世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

【有給19日目】やさしさのバトン

2023年11月30日 22時46分28秒 | Weblog
9時に起床。

平日にやり残したことはないか、そう自分に問い尋ねる。

今日は給料日(有給中だが入金されていた!!)。
銀座の小川でうに丼食べるしかないっしょ!!
ということで正午ごろ、小川に到着。
今日は20分ほど待った。
後ろに並んでいた旅人(女性)と話が弾み、カウンター席に並んで座ることに。
関西からの観光客らしい。

互いのヲタ活についてを話すことに。
嶽本野ばら先生のことを話したら「あ、下妻物語の?知ってるで。ちょっと女性っぽい作家さんやね」とのこと。
読者として嬉しい…!!


30分ほど待ち、うに丼、降臨。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これですよ、これ。
臭くないうにがたくさん入っている小川のうに丼。
塩(能登産)で食べるのがミソ。うにの甘さが引き立つ。


副菜もお味噌汁も美味しい。


旅人と「食べても食べてもうにが減らない」「箸を進めるとうにが崩落してくる」と感想を述べ合う。
笑顔で完食。

二人でお店を出た後、「口の中が海の香りがする~!!」と笑いあった。
品川駅からの新幹線に乗る彼女を有楽町駅まで案内(有楽町駅がどこにあるのかわからなかったっぽいので)。

最後、「病気の治療がうまくいきますように」と言われて涙ぐんでしまう。

私もこの前の宮古島旅行で現地の人にやさしくされた。
だから今日、偶然出会った旅人にそのバトンを渡した。
やさしくされるとやさしくしたくなる。
やさしさのバトンが繋がっていってくれたらいい。

笑顔で別れた後、プルームカフェで無料でアイスカフェラテを飲む。
JTの会員の特権。





時間があるので茅場町へ。
東証アローズを見学した。



ああ~!懐かしい!何年ぶりだろう!!





下のこのパネルも懐かしい。


過去の大納会などのイベントの写真も展示されていて、2010年の大納会での川口淳一郎先生の写真もあった!
小惑星探査機はやぶさのプロジェクトマネージャー。
先生と筑波のイベントで少しだけお話させていただいたのは3年前。あの時は緊張した。



東証の道を挟んだ場所に佇むフィリップ証券。
この古き良き佇まい、好き。



今日も順天堂大学病院へ。




ロビーのツリーに癒される。


さて、治療。
数分のあいだ部屋に一人にされ、患部を晒し、じっと目を瞑る。
「よくここまで毎日通ったな」と思ったら泣けてきて、涙が止まらなくなった。
マスクがぐっしょり。
治療してくれる人曰く、最終日には感極まって泣く患者さんは多いそう。
私まだあともう少し残ってるんだが…。
なんでこんなに泣いちゃうんだろう。
これじゃあ最終日はバスタオル持って行かなくちゃかな。
最終日、医師・天使先生との診察もあるんだけど←想像しただけで今、落涙。


大丈夫かな、私。
この不安定さは心療内科医クマ医師案件?
薬の副作用でうつなの?なんなの?


涙を拭いつつ、昨日買うか否か悩んでいたクマを地下のローソンで購入した。
けっこう売れていて残り僅かだった。可愛いもんなあ。



夕食はコンビニのチキンと母が持たせてくれた中華丼&冷凍御飯。
お腹いっぱい。


順天堂大学病院でお迎えしたクマちゃんをさっそく飾る。
我が家のクリスマスコーナー。
左のフォトフレームの写真は45年前の両親と私。



明日は心療内科だぜえええ。
そろそろ社会復帰後のことも考えないと。


【有給18日目】あの橋

2023年11月29日 22時37分02秒 | Weblog
10時半に起床。よく寝た。

納豆ご飯を食べて、天気が良いのでお出かけ。
昨日友達になった水瓶座さんが「明治神宮外苑の銀杏が見ごろよ」と教えてくれたので行ってみることに。
この時期のここは名所中の名所。ラッシュ時の山手線みたくなる土日にしか来たことがない。平日に来るのは初めてかも。


角を曲がる。
思わず「うわぁあ!」と口にしてしまう。
黄金に輝く秋がそこにあった。









吉熊、銀杏の葉っぱを団扇と勘違いしている。毎年勘違いしているよね。かわいいね。




この角度からの銀杏並木を見てドラマ「愛という名のもとに」を思い出すのは私の年齢あるある。


というか、この銀杏並木を見る度に、あのドラマを思い出す。
男女7人の友情と絆の物語で、エンディングでここが出る。
良質なドラマだったのだが、すべて「チョロの自殺」にもっていかれた。
証券会社勤務のチョロが上司から受けていたパワハラがマジで凄まじく、当時、証券業界からクレームがあったという。

それにしても見事。
綺麗。ひたすら綺麗。


綺麗な葉っぱは持ち帰って押し葉にしませう。










信濃町駅まで歩き、電車で御茶ノ水駅へ。

今日も通院。





病院の入口にクリスマスツリーが誂えられていた。
様々な患者さんの心に華やぎを与えるんだろうなと思う。



病院の売店(ローソン)で時間つぶし。
クリスマスグッズが販売されていて心が和む。
(左端のクマ、かわいい。でも我が家はクマで飽和状態。悩む…)



治療の受付の横にもクリスマスの飾りが。
とても狭いスペースだけど精いっぱいクリスマスの雰囲気を出している。



水曜日なのでアプリのクーポンを使い、餃子1人前を無料でゲット。
最近3人前を買って1人前を翌日に食べるのがデフォ。


上司に状況を報連相して風呂に浸かる。



あの橋を渡って通院する日々も残りわずか。
そう考えると色々な感情が迸ってしまい、涙が出てくる。
病気になってこんなに泣いたのは、8/4の心療内科と宮古島2日目で地元民と話をした時だけだ。

治療も順調だし、どうしてこんなに涙が出てくるのだろう。

今の治療にあたってくださっている医師やナースたちと会えなくなる寂しさ。
治療は奏効するのかという疑問。
ちゃんと社会復帰できるのかという不安。
平日休みにやり残していることはないかという焦り。
治療や手術ですっかり変わってしまった肉体への違和感と痛み。


