錦鯉品評会

上野の鯉のイベント、気になって調べたら「関東甲信地区総合錦鯉品評会」だったとのこと。
ゆっくりと見られなかったが、どの鯉も立派で印象的だった。

国宝展1

国宝展の内容。



「阿弥陀聖衆来迎図」

今年の年始に観た映画「かぐや姫の物語」のあのシーンを彷彿としてしまう。
あの音楽と共に。（天人の音楽Ⅰ）

死ぬときはこの絵のように「お迎え」が来るのだと、この一年弱、ずっと思っていた。
その情景がガラス越しにある！・・・正直、今回の国宝展で一番感動したのはこれだった。まるで阿弥陀様たちが迫ってくる勢いなのである。天皇のGOサインがないと開帳できなかった絵だったのだが、豊臣秀吉が母の三回忌で高野山に納めたとのこと。



「法華経方便品（竹生島経）」
琵琶湖に浮かぶ竹島にあったもの。
書いてる文言に就いてはさっぱりなのだが、背後の下絵が流々としていてとても綺麗だった。




国宝の土偶は5体しかない。
今日はその5体を一気に拝めた。

「合掌土偶」

文字が発達していないウン千年も前にも「祈り」という概念があったのだなあと思い、感動。体育座りしてんのな。萌え。
青森県で出土したらしい。


「縄文のビーナス」

腰の肉付きが女性的。うっとり。


「中空土偶」

中はがらんどう。北海道の唯一の国宝とのこと。


「縄文の女神」

スタイリッシュ！！


「仮面の女神」

逆三角の仮面を着けたちょっと不思議な土偶。そそられる。




「金印」

これは今日までの展示。15分ほど並んだ。
日本史の教科書に出ていたっけ。日本史の先生がこれについて熱く語っていたのを思い出した。
3秒ぐらいしか間近で見ることができず、下の文字を辛うじて識別できる感じだった。



「支倉常長像」

折りたたまれて仕舞われた名残で、折れ線がついている。
この絵の下にロザリオも飾られていた。


「善財童子立像」

「こっちですよ」と案内してくれそうな佇まいが健気で可愛い。
瞳が光っていて吸い込まれそうだった。


「元興寺極楽坊五重小塔」

5メートル50センチの塔。実際の塔の十分の一というサイズを意識して制作されたらしい。



「玉虫厨子」

これも見たかった。去年法隆寺で観た。側面に描かれている、トラに身を捧げる「捨身飼虎図」とか、本当に凄い。自己犠牲の極致だよな。



「地獄絵図」

ここが一番混んでいるゾーン。
信仰心がないと糞まみれの刑が待っているらしい。しかも針口という虫（蛆虫？）に食い殺されるぞ！という絵。
隣の男子高校生「これヤバイ」としきりに言っていた。


「観楓図」

左奥に描かれているのは神護寺。高校の修学旅行で行った寺だ。
紅葉を見にピクニックに行く楽しさが随所に見られた。カラフルで見てて心が躍った。





いやはや。本当に混んでいた。特に地獄絵ゾーンでは朝の山手線状態。もみくちゃになりながら観た。
地獄絵状態を味わいながら見る地獄絵っつーのかな。なんとも・・・。
空いているコーナーを目ざとく見つけて攻める手法を取ったのだが、全てをじっくり見るのに3時間かかった。

でも気合入れて見るだけの価値があった。

国宝展2

東京国立博物館で開催されている国宝展に行ってきた。
私としては珍しく休日の早起き。
近所の猫にゃんに「おはにゃー」と挨拶をされる。


ツイッターで確認すると待ち時間は、この時点で60分。
まあ本でも読んで待ってるか、と余裕をぶちかまし、上野公園で開催されている鯉のイベントをチラ見していたら・・・待ち時間は100分に。


