世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

さよなら九月

2018年09月30日 22時35分49秒 | Weblog
起きたら12時を軽く過ぎていてびっくり。
久々によく寝た。枕に涎が付くぐらいに熟睡。

台風の進路が凄い。
全国ツアー開催!っていう感じ。

もう一つ後を追うようにニューフェイスがいてビックリ。

今日は夕方、野暮用で新宿に行った。
都庁の先端が霞んでいる。


20時にJR東日本の在来線が止まってしまうとのことだったので早々と帰宅。
新宿駅は日曜日とは思えぬほど空いていた。


値上がりする煙草を買い占める。


クナイプのバスソルトとマニキュアを購入。
野ばら友Kさんからいただいたパックも使って、今夜は美活。




夕食はグラタンと昨日食べなかったサラダ。


今日で九月、おしまい。
今月はローマに京都に、本当にアクティブに動いた。
あっという間の一ヵ月。
新しい一ヵ月も無事に過ごせますように。


・・・それにしても台風の音、地鳴りのようで怖い・・・。


小学生日記

2018年09月30日 20時54分03秒 | Weblog
友達から
「中学生みたいな恋愛観の持ち主だよね」
ってよく言われる。

中学生日記を展開できるぐらい、悪く言えば幼い、良く言えばピュアな、恋愛観らしい。

そっかな。
自分ではそう思わない。
むしろ、もっと幼い「小学生」並みだと自分では思っている。
だって、恋愛を想うとき、小学生のときのアニソンがバンバンかかるんだもの。



★ボスコアドベンチャー「ときめきはForever」


これですよ、これ。

作詞作曲は高橋研さん。日高のり子さんの爽やかな高音がたまらない。
ボスコアドベンチャー自体はあまり覚えていないんだけど主題歌「ときめきはForever」は、いまだに胸がキュンキュンするたびに思い出して口ずさむ。
「今日のダイアリーに 小さくメモしたの 爱してる 何度でも叫べるわ I Love you, forever」って、なる。




★【橋本潮】少年色のメルヘン【Full】


アニソンじゃないんだけど、これも小学生の時から脳の片隅にいつも、ある。
「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」エンディングテーマ

「みているだけで 胸の中に(プワ プワ)
 トマトみたいな 風が吹くの(ワーオ ワーハ)」

今でも「あ、この人素敵だな」と思うと、「トマトみたいな風」、吹く。
余裕で吹く。
秒速30メートルの勢いで吹く。
最低中心気圧1000hPaぐらいの勢いで、ワーオ ワーハ。



★名探偵ホームズ ED「テームズ河のDANCE」 full Ver


最近、このアニメの主題歌にどっぷりハマっていたわけだが、エンディングも好き。
ゆったりとした楽曲と歌詞の中の女性目線の相手に向けてちょっと呆れている感じの歌詞がいい。




休日はYoutubeを見ているとあっと今に時間が過ぎてしまう。
妄想してうっとりしたり・・・。
こういう自分も小学生の時から変わっていない。



秋の花火

2018年09月29日 23時44分03秒 | Weblog
11時に起床。
洗濯をしたり掃除をしたり、ドタバタ。


今日は地元で花火会。
夕方、隣町に住む妹・芋子と甥っ子が来てくれた。
雨の中、申し訳ない。

妹は気が利く子なので手作り料理持参。
焼き鳥は私が用意した。




甥っ子はいつの間にかしっかりとした足取りで歩行していた。びっくり。
子供の成長って早い。


そんな甥っ子のために用意した消防車。
すっかり気に入ってもらって嬉しい。


花火開始。


よく見える!!






去年は引っ越しの時、両親と見たんだっけ。
偶々家から見えて歓迎されている感満載だった。
あれから一年、本当に早い。

21時半、妹を駅まで送る。
甥っ子は私の顔を見てはケタケタと爆笑。
ちなみに弟の顔を見ると泣きだすらしい。

甥っ子を抱っこして帰る妹の背中はとても逞しく、ちゃんとお母さんをやってるんだなと思った。
別れ際はいつも泣きそうになってしまう。
隣町に住んでいるんだけど。
どんだけ仲良しなんだ、我々。

