世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

2009年を振り返る 「あるがままに」

2009年12月31日 11時28分06秒 | Weblog
今年も残りわずか。
早く起きたので、2009年をしんみりと振り返ってみよう。

嶽本野ばら先生、磯崎憲一郎氏、姜尚中氏のサイン会、林真理子先生の講演会、XJAPANやミスチルのコンサート、阿修羅像展、そして「乞巧奠」で天皇陛下に会うという、自分としてはとても華やかな年だった。

夏は京都で十二単のコスプレを堪能し、平安時代の雅にどっぷりと浸った。
恒例の尾道旅行も、初四国上陸も果たし、充実した一人旅を堪能できた。
国内もいいけれど、来年は海外一人旅(ニューヨーク)をしてみたい。


映画も「サマーウォーズ」「沈まぬ太陽」「牛の鈴音」といった素晴らしい作品に出会えた。
特に、ずっと待ち望んでいた「ハゲタカ」の続編はヨダレもんだった。
大森南朋演じる鷲津政彦をスクリーンで見られてウハウハだった。

本は、やはり嶽本野ばら先生の「十四歳の遠距離恋愛」が一番印象的だった。
この正月は林真理子先生の新刊、「私のこと、好きだった?」をじっくりと読むつもり。

クマ関係では、とべ動物園のホッキョクグマ・ピース嬢に逢えた。
暑さも忘れるほどの美しさだった。
我が家も多くのクマたちを迎え入れて賑やかになった。
もうね、寝る場所を確保するのが大変。

薬は、パキシル、マイスリー、パリエット。
ソラナックスが頓服になった。いよいよ来年はパキシルの断薬か。

今年年始に立てた目標は「継続」
2008年があまりにも平和な年だったから、それを継続させることを目標にした。
その点については自分でも100点満点をあげられる。
今年始めに観た映画「禅 ZEN」で「あるがままに」を常に心がけ、心療内科医クマ医師の認知行動療法を遵守した結果、生きやすくなった。苛々することもあまり無くなった。勿論、自分一人の力ではなく、周囲の優しさがあったのも要因。
ブログでも多くの方から書き込みをいただき、嬉しく感じた。


今年も傍で私を見守ってくれた親友・吉熊。
来年もこの子とたくさんの思い出を作りたい。


この写真が今年撮ったもので一番好き。

今年もお世話になりました。
皆様、良い年を迎えくださいませ。

さて。
そろそろ帰省の準備をしましょうか。
快速ラビット号で宇都宮へGO!!
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仕事納め

2009年12月30日 21時26分57秒 | Weblog
仕事納め。今月は長かった。
感覚的に小学校時代の1学期に相当する長さだった。

今日は朝から大掃除。今年も、本社で一番の憩いの場所・喫煙所の掃除担当者になった。壁に洗剤を吹きかけたら、ヤニ色の液体が滴り落ちた。雑巾は一気に黄色に変色。拭いた箇所は綺麗になっているのが一目瞭然なので、楽しかった。私の肺の中もこんな色なんだろうなあ、きっと。
続いて冷蔵庫の霜取りをする。無心で霜を取り除く。落ちた霜をバケツにかき集め「雪!!」と、一人で盛り上がるのも恒例となった。
掃除の日と株主総会準備の日、うちの部署の人はカジュアルな服装で行う。
いつもはスーツとハイヒールというコンサバティブな私も、この日はTシャツにパンツにスニーカーで万全体制を整える。しかも腰までの髪は小学生が使用するような飾り付きゴムで二つ結び!(一つ結びだと横のレイヤー部分の髪が落ちてくるから)
怪しい三十路ロリータの完成。
そんな私を周囲の人々は、「お!これこれ」「これを見ないと年は越せない」「なんだ?運動会か?」など言う。

汚くなった雑巾を綺麗にできる方法を後輩女子Yちゃんから教わった。
固形石鹸を押し当てながら洗うと一瞬で見違える白さに!
うちの雑巾でも実践してみようっと。

最後は自分の机を拭いて完了。
今年最後の稟議書の受付をして、一件落着。

定時。
他のフロアの人々が挨拶に来る。
「今年も一年ありがとうございました」
「ご実家帰るんですか?」
「来年も宜しくお願いします」
そんな会話がそこらかしこから聞こえてくる。
「今年も無事に終わった」という安堵が湧き起こる一瞬である。