列の合間からスカイツリーがご挨拶。


清々しい陽気だったのでそんなに苦痛ではなかった。


無事に国宝たちを拝めた。満足。
外の喫煙所で一服。

庭園が開放されているので入場。






葉の色付き具合が絶妙で興奮。

吉熊も葉っぱの旗を持って喜んでいた。


池の鳥たちもすいすいと漂っていて気持ちよさそう。




せっかく来たのだからと本館にも入場。
この重厚な造りが素敵。


休憩所に置かれている黒電話。
これ、密かに気になっている。
今の子ってきっとこれの使用方法を知らないんだろうなあ。


簪や櫛のコーナー。
珊瑚や鼈甲で作られた粋な装身具。




再び外へ。


そしてそのまま、隣の国立科学博物館へ。
・・・先週も来た。年パスを持っている。


なぜ年パスを購入したかと言うと・・・そう、はやぶさが持ち帰った微粒子を拝みたいときに拝むため。
「ちょっと上野まで来たから会いに来たよ」的な。

微粒子参り。


はやぶさ2が無事に飛びたてますように。


今日もイトカワの欠片はキラキラと光っていた。
顕微鏡を使って見るのだが、回転やズームも自分で行えるので楽しい。
これが3億キロも離れたところにあったんだもの。すげぇな。


イオンエンジン萌え。


そんなとき、はやぶさ2の打ち上げが12月3日に延期になることをハナちゃんからのLINEで知る。
まあ、本当、無事に飛んでくれればいいさ。

他のコーナーもうろつく。
茶運び人形、超可愛い！！


元素記号の周期表！！

スイヘーリーベーボクノフネ☆

ウンウンオクチウムだって。可愛い響き・・・ウンウン。


お土産コーナーにて、狙っていたはやぶさ2のクリアファイルとポストカードを購入。


外に出ると外は真っ暗。
今日は暖かくて、トレンチコートで済んだけど、来週からいよいよ寒くなるらしい。
残り一ヶ月をこぴっと生きよう！！

鯉

並ぶ前に鯉のイベントをチラ見。
どの鯉も大きくて立派！

国宝展並び中

100分待ち！

師走寸前

昨日の夜、寝る前に風邪っぽかったのでピーエイ剤を投入。
そしたら眠れる眠れる・・・ノンストップで13時間も眠ってしまった。
ドアの呼び鈴で覚醒。
先日、有効期限ギリギリだったリクルートのポイントを足しにして買ったDVDが届いた。

森林浴／グリーン・プラネット. α波1/fゆらぎとマイナスイオンの世界



通院している心療内科の待合室のモニターに流れているものと同じ。
これ聴くと落ち着く。
最近、国際秘書検定の勉強をしているのだが、そのBGMを探していた。
これで勉強が捗るはず。


『森林浴／グリーン・プラネット』トレーラー



よく見ると、途中で青池の様子が映し出されていることを発見。
今年の思い出で一番印象深い青池。
綺麗だったなあ。




ファスナーが壊れてずっと気になっていたスカートをお直し屋さんに出した。
けっこうな請求金額だったが仕方がない。これでまた穿けるようになってほしい。

続いて、年賀状に貼る吉熊の写真シールを作りに行った。
写真屋さんのイケメンお兄さんが私のことを覚えていてくださり、ヒデキカンゲキ。
・・・そうだよな・・・自分年賀状を作る人なんて少ないものな。覚えているよな、そりゃ。
イケメンお兄さんに癒しを貰い、そのまま明日行く国宝展のチケットを買いに旅行代理店へ。
国宝展、明日も混むんだろうなあ・・・と思いつつ。

文具店でクリスマスカードも大人買い。
可愛いデザインのものは既に売り切れていた。まだ11月なのに。


帰宅後、コンビニのパスタを食べ、テレビを見ながら部屋の掃除をした。
ちょっと掃除をしただけでゴミ袋1個分のゴミが出てきた。
すっきり。

そんなこんなで明日は国宝展に参戦。金印を拝むのだ！！
風邪は気のせいだったよう。
すっかり元気になった。

延期～！

今日もすこぶる忙しかった。
月末の締め業務とその他諸々がミルフィーユのように重なって、私の前に存在していた。
そういうときに限って他部署から「あの稟議書の原紙を見たいんだけど」という依頼があったりする。


