見鶏に恋したニワトリが想像妊娠をして卵を産むという、何とも奇天烈な歌なのである。

総会屋から恋するニワトリまで、話題が豊富すぎるぜ、●●●ィ~。

帰りにコンビニに寄って帰宅。
この鍵を開ける瞬間って、来るもんあるんだよなー…。


お疲れ、自分。
明日はゆっくりまったり過ごそう。

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藍玉の力に守られて

2009年06月25日 22時06分49秒 | Weblog
いよいよ明日は株主総会。
今日は午後から会場設営をせっせと行った。
日がじんわりと、でも強く照りつける中を荷物を運びながら歩く。
日焼け止めクリームを大量に塗っておいてヨカッタ…。
後輩女子2人(我々3人女子は栃木出身。別称:栃乙女レンジャー。合言葉は「いきいき栃木っこ」)との絶妙なコンビネーションが麗しい。

夕方、役員さんたち&その他社員&弁護士さん登場。
恙無く終了。
明日もこの調子でガンガレ、社長。


帰り際、●●●ィ~(部長)に
「アナタ、いつから事務局であの仕事(社長の尻叩き)してるんデスカ?」
と言われた。
「店舗から本社に来てからずっとやっています。今回で9回目です」
と答えると、何やらニヒルな笑みを湛えていた。
来年から総会を根本的に変えたいとかなんとか思っているらしい。

私が、間違えを指摘するために叩くと、社長は大変驚くとのこと。
「お手柔らかに叩いてあげて」
など●●●ィ~に言われた。

こちらも仕事だからなぁ。

「最終的な判断はあなたのセンスに任せマス」
ということで話が漂着したが、それってどうなんだ?
いいの?
私のセンスで?

クタクタになり帰宅。
総会前日の儀式は、明日着用する宝石たちをキレイキレイすること。
宝石ってけっこう汚れるんである。
中性洗剤を混ぜた水を器に入れて、幼児用の歯ブラシで磨くと、水が濁るぐらいに。
今日みたいに日焼け止めクリームを塗った日は特に汚れやすい。
キレイキレイした宝石は輝きが一層強くなるので、石の効能が存分に発揮されるような気がする。
私の中での株主総会用リングといえば、中石…アクアマリン、両脇…ムーンストーンのもの。
これ、定説。
これ、無敵。

ガンガルゾー!

今日は早めに床に入ります。
おやすみなさいまし。
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よく寝た・・・

2009年06月25日 06時00分03秒 | Weblog
昨日はどうも気分が不安定で、久しぶりにソラナックスの世話になった。
帰宅して、母に電話をし、それからの記憶があまりない。
愛しのクマたちと戯れていたら、どうやら寝てしまったようだ。

夏旅の予定を立てようとしていたのに。
5時ごろ、冷房の寒さで起きて今に至る。
よく寝たから良しとしよう。

今日は株主総会の会場設営と最終リハーサル。
その後、役員の食事の執事(?)

がんばるん

画像は、吉熊のお守りバッグを密かに狙うクマ先生の図。
クマ先生、目が怖いYO!
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日焼け止めクリームの匂い

2009年06月23日 22時38分02秒 | Weblog
何?
この蒸し暑さは?
日本って、こんなに暑かったっけ?

忘れてたよ…。
なめていたよ、日本の多湿。

一気に熱帯雨林気候になったようなこの蒸し暑さ。
昨夜、ベランダに出たところ、熱風が吹きすさんでいた。
暢気に蒸し暑さを捉えていたら、今朝、駅に向かう途中、暑さでクラクラしてしまった。

まだ暑さに体が慣れていなく、自律神経失調症気味な私には過酷な状況である。

朝、日焼け止めクリーム(アネッサ)を塗る。

日焼け止めクリームの匂いって夏を感じさせる。
私が初めて日焼け止めクリームを使用したのは高校1年生の夏休み。
家族でグアム島に行ったときだ。
節約家の母が、意外にもスポーツビューティーの日焼け止めクリームを用意してくれたんである。

背中など手の届かない箇所は家族で塗り合う@ビーチ…かなりの仲良し家族だった。…弟もまだファンキーではなかったし。

私の背中は「適当でいいよね~」みたいな扱いをされていた。
斑に塗られた結果、斑模様になった。
日焼け止めクリームを塗ったところと塗っていないところが明確に分かれていて、ご丁寧に手形まで刻印されていた我が背中…。
ちょっとしたいじめである。