そして、嗚呼、そうだ。
あの橋を渡っている治療期間は順天堂大学病院に守られているのだなということに気付く。これが大きい。
ちょっとでも異変があったら伝えられる安堵感など。



書き出してみてやっと整理できた。
でもやっぱり涙はとめどなく溢れて来る。

病気になった自分は不幸なのかと改めて自分に問いかけてみるも、そんなことはまったく感じていないことに気付く。
むしろ病気になったことで多くの人の優しさに触れることができ、「自分はこんなに愛されていたのか」という発見に至った。
結果、積極的に生きたいと思えるようになった。
生きて、今日見た銀杏のような美しいものをこれからも見たい。

だから受け取った優しさを胸に、私は生きなければならない。
そしていつか、あの橋を渡っていた日々を懐かしく思える自分にも会いたい。

あの橋…御茶ノ水橋。
(隣の東京医科歯科大学病院、目立つ!)




【有給17日目】平日にしかできないこと

2023年11月28日 23時54分17秒 | Weblog
9時に起床。よく寝た。
治療のための有給も残りわずか。
「平日にしかできないこと」をしなくっちゃ!と今日は赤坂へ。

會水庵にて、穴子のふはふは丼。平日のお昼にしかやってない。
前回来たのは順天堂大学病院での検査後だった。
まだ暑い夏の日。不安なのに食欲はあった。



今日は行列ができていたのだが、暑くもなく寒くもなかったので苦ではなかった。

20分ほど並び、カウンター席に通された。

少し甘い卵がかかった穴子ふはふは丼、美味しゅうございました。


副菜もお味噌汁も凝っていてとても美味しい。
これで1400円。コスパ良すぎ。


まんぷくま。



急いで千代田線に乗って国会議事堂駅へ。

永田町の銀杏が眩しい。




衆議院の係員さんに「今日はこちらに要人が来ていますので…。参議院の方がおすすめです」と言われたので、参議院の方に行ってみる。



ロビーで少し待たされる。見学中はトイレに行けないのでここで済ませておくように言われたので従う。


議員さんのイスや札の模型をいじったりする。


参議院花子…鬼龍院花子っぽい。


明治天皇が座った椅子。



14:00集合。
一般客20名ほど、そして小学生が200人ぐらい。
まずは私達一般人が係員の誘導で内部を案内される。

3階建てだけど6階建て並みの高さに相当するので、足腰が悪い人はエレベーターに案内されていた。

たしかに階段がきつかった。

係員さんがちょっとした質問に気持ち良く応じてくれるのが嬉しかった。


「御休所」
天皇陛下が来て休むお部屋。



「御休所前広間」
素敵なステンドグラス。


中央広間のステンドグラス。
あの四角の部分の内部ってこんなふうになってるのか。


「参議院議場」

参議院議員の定数は248名だが、議席の数は、貴族院時代の名残で460席ある。


吉熊議員、爆誕。





40分弱で終了。
撮影場所も限られているが見ごたえがあった。
数年前に一度来たことがあるのだが…すっかり忘却の彼方へ。
とても新鮮だった。

一緒に見学していた少し年上の女性とやけに気が合ったので、LINEを交換した。
「なんでこんなに気が合うのだろう」と思っていたら、どうやら水瓶座同士らしい。
そう、私は水瓶座の人によく声を掛けられて仲が良くなる。

彼女と笑顔で別れ、私は順天堂大学病院へ。


少し早めに到着したので屋上でカルピスを飲んだ。
濃厚なカルピス、美味い。




じつは今日から新しい治療が始まるので少し緊張してしまい、喉がカラカラだった。
だからカルピスでのどを潤したかったのである。

いつもの治療のあと、森先生(森にいそうな先生。私の執刀医)の診察あり。
薬の処方と今日から始まる治療について。
森「治療、どうする?する?」

え?決定権、私にあるの?え?
と、少し混乱。

その新しい治療をしたときのメリット、デメリットを聞き、少しでも生存率を上げられるのならば、と「治療してください」と申し出た。

あと次回診察を第九のコンサートの日にしてもらった。
「第九ね~。そうだね。第九」
と、やけに納得していたのは彼の趣味が音楽だからに違いない。自己紹介のところに書いてあった。

ということで、新しい治療をしてもらう。看護師に腹に注射を打たれるのである。
ソラナックス2錠飲んだので、脳内がふはふはしていたので問題なかった。
状況を見て、次回は3ヶ月分、更に次回は6ヶ月分を打たれるのだそうだ。
打ったところは盛り上がっていて痛い。

いつもの近所の薬局で森先生の処方薬を受け取りたかったのだが、今日は軟膏も処方されているので、二つ一緒に順天堂で受け取るように言われた。いつも大混雑の薬局はガラガラ。すんなりと軟膏と禍々しい色の薬をゲット。

病院を出たのが18:30。
ふ~、ちゅかれた。

新しい治療、奏効してくれよな。



【有給16日目】はじめてをはじめる

2023年11月27日 23時35分06秒 | Weblog
10時に起床。よく寝た。
年賀状の仕上げや洗濯をし、昼下がりに六義園へ。

最近の冷え込みで紅葉が進んだようだ。




池で食事中の鳥さんを発見。
とても美味しそうに魚を食べていた。











この時期恒例の菊の展示もあった。


今日は時間が無かったのでじっくりと見られなかった。
しかし年間パスポートをゲットしたので、機会を見てまた来たい。





ということで、本日も元気に通院。
最近この景色を見ると落ち着く。


内部は迷路のようなのだが、段々迷わなくなってきた!!