昼休みは隣の公園へ。落葉したイチョウが綺麗だったので。
吉熊も黄色い絨毯に大はしゃぎ。


夕方、人気の無い他のフロアに封筒を取りにいったとき。
システム部屋から出てきた吉熊上司がマッハで追いかけてきた！
疚しいことは無いのだが、追いかけられると逃げたくなるというのは人間に備わった本能だろうか。
・・・すたこらさっさと逃げる私。追いかけてくる吉熊上司・・・森のクマさん的図！？
♪ある日　会社の中　上司に　出会った～

自席に戻り、後輩女子にそのことを話すと、キャッキャと笑った。
そんな彼女は今夜から旦那さんと京都へ紅葉を見に行くらしい。いいなあ。

夕方になり、社長が他の社屋から戻ってきたので、出張の日程表を渡す。
・・・交通や宿泊先の手配は一番気を遣う。


今週、割と色々と頑張れたのは日曜日のはやぶさ2の打ち上げがあるから。
・・・しかし、打ち上げは天気の都合で延期になってしまった。
ガックシ。
まあ、トラブルはあってはいけないし、それに楽しみが延びたのだと思えばいいじゃん、と自らを励ます。
無事に私の名前を刻んだターゲットマーカーが１９９９ＪＵ３に到達しますように。



そうそう、システム室のTさんに「JAXA's」を一部あげた。
はやぶさ2が表紙にででーんと載っているやつである。
彼も宇宙が好きなので大変喜んでいた。

来月の手帳を見てみたら、割と予定がぎっしり。
好きな作家さんのサイン会、アルマ関連の講演会2件、はやぶさ関連の講演会1件、プラネタリウム鑑賞、第九鑑賞、カラオケ大会。
年末まで一気にGO!だぜ。

小室さん、お誕生日おめでとうございます！！

稟議書を受け付けているとき、ちょっと幸せだった。
受付日を記入するとき。
そう・・・今日11月27日は、小室哲哉さんの誕生日だ。

毎年書いている「私が好きな小室作品」を今年も・・・！

1「I'm proud」（華原朋美）
いわずもがな。私の人生のテーマソング。

2「DEPARTURES」（globe）
18歳の正月に初めて聴いたときの衝撃といったら・・・！

3「Perfume of love」（globe）
筆舌しがたい切なさがたまらない。

4「close to the night」（大賀埜々）
晩夏の、あの胸を締め付けられる感じがにじみ出ている。

5「Lady Generation」（篠原涼子）
秘書検定の自分への応援ソングだった。
これを聴くとやる気スイッチが入る。

6「TOO SOON」（小林幸恵）
ニューヨークを思い出す。摩天楼のふもとを彷徨った一人旅。

7「Kimono Beat」（小室哲哉）
紫陽花の季節にヘビロテ。松田聖子バージョンも好きだが小室哲哉バージョンの間奏が特に好きなので。

8「Opera Night」（小室哲哉）
小室さんのヌメヌメボーカルが余すところ無く発揮されている。

9「ふわふわふるる」（tohko）
透明感のあるサウンドとトーコさんの融合がたまらない。歌詞も好き。

10「FACE」（globe）
個人的にこれはOLの歌だと思っている。日々、この歌詞に同調することが多い。


小室さん、お誕生日おめでとうございます☆
これからも応援し続けます！！

はやぶさ2打ち上げ、カウントダウン

他部署の先輩が京都にご旅行に行かれて、お土産をくださった。
紅葉時の京都・・・いいな～。
写真を拝見したのだが、錦絵のように美しかった。
NHKのニュースで最近、京都の紅葉の特集があり、毎朝「いいな～」と思っていた。

2009年までは、何度か、夏には京都を訪れていた。

2009年
・十二単コスプレ
・「カフェー小品集」に出てきた喫茶店「フランソワ」で一服。レアチーズケーキが美味しかった。
・太秦の広隆寺へ
・夕方、京都駅発のバス（みやこライナー）で尾道入り

