世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

8月31日の小学生みたい 2017

2017年08月31日 22時45分27秒 | Weblog
月末業務に勤しむ。

異動してから、さほど忙しくなく、たまにこれでいいのだろうか、と思う時がある。
今までやってきたことって無駄だったのかなって空しくなる。
割り切れれば気持ちが楽なのだろうけれども。なかなか難しい。


昼休みに、喫煙所(非常階段)から、ランドセルを背負った始業式帰りの小学生が歩いているのを見た。久々に友達と会ったからだろうか。彼らはテンションが高めで、あろうことか、傘を逆に開いてキャッキャしていた。男子らしい男子である。THE小学生男子。

ドラマ「東京ラブストーリー」で「8月31日の小学生みたい」という赤名リカのセリフがある。上京後して浮かない顔をしているカンチを夏休み最後の日の小学生に喩えたのである。毎年この日になると、あのドラマのあのシーンが浮かぶ。

以前も…
2011年8月31日 8月31日の小学生みたい


また、たまに妹と「赤名リカって今頃何やってるんだろうねえ」と話している。最終回を迎えても、人々の心に残って、そして「その後」を思いめぐらすことができる東ラブはやはりすごい。放送後26年も経っているのに。そう、当時私は中学1年生じゃった。若くて頭が柔軟だったからか、ドラマを何度も見返したからだろうか、台詞を克明に覚えていてちょっと怖い。さらに、東京都内・愛媛のロケ地巡り(聖地巡礼)などもしており、赤名さんに憧れて上京した自分は、ラヴが抜けてクマという要素が加わった「東京クマストーリー」を独自に展開してもいいんじゃね?っつーレヴェルである。今週末、渋谷で「24時間好きって言ってて…!」って叫んでいるかもしれない。きっと。

まあ、そんなこんなでカレンダーもあと4枚!!
は、早いお!!
先日、「あけましておめでとう」と述べあっていたのに。
一年の3分の2が過ぎようとしているだなんて、びっくま!
東ラブに思いを馳せている私を置いて、時は過ぎゆく…。

そうそう、吉熊を風呂に入れた。
お風呂タイムは突然に。

ハア~ビバノンノ♪
綺麗になって、さっぱりぽんだす。




撤回!!

2017年08月30日 19時38分47秒 | Weblog
先日のブログで「秋めいてきた」と書いたが、撤回!!
朝から超暑いじゃないか!!
駅から会社までの道のりで、体力の限界を感じ、何度も休憩した。
台風が近づいているので空気が湿っぽくて重い。息苦しい。

月末でやることがあるのにイマイチやる気が起きず。
夏の疲れが出たのかな。
キューピーコーワを飲んで覚醒。

午後から雷雨到来。
雷が多い宇都宮市に育った私でもその轟にビビってしまい、静かなオフィスで「きゃ!!」と声を上げてしまうほどだった。



先日、クマを一斉に洗った。
以前、会社の先輩に頂いたベトナム娘が出てきた。
ナグもハノイも吉熊も「なんて可愛い子なんだろう」と大興奮。
落ち着け~。




明日は月末。
月末業務、頑張ろう~!!






ダナン旅行の思い出
去年行ったハノイもそうだったのだが、いたるところで龍を見た。
龍が空を飛んだ後、ベトナムの地に降り、S字型のベトナムの地形にしたという言い伝えがあるらしい。またハロン湾のハロンとは 龍が降りるという意味だと去年ガイドさんが言っていた。
今年もたくさんの龍に会えた。

★カイディン帝廟


くりくりおめめがとってもキュート。
連れて帰りたくなるほど、超かわいかった。




天井にはたくさんの龍が描かれていた。






★阮朝王宮の龍



★ダナンの象徴ともいうべき龍橋



★番外編
龍っぽいけれども、鯉。
ダナンのマーライオンとも呼べる「鯉の滝登り像」である。



来年はどこに行こうかな~。
ってまだ夏休みを取得していない同僚もいるっていうのに。
気が早すぎだぜ、自分。




クマパパの晴れ舞台

2017年08月29日 23時26分42秒 | Weblog
昨日の夜、元同期からLINEがキター。
来月、ご飯をしましょう、とのこと。
誘ってくれて嬉しかった。
我々はみんなB型。気が合うのか、仲が良かった。
元気そうでよかった。
二人とも華麗に転職を果たしたので、その話とかを聞きたい。た
来月の花金@渋谷が楽しみである。