今日は治療の前に天使先生と面談。

★病気を発見した人→三味線先生
★執刀医→森先生(森に住んでいそうだから)
★今の治療の先生→天使先生

天使先生とは一番気が合うかもしれない。
診察なのにいつも大笑いしちゃう。
でも今回はすごく良い話をしてくださった。

「すべての不幸は他人との比較から生じる」とのこと。
あと「過去の自分と比べるのも不幸の原因」だとも。
そうだよね…。もう病気前の体には戻れないのだから、比べれば比べるだけ不幸になるんだよね。
他人との比較という面については、私は他人に興味がないので然程落ち込むことはない。
直毛の人を見るといいな~って思うぐらい。天パなので。


私の寿命の話をしたら
「大丈夫!僕の方が先に逝くから!!」
と笑いながら言うので、
「やだ!!駄目ですよ!!立派な先生なので、ちゃんとずっと長生きしてください」
と制した。すると、
「うちの奥さんにもそんなこと言われたことないよー」
と爆笑していた。

嗚呼、楽しい癒しの時間だった。

粛々と治療を終え、丸ノ内線に飛び乗る。

国会議事堂前駅で下車。



有給中にしたかったこと。
それは国立国会図書館デビュー!!


22年前の小学館の雑誌「美的 創刊号」を書庫から出してもらい(15分ほどかかる)、手に取ったとき、思わず涙が出てきそうになった。
創刊号から数ヶ月分の「美的」を閲覧用の机に並べ、嶽本野ばら先生の連載「淑女のお悩み相談室」を熟読。
読みながら22年前の自分(23歳)の時の気持ちが蘇ってきた。
添えられている、というか、頁の大部分を占めている野ばら先生のご尊顔のなんと美しいこと!!麗しい。麗しすぎる。好きすぎて辛い。

この図書館、どんな本でも絶対にあるらしい。
今度は何を読もうかな。
子供の頃に読んだ本もあるのかな。
それこそ嗚咽もんだよね。

入館証を作るために免許証が必要だったり、手続きが面倒っちそうだったのでずっと先延ばしにしていたけれども、経験して良かった。
華原朋美さんの歌「たのしく たのしく やさしくね」
「はじめてを はじめなきゃ
 どんなスロープも 描けなくて」
という歌詞が身に染みる。

はじめてを恐れてはいけない。
病気になってから、一層心がけるようになった。


国会議事堂をパシャリ!(周囲の警備がすごかった)


昔、農林水産省の人と合コンしたこととか、ふと思い出した。
それも22年ぐらい前の話。
その中のひとりとデートをしたのだった。
ボルボの車で。
23歳の頃の自分、華やかだったな!!


東京駅で崎陽軒のシウマイを購入。シウマイ弁当は売り切れ。








今日は小室哲哉様のお誕生日。
おめでとうございます!!
去年のこの日は渋谷で小室さんのコンサートだった。
あれから一年。

今年も遠くから「おめでとうございます」とお祝いをさせていただきます。
小室さん、素敵な一年を♪


私のパワースポット

2023年11月26日 23時57分54秒 | Weblog
10時半に起床。明け方1度トイレで目覚めた。
今日は生憎の天気で一日中籠城するかな、と思っていたのだが、夕方、「…はやぶさに会いたい!」と急に思い、国立科学博物館に行くことにした。


上野駅前。
今日も観光客で大賑わい。



まずは一目散に地球館2Fのはやぶさコーナーへ。
小惑星探査機はやぶさ 再突入カプセルとイトカワの欠片を拝む。
私のパワースポット。


傷だらけのカプセル。嗚呼、泣いちゃう。


パラシュートの前にモニターが設置されていて、地球リエントリーの動画が上映されていた。
これがあると分かりやすい。


パラシュートって愛だよな…。これのお陰でカプセルはゆっくりと着地できたのだもの。



はやぶさの実寸大復元模型。
これは映画「はやぶさ 遥かなる帰還」撮影用に制作されたもの。
見上げながらいつもうっとりしてしまう。




イトカワの欠片はこの顕微鏡で見られるし、隣のモニターでも見られる。
一回60秒。



科博のこのコーナーだけで3時間は過ごせる。マジで。


でもクマさんも見たいし…。


ということで、地球館3Fのヒグマさん。

吉熊「あ!」


吉熊「ビックマ!!」




続いて日本館3Fのヒグマさん。
爪が長くて素敵。
握手したいな。





日本館2Fのヒグマさんのキュートなお尻、好き~。



年パスがあると、今日みたいにちょこっと楽しめるので良い。
でも、とても立派な施設なのに、いつも「はやぶさ」と「ヒグマ」ばかりを見てしまう…。



グルメな友人わたもすなる秋葉原駅の駅そばといふものを、熊もしてみむとてするなり。
新田毎 (しんたごと)。


500円ちょっとでかき揚げ天ぷらそばをば。

「そんなに美味しいというわけではない」とわたは言っていたけど、コスパがいいし、入っているエビがプリプリで美味しかった。


神田明神が期間限定でライトアップされているというのでさっそく行くことに。


いや~!すごい!キラッキラ!!






映えまくり。






ちゃんとお祈りもした。


帰宅後、ヴィドフランスで買ったパンを食べた。もっちりしてて美味しい。



イタリアのドラマ「DOC2 あすへのカルテ」を見つつ、今年の医療費の領収書整理。
すんごい量でめまいがする…。


来週から新しい治療が始まる。
ちょっと不安で憂鬱だけど、しゃーない。

はやぶさに会えたので大丈夫。
満を持して最先端医療を我が体に刻む…!!


体調が悪い…

2023年11月25日 23時09分59秒 | Weblog
10時半に起床。久々にぐっすり眠れた。
しかし体調がすぐれず。
今日は朝食のカレーを食べた後ずっと寝ていた。

お腹の上にアンクルジョンを乗せて遊んだりした。


生命には限りがある。
一日一日を大切に。
…わかっちゃいるけどダラダラするの、やめられませぬ。


日が暮れた頃、ようやく活動し始める。

★薬局で心療内科で処方された薬を取りに行く。
睡眠導入剤がカツカツだったので、これでひと安心。
来週から順天堂大学病院で新しい治療が始まるので、そのことを一応、薬剤師さんに報連相。