2008年
（一日目）
・舞妓コスプレ
・鴨川を散策
・「カフェー小品集」に出てきた喫茶店「ソワレ」で一服。青い照明の落ち着いた空間で、ゼリーポンチを食した。
・十三やにて、柘植の髪留めを購入
・錦市場を散策
（二日目）
・「カフェー小品集」の「眠りの国、青い屋根の人の家」に出てきたインクラインを散策
・日露戦争の開戦が決定された「無鄰庵」を見学
・平安神宮参拝
・銀閣寺見学（修復中）
・哲学の道を散策
・よーじやでお買い物
・名前に惚れた熊野若王子神社に参拝。梛木のお守りを購入。
・「叶　匠寿庵」にて、抹茶と和菓子を食した。
・南禅寺、水路閣を見学
・18:13の新幹線で倉敷に向かう。

2007年
・三十三間堂
・舞妓コスプレ
・伏見稲荷大社
・永観堂
・16:35に京都を離れ、いざ、尾道へ


やはり旅行はいいなあ。


今日はとても忙しかった。
制服の申請で、夏服を申請してくる人などがいて、都度、疑問に思って確認の電話・・・など。
また、稟議決裁も下りたので、その処理を行った。でも、忙しいほうが仕事のミスが少ないのは何故だろう。謎。

忙しかったが、頭の片隅でははやぶさがちらつく。
今夜19：30～の「クローズアップ現代」で、はやぶさ2の打ち上げについて特集されるので楽しみにしていた。
30日・・・今週の日曜日に、はやぶさ2は宇宙に羽ばたく予定だ。
職場で、あまりにも私が、はやぶさ、はやぶさ、と言うもんだから、吉熊上司には
「じゃあさ、○○さんは、もうはやぶさに乗って飛んで行っちゃいなよ」
などと言われた。
後輩女子Cちゃんには
「いいですね。帰ってくる頃には髪とか凄く伸びているんでしょうね」
と言われ、爆笑。こんなに愛おしい同僚がいる地球を去ることなんかできませぬ。

今日の放送では吉川真先生が解説をされていた。
今年の夏、科学技術館での講演で吉川先生にお話を伺ったあと、「応援しています」とご挨拶をすることができた。感激。
その際はまだ「年内中には打ち上げを予定しています」ということだった。

今日の日経産業新聞にもはやぶさ2のことが取り上げられていて、見出しには「ドラマ　もういらない」と書かれていた。
初号機はやぶさは数々のトラブルを乗り越えたことがドラマになった。今回のはやぶさ2の運用にトラブルがないことを私も祈っている。無事にミッションをクリアしていくこと自体にドラマ性を求める。初号機はやぶさの魂がはやぶさ2で生かされますように。そう強く思う。


我が家のはやぶさ君。

雨の日の悟り

昨日に引き続き、今日も冷たい雨が降っていた。
節電で暖房が入っていない。濡れた革靴に包まれた足が冷えて辛かった・・・。
USBに繋いで使用する足温器を今年は購入しようかなと思う。

夕方、他のフロアにある制服の部屋に用事があったので行った。
廊下を歩いているとき、ふと小学生の時の初冬の雨の日の夕方を思い出した。

茶の間の外に広がる仄暗い庭。
木々がシルエットのように漆黒を帯びて、そこにしがみついている今にも落ちそうな朽ちかけた柿の実。
ギャーギャーと鳴く百舌の声。
祖母の部屋から聞こえる時代劇のオープニングテーマ。
掘りごたつに足を突っ込み、今日学校であったことを話しながら宿題をする私と妹の傍らで、おもちゃで遊ぶ弟のひとり遊びの声。
私たちの会話を聞きながら、柱を背もたれにして編み物をする母の姿。
柱時計の振り子の音。
こたつの上の籠に入れられたみかん。