合わせ鏡で見たとき、けっこう衝撃的だった。
また、その数日後に開催された学習合宿で風呂に入る際、クラスの女子に「どどどど…どーしたの?亮子の背中」と驚かれた伝説を持つ。
別に入れ墨を彫ったわけでもないんだが。


日焼け止めクリームの匂いは、甘い夏の思い出を纏うんである…ということを、珈琲と煙草を口にしながら「ダバダ~♪」と鼻唄混じりに書きたかった。

なのに、私の背中云々の話で日記が終わってしまいそう。

てか、終わるっぽい。

ダバダ~♪
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移転

2009年06月23日 22時37分38秒 | Weblog
私が3年間通院している心療内科がもうすぐ移転するらしい。
連日大盛況すぎて、待合室を確保するから云々とのこと。

帰り道に面したあの心療内科。

電気が灯っていると
「クマ医師…まだ労働してんのね」
と確認していた。

移転先は少し奥まってしまうもよう。

少し寂しい。
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沖縄 慰霊の日特番「“集団自決” 戦後64年の告白~沖縄・渡嘉敷島~」

2009年06月22日 23時41分48秒 | Weblog
愛する家族を自らの手で殺めるということは、憎む人を殺めるよりも、辛い…ということを知った。

沖縄 慰霊の日特番「“集団自決” 戦後64年の告白~沖縄・渡嘉敷島~」
1945年、沖縄戦の“集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。現在82歳、認知症の症状が出て入院してもなお、64年前の“あの日”のことを思い続けていた。「なぜ家族を手にかけなければならなかったのか」。戦後64年、苦悩し続けてきた男性の心の軌跡。(NHK総合 22:45~23:28)

集団自決とは、「国家のために命を捧げよ 生きて虜囚の辱を受けず、死して罪過の汚名を残すことなかれ」といった皇民化教育、軍国主義教育による強制された死のことである。
当時18歳だった金城さんは、64年前の3月28日、両親と幼い妹と弟を渡嘉敷島の谷で殺めた。
徹底的に叩き込まれた戦陣訓に則って。

結局、捕虜になった金城さんは、生き延びた。
自分が幸せと思うたびに、自分の手で殺めてしまった妹や弟を思い出すという。
「あの時、生き延びていれば…妹も弟も、今、幸せを味わえたのかもしれない」

金城さんが背負っているものが重過ぎて、涙も出なかった。
ただ、彼が語る「事実」に心が火傷したかのようにヒリヒリ痛んだ。
もしも、自分が家族を殺めなくてはならに状況に陥ったら、私は気が狂うだろう。
想像するのもおぞましくて、怖くて、苦しい。

そんなことを人に課したあの戦争って一体なんだったんだろう。

認知症になり、たどたどしくなりつつも、3月28日になると、那覇市内の病院の窓から渡嘉敷島を眺め、手を合わせる金城さん。
64年経過しても金城さんの戦争は終わっていない。
きっとずっと終わらないんだと思う。
誰にも終わらせることはできないのではないだろうか。



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山の音

2009年06月22日 21時47分07秒 | Weblog
いよいよ梅雨本番というような蒸し暑さに、一瞬怯む仕事中。

今朝は朝礼後、吉熊上司と私は社長に呼び止められた。
ぼんやりとしていたので不意を突かれた。
なんなんだべ?

どうやら先週末に届けた書類の纏め方が気に入らなかったのかなんなのか…。
よく分からないことを言われた。

結局は吉熊上司が対応してくださった。

昼休みは、喫煙しながら読書。
川端康成を読んでいる。
たしか、高校時代、読書感想文で「眠れる美女」について書いた。
現国のウスイ先生に引かれたような気がする。たしか。

古典的な文章に仄かに薫るエロス…萌え。
週刊紙の見出しのような単刀直入的表現よりも、何枚もの絹のような柔らかな襞に隠された奥ゆかしい表現の方がグッとくるぜ。
川端康成、すげーよ!
今日読んだ「山の音」なんて、ぶっちゃけ、舅が嫁にドキドキする話。昼ドラみたいにならないところがスゴい。



帰りにタイスケくんに声を掛けられた。
某部署の男子と一緒ではないか。
某部署には若い素敵な殿方が二人いる。
前々から彼と話したかったんだよな、俺。
タイスケくん、GJ!