他部署の女子で、海外留学をするために退職する子がいた。
今日、最後の別れをするとき、彼女の同期たちが泣いているのを見て切なかった。
私にもかつて、こんな時代があったっけ。
今、本社で残っているのは私だけ。
4人いた本社組の同期が、一人、また一人去っていったときのあの心細さは、だいぶ忘れつつあるけれども、こういう場面に立ち会うと思い出す。


退社後は、後輩女子Cちゃん&後輩男子タイスケくんと近場でショッピング。
三人で、あーだこーだと喋りながら物色。
明日会う妹と弟へのプレゼント、そして自分にご褒美(イヤリング)を購入。



妹へネックレスをプレゼントするというタイスケくんに付き合った。
私の首元を使い、付けた感じをシュミレーション。
「うーん…どっちがいいですかねえ…???悩みますねえ」
真剣に悩む彼を初めて可愛いと思った。
後輩女子Cちゃんはピアスを購入したもよう。
可憐な彼女に似合いそうな華奢なデザインのピアスだ。
互いに年始に着けて出勤しようと誓い合った。

来年も、吉熊上司、そして後輩男女と有意義な会社生活を送れたらいい。
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元気力エネルギー、充電。

2009年12月30日 08時30分37秒 | Weblog
駅の自動販売機にて。

つい、リポビタンに手が伸びてしまった。

ファイトぉぉぉ~いっぱぁぁぁつっ!
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年末の風景

2009年12月29日 21時21分25秒 | Weblog
午後から大掃除。当社では総務部がこの行事を仕切っている。他部署は仕事納めの日の夕方からボチボチ始めるのだが、うちの部署は公共の場所も掃除しなければならないので、フライングして取りかかるんである。かなり本格的に。

男性陣は他の建物へ、私と後輩女子Cちゃんは下のフロアの一室を磨き上げることに。IR取材や新卒の面接に使われる多目的スペースだ。
廊下に面している硝子を「雑巾をよく絞って磨いてね。筋を残さないでね」と吉熊上司に言われた通り、丁寧に水拭き&乾拭きをする。

キュッキュッ…なんか懐かしい、この感触。
体に滲んでいるであろう何かを思い出すよ…!
私もCちゃんも「店舗(路面店)→本社」組。
店のウィンドーを磨いていた(新卒の朝の仕事)あの感じを思い出すよねと互いに述べあいながら磨きあげた。横から見て曇りがないように磨くんだよねと真剣に磨いていたら背後にいつの間にか後輩男子タイスケくんと吉熊上司が佇んでニヤニヤしていた。

●●●ィ~(部長)はといえば、一人寂しく席で読書タイム。
彼のあのプライドの高さが好き。

私とCちゃんはブラインドの汚さに気付いてしまった。
拭くか否かについて悩み、そして「時間あるし、やろうか?」と、拭き始めた。
これが悪夢の始まりだった。
拭いても拭いても汚れは拡大していくばかりなんである。
バケツの水はすぐに暗黒になるし、雑巾は黒い物体になってしまう。
二人とも栃木県出身であるからに、当然「いじやける!」を連発。
白いブラインドはかえって汚れが目立ってしまい、なんか水墨画みたいになってしまった。
雪舟もびっくりのアートが完成。
やれるだけのことはやったし、まあさっきよりもマシになったので撤収。

私もCちゃんも午前中より明らかに頬が痩けていた。

明日は朝から大掃除。
給湯室の霜取りとか地味にやるつもり。
それが終われば魅惑の冬休み~。
あと一日、がんがろー!