当時の私の悩みといったら、12月に開催されるマラソン大会と未来永劫続くのかと思われる退屈な授業が嫌ということだった。
その日すべきこと・・・宿題はやらないと怒られるからという理由でやらされていた感が満載だった。
できるなら、ずっとファミコンか人形で遊んでいたかった。

寒い時期の雨の夕方は、決まってあの情景が思い浮かぶ。
気を許すと、仄暗さで瞼が閉じてしまい、まどろみたくなるような、そんな夕方。

しかし、今は仕事中。まどろむわけにはいけない。
申請書を片手に、手配するべき制服をハンガーから外す。

また、今日はずっと手がけたかった書類を作成し、すっきり。
天気とは対極にあるような晴れ晴れとした気分だ。
36歳になり、社会人もそろそろ15年め。
さすがに小学校時代のような怠惰なマインドでは食っていけぬので働いているわけだが、本当、仕事が多すぎて無理だと思うことが多い。しかし、あれもこれもというんじゃなくて、その日すべきことをきちんとできたら上出来だと、ここ最近は思う。


後輩女子Cちゃんと一緒に帰る。
夕御飯の話になり、先日彼女がコンビニのおでんを食し、非常に美味しかったことを聞いていたら、おでんが食べたくなってきた。
彼女と別れた後、コンビニでおでんを購入。
おでんが美味しい季節になった。
マストは、ちくわぶ！絶対、夜にお腹が空くので餅巾着も入れちゃう。野菜も大切っと大根、肉もね・・・ということでつくねも投入～！
帰宅後、吉熊といただきま～す。ウマー。



仕事以外でも、自分と相談しながら「今日その日すること」を決め、きちんとできたらそれでいい。
焦らず、惑わされず。
それが幸せへの近道ではないだろうか。
おでんでお腹が満たされた私は、そんなことを思うのだった。

明日は晴れたらいい。

裸の心

心療内科デー。
今日の待ち時間は2時間半。快挙である・・・これでも。三連休（世間的には）の後なので覚悟して本を3冊も持参してきたのだが。
・国際秘書検定のテキスト・・・英語が大変。
・星ナビ12月号・・・はやぶさ2特集を何度も読み返す。そして日曜日に備える。
・「産む、産まない、産めない 」（甘糟りり子）・・・初めて読む作家さん。amazonで見たら評価が高い作品らしい。

今日も私は最後ではなかった。本当は順番的に最後なのだが、長い患者さんと交換して私のほうが先に診てもらうことになった。ラッキー。私の後になった人、どんだけ長いんだろう・・・。

私の前の女性が診察室から出るとき「先生、倒れないでね」とナチュラルに、そしてフレンドリーに言ってて、びっくりした。友達かよ？みたいな。続いてクマ医師の笑い声が聞こえてきた。

さて、診察。
クマ医師、散髪したてなのか、横の髪が短くなっていてクマ度数が高くなっていた。超直毛で羨ましいなあ。
さっそく
「最近どうでしたか」
と訊かれる。
「いいえ。特にありません」
と沢尻エリカ的返答をする私を彼は
「何かあるだろ」
という疑念のこもった瞳で見つめる。
こ、これは・・・。取調室みたいじゃん！カツ丼出てくるかな～。沢尻エリカになったり容疑者になったり大変だ・・・。
言葉そのものだけでなく、表情にも注視しているっぽい。

生理前に他部署のパートさんに切れたことなどを自白。
「今月はPMSの症状がきつかったんですね～」
と電子カルテにカリカリと記入するクマ医師。
こんなんで私は更年期を乗り越えることができるのだろうか・・・。

他に、ここには記さないが、まあ色々とあり、そんなこんなを自白。
精神科医クマ医師は、患者の心をたやすく裸にする。澱の様に溜まる「纏わざるを得なくなった衣」をするすると脱がせるかのように。そういう職業だからと言われればそれまでだけれども、精神科医の言葉は外科のメスに値するって強ち嘘ではないのだと改めて思う。すっぽんぽんの裸の心をクマ医師に全力でぶつけ、心が軽くなった。
嗚呼、気持ちが楽になった。
悩み相談ではなく、心の操り方を教えてもらえた。