その彼、ナントカくん(名前を聞いたが忘れた)は、受け答えがしっかりとしていた。
こーゆー社員を見てると、木偶の坊みたいな私と優秀な彼が一緒の環境で働く…会社ってまるで人種の坩堝のようだと思ってしまう。

若い女子が入ってくると一気に色めき立つ殿方の気持ちがよく解った。

「山の音」の舅の気持ちか!?
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どりどり…?

2009年06月22日 01時30分04秒 | Weblog
昨日買ったマキアージュのマニキュアを塗り終えた。
桜貝のような上品な光沢が我が爪に宿った。
なかなかの発色である。
うふ。

資生堂のビューティアドバイザーの真似をして衝動的に購入してみたんだが、期待以上に塗り心地と仕上がりが良かった。
彼女は2度塗りだったらしいが、私は3度塗りを施してみた。
若干濃くはなったが、透明なので嫌味な印象は受けない。

明日も天気が悪いみたいだが、せめて指先だけでも明るくしたい。
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雨の日曜日

2009年06月21日 21時36分09秒 | Weblog
帰省3日目。
今日は雨が降ったり止んだり。
THE・梅雨のような天気だった。
昨夜の疲れがまだ残っていたので、今日は家族でお家でまったり。

結局、昨夜の入眠時刻は明け方4時…。
昨夜、酔っ払ってブログに書けなかったことを追記しておこう。

・妹が横浜ベイスターズファンだということが判明(「熱き星たちよ」を熱唱。)あと、ゆずの「シシカバブー」は最高に盛り上がった。ミスチルの「花の匂い」で、妹はおばあちゃんを思い出して、メソメソ泣いていた。
・弟の「巡恋歌」に痺れた。「乾杯」で家族、涙…。
・父のハリマオ、月光仮面、大学校歌はマイクなしでも十分(声が大きすぎる…。てか、月光仮面って「おじさん」なのな。)
・母、黙々と井上陽水を熱唱。
・私は華原朋美の「I'm proud」で自己陶酔MAX。

いや~、本当に楽しかった。


夕方、雨上がりの庭を散策。
緑が今にも解けて零れ落ちそう。
癒し系のDVDや心療内科の待合室に流れているような緑豊かな世界が我が実家にあっただなんて…。
ちょっとした発見だった。






玄関に活けてあった梔子の花。
楚々とした花弁がなんとも美しい。

母のパソコンの動きが悪いので見てみた。
画像が無造作に放置されているではないか。
CD-Rに焼いて差し上げようと思い、
「ねぇ。余っているCDない?」
と母に尋ねた。
母ったら、一瞬考え、なんとCDケースを覗きこんでいるではないか!
違うってば!

夕御飯は、春巻き、鯖の味噌煮。
先ほど、母のCD事件を笑ったが、私の笑えないことが露呈されてしまった。
私、春巻きの中身と餃子の中身って同一だと思っていた。
…違うんだ…。

母が油塗れで拵えてくれた春巻きは美味しくて2本も食べた。


鯖の味噌煮。
これぞ、おふくろの味。


昨日の宇都宮東武の物産展で購入した秋田のお酒「しみずの舞」
さらっとしていて美味しいお酒だった。


来られないと思っていた妹にも久々に会え、また弟も仕事が忙しいのに集まってくれた。
両親にも甘えまくった3日間。
家族が健康でいてくれるのが私の切実な願いである。

雀宮駅発19:36の湘南新宿ラインで妹と帰京。
荒川の鉄橋を渡るときの恒例行事「娘モード→会社員モード」へのギアチェンジをする。
ゴムが緩みまくったパンツから、ふんどしに履き替えるような気持ちである。

今週はいよいよ株主総会が開催される。
もうこの仕事をするのも9回目なのだが、いつもこの総会前の一週間は緊張状態が続く。
この一週間は兎に角、体調に気をつけ、当日はいつものようにナチュビュのスーツと願掛けの指輪を嵌めて臨もう。

がんばるん♪

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