世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

毎年恒例

2012年10月31日 23時34分15秒 | Weblog
午前中、制服の業者対応。ヲサレなデザイナーさん、今日は、インナーがチェックだった!
何このカントリーな雰囲気は。THEサラリーマンという風情の吉熊上司とはあまりに対照的だった。

これで、全ての案が出揃った。
あとは店舗のスタッフにアンケートを取り、その集計で決定。



午後は健康診断。
当社の健康診断は、レントゲン車が会社の敷地内にやってくるというアットホームなものだ。
人事部の課長が進捗っぷりを見て、各部に順番を告げに来る。
イヤリング、時計、ネックレス、指輪、IDカードを机にしまい、後輩女子Cちゃんといざ出発!

受付をして、レントゲンの順番を外で待つ。
秋の清らかで済んだ空気を吸いながら、後輩たちとお喋り。
三人ぐらいずつ、レントゲン車に乗り込み、脱衣。

大きく空気を吸い込み、はいチーズ!
どうか影が写りませんように!

けっこう切実。


後輩女子Cちゃんが撮影を終えて着脱衣室に戻ってくるとき、ちょうど私は乳全開。かなり気まずかった。これではちょっとしたセクハラである…。


トイレ前に配置されている尿検査のカップ置き場は圧巻だった。
ずらーっとね…アレが…。
これ、食前に見たら確実に食欲不振になりそう。

身長は1センチ伸び、体重は2キロ減っていた。
8月に情緒不安定になり、食欲が減ったままだった。
7年前に胃炎になったときと同じぐらいの体重になった。

血圧は下が60、上が120。まあこんなもんか。

問診は女医さん。
これが、いかにもな感じ。
うりざね顔に銀縁眼鏡という、いかにも「医者ですよ、私は」という感じなのである。
飲んでいる薬(パキシル、マイスリー)について色々訊かれた。
最近、肋骨と背中が痛いことを話したら、超親身になってくれた。
帯状疱疹の前触れかもしれないとか言われた。もしくは疲労骨折とか。


オプションでインフルエンザの予防接種を承けることも可能なのだが、昨日の採血検査でも前夜に怖くて眠れなくなってしまう私が受けるわけない。
インフルエンザ処女であるので、いまいちあの恐怖とかよく分からない。


来年の健康診断は採血検査あり。
吉熊同伴で受けたいのだが、どうなんだろう。

健康診断の晩御飯は決まってジョナサンの野菜ドリア。毎年恒例。
健康に気遣っている自分を感じたくて。

美味しかった。
御馳走様。


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良い返事、お待ちしています

2012年10月30日 23時26分34秒 | Weblog
心療内科デー。
夕方、心療内科へ。
この時間に入るのは初めて。
客層、いや患者さんの雰囲気がいつもと違う。スーツ姿のサラリーマンより、出勤もできないような人が多いように思えた。


さて、採血。
中村玉緒みたいな看護婦に奥の処置室に案内された。この人いつも受付しかしていないので、受付専門の人かと思っていたら、ちゃんと看護婦なのな。びっくり。
やっぱり怖くなり、吉熊を取り出して
「この子と受けても良いですか?」
と尋ねた。
気心が知れた彼女は私がクマ好きだということを知っているので苦笑いしつつ、了承してくれた。

血を抜かれながら吉熊を眺める。
「ああ、なんて可愛いのだろう。吉熊、君は今日見たどんなクマよりも、可愛いよ。大好きだよ、吉熊。少し幅の違う足で 一歩ずつ歩こうね二人で歩む道 でこぼこの道~♪」
そんなことを考えていたら、終わっていた!
すげー!クマの力、ぱねぇんだけど!