誰もいない部屋に戻り、ほっとした半面、ちょっと寂しく感じた。

また来てくれるかな。



ローマの休日 追加

2018年09月28日 23時24分52秒 | Weblog
やっとやっとの金曜日。
今日は月末で少し忙しかった。
衣替えの制服交換依頼が多くて大変。

ここ最近いつもより1時間早く寝ていたのだが、起きるのが辛くて辛くて。
3000円払うからあと1時間寝せてくれと本気で思った。
明日は昼まで惰眠を貪りたい。


今日ふと思った。「私、ローマに行ってきたんだよねえ」って。
本当に今更なんだけど。
つーか、翌週のノバラ座のインパクトがでかくて、ローマが霞んじゃってるから。
どんだけ印象強いんだ、ノバラ座。
ローマ法王もビックリだよ。

野ばら先生に贈呈したローマ法王のカレンダー。
もし野ばら先生がこれを気に入ってくださったのならば、彼は2019年をローマ法王とともに過ごすのだろうか。

これは三日目、サンタンジェロ城(聖天使城)近くのテントみたいなところで買った。
今考えると、あそこでもっとお土産を物色するべきだった。
可愛いものがたくさん売られていた気がする。


サンタンジェロ城(聖天使城)からの眺め。

バチカンのサンピエトロ大聖堂が見える。
この城とあそこは秘密の通路で繋がっているらしい。

サンタンジェロ城からレパント駅までの道のり。
なぜだかわからないけれども、この旅で一番印象深く心に残っている、この道のり。

タチト通りというらしい。
整然とした道路、いかにも西洋風な建物、静かなんだけど人の息遣いが感じられる様子に、嗚呼、今私は旅をしているんだなと実感した。


遅めのお昼を食べ、テルミニ駅に寄った。

Googleで「テルミニ駅」って入れるとすぐあとに「治安」と出てくるので戦々恐々。
バッグを押さえながら見物。

脳内で「世界の車窓から」がバシバシかかる。
色んな国の色んな人がいた。


ホテルでの朝食にミツバチの巣が出てきたことにも軽く衝撃。
食べてみた感じ、濃厚だった。
クマのプーさんだったら箱ごと強奪するだろう。




真実の口に並ぶ吉熊。
「どうしよう。僕、嘘吐いたことがないとは言い切れない・・・」
と不安顔の吉熊。

真実の口は元々マンホールで、この教会に納められている。


アン王女を彷彿とする。
かわいい。




スペイン広場からの眺め。
オードリーヘップバーンもこの眺めを味わったのだろうか。



コロッセオもよかった。
ローマの象徴的な建造物。
LINEで「ローマ」って入れると、この絵(スタンプ)が出る。
内部から撮影。




アーチ形の窓が優美。




ホテルからの眺め。
すぐそばを国鉄が通る。
見ていて飽きなかった。

二日目の夜に酔っ払いのおっさんがホームに寝そべりながら大声で歌っていてちょっと怖かった。


バチカンへはここから入った。
バチカン美術館入口。

内部はもう、調度品の嵐。




天井壁画も見ていて昇天するほどだった。



少し歩いてシスティーナ礼拝堂。※撮影禁止
ミケランジェロ作。





この旅で一番感動したのがここ。
できることならば、ここを見上げていた時間にタイムトリップしたい。

頭上にも天井画がぎっしり。
そのなかでも・・・
「アダムの創生」

我々の世代だとドラマ「魔女の条件」で松島さんと滝沢くんが指をETのように合わせていたのを思い出す、はず。
あのドラマを見たときから、この絵を生で見たかったので大興奮。
右の神が描かれた部分は大脳表面の脳溝、さらに脳幹、前頭葉、頭蓋底動脈、脳下垂体、視交叉を表現。
なるほど、脳みそっぽい。


「楽園追放」

アダムとイブですな。
追放されるアダムとイブが老けているのがよく分かった。



・・・と、忘れないうちにつらつらと書き残してみた。

また思い出したらここに記載しよう。





物は考えよう

2018年09月27日 23時00分28秒 | Weblog
月末なので、ほんのりと忙しい。

定時後の喫煙所にて。

空が秋めいてきた。
夕焼けがとても美しい。
明日は晴れるらしい。
最近、雨続きでげんなりしていたので嬉しい。

今日は退社後、お買い物をした。
週末に妹と甥っ子が来るので、甥っ子用の玩具とお菓子を求めた。


とりあえずアンパンマン。
みんな大好きアンパンマン。
甥っ子は赤い色に反応を示すらしいので消防車をチョイス。
喜ぶかな。どうだろう。
棚の前であれこれ考えてしまった。
「・・・なんか、私、孫の来訪を待ちわびているおばあちゃんみたい・・・」
という実感を以って。
子供もいないのに・・・!!