そして、今日の昼休みに研修講師に来ていた同期二名(上記とは別)と遭遇。
二人とも立派に見えた。

内定式から数えると、同期たちと出会って18年になる。
同期も私を含めて片手で足りるぐらいになってしまった。辞めていった子たちはみんな違う道をひたすら歩いていることだろう。塾の経営者、大学院に入り直し、などなど。

時々ふっと思い出す。
月一の新卒研修のあとに煙草片手に愚痴を吐きまくった飲み会。
休みを合わせて参加した合コン。
ほかにもいっぱい。ここに書けないことは墓場まで持っていくことにいたしましょう。




父は今日、現役時代の職場で開催された講演会に登壇したもよう。
若い現役世代に向けてお話をしたそうだ。
久々の晴れの舞台でハッスルする姿が目に浮かぶ。

現役時代の父は毎晩遅くまで働いていて、小学校時代、平日はあまり姿を見かけなかった。また、飲み会も多く、深夜に同僚などを連れてきては寝ている母と私たち子どもを起こして接待するように懇願していたので、結果、よく母と喧嘩をしていた。そんなこんなで、私は酔っぱらっている父があまり好きではなく、そしてべろんべろんに酔った男の人もあまり好きではない。

ずっと多忙な飲兵衛だと思っていた。
でも働いてみてわかったのだけれど、私は到底父クマパパにはかなわない。
仕事量も年収も。
退職してからは、新たに建てた家で読書三昧なクマパパ。
母ヨーコたんが作るお料理を食べ、庭をうろうろし、そしてまた読書、そして居眠り。
そこに孫(妹の子供)が生まれたものだから、今が彼の人生においての極楽ゾーンなのだと思う。

今日はお疲れ様、クマパパ。


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秋よ、来い

2017年08月28日 23時19分25秒 | Weblog
空気が入れ替わったのだろうか。
朝、窓を開けたら外気がひんやりとしていてテンションが上がる。
陽射しこそあれども湿度が低くて過ごしやすい。
秋が近づいてきたかのようで、心が元気になる。

今朝、マキアージュのアイシャドーを下してみた。
うん!やはりいい。
アジア人の肌と瞳の色に調和してくれるのだそう。
なるほど。悪目立ちせず、目元を華やかにしてくれる。
使用して3年になるが本当に秀作だと思う。









なんとなく、昨年買ったプラチナ製ダイヤモンドイヤリングを装着。夏は髪をハーフアップにしているので、イヤリングがないとやや寂しい。ダイヤモンド3石が落ち着いた華やかさをもたらせてくれる。






香水は、先日のベトナム旅行で、成田の免税店にて購入したMiss Dior。こちらも今朝、下した。ヘアスプレーなのだが、長時間、ほどよく香ってくれる。前々から憧れていた香り。髪が長いので、毛先が揺れるたびにほのかに香を放ってくれ、いい仕事をしてくれる。




ミクロ単位だけども、秋を感じられたからだろうか、気分は上々。
先日までの絶望が嘘のようだ。
秋はお洒落の季節。
昔から、これから暑くなるという不吉な春よりもクリスマスや年末に向かう秋に、私はお洒落をしたくなる。

まだまだ夏だけれども、これからは秋の訪れを感じてはいちいち喜ぶ日々が続きそう。


毎年8月末に日フィル×小林研一郎の第九のコンサートのチケットを入手する。
今年も頑張ったよ、S席。
場所は東京芸術劇場。



涼しさを味方につけて年末第九まで・・・マッハGOGO!!