抜かれた血はどす黒くて気持ちが悪かった。
ヤニとか酒とか世の中の汚れが凝縮されている…みたいな。
フラフラしつつ、一度家に帰り、夕御飯を食べて、また心療内科へ。
2時間待ち。

さて、診察。
今は落ち着いている。
仕事も楽しいし、人間関係も淡々としている。
勉強を再開したので、無駄なことを考えなくて済む。そんなことを話した。

クマ医師に、
「ポジティブですね!」
と褒められた。
そう言われればそうかもしれない。

有給休暇を使用して、採血検査を受けたのだとドヤ顔で報告したら、有給休暇を使えない会社の体制に問題があると言われた。
当社は、店舗展開をしているので、本社の人が有給休暇を使ったら、店舗スタッフに示しがつかない。
だから暗黙の了解でみんな使わない。しかもけっこうギリギリの人員体制なので、使いづらいのである。
…と熱く語ったのだが、クマ医者は、納得していなかった。

採血検査の結果は2週間後。
「良い返事、お待ちしています」
(ハゲタカ・鷲津さん風)

処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール
アクアチムローション


アクアチムローション、けっこう良い感じ。背中が過去20年間で一番綺麗。ニキビがすっかり消えた!!

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TEDDY BEAR -天空の森 展-

2012年10月30日 22時52分15秒 | Weblog
六本木ヒルズで開催されている「TEDDY BEAR -天空の森 展-」に行ってきた。






世界最古のぬいぐるみメーカー、ドイツのシュタイフ社によって創られたテディベアが、2012年で生誕110周年を迎える。これを記念し、東京・六本木ヒルズ52階 東京シティビューに、期間限定のチャリティーミュージアム「TEDDY BEAR -天空の森 展-」が登場。

会場内には、110体のテディベアとその仲間達が暮らす森のモニュメント広場をはじめ、『LOUIS VUITTON』が手がけた世界最高額のテディベアの展示、2012年秋冬の限定テディベアを中心にアイテムを展開するSHOPコーナー、テディベアにまつわるさまざまな“お話”や出来事を紹介する『物語の小道』、そしてチャリティーオークションなど様々なコンテンツが充実されている。

…って聞いたら、行かないわけにはいかない!!
六本木なんて超久々である。妹の芋子はこの地で働いているのだが。
先月からずっと楽しみにしていた。やっと念願が叶った!
となりで開催されている「ジョジョ展」は活況っぽかったが、こちらはけっこう空いていた。



ここで、テディベアについての豆知識。
“テディ”という名は第26代アメリカ合衆国大統領、セオドア・ルーズベルトのニックネームから付けられたもの。
1902年、ルーズベルトがクマ狩りに出かけたとき、子グマを撃たずに逃がしてあげた。
クマのぬいぐるみが売り出されたのがそんなころ。大統領が撃てなかった子グマのかわいらしさ。それを再現しているかのようなぬいぐるみは、大統領のニックネームから“テディベア”と呼ばれるようになりましたとさ。





まずはベンツを運転するベアに遭遇。
可愛い!



和服のテディベア。


ミキモトのテディベア。
クラウン、ネックレスに使用されていた真珠。照りが美しかった。
こちらをまっすぐに見つめる視線がたまらない。


明治記念館のテディベア。
リア充。


出迎えた世界中のテディベアたち!!
初っ端から胸キュンの嵐。



桃太郎、お姫様のテディベア。
和服のテディベアも素敵。



香港限定のテディベア。
この子、今日のツボ。



ナビゲーターはテディベア1909。
このシンプルな、いかにも「テディベア」という風情がなんとも落ち着く。
吉熊と2ショット☆



110年の森の広場では、シュタイフ社のぬいぐるみと戯れることができる。


戯れるだけではなく、撮影とかしちゃったり。
テディベアのイベントで、このように触れるものは少ない。


吉熊も、ピンクのテディベアに抱擁されていた。


森っぽい。




「ベアWISH!願いを込めて!」というコーナー。
みんな思い思いのメッセージを込めている。


「クマは世界を救う」
と書いた。


チャリティオークションのテディベア。
ミキモト
300個の真珠と1.34ctのダイヤモンドが使用されている。ゴージャス。



ルイ・ヴィトン
2,400万円也。
このルイ・ヴィトンがプロデュースしたテディベアは2,400万円で落札され、世界最高額のテディベアになった。
韓国・済州島の「チェジュテディベアミュージアム」に常時展示されており、今回は本イベントの為に特別来日した。
これ、今回のイベントの一番の目的。