★帰宅後、掃除、洗濯。
ルーティン業務なので粛々と。

★寿司屋で寿司をテイクアウトして夕ご飯。

野菜生活100のスムージーで野菜不足を解消。



★本屋さんで来年の手帳のレフィルを購入。
来年も素敵な一年になりますように。

ヴィトンの手帳は学生の時にバイト代を貯めて買ったもの。ボールペンはミキモト製でシロクマ柄の限定品。

★NHK特別ドラマ「ガラパゴス」(最終回)を鑑賞。

派遣社員の仲野さんを「本当に」殺したのは誰だったのか?
正社員になるために仲野さんを殺したのは同僚の清村と長内なのだが。
でももしかすると、仲野さんを殺したのはガラパゴス化したこの国の歪んだ社会構造なのかもしれない、と思った。

最後、宮古島のサトウキビ畑を走る仲野さんの魂に涙腺崩壊。おじいとの再会で号泣。

織田裕二と伊藤英明の怪演と、満島真之介の無垢な感じがよかった。
土曜ドラマでは「ハゲタカ」以来の、とても見ごたえのあるドラマだった。

このドラマで個人的に一番胸糞が悪いと感じたのは清村。正社員になるために殺人を犯すのはもちろん、普段からハッキングや盗聴までして同僚を監視し、その情報を上層部にチクるって…。どこにでもいるんだな、こういうスパイみたいな人種。くわばらくわばら。



ぐだぐだしているだけの一日かと思いきや、こうして列挙してみると案外頑張ってる。
自分を褒めつつ、今日は早く寝てしまおう。



【有給15日目】アメリったー

2023年11月24日 23時28分48秒 | Weblog
9時に起床。
なんだか体調が悪く怠かったのだが、明日から寒くなると天気予報で言っていたので、仕方なくコートにファーを装着することに。
めんどっちー。この作業、苦手。
成果を画像に収めようとスマホをかざすと、「犬」って認識する。
コートだってば。
「ワン!」って吠えないだろう?
AQUOSよ。しっかりしてくれ。







剥げかけたマニキュアを塗りなおして、乾くまでネットを閲覧。


そしたら通院時間が迫っていた!
急いで薬を飲む。
手元が狂ってデパケン、転落死。もったいない。



慌ただしく今日も順天堂大学病院へ。
途中、神田川沿いの喫煙所で変なおばあさんに因縁つけられた。私に色々言ってたけど「お化粧が中国人みたい」の一言でぶちギレ。
「うるせぇよ、ババア、クソ」と反撃したった。
日本語で、しかもお下劣な言葉だったのでおばあさん、びっくりした様子で撤収。
ボケてるんだが精神障害なのかは不明。
今度あのおばあさんに会ったらピンヒールで後頭部を蹴り倒し、怒りのあまり神田川に突き落とさないとも限らない。
野ばら女子である私にあんな汚い言葉を吐かせたおばあさんが悪い。
罪を償わなくてはなりません(←火の鳥の口調)。






治療後、銀座の「AUX BACCHANALES(オーバカナル)」へ。
こちらのブリュレ「クレームアメリ」で機嫌を取り直そうかと。
昨日アメリを観て脳内がクレームブリュレ一色に染まっている。
どうしても食べたくなったのである。
ググったら、「クレームアメリ」というブリュレがこのお店にあることが判明。
早速突撃。

おお~!なんかオシャンティな外観。


あ!アメリのポスター!


恐る恐る入店。
雰囲気がめくるめくるパリ。
給仕に「あの、ここでクレームブリュレが食べられますか?」と尋ねたら、笑顔で「はい!」と言われ、窓際の席へと案内された。



あった!「クレームアメリ」

オーダーを取りに来たさっきの給仕に「カフェと…」と言ったら、「クレームアメリですよね」と先に言われた。
こういうやり取り、とても好き。
さっきまで「あの喫煙所のおばあさん、ぜってー許せない」とイライラしていたのに、もうすっかりご機嫌な私。
更にカフェもクレームアメリも美味しくて昇天。


勿論、スプーンで絡める部分を叩く!そして動画で撮影する!気分はアメリ。


ボリュームがあってバカ高くなくて満足の味。
最後、給仕に「いやー、昨日『アメリ』観て。それで食べたくなったんです」と言ったら、「そうですよね。当店のクレームブリュレ、あの映画でメニューの名前を『クレームアメリ』にしたんですよ」と説明してくださった。
へぇ!すごい!!


交通会館のどさんこプラザ(北海道のアンテナショップ)で総菜を購入。ここのカニクリーミーコロッケがコクが深くて美味なのだ。いももちも好き。


帰宅後、カップラーメンと共に。




そして急いで心療内科へ。金曜日は順天堂大学病院と心療内科のW通院なのだ。
待ち時間1時間半。早い。

たまに躁状態のときがある、と言うと、「それは元気になった証拠。この半年はずっと病気のことに重みを置いていたので、以前のあなたに戻ってきたのです」とクマ医師。
ああ、なるほど。なっとくま。
でも引き続きデパケンは飲んでおくようにとのこと。

治療について切々と痛みや苦痛を吐き出してしまったのだが、果たして精神科医に話す内容だったのだろうか。
一通り聞いた後、次回の順大での診察で担当の医師(天使先生)に質問する内容を一緒に考えてくれるクマ医師。
専門外なのに…。ありがたい。

早朝覚醒については寝る前のソラナックス追加で様子見。

今日は患者が少なく、いつもより長い時間、クマ医師と話せた。
満足&すっきり。

処方変更なし。
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散、ハルシオン、デパケン、酸化マグネシウム錠、ビオスリー。
※ソラナックス多め

帰り、冷たい風が体にまとわりつくのを感じ、明日から寒くなるというのはどうやら本当だと思った。


クレームブリュレって、何?