☆おまけ☆
吉熊上司@南国ホリデーの絵。
お昼に即興で描き、あまりの秀作っぷりに嬉しくなってご本人に見せた。
で、不思議そうな顔をされた。
「この子、楽しそうだな」と思ったとのこと。
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幸せな夢

2009年12月28日 22時44分49秒 | Weblog
一昨日、夢を見た。
母熊と子熊2匹を我が家でこっそりと飼う夢。
どこかの動物園で飼われていたクマたちが脱走してきて我が家に居ついた模様。

夢にまで見たクマとの同居。
それは幸福だった。
硬い毛並みも息遣いもリアルで、私は夢の中で「夢ではありませんように」と祈った。

でも世間では大事件になっているっぽいので、泣く泣く動物園にこっそりと返すことに。
夜、木箱にクマたちを入れて、動物園に置いて去る。
悲しかった。
で、一人で笑笑で自棄酒を浴びるというオチだった。

夢診断で調べてみると、クマの夢というのは、幸運をもたらす前兆を表すらしい。
夢自体が幸福だったので、もう望むことはないのだが。

また見たいなあ。
あの夢。

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手が掛かる子ほど…

2009年12月28日 22時34分47秒 | Weblog
心の中ではもうお屠蘇をたしなんでるんだけど、自分的に。
ブラウン管では箱根の山を学生たちが走っているんだけど。
しかし現実にはまだ2009年。
今日も普通に出勤。
朝、電車内がガラガラで、世間では既に冬休みに突入した人が多いことを感じてしまった。
私は30日まで仕事。
通常、大納会は前場で取引が終了するのだが、今年からは後場もあるらしい。

会社帰りに、途中下車。
ホワイトルーセントコントロールベースが切れしまっていたのでデパートの資生堂カウンターへ。
化粧下地であるこれがないと顔が作れない。
愛用している化粧品が切れるとどうも落ち着かないのは私だけだろうか。

ビューティアドバイザーのお姉さんに肌の診断をしてもらった。
機械を肌に当てるとモニターにミクロな我が肌が拡大して映し出される。
結果はキメは細かいが荒れている…とのこと。
まあね。最近喫煙量が増加したし、そんな気がしてた…と一人で納得。
GRANASの試供品をたらふくいただき、ウハウハ。

三十路に突入して一番感じることは、肌の衰えである。
昔は徹夜しようがすぐに回復していたのに、最近ではそうはいかない。
でも、手入れをしたらした分だけ肌は律儀に応えてくれる。
前より肌をいとおしむようになった。

手が掛かる子ほど可愛いって本当なのかもしれない。

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「牛の鈴音」

2009年12月27日 22時09分05秒 | Weblog
ヤバい。
ヤバすぎ。
私、この映画をなめてた。
所詮動物もんだろ?と油断してたら、大号泣してしまった。
アイメイクが取れてしまい、困ってしまった。

牛の鈴音
銀座シネパトスにて。

【ネタバレあり】

あらすじ: 韓国のとある田舎で暮らす79歳のチェおじいさんは、76歳のおばあさんと二人で暮らしている。おじいさんと牛はこの30年間毎日欠かすことなく畑仕事に出かけ、そのおかげで9人の子どもも立派に育てあげることができた。普通寿命が15年ぐらいだと言われる牛だが、この老牛は40歳になった今もまだちゃんと働いてくれていた。(シネマトゥデイ)

田舎で暮らす働き者の老夫婦と牛の地味な映画である。ドキュメンタリー映画で、事件も起こらないし、ナレーションもない。(おばあさんのエキセントリックな愚痴は賑やかだったけれども)スクリーンに映るのは、ゆっくりとした時の流れだけ。

歩く牛とおじいさん。
牛に付けられた鈴の音。
これだけなのに、胸が熱くなる。

言葉はいらない。
ただそこにあるだけの温もりが胸に沁みて沁みて仕方が無かった。

自分の体力の限界を感じ、子供たちに「牛を売って隠居するべき」と言われ、泣く泣く牛を売ろうと決意するおじいさん。
市場では「こんな老いぼれ、誰が買うかい」と馬鹿にされてしまう。
おじいさんは本当は売る気なんてなく、買い手にわざと高い値段を提示した。それを知ってか知らずか、一筋の涙を流す牛。

冬、いよいよ立ち上がれなくなる牛。
鈴と鼻輪を取られる。
「天国に行くんだぞ」
というおじいさんの言葉に、牛はカクっと頷き、眠るように死んでいった。

通常15年だとされる牛の寿命。
それが、この牛は40年も生きた。
30年、おじいさんと一緒に働いている間、この牛は幸せだったのだと思う。
あんなにおじいさんに愛されたから。