シュタイフの創立者・マーガレットシュタイフは幼い頃に小児麻痺を患い、一生を車椅子で過ごした。そんなハンディを背負った彼女だったが、非常にポジティブな心の持ち主だった。小児麻痺で不自由な手にも関わらず、自分の手芸の才能をみいだした。それを生かして洋裁店を開き、そこでフェルトの象のハリ刺しを作ったところ人気沸騰。これをきっかけにして他の動物も作っていくうちに、彼女の工房が拡大。共に仕事をしていた彼女の甥リチャードシュタイフが、ベアのぬいぐるみと出会ったことがきっかけとなり、人気テディベアメーカー「シュタイフ社」として今に至る。



テディベアの制作過程。



ビールを飲めるコーナーに佇むテディベア。
眉毛があるテディベアってなかなか見かけない。
どことなく、私の上司・吉熊上司に似ている。



土産売り場で、写真撮影のコーナーがあり、つい…。
テディベアと2ショット☆


クマ三昧の一日。
非常に満足。


多くのテディベアの顔にはこれといった表情がない。
100年以上愛されてきたテディベア。
その秘密はこの無表情にもあるのかもしれない。
こういう表情に私たちが持ついろいろな感情を入れて行きやすく、時にはクマのぬいぐるみが子どもになったり、母親になったり、その時に自分の心の中に必要としている人間としてクマはさまざまな存在に変わることができる。

私の相棒、吉熊も、笑ったり、時には悲しそうな表情を見せたりする。

これからも一緒に苦楽を共にしていこう。ね、吉熊。




怖い…

2012年10月29日 23時15分15秒 | Weblog
明日は有給休暇をいただくので、帰る前に引き継ぎをした。
帰りがけに社長に遭遇したので「すいませんが明日はお休みをいただきます」と申した。
その後、図書館へ。
弔辞とか忌明けとか御霊前とか、慶弔関連の用語を覚えた。
秘書検定一級合格への道のりは遠い。


出張土産にいただいたお菓子。


明後日は会社の健康診断なので、夜の飲食は自粛。明日食べようっと。
明日は心療内科で採血。こえーよ、採血。針が皮膚を突き破るなんて…ガクブル。
でもまあ仕方がないか。点検と言う意味で、いっちょ受けてこようっと。


あれは高校三年生のマラソン大会の前のことじゃった。
私が通う高校ではマラソン大会という謎なイベントが開催されていた。
男子16キロ、女子8キロを走らされ(あぜ道)、当日、風邪等で欠場したら、追試ならぬ追走、追々走、追々々走…とけっこうマジな勢いで開催されていた。
余談だが、あの学校の卒業生の父も現役時代にそのイベントに参加していて、グランド内を走る最初だけ全力疾走して1位だったとのこと。
「校門を抜けた瞬間、抜かされちゃったんだ」
とのこと。



マラソン大会前に採血検査が行われた。血色素検査と呼ばれていただろうか。まあ、血を抜かれるんである。
あれが厭で厭で。マラソン大会よりも血を抜かれる方が厭だった。


当時、お洒落な子はピアスなんかを平然と開けていた(高校は割と自由だった)。
私はお洒落でないし、第一、痛がりの私は耳たぶに鋭利な針で貫通させるだなんて信じられなかった(今も頑なにイヤリング派)。

そんなへタレな私。
英語の時間、英語の先生(A坂先生という女性の先生)の誘導の下、我々1組の生徒は保健室へ。

「先生、痛いから受けたくありません」
とA坂先生に言ったら、
「そんなことじゃ大学落ちるよ」
と冷徹に言われたっけ。
どうしても血色素検査を受けたくなくて、粘りに粘り、クラスの最後の1名になり、A坂先生に片方の手を握ってもらいながら受けた。A坂先生ありがとう。

…でも痛かった。
それにちゃんと受けたのに、大学に落ちたんだが。
何なの?