夕食はちゃんぽん店にて。
麺よりも野菜が多い感じ。
野菜不足なのでありがたい。


ちなみに昼食の弁当もけっこうがっつりだった。



帰宅後、スマホの画像を見返す。

今年は二回も京都にお邪魔をして、京都を近くに感じた。
今まで、京都というと神社や寺、或いは舞妓変身、という印象が強かったのだが、ノバラ座参加で違った一面を味わうことができた。


ライト商会さんまでの道。
ドキドキしながら歩いたっけ。


郵便局。


非現実的なライト商会さんの雰囲気。




ホテルが京都駅前だったのでとても便利だった。
(エレベーターからの眺め)


一日目の、三条駅まで皆で野ばら先生を見送ったときに渡った橋。
二日目の、一人で泣きながら歩いた烏丸御池駅までの道。
新たな京都の魅力を知った。
嶽本野ばら先生が京都の実家に帰られたときは絶望したけど、今、京都を新たな視点で楽しめるようになったので物は考えようなのかもしれない。

涼しくなったことだし気持ちを新たに、秋を迎えよう。



・・・ん!?
中学校時代の同窓会グループLINEがピコピコしてる!
正月に集まるのかな・・・!?
めっさ楽しみ!!!!



君よ、君

2018年09月26日 22時46分14秒 | Weblog
今週の会社の花は白のガーベラが圧倒的に目立つアレンジ。
清楚で素敵。





朝から冷たい雨が降っていて、仕事へのモチベーションが喪失。
仕事前にどんぐりに力をもらう。


嶽本野ばら先生からどんぐりブレスレットを買ってからもうすぐ2年。




いっつも持ち歩いている私のお守り。(勿論、吉熊もなんだけど)
尾道、ダナン、京都、ローマも一緒に行った。
小さくて脆そうだけれども案外壊れない。
そういうところが、なんちゅうか、野ばら先生の描く作品の主題に通じていると思う。
野ばら先生に拾われた(たぶん京都の)どんぐりが、野ばら先生の発想でこんなにもかわいいブレスレットになり、渋谷のイベントで売られ、私のところにやってきたという奇跡に感謝。
あのイベントのあと、一緒に写真に納まってくださいという私の懇願を受け入れてくださった野ばら先生。
生憎、周囲に店員さんがいなくて、野ばら先生は写真をシャッターを押してくれるよう、少し離れた場所に佇むお店の人に頼んでくださったんである。
あのとき、「野ばら先生って本当にジェントルでファンを大切になさる人なのだな」と深く感動したのを覚えている。

先週のノバラ座のときもとても丁寧に接してくださった。

あの感動をもう一度・・・。

もはやノバロス末期な私は、ヤクが切れた中毒患者の如く、ぷるぷると震える手で本を開く。
「・・・あの作品の・・・あのシーンの・・・あの描写」
本を開き、野ばら先生が描いた世界に触れれば、うん、もうそこはノバラ座。
綺麗なものに満たされた世界観と美文が致死量レヴェルで詰まっている。
野ばら先生の想いを乗せた一文字一文字が、パタパタと、ドミノ倒しのように広がっていく。

「カフェー小品集」の「凡庸な君の異常なる才能に就いて」の一文。


才能を持つ者はその才能を常に重荷に感じる。才能を持つことは決して嬉しいことではない。それでも、才能は伸びなければならないのです。たとえ、世界と対立しようと。君よ、君。君は自らの才能のまま僕を愛し給え。僕は君の才能を、愛を、許容しよう。君は僕の許から決してやはり、立ち去ってはならなかったのです。


・・・「君よ、君」・・・うっとり。

電車に揺られる数分、帰ってきてからの一服タイム、ほんのわずかな時間も野ばらエッセンスの補給を行い、全身の細胞を野ばらエッセンスで満たす。
触れていたい、綺麗な文章に。感じていたい、野ばら先生の紡ぎだす世界に。
京都から帰ってきてからそんな日々が続いている。

明日も元気にどんぐりブレスレット装着で出勤だ!!