吉熊上司から広島旅行のお土産をいただいた。
もみじまんじゅう。
飛行機で広島に行き、そこからレンタカーで観光をしたらしい。
「尾道は歩くと汗だくになっちゃうから、スルーしたよ」とのこと。
彼らしい。




ネットを散策。
女優の黒木華さんが嶽本野ばら先生の読者だったとは。
知らなかった。
黒木華さんの「自分にないものに憧れてしまう」偏愛ヒストリー






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省エネルック

2017年08月28日 22時59分54秒 | Weblog
羽田元総理が亡くなったらしい。
覚えているよ、省エネルック。


当時高校生だった自分はその省エネルックとやらにひどくぶったまげたものである。
半袖スーツ。スーツなのに半袖なのである(女性物の半袖スーツはあるけれども)。

もうね、当時はなんちゅうのかな、・・・おぼっちゃまくんのびんぼっちゃまを思い出してしまったばぁい。へけけ。


ご冥福をお祈りいたします。

都会のオアシス

2017年08月27日 21時52分07秒 | Weblog
キバナコスモスが私を呼んでいるような気がしたので、今日は浜離宮恩賜庭園へ。
新橋で下車し、汐留まで歩く。
この辺を舞台にした林真理子先生の小説「ウーマンズ・アイランド」を思い出す。
汐留という単語を出さずに汐留を描いた秀作。


近未来的で歩いているだけでもワクワクする。





さて、到着。





大きな楠がお出迎え。


三百年松も。

六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられた松


江戸朝顔も涼やか。



コスモス畑に入場。

トンボが写りこんでくれた。



















このレモン色のコスモス、華やかで好き。






背後の高層ビル群との対比も魅力的。



















吉熊も存分にコスモスと触れ合う。












そういえば今日は湿度が低くて、凌ぎ易い。
涼しい風、コスモス・・・秋近し?



巨大アロエ。




森の方まで歩いてみる。



都会の中とは思えぬほどの大自然を浴び、リフレッシュできた。



新橋駅まで歩く。
中銀カプセルタワービル、素敵。

カプセル型のアパートメントだ。


新橋駅のカフェで休憩し、日本橋を目指す。




写真家 沢田教一展――その視線の先に

2017年08月27日 21時20分17秒 | Weblog
日本橋高島屋へ。
「写真家 沢田教一展――その視線の先に」を見に行く。




戦下の人々、生き抜く姿 「写真家 沢田教一展――その視線の先に」


1965年からベトナム戦争で米軍に同行取材し、最前線での戦闘や兵士の表情などを数多く写真に収めた写真家、沢田教一。
妻・サタさんの協力のもと、傷つく市民や故郷・青森の風景、東南アジアの人々の笑顔などを撮影した沢田の眼差しにもスポットをあて、34歳で殉職した沢田の業績をたどる内容。


沢田さん、すごくハンサム。
俳優さんみたい。


沢田さんにピュリツァー賞をもたらした「安全への逃避」はあまりにも有名で、中学校時代、社会の教科書で見た。
また一昨年のホーチミン旅行で訪れた戦争証跡博物館で、沢田さんの功績を見た。
ベトナム一人旅 2



右端の赤ちゃんは沢田さんの助けにより生き延び、今もご健在とのこと。
先日、この展覧会にもお見えになったらしい。

11歳年上の奥様サタさんとの生活、青森で生きる人々、ベトナム戦争で傷つく兵士、住処を追われるベトナム人などの写真が展示されており、とても見ごたえがあった。
また、本展の写真はフエで撮られたものが多く、先月訪れたあのフエの景色と照らし合わせ、「あの悠々していたフエは40年前、こんなにも苦しみに満ちた場所だったのか」と思った。

なかでも、子供が恐怖で怯えている写真は、つい甥っ子と重ねてしまい、胸が苦しくなった。
反対に、幼くとも一生懸命に働いたり学んだりする子供、笑顔の子供の写真に救われた。


平和になったら、ベトナムの北から南へと、サタさんと撮影旅行に行きたいと言っていた沢田さん。
その願いは叶わなかった。
しかし本展の入場者が多いことは、沢田さんの写真が多くの人たちの心に根付いている証だと思う。
ファインダーを介して世界を多くの人に戦争の残酷さ、そこに息づく人々のまなざしを伝えてくださった。
この功績は大きい。