看護師をしている妹の友達曰く、顔に力を込めれば痛みが軽減されるとのこと。
本当かしら。

片方の手で吉熊を握ってようっと。



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帰省

2012年10月28日 22時51分03秒 | Weblog
昼、起床。
ああ、よく寝た!!すっきりお目覚め。

生憎の雨。
朝ごはんは、和洋折衷。
母が作ったカボチャと玉ねぎのスープが激うまだった。


弟は朝早くに起きて仕事に向かったようだ。


母から我々姉妹に与えられたミッション。
「私物の整理」

私は上京する時にある程度物を処分するなりしたのだが、妹はそのままだった。
彼女は大学時代、美術系の学部に在籍していたため、私物はやはり課題の制作物や専門的な美術書が多い。

私の私物は桑折一つにまとまっている。
その上にはアルバムが重なっている。私物の整理前に、つい、紐解いてしまう。

若かりし頃、香港に行った母・ヨーコたん。私に似ている。


さて、桑折をオープン!。
懐かしさの嵐。

小学校時代に収集していたアクセサリー。


高校時代、授業中に友達と交わした手紙。
つい、読みふけってしまう。
捨てられない。


妹の中学1年生の時の創作絵本。
クマ!


今回の整理の収穫物。
となりのトトロのリュック。
これ、母から、高校合格の御祝いにもらったものだ。けっこう高かったので強請るのに躊躇した。
これを背負って、高校最初の遠足に行ったんだよなー…。
歩いて。下野国分寺跡だったっけ、たしか。奇抜な女子高校生だった…。
これも捨てられないので東京に持ち帰ることにした。トトロ~。



母が吉熊の服を作ってくれた。
カワユス。


ある程度片付いたので、夕方、くら寿司に行った。
仕事帰りに弟もやってきて、家族5人で50皿ほど食した。
イクラとウニをたくさん食べて大満足。


近くに住む弟の家に寄った。
ハイカラ!居間にはベッドとテレビとソファしか置いていないという、なんとも生活感のない部屋。

かましんに寄って、母がパンをたくさん購入してくれた。
食費が軽減されるのでありがたい。
そうそう、かましんで素敵なダンボールを発見。
青森のりんごのダンボールなのだが、側面にクマ!!



20時44分雀宮発の電車で東京へ。
雀宮駅、こんなに綺麗に。


母にお小遣いをもらった。
使う前にさっそく貯金箱に入れないと!!
母は私たちが帰る時、(´・ω・`)ショボーンという顔をする。
この時ばかりは、「近くに住んでいなくてごめん」と思う。


妹とピーチクパーチク話し、あっという間に東京。
埼玉と東京の間に流れる荒川を渡ると、ギアチェンジするよね、と妹と話した。
彼女もそうらしい。


明日からまた仕事。
制服の件、月末の〆、決算業務…けっこう立て込んでいるのだが、上手く乗り越えよう。
実家でパワーチャージした分、頑張ろうっと。

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ウーハウーハ

2012年10月28日 22時42分12秒 | Weblog
帰省。
つい3週間前にも帰省したのだが、妹が帰省するというので便乗した。
妹と会うのは三ヶ江月ぶり。
私が秘書検定の面接試験を受けた日から会っていなかった。
彼女は忙しいので、休日に彼女に会うとなると2ヶ月前から予約しないといけない。
WEBデザインの学校に通っていて、今日もその帰りらしい。
勉強していることを見せてもらったのだが、全くもって理解不能。

夕ご飯はすき焼き。
弟も仕事帰りにやってきて、賑やか。


お肉~!
野菜~!
お腹いっぱい!