16歳の時に100キロの道のりを籠に乗っておじいさんの元に嫁いで来たおばあさんの愚痴パワーにはびっくりした。発する言葉の9割が愚痴。しかもおじいさんに愛されている牛に嫉妬している模様。家庭内三角関係が面白かった。そんなおばあさんの愚痴に、どこ吹く風の頑固なおじいさん。案外、この夫婦はお似合いなのかもしれない。

この世界であんなゆっくりとした、そして優しい時間も流れているんだ…ということを、この忙しない歳末の中、ゆっくりと確認できた。

2009年に観た映画で三本の指に入る傑作だった。


映画 牛の鈴音 予告
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パキシル 飲み忘れ

2009年12月26日 21時45分18秒 | Weblog
昨晩、ワインを飲みすぎたせいか、今朝は若干二日酔い状態だった。
そして、パキシルを飲み忘れていたことに駅で気付いて激しく動揺…。
抗うつ剤パキシルの離脱症状はけっこう有名で、めまい、ふらつき、吐き気、嘔吐、頭痛、不眠、疲労感などがある。
出勤日にパキシルを飲み忘れた経験がなかったので、今日は一日中不安だった。
そうこうしているうちに、昼食後ぐらいからシャンビリが始まり、頭痛、めまい、吐き気が到来。
正直、こんなに苦しい思いをするならば、もう一生パキシルのお世話になりたいと思った。なんなら、生涯の伴侶になって欲しい。契りを交わそうか。
でも、気分的な落ち込みがあまりなかったのは意外。
これからは、念のため、お財布に1錠入れておこうと思った。



後輩男子タイスケくんが面白いことを私に教えてくれた。
くまのプーさんの名言とのこと。

「みつばちたちが働くのはね、ぼくにみつを食べさせるためさ!」

「何もしていないんじゃない、『何もしないこと』をしているんだ!」

あの黄色いクマなら言いかねない。
恐るべし、プー。



みんな疲れているらしく、定時になった途端、蜘蛛の子を散らしたように早々と撤収。
後輩女子Cちゃんと人事部の女子と一緒に駅まで帰った。
妄想話をしながら、爆笑。

もしも、同じフロアの30代独身女性4人(含私)で、ユニットを結成したら…
ユニット名は「SPEED」ならぬ「速度」
デビュー曲は「Body & Soul」ならぬ「身体&魂」
隣の児童公園でデビューイベント開催、など。
笑いすぎて腹筋が痛くなってしまった。

昨夜、O主任とも話したのだが、当社(本社)の女子たちは皆仲が良い。
人間関係に恵まれていると思う。

そんなこんなで、長かった一週間が終わった。
歳末商戦モードから開放され、気分的にはお正月を迎える気満々。
…あ、年賀状のラストスパートが残っていた!
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忘年会

2009年12月26日 06時18分44秒 | Weblog
12/25
隣の部署のO主任と忘年会。
「夜景が見たいの」
という彼女のリクエストに応え、新宿住友ビル50階の「ザ・ワインバー」で開催。O主任は一期上の先輩で、歳は私の1個下だ。部内でも同じような立場にいるし、B型だし長女だし、なんとなく私と似てる。

エレベーターで50階まで上がるとき、O主任と私以外はカップルだけだったことに、クリスマスの威力をまざまざと感じた。

窓際の席は確保できなかったのだが、奥のテーブル席からも夜景はよく見えた。
二人でうっとりしながら、
「相手が私ですいません」
と互いに恐縮しつつ、乾杯。

チーズホンデュとワインの相性は抜群。


仕事のこと、人間関係のこと、今年一年のこと、たくさん話した。
笑って泣いて、気付いたらべリンジャーを一本空けてた。

他にグラスワインも2杯ほど飲んだので、相当酔っ払い、帰宅するまでの記憶が曖昧。で、さっき起きた。
地球、回転速度をあげた?っつーぐらいグラグラする。

今日も仕事。
さて、朝風呂に入ってこよう。


◆新宿の目◆


◆西口のイルミネーション◆

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聖なる夜の心療内科

2009年12月24日 23時27分54秒 | Weblog
心療内科デー。

クリスマスイヴということで、当社は歳末商戦の山場を迎えた。不景気とはいえ、高額品がバシバシと売れていることを表示するパソコンのモニター、「頑張ってね!」と店舗に電話をする偉い人の声はクリスマスイヴの風物詩だ。
私の部署の人は殆どが店舗へ出払ってしまった為、大変静かだった。予算の作成と支払いの締め、そして普段はあまり出ることのない外線電話の応答などをして過ごした。