2023年11月23日 23時04分30秒 | Weblog
9時に起床。深夜3時、5時に早朝覚醒あり。5時に目覚めたとき、マイスリー1錠飲んだ。
昨日は然程飲んでいなかったのだが、少し二日酔い気味。

母が持たせてくれたレトルトの中華丼とご飯で朝ご飯。
そしてネットを徘徊。
ヒューマントラストシネマ有楽町で「アメリ デジタルリマスター版」が上映されていることを知る。
TCGメンバーズカードを持っているので、火曜日・木曜日は1200円で楽しめるわたくし。
年会費1000円でテアトルシネマグループ、角川シネマ、シネマート、シネスイッチ銀座で上記のサービスを享受できる。

「アメリ」といったら、あれですよ。
2002年秋に日本で上映されたお洒落でかわゆい、あれ。
当時は同期3名とお昼ご飯を食べていて、当然話題は「アメリ」。
「あれ、観た?」「観た!!」っていう会話が展開されていた。
CMもバンバン流れていて、たしかキャッチコピーは「美味しい幸せ、召し上がれ」だった。
主人公アメリが好きなこととして「クレームブリュレのキャラメルをスプーンで叩いて割る」を挙げていた。
なのでアメリ=クレームブリュレ=美味しい、となり、なんとなくアメリ=美味しい、という印象を人々に与えた。
(クレームブリュレのシーンは一瞬。なのでYahoo!映画のレビューに「スイーツが中心の作品だと思ったのに、がっかり」とか書かれていた)

「クレームブリュレって何?プリンみたいなもの?フランス行かないと食べられないのかな」
23歳の私は同期のYさんに訊いた。
「え?私、普通に食べるよ…」
都心の大学を出たお嬢様の彼女は言った。
あまり喜怒哀楽を出さない彼女だったが、その表情には明らかに「吃驚」の二文字が浮かんでいた。
まだ上京したてで、しかもネットもこんなに普及していなかった時代。
「どこに行けばクレームブリュレを食べられるんだろう」
そう思ったことを、今日、22年ぶりに思い出した。
(結局、たしかあの後、池袋の皇琲亭で初クレームブリュレを食べた記憶。映画を観たのも池袋だった)

それほど(?)社会現象になった作品なのだ。

17:30~の上映。
けっこう混んでいた。
客層は私と同じ40代の女性が多かった。
「みんな私と同じように若い時あの映画に感化された人々なのね」
と勝手に妄想を抱いてしまう。





22年前はまだ吉熊、生まれていなかった。
今日、初アメリだね。


さて、感想。
当時は映像美とブリュレしか印象に残らなかったけれど、自分の殻を割って自分の世界を広げていくことの困難をある程度学んだ45歳の今観ると込み上げるものがあった。
そして当時は気付かなかった、「クレームブリュレ=自分の殻」という伏線に気付き、鳥肌が立った。

些末な部分も鮮明に蘇ってきて、「ああ、そうだったっけ」と懐かしく思った。


巴里の下町のカフェで働き、キヨスクで新聞を買うアメリ。
ダイアナ妃の事故死当時の設定なので当然みんなスマホなんて持っていないし通貨もフラン。
私がフランスに行ったのはあの映画が撮影されたころ、そう2000年。
生きているうちにまた行きたい。
絶対に行く!!

観てよかった。
改めて名作だと思った。
23歳の自分に会えた気分になれた。


『アメリ デジタルリマスター版』予告編



夕食は地元のモスバーガー。
本当はクレームブリュレ、或いは何か甘い物を欲していたのだが。
夜に甘い物を食べると確実に体に良くなさそうなので。(って、昨日、わりと深夜にフレンチトースト食べてたけど)



アメリは陰キャと妄想癖を克服してニノと結ばれてニノのバイクでパリを爆走する顛末が待っているが、私は22年後もきっとどちらかというと陰キャに属し、そして妄想族として生きていそう。

同期のみんな、元気かな?(みんな、とっくの昔に退職しちゃった。ぴえん)



【有給14日目】手のひらサイズの宇宙

2023年11月22日 11時23分50秒 | Weblog
早起きをして二度寝ができず、思い切って起きることにした。

前々から気になっていた「銀座朝食ラボ」でちょっとゴージャスな朝ご飯をば。


50分のバイキング。趣向を凝らしたメニューが多々あって、大満足。
ごはんは「牡蠣ごはん」にした。風味豊かで美味しくておかわり。






ラスト10分でデザートへと突き進む!!



少し歩いて築地本願寺へ。
朝の築地本願寺、清らか。


オルガンの音色を聴きながら下の階へ。


久々にhideさんにご挨拶。
人事異動を打診された時、「ROCKET DIVE」に勇気づけられて躊躇なく羽ばたけたんだよ、ありがとう&病気の治療がんばるよ!って両手を合わせてご報告できた。

hide with Spread Beaver "ROCKET DIVE" POP JAM (1998.2.7 OA)


腹ごなしのために歩き、新橋の烏森神社へお参り。

祈る、祈る…とにかく祈るのだ!!


東京駅で下車。


昨日、クリスマスツリー目的で訪れた明治安田本社のドアに貼ってあったポスターの茶碗が気になって。
同館1階の静嘉堂文庫美術館で見られるらしい。しかも「世界に3つしかない曜変天目茶碗だよ、それ」と母ヨーコたんが教えてくれたので見に行くことに。





HPより
「曜変」とは、元来「窯変」を意味した言葉とされ、文献で「星」または「輝く」を意味する「曜」の字が当てられるようになるのは、15世紀前半頃からである。室町時代の文献『君台観左右帳記』において、「曜変」は、唐物茶碗「土之物」(陶製の茶碗)のうち、もっとも貴重で高価な茶碗として、分類格付けされてきた。福建省建窯の焼成品で、これは偶然の所産と見られている。
静嘉堂文庫美術館所蔵の曜変天目(茶碗)は、もと徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる。今日、世界中で現存する曜変天目(完形品)は、日本にある三碗のみ、京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館所蔵の各一碗と本碗で、すべてが国宝に指定されている。



撮影禁止。画像は借り物。


春日局も触ったのか、この茶碗!!内側がちょっとした銀河だった。吸い込まれるかと思った。
…模様が病理細胞っぽいなぁと思う自分にドン引きした…。

綺麗なんだけど怖い、という感覚を初めて味わった。
神秘的で見飽きることなく、何度も見てしまった。
(平日なので空いていた)


宋時代の他の陶器も滅茶苦茶かわゆい。
男子が101人描かれている器とか。


龍の躍動感がぱねぇ器とか。


正直、私は料理をしないので器のことはよく分からないのだけれども、添えられている解説文が丁寧だったのでそれなりに楽しめた。



茶碗のぬいぐるみが売られててビックマ!