〆は、もんじゃ焼き。
キャベツや明太子、チーズのトッピングをして、うまうま。
弟が焼いてくれた。
彼の指は大変美しく、ちょっと羨ましい。


兄弟三人が揃うのは大変珍しい。
酒も入り、深夜まで話し込んだ。

弟はレアキャラなので、みんなに写真を撮られまくり。
「まーくん、こっち向いて」
って。
何かのモニュメントと化していた。


母が救急車のサイレンを
「ウーハウーハ」
と表現したのが、我々兄弟のツボだった。
普通、「ピーポパーポ」じゃね?
ウーハウーハって…。




哲学的つけ麺

2012年10月27日 00時18分35秒 | Weblog
疲れが溜まってしまい、今日は図書館をエスケープ。
帰りに、有名なつけ麺店に寄った。

いつも店前に行列ができている。今日は5分ほどで席に着けた。
前回は後輩女子Cちゃんと一緒に食した。
今日は彼女が出張の為、私一人ぽっち。

今日も美味しく頂いた。
でも…。
前回、Cちゃんと食べた時の方が美味しかった。
美味しいものは誰かと食べると、一層美味しくなる。
一人食事には慣れているはずなのだけれども。


寂しさも、同類。
寂しさの中にいる時は感じない。
「落差」を感じる時に、寂しさは襲ってくる。
じゃ、いっそのこと、ずっと寂しさの中に漂っていれば、落差を感じずに済んでむしろ幸せなんじゃね?とも短絡的に思うのだが、それも違うと思う。

落差の「上」の部分。
つまり、寂しさを忘れている時間。
それもきっと人生形成に何らかの作用を及ぼすものであって、大切なものに違いない。
逆に寂しさを紛らわすのに一生懸命でも疲れる。

だから、つまり「落差」を感じることは仕方のないこと。
寂しいと感じたり、誰かと一緒に「美味しいね」と笑うことも、全て私には必要な要素なのだろう。


ディズニーランドは遠きにありて思ふもの

2012年10月26日 23時19分47秒 | Weblog
昨夜はなかなか寝付けず、入眠できたのはたぶん3時過ぎ。
「今日は眠くなってしまい、さぞかし持たないのだろうなあ」
と不安だったが、いつもより仕事が捗った。
ナチュラルハイだったのかもしれない。
パートさん休暇、後輩女子Cちゃん外出で忙しかったというのもあったのだが。
決算書類に数字を入れたり、制服の業者との電話でのやりとり、月末の請求書の処理などをした。

そうそう、一昨日、後輩女子Cちゃんからディズニーランドの土産をいただいた。
ハロウインバージョンのマシュマロ。これ、美味しい。中にチョコっぽい何かが内包されていた。咀嚼すると、その何かが外の柔らかい部分から「んにょ」と自己主張する。

ディズニーランドのお土産のお菓子ってハズレがあまりない。
クッキーも、チョコも。



私が最初にディズニーランドに行ったのは、小学校2年生のとき。電車で家族と行った。
まず、シンデレラ城に圧倒された。白く輝くあの建造物を見て、物語の世界の城って実存するんだ!と興奮した。

入場してからも後楽園ゆうえんちと混同していた幼い弟は「シャイダーいないの?」とか言いだす始末。
妹は、そんな弟を優しく宥めていた。

「これ、なんだべ?」と心の準備なしで乗ったのがスペースマウンテンで、母・妹・私…仰天。
母が、父に
「これ、面白かった。あなたも乗ってくれば?」
と騙し、下りてきた父は顔が真っ青になっていたっけ。

日が陰り、宝石のように輝くキャッスルカルーセル。
地元の「とちの木ファミリーランド」のメリーゴーランドより大きな馬にまたがり、ビデオを構える父に手を振った。
好きだからって、何度もカリブの海賊しちゃったり、さすがB型率80%の我が家。


2年前の誕生日には有給休暇を使い、平日のディズニーランドを堪能した。
ええ、一人で。
一人ディズニーランド@32歳の誕生日。
(2010年2月4日 「Happy birthday! 3」)