戦争の写真以外にも、恐山や弘前城から撮った岩木山の写真なども展示されていた。
大変見ごたえがあった。



ジャンキーな週末

2017年08月26日 20時32分53秒 | Weblog
一応午前中に起きて、カップめんでの朝食。
これ、超美味しい。
汁なし台湾ラーメン。


デザートは、白くま、ならぬ、黄ぐま。
マンゴーがたくさん入っていて、これまた美味。


吉熊も大満足。


マンゴー大好き。


昨日の化粧品の試供品、ほかにも化粧水やタオルまでついていた。びっくり。
大切に使わせていただきます。



今日も皮膚科へ。
皮膚科のロビーのゴージャスな水槽。






こういうのを見ると、淋しい熱帯魚を思い出してしまう♪


毛嚢炎はだいぶ落ち着いてきたのだが、しこりが残っていて気がかりである。
女医さんに切開しなくていいのかを尋ねたら、今すぐに切開をすると膿の塊がどうしても残ってしまうので3ヶ月のスパンが必要とのこと。
切開は紹介状を書くので近所の総合病院へ行ってケロとのこと。

とりあえず対処療法しか方法がないらしい。
またまたフロモックスを処方された。

書店やドラッグストアを見て回り、今日もすき家へ。
安定のチーズ牛丼。



ジャンキーな食事に満たされる週末。


高校時代の恩師クラタ先生から残暑見舞が届いた。
定年後は毎年、海外旅行をなさっていて、今年はドイツ10日間の旅をされたらしい。
お元気そうで何より。


今日はすごくゆっくり過ごせた。




自治医大

2017年08月25日 23時58分33秒 | Weblog
朝から気温30℃のなかを汗だくで出勤。
会社に到着する頃には心臓がバクバクしてからね、もう。
うちの祖母(父方)は2回ほど自治医大で心臓のカテーテル手術を受けている。
1回目は私が小学校4年生の時。
夜、父が運転するブルーバードでほぼ毎晩、家族全員でお見舞いに行っていた。
雀宮から自治医大まで往復1時間。
ことの重大性を知らぬ身としては夜のドライブといった感じでちょっとわくわくしていた。
夜の国道4号線、丸大ハム工場の観音菩薩、自治医大の大きな建物、白い廊下、薬のにおい、寝間着を着た祖母、心電図の音。
祖母の病室に行く際に集中治療室の近くを通るのだが、幼心に震撼したのを覚えている。
あと、親戚の誰かが送ったのか、祖母は当時珍しかった小型テレビをゲットしていた。
お見舞いに行くと、イヤホンで小型テレビに映る番組に見入っていた祖母は「あら、よく来てくれたこと」と目を細めた。
あと祖母の見舞いで覚えているのは、帰りにジュースを買ってもらったことである。
駐車場の手前にあった自販機で毎回両親にジュースを買ってもらい(ヨーグルト味)、ご満悦で車に揺られるのだった。カテーテル手術はうまくいき、ほどなくして祖母は帰宅した。手術の感想を聞くと、造影剤が入るとき、全身が熱くなったなどと語っていた。帰宅する日はちょうど金管バンドのクリスマス会に呼ばれていたのだけれども、断って祖母の帰りを待った。父が「亮ちゃんはおばちゃんが帰ってくるのが嬉しくて誘いを断ってまで帰ってきたんだよね」と親戚の人に言っているのを聞き、恥ずかしくてモジモジしていた。

2回目は私が高校生の時。高校がある駅の1駅向こうにある自治医大駅で降り、そこから歩いて見舞いに行っていた。主に土曜日の午後に訪れていた。
前回の入院時のときは遠くに感じた自治医大が、このときは近くに感じた。
成長するにつれて行動範囲が広がると、今まで遠いなと思っていた場所が近くに感じることがあるが、そのときも然りだった。祖母は相変わらずニコニコと私を迎えてくれ、お小遣いまでくれた。

心臓に風船を入れて膨らますという手術を祖母が受けるということは、子供心に現実味がなかった。今思い返すと、ドキドキしてしまう。もし私がカテーテル手術を受けなければならない状況になったら、大騒ぎするに違いない。あの2回の手術のとき、祖母は淡々としていたような気がする。明治生まれの女は強いっていうが、強すぎである。自分の身に不利益なことを言われたりされたりすると「ああ、そうかい?」とスルーしていた。スルースキルが高く、そういう意味でも強かった。
2008年に他界。遺言は「元気なときにいっぱい美味しいものを食べなさい」だった。生きていれば105歳。たまに時々会いたくなる。
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花金

2017年08月25日 23時38分15秒 | Weblog
帰りにイタリアンカレーうどんを食べた。
クリーミーでスパイシー。
量的にはもっと食べたいところなのだが、腹八分目に医者要らずなので我慢する。