最近、カームダン（ソラナックスのジェネリック）の頓服をあまり飲んでいないことも自供し、寝る前だけの処方になった。
他にも薬について話したいことがあったのだが、クマ医師は私の後ろの人が気になるらしく、今日も短めの診療だった。

帰り道。
生まれたてのような裸の心に、雨が優しく降り注いだ。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散

今週の会社の花（階段）はカラー。
清楚な佇まいに心が和む。


さて、明日も仕事。月末なので忙しいが頑張って乗り切ろう。

ふー

休日出勤。
午前中は制服の管理業務、午後は社長に提出する書類を手がけた。
取引先業者からの電話はなく、オフィスは静かだった。

そんな折、私の内線電話が鳴る。
書類作成に熱中していたので、ついぶっきらぼうな声を出してしまったなあと思った刹那、聞き覚えのある声がした。
知っている某店の店長だった。
「姐御肌店長」にカテゴライズされている店長。・・・一番気を遣うタイプである。
縦社会で叩き込まれた体育会系気質とバブルな空気が仄かに漂う人種である。
（何度かお会いしたが、彼女はとても仕事ができる美人で素敵な女性である）

どうやら、先週末にジャケットの交換依頼を出した彼女の部下から「制服の色が変わること」を聞いたらしく、気になって私に電話を寄越したらしい。
「でさー、亮子ちゃんさー。スカートも送ってくれるわけ？色が違うとおかしくない？」
と。
勿論こちらもそれは存じているので、彼女の部下には新しい色のスカートも手配済みだ（・・・申請をしてきた人にはその旨を伝えてあるんだが）。
その旨を丁寧に伝えると
「やるじゃん。・・・グッジョブ！」
と、ご機嫌な声で電話は切れた。

ふー、やれやれ。

ぶっきらぼうな声で出ると必ず電話の相手が社長だったり、気を遣う相手だというのは自分的に定説。
これからは、爽やかに電話に出よう・・・。


帰宅後、蛍光灯が切れ掛かっていることに気付く。
チカチカする中、夕食を済ませ、蛍光灯を買いに再びスーパーへ向かった（蛍光灯のチカチカってやけに物悲しい。咳をしてもひとり、的な）。
スーパーまで歩いている途中、母から電話があった。
蛍光灯のことを言うと
「大丈夫け？椅子を使うんけ？気をつけて交換するんだよ」
と心配された。（語尾に「け」をつけるのは栃木弁の一種）

・・・お、おう。
一人暮らし歴14年目ですから・・・。
一応。
まあな。実家にいたときは蛍光灯一つも変えることなんてなかったもの。
台所のぬるぬるも風呂場の髪の毛もトイレの汚れも、ぜぇぇぇんぶ母ヨーコたんがなんとかしてくれていたんだもの。
そんな私を親が案じるのも無理はない。そう思うと同時に、36歳なのにそんなことで案じさせてしまってすまないと思う。


蛍光灯も交換し、沸かした湯で紅茶を飲む。ふー。
部屋が明るい！！

そうだそうだ。
先日美容室でもらった「Loretta」のシャンプーとトリートメントの試供品があるんだっけか。
これ、今夜使ってみよう～♪と。
「うるうるしたい日のトリートメント」「とくべつな日のトリートメント」「まいにちのすっきりシャンプー」

どれにしようかなー。迷うー。

明日も仕事だ。頑張ろう～。

上野を散歩

東京国立博物館で開催されている「国宝展」に行こうとしたのだが、待ち時間が100分というので諦めた。
そういえば今日は三連休中日なのだな。私は明日、仕事なのでそういう感覚がないのだけれども。