有楽町駅まで歩く。





一旦、帰宅して横になる。疲れてしまった。
そしてまた電車に揺られて順天堂大学病院へ。
治療を終えて帰る時、偶然、廊下で天使先生に遭遇。
「あ!先生!こんにちは!」
「今終わったの?お疲れ~」
挨拶しただけだったけれど、とても癒された~。




限度額適用認定証のおかげで先日から無料で治療を受けている。ありがたい。
28日の注射による治療も無料!副作用が怖いけど、しゃーない。
標準治療という名のベルトコンベアに乗って粛々と進んでいる。


夜、同僚が近所まで来てくれたので一緒に飲むことにした。




二軒目はカフェ。マツコさんがテレビで褒めていたフレンチトースト。


病気になっちゃったことは嫌だろうけれども、時期的に最高のタイミングだったよね、と言われて腑に落ちた。
そうだよね。パワハラされていた時に病気が発覚していたら、こうして長期に渡る標準医療を受けるのにも休みをもらいにくくてビクビクしてしまい…結果、そんな私を目の当たりにする親はオロオロしていただろう。そう考えると、私はラッキーな人間なんだと思わざるを得ない。
っていうか、病気になるほどのパワハラってすごいなと今更ながら思う。どんだけストレスだったんだよ、と。

ま!今、幸せだから関係ないけどね!!あは!!!


それにしても楽しい時間だった。
久々に実家の家族、永山則夫クラスタ、コンビニ定員、病院関係者以外の人と話ができて刺激的だった。



【有給13日目】歩く、歩く

2023年11月21日 23時24分04秒 | Weblog
8時に起床。
掃除、洗濯をして、昼下がりに外の世界へ。
そんなに寒くはない。


神田明神へ。人生初の参拝。







青空に朱色が映える。

「治療が奏功しますように」と祈った。

お土産売り場がとても充実していた。今日は何も買わなかったのだけれども、どれも洗練されていた。


見どころが多い境内。テーマパークみたい。



この親子獅子の像は江戸時代、栃木県民によって作られたそう。



親獅子が子獅子を谷底に突き落とし、這い上がってきた子をはじめて我が子とするという内容を造形化したものらしい。
私は親に突き落とされたら、這い上がるどころか、泣いちゃう…(豆腐メンタル)。



続いて湯島聖堂へ。






順天堂大学病院にお世話になった当初、検査の後に行った思い出。





学業成就のスポットなのだが、…祈る。とにかく祈る。



世界最大の孔子銅像を拝む。でかい!!


紅葉を静かに楽しむ。誰もいないので、ゆっくりと。





今日も元気いっぱい、通院。
神田川沿いの紅葉もだいぶ進んだ。




昨日、診察で
「治療の前にソラナックスを飲んでいる」
と話したら、天使先生と隣に座る医学生に「…え!?」と吃驚された。
その様子を見て、私も「…え!?」ってなった。
「ぼんやりしてないと、くすぐったくて」と話したら「なるほど」と納得していたが。
やっぱりソラナックスを飲むことって一般的なことではないのだろうか。

粛々と治療を終え、今日は有楽町に上陸。


プルームカフェでお茶をする。
JTのポイントを使い、スコーンもオーダー。
洗練された空間で居心地がとても良い。
喫煙者で良かったって思う。




先週から始まっている丸の内イルミネーションを今年も見た。
キラキラ~!!


吉熊も満足げ。


クリスマスツリーもたくさん飾られていた。
やっぱりクリスマスは心が弾む♪







キラキラを追い、結局、東京駅まで歩いてしまう。
駅前には東京駅を背景にしたウエディングフォトの撮影が人気のもよう。
30カップルぐらい、いた。
「なんか合同結婚式みたい」と思うのは私だけだろうか。




今日の夕ご飯。


ちなみに朝食。


今日も食費0円!!色々と持たせてくれた母ヨーコたん、ありがとう。



午後からもっそりと外出したくせに15000歩も歩いてしまった。
もはや病人ではない。
まあ、病気になってもアイデンティティは1ミリもブレていないけど。

私は私。



【有給12日目】愛のかたまり

2023年11月20日 22時15分36秒 | Weblog
9時に起床。
母の朝ご飯でお目覚め。
おお~!!昨日の鮎御飯、再び。




実家のお庭。
狛犬のハッピーちゃん、またね。





母と喋ったり、化粧をしていたら、電車の時間が迫っていた。
父に車で雀宮駅まで送って行ってもらった。ありがとう。



お昼の快速で帰京。



男体山が見えなくなると少し寂しくなる…。ハイジの気持ちが少し理解できる。





自宅のマンションに戻るとトランクを開けて母が持たせてくれた冷凍食品とおにぎりを冷凍庫に入れる。
けっこうギュウギュウ。

これが「愛のかたまり」ではなく、何だろう。

母は私の医療費や食事についてを案じてくれている。
レトルトでも野菜が摂取できる野菜丼を安売りの時に買っておいてくれ持たせてくれるのである。
ありがたい。


今日も元気に順天堂大学病院に通院。


今日は治療の前に天使先生の診察あり。


今日は天使先生の隣に医学生がちょこんと座ってて、その佇まいがかわいくて…。
早めに出産する人生だったら、このぐらいの子の母親といってもおかしくない年齢のわたくし。にわか母性が疼いてしまう。

診察は今後の治療と雑談。
楽しくて癒される。

天使先生は雑談をしつつ、病気や治療についての質問を患者にさせる空間を演出してくれていることに最近気づいた。
そしてどんな些細な質問でも親身になって答えてくださる。
さすがプロ。
もうね、来年ぐらいに「プロフェッショナル」か「情熱大陸」に出ちゃいなYO!って感じなのである。


ラッシュが怖いので、治療後はそそくさと帰宅。寒くて気持ちいい。

母が持たせてくれた鮎御飯、その他諸々で夕ご飯。
健康的で美味しい食事。



2週連続で実家に帰省、しかも2泊というのは人生初。
先週に引き続き、親の愛を感じる帰省であった。

何の心配も苦労もさせずに、自由にのびのびと育ててくれた両親には本当に感謝している。
塾もピアノも進学も海外旅行も、今の私の稼ぎでは到底子供には受けさせられないと思う。
それに45歳で独身、病気になった自分をここまで迎合してくれる存在は両親以外たぶんいないだろう。
あたたかい家庭に生まれて本当に良かった。