夕食はセブンイレブンの金のビーフシチューとポンパドールのパン。
レトルトとは思えぬクオリティ。




お肉もいっぱい入っていた。
高級洋食店で出されてもおかしくないレヴェル。




19時半からNHKスペシャル「樹木希林を生きる」を見た。
見始めてからずっと目が離せなかった。
希林さん自身も突っ込まずにはいられないほど意図を持たない木寺ディレクターの撮影が、結果的に生の樹木希林をあぶり出していたので、あれはあれでよかったんじゃないのかなと思う。
それにしても、樹木希林さん自身もそうなのだけれども、車も持ち物も家も、ものすごくお洒落で見とれてしまった。
シンプルだけれどもさり気なくいいものを持つって潔くて憧れる。




雨は夕方よりも強くなってきている。
明日も雨らしい。てか、台風が来ているらしい。

お風呂から出て髪を乾かしたら、秋雨の協奏曲をBGMにして、また野ばら先生の作品の中にダイブすっぞ!!
NDMAも飲んでトリップだ!





まだ夢の中

2018年09月25日 22時02分54秒 | Weblog
ひっつき虫が届いたので、先般のノバラ座でのトランプでのご褒美のオブジェを飾る。
ひっつき虫は粘着剤。壁を傷つけることなく物を貼ったりできる便利グッズである。


好きなものに囲まれるのって幸せ。






夕食はセブンイレブンのお惣菜。

この海苔巻きは甥っ子の好物らしい。
食べてみたらハイクオリティーでびっくり。

冷凍のベーコンほうれん草もとても美味。体に良さそう。



今日は稟議書を一件書いたのと、衣替え作業を行った。
忙しくはないんだが、疲れてしまう。

お昼休みに某くんからいただいたゴディバ様を食した。
やべー。久々にゴディバったんだけどマジでうまー。




今日でローマから帰国して2週間。
あの国で見たものは夢だったのかなと思う。







そして、翌週のノバラ座も。











いまだに、ふと気づくと夢見心地な瞬間があって、イマイチ現実を生きていない自覚がある。

また夢の中に行きたいから働く、と。
そんな感じの日々である。







秋、到来

2018年09月24日 23時09分07秒 | Weblog
祝日出勤。
ガラガラの電車に揺られて、そのことを痛感させられる。

上司からトートバッグをいただいた!!
超嬉しい。
シンプルなのでフル活用の予感。
わ~い!!



今宵は中秋の名月。
喫煙所から、パシャリ。

秋到来!!
とても風雅である。


夕食はドトールのミラノサンド。新商品のハニーハム&チーズ。
ハムとはちみつが絶妙に合う。不思議。



先般ポチったマキアージュのアイシャドウをゲット。
RS721
廃盤になってしまって既に店頭で売っていない。
だからネットで購入。




勝手に廃盤にされて、マジで困惑している。
この絶妙なパープルは他の商品ではないので本当に困る。
2015年から浮気せずに購入し続けてきたのに、急に去るだなんて、どういう了見なのかしら。
お給料が入ったらまとめ買いしようっと。
あ、煙草も値上げするからまとめ買いしなきゃ。

アイシャドウのほかに、冬用のブーツも購入。メルモの靴は私の足に合っているので疲れにくくて重宝。
春先からずっと値下げを見守っていたのだが、底値っぽかったのでポチった。


こういった細々としたものはポチれるのに、マンションの物件はなかなかポチれないでいる。
前々から惚れ惚れとする物件がようやく売りに出されたのに即売れてしまった模様。残念。


衣替えも頭をチラつくけれども、まだまだ蒸し暑い。
毎朝着るものに悩む。
こういうところでも、秋を感じる。


まだ今週も長い。
乗り切れるかな。




曼殊沙華2018

2018年09月23日 22時55分10秒 | Weblog
今日行かないと見ごろ終わっちゃうよね、ということで日高にある巾着田に行ってきた。
いつも朝一で見に行くのだけれども、今年は寝坊してお昼ぐらいに出発。
ある程度覚悟をしていたのだけれども、どこもかしこも大混雑!!
高麗駅なんて沈没前のタイタニックみたいになっていた。巾着田に続く道も、メッカへと続く道みたいになっていた。


曼殊沙華の群生地では日本一らしい。


天気は薄曇り。
たまに晴れるといった具合。
湿度は高めで歩くと汗ばむ陽気。

巾着田に行くのは二年ぶり。
去年はバタバタしていて行けなかった。






入場して森を歩く。
先日のノバラ座を彷彿とするような、一面赤の世界。


ため息…。






吉熊も大興奮。




上から覗くのも一興。
幾何学的なリズムが心地よい。




「私を見て!」と言わんばかりのコ。





切り株を見るとほっこりするのは私だけだろうか。


白いコは野ばら作品に出てきそうな感じ。
他者に交われない、交わらないマイノリティーを抱えた孤高の精神を感じる。





人生ソロ活動。


茎も綺麗。

淡いグリーンがフレッシュ!