上野公園の木々は紅葉まっさかり。葉たちも日差しを受けて秋を楽しんでいるもよう。


上野を徘徊。
まずは受験祈願で密かに有名な上野大仏。
関東大震災で頭部が落下、太平洋戦争で顔面と胴体部分を除いて軍需資源となり南海に没する悲しい上野大仏。




ひたすら歩く。
もみじも色付いていて秋の日差しに浮かび上がっていた。




銀杏をバックに西郷さん。


哀愁漂う背中。


不忍池に広がるシュールな光景。
何この荒涼感。


弁天さんを遠くに望む。



湯島天神へ。
菊祭りが開催されていた。


色々な種類の菊があり、見てて飽きない。












こちらの撫で牛さんは撫でられすぎて所々が磨耗。


新しい撫で牛さんのこの表情！
可愛い～！！


吉熊と牛さんの久々の逢瀬。
「やっと会えたね」（By辻仁成）


さすが学業の神様というだけある。
この絵馬の数！！


これは某キティちゃんだろうか。


菊の渡り廊下。


再び菊の鑑賞。






吉熊、かくれんぼ。






上から覗いてみる。


猿回しが開催されていた。




立派なお猿さん。毛並みがふわふわしててあたたかそう。

日は暮れ始めてきたのだがまだ16時台。
「あ、私、国立科学博物館の年パス持ってるんだ」と思い出し、国立科学博物館へ。
はやぶさが持ち帰ってきたイトカワの微粒子を観に行った。





幸い、あまり並んでいなくて3分ほどで微粒子と再会できた。
顕微鏡越し。1分間の再会。
キラキラしてて本当に綺麗。
これが3億キロの彼方にあっただなんて信じられない。


来週はいよいよはやぶさ2の旅立ちの日。
楽しみだ。

はやぶさの模型を舐めるように見る。
サンプラーホーン萌え。


せっかくだからと他の階も見て回る。


松ぼっくりの種類がこんなにあるだなんて知らなかった。


動物大集合のコーナーを見る。


カケス発見！！


祖父が幼い私を「カケスが鳴かない日があっても亮子が鳴かない日はない」と称したほど、私はうるさい子供だった。
カケスというと祖父を思い出す。けっこう綺麗な鳥じゃね？

このくたばりっぷり！


人口鉱石のコーナーもチラ見。


人口ダイヤモンド。


外に出たら、既に日は落ちていた。


国宝展は来週早起きして攻めるしかないな・・・。


それにしても今日は歩いた。
万歩計を見たら15,000歩も歩いたらしい。

さて明日からまた仕事！！
月末なので忙しい。
そ・し・て・来週は27日は小室哲哉先生の誕生日☆
ひゃっほー！！
日曜日は、先ほども触れたはやぶさ2の打ち上げ予定日。
パブリックビューイングか、さてまた家で見守ろうか・・・悩んでいる。
どちらにせよ、打ち上げの様子を見て泣くのに3,000点なのだが。
無事に乗り切って、はやぶさ2を清々しい気持ちで送り出したい。

仕分け∞

普段はNHKしか見ないのだが、今日はテレビ朝日にチャンネルを合わせた。
このブログにコメントをくださる「ゆいな殿」が、今日、朋ちゃんがテレビに出ることを教えてくれたからである。

私は華原朋美が好きである。
朋ちゃんのことを考えると脳内が幸せホルモンが分泌し幸福感を得られる。
この秋はコンサートにも行けた。
声も風貌も大好き。


「関ジャニの仕分け∞」
概要（Wikiより）
関ジャニ∞が世のためカラダを張って世の中のあらゆるモノの「ある・なし」「出来る・出来ない」の境界線を探り出していく、前代未聞の「仕分けバラエティ」。

もうね、仕分けというと2010年に事業仕分けで無くなった丸の内の「JAXAi」のこととかを彷彿としちゃう私は、朋ちゃんも好きだが、小惑星探査機はやぶさ（及びJAXA）も好きなんだなと思う。
JAXAi最終営業日に駆けつけて、テレビに少し映ったっけ。懐かしい。