そんな私が選ぶディズニーランドの好きなアトラクション ベスト3

1位「カントリーベアシアター」
クマのぬいぐるみのショーが観られる。
クマ好きにはたまらない。待ち時間も少ないのでいい。


2位「ホーンテッドマンション」
怖いと言うよりもむしろ美しい。洋館フェチにはたまらない内装。


3位「イッツ・ア・スモールワールド」
待ち時間中、あの塩素系の匂いを嗅ぐと興奮する。
愛らしい世界旅行ができる素敵なアトラクション。
大人になってから乗ると地味に泣ける。
世界平和という哲学的な難題を明快かつシンプルにクリアしている。

ここから舞浜のあの地まではそんなにかからないんだけど。
でも、何気に遠いんだよな。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」って室生犀星が言っていたが、「ディズニーランドも遠きにありて思ふもの」だ。
東京駅での乗り換えが原因???



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有給休暇

2012年10月25日 22時53分13秒 | Weblog
心療内科で「そろそろ採血しましょうよ」と言われていたのだが、ずっと無視してきた。

…痛いの、怖いし。

しかし、もう断るのも面倒になり、いよいよ来週の火曜日に採血検査を受けることを決意した。
漢方薬を飲んでいるとどうも肝臓にダメージを受けるらしい。最近ちょっぴり右腹の上がシクシクするようなしないような…。

採血するためには夕方までに病院に行かなくてはならないので、吉熊上司に相談し、有給休暇を取得することになった。
「月末月初は避けてね」
と言われ、病院の予約状況も確認し、30日に決定。
平日に休むのって、風邪引いたときと祖母が他界したとき以外、殆ど無い。
最近、制服のデザイン変更の件で忙しいので、ちょっぴり罪悪感。

まず銀行に行って、貯金箱の中の小銭を固めよう。
あと、
「平日は空いているなあ!」
という場所に出没したい。
土日には味わえないことを吟味し、実行しよう。
むふ。

12年前、販売員だった頃は平日休みだった。
そう言えば、今年もクリスマスの販売応援の要請が各部に出ている。
総務室・経営管理室は、今年も私だけ一人でお留守番。
「お役に立てずにすいません」
とか言いつつ、嬉しくてたまらない。正直。口許が緩みっぱなし。

未知の土地で知らないスタッフと販売という慣れない仕事をすることによるストレスはけっこう甚大。
包装の仕方とか忘れた。
接客七大用語も遥か忘却の彼方。
笑顔とか、搾ってもでねーよ。

露骨に出るのは肌だ。
数年前まで、私のクリスマス時期の肌ったら、荒れに荒れて、…犬神家の一族の佐清みたいにカペカペしていた。
免れて良かった…。


今年も静かに教会でメリークリスマスを祝おう。
「リア充爆発しろ」とか呟きつつ、クマとケーキも食べるんだ。


まずは30日の有給休暇のため、引き継ぎを考えておこう。
でも採血、こえー…。



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「空からのおくりもの」

2012年10月24日 23時58分41秒 | Weblog
残業後、会社近くの歯医者さんへ。
待合室に掛っている絵。
今日は渡辺宏の「空からのおくりもの」だった。

クマ雲。
可愛い。
思わず激写。




根に持つタイプ

2012年10月24日 23時30分57秒 | Weblog
けっこう根に持つタイプなのだと思う。私は。

幼稚園の時、すみれ組で爪検査があった。継続的ではなく、恐らくスポット的に。
白い部分が見えたらアウト。
不合格者は担任のツネカワ先生に、手の甲に大きな×を付けられた。
アウシュビッツの選別よろしく、それは冷淡に行われた。

当時、私の身の回りを面倒見ていた母はちょうど身重であった。
娘の爪にまで神経が回らなかったのだろう、私はツネカワ先生によって手の甲に×を刻印されたのである。
人生最初の烙印。