いつもいくドラッグストアに行った。
今日はポイント2倍デー。
しかもこのお店の金券があるのよー!ひゃっほう!
アイシャドーは年に一度、この金券を使わせていただいて購入している。

しかし、改装中で休業していた。
がーん。
仕方がないので、近隣のマツキヨの割引DMを行使して、アイシャドーをゲット。
金券の期限は今年末だから、開店したら使おう。

私の愛用するアイシャドーは、MAQuillAGEのRS721。
なかなか機能性が高く、発色もいい。

サンプルをどっさり、いただきマンモス。


火曜日の心療内科の待合室で、嶽本野ばら先生の「鱗姫」を読み返しはじめ、本日読了。10年ぶりにマジ読した。
皮膚が鱗に侵されていく少女のお話。
生まれつき上腕にボツボツがある自分は、読み進めるのが辛くて何度か挫折したことがある。
幼稚園のゆり組のとき、ミチコちゃんという子と彼女とつるんでるアマガイ君という男子が「そのボツボツなおらないし、つぶさないと増えていくよ」と言っていたのを思いだし、当時のやるせない気持ちを思い出しては頁を閉じてしまったことがある。
そんなかつての自分を懐かしく思いながら今回は読んだ。
主人公の楼子は、なんちゅうか、逆境に抗いつつも、ハッピーエンド(なのか?)を遂げ、幸せそうなので、私も幸せな気持ちになった。グロいけど美しい描写に、心が惹き付けられた。


今週も終わった。
週末は、ゆっくりして好きなことをしたい。



楽しいこと

2017年08月24日 23時52分34秒 | Weblog
今日もすこぶる暑かった。その上、体調も良くなくて、今日もイライラ。もう耐え切れない。・・・もう耐えきれない 孤独の セレナーデ 虚像の海に流して 夢から覚めた 血塗れの天使を胸に抱いても I can not stop.(X JAPAN「Silent Jealousy」)

そんな心境である。

たぶん世の中は通常営業しているんだろうけれども、捉える私の心がどうも本調子ではない。
歪んで見える。そのまま脳内に入ってきた情報は心を歪ませる。歪んだ心は視覚を狂わせ、また入ってくる風景を歪ませる。これぞ、THE悪循環。

つい妹に愚痴を吐いたらLINEで「楽しいこと考えよう」と言われた。
楽しいこと、楽しいこと・・・そうだなあ。
来月早々、1日には、めったに見ない民放にチャンネルを合わせ、高校生クイズの放送を見る。若者が必死に何かに挑戦する様は見ていて清々しくなる。毎年楽しみにしている。これが過ぎれば秋が近い。

長月
★加古隆×映像の世紀コンサート@オーチャードホール
★華原朋美さんのライブ@東京国際フォーラム
★はやぶさプロジェクトマネージャー川口 淳一郎先生の講演会「やれる理由こそが着想を生む『はやぶさ式思考法』」@フクラシア東京ステーション

わあ!
列挙するだけでも、心が躍動する。
楽しみの種は前の方に撒くことをポリシーにしてきたのだけれども、仕込んでおいた種が長月に開花するのを、今から楽しみでしょうがない。歪んだ心が、シャンとする。

妹、ありがとう。
なんとか乗り越えようぞ。


ダナン旅行の思い出。
ダナンから帰ってきて昨日で1ヶ月。早い。最近の東京は夏日なので、ダナンの暑さを思い出す。
今回の旅行は、どこも暑かったけれもども一番暑かったのは2日目のホイアンだった。
シルク屋さんを出た後、途中からガイドさんと離れ、ツアー客4人だけでホイアンの街を散策。本当に暑かった。陽射しがジリジリと自分を焼いているのを感覚として得た。
でも街並みはピカイチ。
黄色い壁に青い空、揺らめく色とりどりのランタンはノスタルジックで風光明媚であった。











途中入ったカフェーでアイスコーヒーを飲んだ。スムージーでとっても美味しかった。
店内はエアコンがなかったのだが、お店の人が扇風機の風向きをこちらにしてくれた。カムオン(ベトナム語でありがとう)。