両親にはいつまでも元気に長生きしてもらいたい。


次世代型路面電車「LRT」

2023年11月19日 22時38分29秒 | Weblog
11時に起床。よく寝た。
母が作ってくれたモーニング、というか、ランチでお目覚め。


化粧をして着替えて、母が作ってくれた味噌ラーメンを頬張る(胃袋がビッグバンを起こしている)。
ちゃんと野菜を入れてくれる母、ありがとう。


次世代型路面電車「LRT」に乗ってみようと思い、昼下がりに父に雀宮駅まで車で送ってもらう。
8月に開業したばかりの宇都宮LRT。
国内では75年ぶりの新規の路面電車で、街づくりや都市再生の観点から大注目の新しい交通インフラでずっと乗りたかった。

宇都宮駅。
おお~!私の知っている宇都宮駅ではない。ぴっかぴか!!


宇都宮駅東口。
日曜日なので若干混んでいた。


路線図。
母が鬼怒川を越える辺りがハイライト、なので「飛山城跡」で下車して戻ってくると良いよ、とアドバイスをくれたのでそれに従う。



並走する車を見て不思議な気分。

これがベルモールか!(行ったことがない)





宇大を過ぎたあたりから空き始める。




お!あれ、従兄弟が通っていたピアノ教室だ!
ということは、母の実家がある付近だな。
へぇ。あの道にこの路面電車が走っているのか。
すげ~!!(静かに興奮)



車窓を眺めながら関東平野の存在を存分に感じる。


夕日に染まる鬼怒川。
水面がキラキラと光っていて、なんだか見ていたら涙が出てきそうに…。



飛山城跡停留所で下車。
Suicaをタッチする場所が初見殺し。





「千と千尋の神隠し」っぽい雰囲気。


少し待っていたら、宇都宮行きの車両が来た。


座れた。良かった。
…隣のノーパソを広げるリーマン。本田技研勤務かしら?などと勘繰る。


いや~、想像以上に楽しい乗り物だった。宇都宮という街がアップデートしているのを見て、とても刺激を受けた。




夕食は母のお手製。

鮎の唐揚げ。お菓子感覚でサクサク食べられる。


秋刀魚。母が「小ぶりだな~」と言っていたが、旬のものには変わらないので、ありがたく美味しくいただいた。


そ!し!て!春巻き!!
具だくさんで天下一品。


私の術後の予後が良いのは、母の手料理のお陰かもしれない。




母が撮り溜めていたドラマ「ガラパゴス」を一気見。個人的にドラマ「ハゲタカ」以来の没入感を得た。
宮古島出身の青年(5年前に他殺?)の軌跡を辿るなかで、派遣労働者と資本主義の醜悪な闇が薄皮を剥がすように展開される。
派遣会社を点々とし、その先々で同僚を助けたりする青年の姿に涙が出てしまう。

今週末の最終回が楽しみだ。
ガラパゴス PR動画



23時からの「DOC2 あすへのカルテ」も勿論見た。
こちらも見どころ満載で目が離せない。





カルティエの時計と共に

2023年11月18日 23時53分19秒 | Weblog
伯母からカルティエの時計を譲り受けた。
「サントス ドゥモワゼル」








リュウズはサファイヤかな。


母に撮影を依頼。
両手が塞がると撮れないので助かる。
呆れながら撮影する母ヨーコたん。ありがとう!



伯母さん、ありがとうございます。
一生モノにします。



…前置きが長くなったが、今週も帰省。




「お腹空いただろう」と母が作ってくれたオムライスをペロリ。


時計のベルトが緩かったので近所の時計屋さんに調整してもらうことに。
店主さんが「良い時計ですね」と褒めてくださった。
「水に弱いので、汗や雨にはじゅうぶん注意してくださいね」とのこと。




夕食は母のお手製。


蓮根のたまり付け。すっぱくて美味しい!!土浦の蓮根だそうだ。しゃきしゃきしてて歯ごたえもいい。


カブの漬物。


ハンバーグ。ふっくらしてて超絶美味。


私の大好物、鯖の味噌煮。
タレのトロトロ具合がたまらない。



弟のところの子供が修学旅行で広島に行ったそうで、お土産のもみじ饅頭を食べながら親子三人で「ブラタモリ」を鑑賞。


普段、滅多に台所に立たない私がお茶を淹れたので、両親はいたく感激していた。

風呂上がりにもらったカルティエの時計を見ながらニヤニヤする。
時計の針は前にしか進まないことを再認識する。
そう、人生は前進あるのみ。
過去を振り返る時間なんて勿体ない。
前しか見ない。
カルティエの時計と共に。



【有給11日目】年賀状作成、開始

2023年11月17日 23時09分49秒 | Weblog
9時に起床。最近明け方5時に一度覚醒してしまうのが悩ましい。ありがたいことに、いまは存分に二度寝ができるのだけれども。

今日は雨が降っていたらしい。私はぬくぬくとした部屋で午前中を過ごしていたから知らなかった。
最近ニュースもあまり見ないし、会社の人とも最低限のやり取りしかしていないので、まるで仙人のマインドである。
嗚呼、隔世の感が甚だしい。

年賀状作成に勤しんだ。
いつもは12月に入ってから重い腰を上げておこなうのだが。今年は時間的余裕があるおかげで、じっくりと取り組めている。
私はいつも写真入り年賀状を出している。その写真を母ヨーコたんに選んでもらう。…我はマザコンなり。

そして過去の年賀状を整理し、持っていて不快な年賀状はをお焚き上げすることにした。
まるでキャンプファイヤーの如くそれらは燃え、そして灰になった。

なんとなく、気持ちがすっきりした。


午後、通院。
本日の御茶ノ水。
雨はすっかり上がっていた。






ロビーで受付をして、他の機械でクレジット払いの受付をし、さらに科の外来窓口で受付をする。
科の受付係員に「治療部屋にお進みください」と言われてから、長い長い廊下を歩いて治療室へ。
長いし誰もいない。
…昨日動画で見ていたモデルウォークをしてしまう…!!