帰り、親を待つため園児たちはテラスに座る。
その時、ツネカワ先生は声高に言ったのである。
「×を付けられた人はポケットに手を隠しなさい。恥ずかしいことなんだよ」と。
涙が目尻に滲みそうで、ぐっと堪えた。
30年経過してもあの時の強烈な屈辱は忘れることができない。
いや30年という月日が怒りを余計に増幅させている。許せない。
…私だけではなく、私の母までもがバカにされたという気がしたから。
迎えに来た母に抱きつき、烈火のごとく泣いたのも覚えている。あの時の母の藤色のマタニティドレスの手触りもこの掌にまだ残っている。


今でもマニキュアを塗る度に、あの日のことを思い出す。
あれから爪を短くすることに抵抗を覚えてしまい、中学時代はこそこそと伸ばしていた。
母に「あらやだ、亮ちゃん。爪、長いよ。お水の人みたいだよ。やだー」と指摘されると「ツネヲ先生は良いと言っていたよ?」と、しれっと嘘を吐いた。

高校時代はカワチで安いマニキュアを購入(セザンヌ…たしか290円)して塗っていた。色はまだナチュラルな桜色。
服装や髪型や生活態度はかなり地味であるのに、爪だけは「校則?なにそれうまいの?」状態であった。アンバランス極まりない。
大学時代はラメを施し、色もワイン色とかを施して悦に入っていた。以降、マニキュアを欠かしたことはないし、いつも長い。
ある程度長くないとマニキュア栄えがしないし、落ち着かない。
折れないように気を張ることで指先の動作が緩慢になり、エレガントじゃね?と自己分析している。
どことなく、中国の纏足に似ていなくもない発想。

会社のマニュアルには長さ云々についての規定があるが、実際はあるようでない感じである。大体みんな2週間に1度はネサロに通っている。ネサロに行った翌朝などは女子同士で報告会。
「秋色にしちゃいました。てへっ」
「わ~、カワユス」
みたいな。


私は自爪が頑丈だし、単色が好きなので最近は専ら自分で塗り替える。
そして、ツネカワ先生のことを思い出すのである。
彼女だってもう50歳ぐらいだろう。暗かった私のことなんか覚えていないはずだ。

でも、私はマニキュアが乾くまでの数分間、彼女を思い出す。
じっとりと。

けっこう根に持つタイプなのだと思う。私は。

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カップヌードル

2012年10月23日 23時34分31秒 | Weblog
実家からもらってきた救援物資のカップヌードル。
お昼に食した。

超美味しい!!
ご馳走様!



百花繚乱

2012年10月23日 23時00分40秒 | Weblog
今年が始まって一番忙しかった。朝イチで社長を交えての会議。新制服の作成の方向性の確認と、これから私がしなくてはならないこと等を明確にした。

会議室から出た後、戦争は始まった。
店舗からの電話の嵐と、花壇の手入れをしてくれるおばちゃん社員からのクレーム対応。
パンジーの苗が余った?!…自分で考えてどっかに植えてくれぃ!
制服のボタンを送ってくれ?すぐに送りますっ!

制服の業者さん数社とのやりとり。
「頼みますよー」と弱々しく懇願する業者さん、「すぐにデザイン画を直してお持ちします!」と自信に満ち溢れている業者さん、…色々だ。

新制服の稟議書の作成。
入社13年目の集大成。
一応、ビジネス文書検定一級取得者として、社内で一番美しい稟議書を目指した。
金額もけっこう大きい。

残業後、後輩女子Cちゃんと社長と一緒に退社。
何話していいか分からない。
笑顔の筋肉が疲れる頃、図書館の最寄り駅に到着!お先に!