定時きっかりに上がり、心療内科へ向かった。
煌く街を小走りしながら「クリスマスって、一体何なんだろう」と考えてしまった。
ほら、このネオンの赤と緑って、ぶっちゃけ、どん兵衛のじゃね?
何、そのカラーチョイス。…ぷ。
そういえば、サンタって不法侵入者だよな。こえーよ。
てか、あの荷台って何でトナカイが牽いているの?馬でいいじゃん。
ぶつぶつと心の中で唱えつつ、心療内科に到着。
今日も待合室は激混み。
10時近くに名前を呼ばれた。

クマ医師、またまたお腹周りに肉が付いた模様。
ニットのベストに緩やかな曲線の皺が発生しているのを私は見逃さなかった。
冬の冬眠に備えて脂肪を身につけているのだろうか。

今日の診察のテーマは、ズバリ「2009年を振り返る」だった。
あんなこともあったね。
こんなこともあったね。
考えてみれば、今日は今年最後の診察なのだ。

2008年の最後の診察のとき「今年は30年生きてきて一番いい年だった」とクマ医師に言った。2009年はそれに輪をかけていい一年だったと、今日、伝えた。
クマ医師も「ここ一年のあなたはいい感じ」だと評価してくれた。

自分でも怖いと思うぐらい、右肩上がりなここ二年間。
様々な諸問題を一緒に考えてくれ、適宜なアドバイスをくれる彼のおかげで、生きることがだいぶ楽になった。あの診察室でクマ医師に導かれるまま吐き出した言葉が、私の中で燻っていた前向きな心を開花させてくれたのだと思う。
来年、どうしても合格したい検定のことも話した。

診察室を出るとき、クマ医師に
「よいお年を」
と、言われた。

通院し始めてから、四年弱。
彼からそう声を掛けられたのは初めてだ。
嬉しかった。

クマ医師サンタから三週間分の処方箋を受け取り薬局へ。
その後、寒い部屋で待っているであろうクマたちに、ケーキのお土産を購入。

せわしなく行きかう人々、
零れんばかりのネオン、
店頭のサンタ姿の女性、
数時間前に見たものと同じはずなのに、なぜだか違って見えた。

Merry Christmas!


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あばれはっちゃく 鼻つまみ~

2009年12月23日 21時43分02秒 | Weblog
世間では、今日のことをイヴイヴと呼ぶらしい。
クリスマスイヴのイヴだから。
歳末商戦真っ只中の当社は今日も稼動。

今日は後輩男子タイスケくんが販売応援で不在だった。明日は、吉熊上司と後輩男女が販売応援に行くので、私は●●●ィ~(部長)とお留守番。
今のところ、何とか、販売応援ご指名から免れている私。徴兵を免れようと必死な男子宛らである。
明日は心療内科、明後日は忘年会と、外せない予定が入っているので、急に「お店に行って」と言われても困ってしまうんである。
年賀状書きはあと少し残っているし、読みたい本もあるし、買い物にも行きたいし、観たい映画あるし、検定試験の勉強しなきゃだし、サンシャイン牧場が気になるし…嗚呼、もう少し時間が欲しい…と思っていながらも、ついダラダラとしてしまう己の馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ!って、あばれはっちゃく鼻つまみ~な年末を生きている。

※「あばれはっちゃく鼻詰まり~」だと記憶していたのだが、あれって「鼻つまみ~」が正解らしい。20年も勘違いしていた。

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インクおばさん

2009年12月22日 22時13分01秒 | Weblog
冬特有の乾燥した空気に支配され、私の指にはアカギレが出来てしまった。ろくに家事もしていないのに。
寝る前はデルベのハンドクリーム(ホワイトティー)を、仕事中はアトリックスを塗りまくっているのだが、一向に改善せず。干物女だからって指まで干上がらなくてもいいじゃん!