長雨記録が破れて、ようやく暑さが戻ってきた東京。
強い日差しがあのホイアンの街並みを、蜃気楼のように映し出す。



吉熊との絆

2017年08月23日 23時24分54秒 | Weblog
葉月の誕生石はペリドット。
透明感のあるオリーブ色は夏の装いに合わせやすい。




今日のお昼はそぼろ弁当。
揚げ物がたくさん。まるで高校生男子の弁当の様相を呈している。
ハイカロリーなんだろう、たぶん。


仕事は与えられたことを粛々と進める。
そんななか、普段はスルーできることが、昨日、今日とスルーできずにイライラしている。
給与明細にイライラ手当というのも記載して更に入金をしてほしい。
仕方がないので奥の手であるソラナックスを飲む。落ち着く。
毛嚢炎で抗生物質フロモックスを飲んでいるのだが、今日で飲みきった。
3錠×7日。
おかげで毛嚢炎は小さくなり、痛みも無くなった。
再発しなければいいのだけれども。

ふと吉熊と目が合う。
なんだか今日は目が澄んでいる。
嬉しい時もそうでないときも、いつも私についてきてくれる吉熊。
ありがとうね。
吉熊と出歩くようになり13年近くになる。
それまでの間、よく失くしたり破損させたりしなかったなあと思う。
NYをはじめ、けっこう遠出をさせたのに。この奇跡は、私と吉熊の絆の証明ではないかと思う。
そんな強靭な絆で結ばれた吉熊がいる限り、私はもう少し頑張れそうだよ。


北海道なめていた

2017年08月23日 23時14分34秒 | Weblog
札幌・旭山動物園間は東京・日光東照宮間とほぼ同じ! 道外民「北海道なめていた」に対して道民「余裕」


そうそう。これ、2012年8月に初めて北海道に行ったときに痛感した。
ちなみに行程は

1日目 新千歳~(80キロ)~小樽
2日目 小樽~(170キロ)~旭川
3日目 旭川~(248キロ)~登別~(207キロ)~函館
4日目 函館

往復の飛行機とホテルだけを選ぶフリープラン。
自分で行程を決めたのだが、我ながらむちゃぶりがすごかったなと思う。
人生初の北海道だったので気合いの入れっぷりが違かった。

2012年 北海道旅行


1日目の小樽は嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」の「モンチッチの誇り」に出てくる喫茶店「光」に行くことが最大の目的。偶然見つけられた「海猫屋」というレストラン(このお店も同作品に出てくる)で小樽ワインを飲み、小樽運河を散策。街の雰囲気が尾道に似ていた。
北一ベネツィア美術館で貴族っぽいドレス姿にコスプレしたりした。

2日目は旭山動物園。シロクマ目当て。創意工夫が感じられる魅力的な動物園だった。いくら丼が美味しかった。


3日目の登別は当然クマ牧場。クマ好きの聖地。登別駅からバスに乗り、そこから少し歩いてロープウェイに乗った。
ガラス越しにヒグマに餌をプレゼントできるという素敵スポットであった。
あまりの楽しさに、帰りのバスで泣いた。
そこから電車で2時間半揺られて函館へ。
函館に到着し、荷物をホテルに置いて、函館山に夜景を見に行った。

4日目はあいにくの雨で、傘をさしながら洋館見学をし、五稜郭へ。

移動距離はかなりのものだったが、車窓に流れる雄大な景色は私を飽きさせなかった。

またいつか北海道を訪れたい。


夏休みの図工の宿題

2017年08月22日 23時58分41秒 | Weblog
宇都宮の小学校の夏休みって8月31日までではなく、その少し前の29日辺りまでだったと記憶している。
例年この時期になると、母が「夏休みの宿題は終わったの?」とイライラした口調でチェックしてきた。

今のように図工キットなどなかったので、お酒の瓶を使って人形を作ったり、コップに紙粘土をコーティングして海で拾ってきた貝殻を貼り付けてペン立てを作っていた。アサガオの押し花、そして白地のタオルでうさぎのぬいぐるみを作ったこともあったなあ。・・・母が。

ええ、自分ではちっともアイデアが思い浮かばない子であった。

「子供の宿題が親の宿題になるんだから、んもうおおおお!!」
と、母ヨーコたん、鼻息荒くご立腹。

父は忙しい人で、夜な夜な飲み会か深夜まで残業をしていた。
母が3人の子育て、家事をしてた(姑同居)。
子供がずっと家にいる夏休みは母の機嫌を損ねた。
尚且つ、娘の宿題までもせねばならなかった母の心境は察するに余る。