番組では、「芸能人生! 再出発カラオケ」と題して、華原朋美が4人のゲストとカラオケ得点で勝負。

保田圭さんとの対決「I BELIEVE」
Tamaさんとの対決「やさしさで溢れるように」
塩ノ谷早耶香さんとの対決「雪の華」
木山裕策さんとの対決「HOWEVER」

結果はTamaさん以外に僅差で敗れたが、朋ちゃんを拝顔できたので良かった！！
朋ちゃんの歌うことが楽しいという気持ちが伝わってきた。
朋ちゃんにはずっと歌い続けていて欲しい。それが私の願いである。

今日、ネットで知ったのだが、朋ちゃんの血液型O型らしい。ずっとA型だと思っていたのだが最近献血で自らがO型であることが判明したとのこと。ビックリ。


華原朋美 - I BELIEVE (from 「DREAM -Self Cover Best-」)

晩秋に舞い降りる声

乳がん検診に行ってきた。人生初である。
ネットで予約した池袋のクリニック。

1階は、かの有名なラーメン二郎が入っている。


ちなみにこの隣のビルの2階には私が通う美容室がある。


エレベーターから出るとホテルのロビーのような受付がお出迎え。
木目調を生かした現代風な感じが、いつも通っている心療内科に似ている。
問診表を記入し、待合室で待つ。ドキドキ。
名前を呼ばれて個室へ。ドキドキ。

明るく気さくな女医さんで緊張感が解けていく。
超音波で様子を見て、異常があったらマンモグラフィーを撮りましょうと言われた。
「マンモって痛いと有名な？」
と訊くと
「そうです。痛いと有名なアレです」
と言われ、ガクブル。

会社のお姐さんたちの話によると、途中でリタイアをしたくなるぐらい痛いんだそうだ。
こえー・・・。


まず女医さんによる触診。
これが超くすぐったくて思わず笑ってしまった。
「くすぐったがりの方でしたら超音波は辛いかも」
と彼女。
「悲しい出来事を回想して乗り切ります」
と言ったら、女医さん、超爆笑していた。

今日、超音波を撮ってくれる人は男性なのだがいいか？と訊かれた。
このクリニックを選んだのは女医さんだからっつーのもあるんだが・・・まあ、いいかと。
この期に及んで男も女も関係ないなと思った。
一度待合室で待機するように言われた。
面倒だったので
「下着、外したままでいいですよね？」
とそのままワンピースを着用し、待合室で待機。
名前を呼ばれて別室へ。

診察台に横になり、医師が来るのを待つ。
先生はとても穏やかな方だった。
モニターに映し出される乳の内部を凝視。
モニターに白黒のエコーが踊る。どっかの砂丘みたいである。
緊張したが、どうってことがなかった。

検査結果も異常なしで安心。
女医さん曰く、乳がん検診は年に一度は受けた方がいいとのこと。

私の小学校～高校時代・自動車教習所の友達「ちこちゃん」は、12年前、乳がんで亡くなった。
最後に会ったのは互いに23歳のとき。クラス会でだった。
24歳。若い死だった。
ちこちゃんは、いつも少し高めの声で「りょうこっこ」と私を呼んだ。
彼女は生前「みんなも乳がん検診受けてね」と言っていたらしい。冬が始まるちょうどこの時期。彼女は天に召された。
今日やっと彼女の遺言を果たすことができた。毎年この時期になると、ちこちゃんの高い声が私に舞い降りてくる。
ちこちゃんの言葉はずっとこの先も生き続けるんだからね、と心の中で言った。

この半年、ちょっと右胸に鈍い痛みがあり、心配だった。生理後も張りが治まらなかったのである。
自分の中で一気に乳がん疑惑が浮上し、今日の診察に至った。


安心したので、急に食欲が出てきた。大好物の「ばくだん焼」を買い、立ち食い。うんめー。大きめのたこ焼きのようなもの。嗚呼、至福。



その後、ブックオフで読みたかった本を安く購入した。
冬物を見ると欲しくなってしまうので洋服屋さんはスルー。
物欲、こえーから。

池袋駅前は今年もクリスマスモードになっていた。
綺麗。