指のみならず、会社で使うスタンプインク台も乾燥してしまっている。自分の分だけインクを補充するのもナンなので、吉熊上司と後輩男女にも声を掛けた。
「スタンプ台のインク、補充される方、いますかー」


トイレから帰ってきた私に、唐突に後輩男子タイスケくんが言った。

「インクおばさん…」

え?
おばさん?
誰が?
思わず背後を確かめたのだが、オッサン三人しかいない。

恐る恐るタイスケくんに問い尋ねてみると、彼は私を見てニコっと笑った。

その「ニコっ」に何度騙されてきただろう。私。
そう、その小池撤平みたいな笑顔に、よ。
今日は騙されないからな!
と強気な自分も数秒後には消失。
「おばさん」と称されたの、初めてだったもんで。

中学時代からの親友あやみちゃんの上のお嬢さんだって、私のことを「クマのお姉さん」って言うのに。

些かショックである。

「おばさんに見える人におばさんとは言いませんよ」
とフォローするタイスケくん。何?その話術?

「そうだよ!〇〇さん(私)は全然おばさんじゃないよ!…俺らにはおばさんに見えるけど。な?」
とタイスケくんの方を見ながら言い放つ吉熊上司。ガーン。

「インクおばさんって語感がいいですねー」
と後輩女子Cちゃん。そうだねー。「スプーンおばさん」みたいだよねー。癒されるー。

って!
もう!
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イルミネーション

2009年12月22日 22時05分32秒 | Weblog




帰宅途中で見た近所の教会。
イルミネーションがとても美しかった。
ちょっとだけクリスマスを好きになれた。

明日も出勤。
歳末商戦モード3週目。
がんばろー。

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早く来てくれ、お正月

2009年12月21日 22時48分01秒 | Weblog
隣の席の後輩女子Cちゃんとお雑煮の話になった。
過酷なクリスマスウィークをすっ飛ばし、「もうさ、早く正月にならないかな」という互いの願望が、我々に雑煮を語らせたのだろう。
私もCちゃんも同じ栃木県出身なのに、雑煮に入れる具などが微妙に違っていて驚いた。
関西は白味噌を使うだとか新潟ではイクラをトッピング、富山では鰤が入っているとかはよく聞くけれど。
栃木県内で差異があるだなんて思わなかった。

ちなみにうちの実家の雑煮には「なると」が入っている。
見た感じ、けんちん汁に餅となるとを悪戯心で入れてみた!というシュールな様相を呈している。Cちゃんの実家にはなるとは入れず、葱を入れるんだとさ。

んでもって、母ヨーコたんが嫁いでくる前は、雑煮ったら、だしを利かせたシンプルなものだったとのこと。とても上品な味だったそうな。
私が毎年食している雑煮を母は「あれは雑煮じゃない。ママ、あれ、嫌い」と言っていた(その一言で、彼女の嫁としての苦悩を察知してしまった)。

あれは雑煮じゃないんだ…。
32年間信じていたものが崩壊したというかなんというか。

では私が毎年食しているものは一体何だろう…。
やはり、餅となると入りけんちん汁なのだろうか。


雑煮もいいけれど、焼き餅も美味しい。
醤油と七味と海苔!
Cちゃん宅はきな粉をまぶすらしい。
私の友達の家では、納豆&大根おろしをトッピングするという話を聞いたことがある。

正月って、その家々特有の空気や仕来たりや味があることを改めて感じた。
おもしろい。

それにしても、早くお正月にならないかな。

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クマハンターとしての矜持

2009年12月21日 22時25分42秒 | Weblog
帰りに寄った雑貨店で可愛いクマを捕獲した。
どうやら指人形らしい。
THEクマという雰囲気が気に入ってしまった。

「うちの子になるかい?」
と、「ハチ公物語」の仲代達矢のように訊ねてみたら、
「うん」
と言うので、購入した。

こう見えても私はクマをあまり衝動買いしない。
衝動買いは、今年の夏、松山城の下にある土産屋で和服を着た「花子」を購入したぐらいだ。
普段は今日のように声無き会話をクマと交わし、交渉成立によって代金と交換して連れて帰ってくる。

クマを捨てることはこの先の私の人生では有り得ない。
ずっと我が家で暮らしてもらうクマたち。
死ぬまで彼らの面倒を見なければならないという責任が私にはある。

さて。
ニューフェイスクマのお名前を考えましょう。

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