あの当時、他の友達はどんなものを作っていたんだっけ。
割りばしを大量に使った小さな家を作ってきた子。
パチンコ玉を転がすためのダンボール製の迷路を作ってきた子もいたっけ。

今の私だったら・・・何を作ろうか。
このままあのバブルちょっと前の時代に戻り、小学生に戻った私は夏休みの図工の宿題で何をこしらえよう。
絵はクマしか描けない。裁縫もできない。カッターが怖くて使えない。
うーん。
紙粘土で灰皿(クマ)なんかどうだろう。・・・燃えちゃうか。ファイヤーベアー。
ろうけつ染めなんてどうだろう。布に熱した蝋で絵を描いて染料で染めるやつ。クマの絵がたくさん描かいてクマハンカチを作りたい!わー。
あとは、折り紙かな。折り紙で動物園を作るの。クマ量産。動物園といより、もはやクマ牧場だYO!

なんだか楽しくなってきた。
子供の頃は、図工の宿題というと、やらされている感満載の面倒なものだったけれど、今こうして「自分が楽しむために」アイデアを出したりするのって、とっても楽しい(やるかどうかは別として)。
このことに早くから気づいていたら、母を悩ませずに済んだのだろうか。


残暑

2017年08月22日 23時07分08秒 | Weblog
朝からうだるような暑さでとろけそうになる。
家を出た瞬間にもわっとした空気が頬に、腕に、首筋にまとわりつく。
もう嫌だと思う。残暑に心が折れそうになる。
いつぐらいまで、暑いのだろうか。
曼珠沙華を見に行く10月初旬も暑かったような記憶があるのだが。

今年はじめて間近で見られた向日葵。
通勤途中で発見した。てか、毎年ここで咲いているのだけれども。
晩秋の寒い時期まで咲いてて驚いたことがある。なんだか変わった向日葵なのである。五木寛之の小説「冬のひまわり」を思い出した。




暑いのでイライラのハードルも若干低め。
朝、お弁当の注文の件でモヤモヤっとしたことがあり、気分が滅入る。
総務室に異動してからは自分で電話をかけてお弁当屋さんの注文・受け取りをしている(総務室で注文しているのは私だけ)。
今日は隣の部署が午前中いないのでお弁当の受け取りを依頼された(うちの会社は部署ごとにお弁当を注文して部署ごとに受け取る)。

しかも当たり前っぽい雰囲気で頼まれたので内心超イライラした。
総務室に異動した時にお弁当屋さんのメニューを渡され「じゃ!」という感じでクールに切り離された身としては「は?」なワケ。
今更共同体意識を持たれても・・・。虫が良すぎ。
しかも金額間違えてるし。頼むんならしっかりやれよ、と。イライラ。
嗚呼、こんなことでモヤモヤするなんて、と更に落ち込む。


今日は心療内科デー。
事情があり、1ヶ月ぶりの通院になってしまった。
薬も底を尽きそうだ。
もう、本当に情緒不安定すぎる1ヶ月だった。
クマ医師はいつもの様子で「どうですか?」と尋ねてきて、なんかその普遍的な様子に安心してしまい、うるっとしてしまった。
クマ医師、日焼けしていた。
夏はどこかにバケーションに行ったっぽい。

今日は体調面、精神面での確認のみ。
そういえば今日は激混みだった。
私がクリニックに到着したとき30人ほどの人が待っていた。
お盆明けはいつもそうなので仕方がない・・・。

混雑していたので薬の処方のみにしてもらい、22時すぎに解放。
本当はじっくりと話を聞いてもらい、アドバイスをいただきたいのだが、時間の都合でそうせざるを得ない。

処方変更なし。
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散、清暑益気湯

夏を乗り切るべく夏季限定で出されている清暑益気湯の風味が昔父が使っていたオーデコロンの匂いで、若干懐かしさを感じる。
効き目はよくわからない。


帰りに薬局へ。
薬剤師さんの話では、昨日の最後の患者さんが名前を呼ばれたのは1時すぎだったらしい。
恐るべし。