図書館はけっこう混んでいた。
一時間やって、終了。やっと一息。


「置かれた場所で咲きなさい」
最近知った言葉。

自分ができることをここでできる限りやり続けていくことの大切さ。
不平不満もあるけれど、まずはここに置かれたことに感謝して、なるべく笑顔で過ごす。
そして周囲も笑顔にし、結果として自分の存在意義を高めるのだ。


今日は、かなり百花繚乱だったような気がする。


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クマは私を救う

2012年10月22日 23時05分25秒 | Weblog
土曜日の合コンで酔い潰れた私。
経理部のO主任にお金を立て替えてもらっていたので朝イチで返した。
お詫びに、「ヘルタースケルター」の原作をお貸しした。
親友わたが言っているように、私も原作の方が好きかもしれない。
O主任、喜んでくれたので良しとしよう。


週はじめから、バタバタしていた。
人事部長からの引き継ぎ業務で、花壇の責任者と言う謎な仕事を引き受けた私。
今朝、花屋さんから苗が届いて、その立ち会いをした。
葉牡丹の真ん中の色がああだこうだと掃除のおばちゃんが言ってきて、結局返品。
もうあなたの好きな色にしてください、はい。


制服の業者対応。
各業者に依頼していた提案が全て出揃った。
これから社内会議。
明日は、社長を交えてのミーティング。
上手く説明できるかな。緊張する。


プチ残業後、図書館へ。
今日は、捗った。
「秘書の非定型業務」を攻めまくった。


図書館の閉館を告げる音楽がかかり、トイレに行く。

その前に、クマについて書かれた本が20冊ほど置いてあるコーナーにいつも必ず寄る。
専門書などのマニアックな書籍である。


そこでニヤニヤしながら、レンタルビデオ店のAVコーナーで佇む若人のように背表紙を眺める私。
そして、祈る。合格しますように、と。

今更言うまででもないが、クマは私の守り神だ。
落ち込んだとき、必ず助けてくれる相棒・吉熊。




太古の昔、北国では熊崇拝という文化が存在していたが、平成に生きる某会社員の魂にも在るらしい。
クマ特有の安心感っつーの?
クマが持つ愛らしさと強さが私を魅了してやまない。



今日は、クマのヘアゴム、クマのブローチで、がっちり守られた。

★キラキラクマのヘアゴム


★パールを抱えるクマブローチ




愛は地球を救えるのかは些か疑問だが、クマは確実に私を救う。
明日もクマの愛に抱かれて、健やかに生きよう。


ガラスの靴を求めて

2012年10月21日 22時34分03秒 | Weblog
昼風呂に入ったあと、昨日の飲み会のお疲れ様メールを交換。
アフターフォローは大切。


夕方、新しい靴を見に行こうと池袋を散策。
「これ、超可愛い」と思った靴があった。
ヒールの高さも色もデザインも凄く気に入った。
しかし、22.5センチは売り切れてしまって無いもよう。残念…。
「22センチならばあるのですが」
と店員に試し履きを促されたのだが、入らなかった。

靴の購入だけは絶対に失敗が許されない。
「少しきついけれども、ま、い~か」
と買って後悔したことは数知れず。
出先でマメができてしまったり、痛くて歩けなくなってしまったり。
あと私の場合、骨盤が前傾しているので、ヒールがある程度高くないと腰が辛い。

急ぐものでもないし、と今日は諦めた。
デパートを徘徊し、来月のお給料が入ったら靴を買い、他は何を買おうかと考える。
何が今必要なのかということは、制限内で考えるからこそ楽しい。

ニューヨーカーズカフェで夕ご飯。
最近、吉熊を放置していたので、今日はじっくりとデート。
豆腐ローフ&彩り野菜のタイ風ガパオ、うまー。
たまには豆とか食べないとな。


店を出たら、くしゃみが出た。
鼻の奥がむずむずする。
もしや風邪!?

…今日は早めに寝よう。

明日は制服の業者さん数社とプレゼン。
時間があったら決算書類のチェックも進めたい。


ガラスの靴で思い出した。
中学校一年生の時、合唱コンクールで「想い出がいっぱい」を歌った。
(たしかうちのクラス、3位だった気がする)

その歌詞で

「大人の階段昇る 君はまだシンデレラさ
しあわせは誰かがきっと
運んでくれると 信じてるね」

とあるが、


「局の階段昇る 君はまた社内失業さ
仕事は上司かがきっと
運んでくれると 信じてるね」

にならないようにしなくっちゃ!



来週も頑張ろう!!


想い出がいっぱい