私のマンション一棟分ぐらいの価格の機械を使い、今日も恙無く治療をしてもらう。
今日はマーキング&シール貼付があってくすぐったさMAXなのだけれども、ソラナックスを飲んだのでぼんやりしていたのでクリアできた。ソラナックスは神!

帰りに上野駅で崎陽軒のシウマイ弁当をゲット!!




安定の美味しさ。
まんぷくま。


夜、心療内科へ。

待ち時間2時間。
クマ医師にデパケンを勝手に少なくしないで下さいと言われた。
揺り戻しがあるそうだ。
「今、私、ストレスないし~!」と調子に乗って、ちょっと躁状態になっていたので、クマ医師に言われた通りきちんと飲もうと思った。
あとは本当にストレスがなく、ネタ切れなことを報告した。

今日はクマ医師よりも仲が良い受付嬢と話が盛り上がった。
会計時に色々と。ここら辺の病院情報などの情報交換をした。
そしてこの受付嬢がなんと順天堂大学病院で産まれたことを知った!!文京区で産まれたのか!?なんか、すげー。
などと話していたら順番が最後の患者さんが診察室から出てきた。やべ。15分も話してしまった!!

金曜日はメイクを落としたら寝てしまうのだが、今日はきちんと入浴し、湯船に20分ほど浸かり、リセットできた。
年賀状業務もほぼほぼ終えたし、通院(順天堂、心療内科)にもきちんと行けたし、できたことがたくさんある。
シウマイ弁当もミナクルだったし。
偉いぞ、自分。


そうそう、「愛は勝つ」を歌ったKANさんが他界された。
中学時代、部活の他に「選択」という時間があり、私は「合唱」を選択した。
音楽のM先生の好みの曲をしこたま歌ったのだが、その中に「愛は勝つ」もあった。
M先生の伸びやかなあの曲の前奏が忘れられない。

「愛は勝つって。いったい何に勝つの?」
当時からひねくれていた私は歌いながらそう思っていた。
あと、テレビ「愛は地球を救う」とか、大人は「愛」に何かを頼りすぎだし、求めすぎだと幼心にそう疑問に思っていた。

大学時代に姫野カオルコ先生の「愛は勝つ、もんか」を読んでモヤモヤが解消。
溜飲が下った。

「最後に愛は勝たないよ」と姫野先生。
あけっぴろげで爽快痛快なエッセイだった。





【有給10日目】歓びのかたち

2023年11月16日 23時56分03秒 | Weblog
9時に起床。
治療のために有給を使うようになり2週間。毎日だいたい9時間ほど寝ている。お陰で肌がぷるんぷるん。
昨日王将で求めた餃子一人前と母が炊いてくれたご飯で朝ご飯。

一服後、この前買ったFrancfrancのシャンプーボトルを使ってみた。
生活の中にFrancfrancをなじませるのだッ!

開け口が大きいので使いやすい。







そして独立洗面台に歯ブラシスタンドも設置。


かわいい~。


母に教えてもらった動画。

スーパーモデルのゴッドファーザーであり、国際的なトップ女性モデルの男性指導者。


見飽きない。ずっと見ていたい。
歩き方って大切なんだなと思う。
というかピンヒール、尊い。

「…あのお気に入りのあのピンヒール、どこに仕舞ったっけ」と急に靴箱を整理整頓し始めることにした。
すっきりした!!

使うのが勿体なくて貯蔵していた箱に入ったままのピンヒールたちを眺めてうっとり…。
久々に足を入れて大理石の床で動画のようにポージングをキメる。パジャマ姿なのに。

…動画を教えてくれた母ヨーコたんに「順天堂大学病院のあの長い廊下をこんなふうにして歩くのはけっこうだが、転倒し、意識不明になり、脳のCTを撮られるりょうちゃんの未来が見える」と言われたので、今日も普通のハイヒールで通院することにした。




通院前に上野のみはし(アトレ店)へ。
平日なのですんなりと席に案内され、注文するのはやはり白玉クリームあんみつ。



餡、蜜、寒天、赤えんどう、求肥、みかん、これらが奏でるシンフォニーに今日も昇天。
北海道の十勝地方の小豆だけを使っている餡が上品な甘さ、カドが立っている寒天、ほどよく溶けていくアイスクリームが口内で本当にシンフォニーを奏でるのである。甘酸っぱいみかん2個はシンバル的な役割といったところ。


科博の年パスを提示すると白玉2つおまけしてくれる。弾力があり、でも柔らかい白玉。



吉熊「僕はアイスクリームで凍りかけてシャリシャリした寒天が好きだよ」

わかる!!


まんぷくまで御茶ノ水駅に到着。

今日も通院。
すっかり通い慣れた道。


くすぐったい作業をされたのだが、ソラナックスを飲んでいたので華麗にクリアできた。




恵比寿ガーデンプレイスに上陸。
今年もバカラのシャンデリアのライトアップが始まったというので。
平日の恵比寿なんて来るの、初めてかもしれない。

まずはクリスマスツリーを拝む。


今年も年末が近づいてきたのだな。



そしてお目当てのバカラ。


ぬお~!やっぱり綺麗!!




「歓びのかたち」をテーマにしたこの煌めき。




人それぞれの歓びがあり、自分も案外、それなりに歓びに満ちた人生を送れているよなと今年も実感した。




TOP of YEBISU38階にも行ってみた。
素敵なクリスマスツリーが飾られていて、背後の夜景と実にマッチしていた。




来年も楽しく吉熊とクリスマスを迎えられますように(まだ今年のクリスマスも迎えてないのに。気が早い)



平日の恵比寿は空いていて歩きやすかった。

夕ご飯は母のご飯と冷凍食品の野菜丼、そしてLINEクーポンを使って20円安くゲットできたファミチキ。

美味しいな~♪
そしてまたモデルウォークの動画を見る!


歓びに満ちている日々を、最近、心から愛おしく感じる。