橋のたもとで休憩。

以前、母と来た時、ここで母が作ってくれたお弁当を食べたことなどを思い出す。


光が差すと鬢をつけたようにてらてらと輝く。









また来年来られるかな。










こんなに咲いているのに、花の香りがしないのがすごく不思議。
花言葉は『情熱』『独立』『再会』『あきらめ』『転生』『悲しい思い出』『思うはあなた一人』『また会う日を楽しみに』




どんぐり@巾着田。


夕食はとんかつ。





さて、明日からまた仕事。
今日は12,000歩ほど歩いたのでくたくた。
しっかり休んで明日からに備えよう。


引きこもりな土曜日

2018年09月23日 10時17分48秒 | Weblog
昨日は一歩も外に出なかった。
食っちゃ寝を繰り返していた。


したことといえば、先日のノバラ座で購入したトランプを並べて、トランプの中の野ばら先生に会ったこと。




並べると野ばら先生が出てくるの。






ハートの2はクマさんのパートなのでお気に入り。


ひとり殺してもかまわず、
ひとり裏切ってもかまわず、
ひとり愛してもかまわず、
ひとり誤魔化してもかまわない。
嶽本野ばら




そして机の上を好きなもので満たす。
はやぶさ2、クマ、そしてノバラ座グッズなど。

天使の刺繍は、父がヨーロッパへ出張にいたときに買ってきてくれたもの。
正直お土産のセンスが皆無なパパだけれども、これだけは大切にしている。


はやぶさ2の探査ロボ、リュウグウ着陸に成功 世界初

ついに!
初号機はやぶさのミネルバちゃんもきっとどこかで喜んでいることだろう。


ミネルバが小惑星リュウグウの表面から飛び上がった瞬間に撮影した画像に胸が熱くなった。


昨日あれだけ寝て、尚且つ今日もさっき起きた。
たっぷり寝たので無駄に肌がツルツル。
今日はこれからお出かけ。


薔薇の花弁が積もる底から

2018年09月21日 23時09分51秒 | Weblog
朝からずっと雨。
秋雨が自己主張しているそんな陽気。
暑さから解放されてほっとしている。
今日は久々にスーツで出勤。
株主総会以来のスーツ。
首元が冷えるのでローマで購入したエトロさまのショールを首に巻いた。

ローマのエトロでのショッピングはこの夏(初秋)最大のミッション。
母がエトロのショールを持っていて私も欲しくなったのである。
金髪ショートのクールな店員さんにあれこれと見せてもらい、アドヴァイスをいただき、入手した渾身の一枚。
香港ではヴィトンのバレッタを、NYではモンブランの万年筆を、と旅先での思い出をなるべく形にしてきた。

たしかに高いものは後々愛用できて重宝するのだが、それ以上に、普段は無縁に近いお店で、しかも母国語じゃない言語で買い物をする思い出は何ものにも代え難い。
これから先、肌寒い日はこのコを首に巻くたびに2018年夏(初秋)の思い出をも纏うことになるのだろう。



帰宅後ネットを徘徊。

はやぶさ2、小型ロボ分離 小惑星リュウグウに着陸へ

初号機はやぶさのミネルバは行方不明になってしまった。
はやぶさの機体を撮影したあとに。
分離後の「ミネルバ」が「はやぶさ」本機を撮影

今回はうまくいきますように。



先週末のノバラ座で流れていた曲。
Philip Glassの曲。
「Opening」もいいけど、こちらも好き。
Philip Glass - Etoile Polaire North Star (Circles Version)

ていうか、帰る直前、この曲聴きながら会場の隅で一人嗚咽していたからね。
どんだけ情緒不安定なんだ、俺。

非現実的な空間と規則的で美しい音楽。
この清らかな時空を去るのが本当に辛くて。
日常に戻るのが嫌すぎて。
お友達や野ばら先生と離れたくなくて。

また、この曲を聴きながら、野ばら先生が選んだ曲を心から好きだと思える自分の気持ちも嬉しかった。

何年後かに2018年夏(初秋)を思い出したとき、きっとこの曲もセットで思い出すのだろう。
そのぐらい一気に好きになった。
というか、聴いた瞬間から心に沁み込んで落ちやしない。


ノバラ座が終わってしまったという喪失感はまだ続いていて、もうどうしようもない。
やらなくてはならないことが山積しているのに。
でも少しずつ。
階段を上るように少しずつ、薔薇の花弁が積もる底から日常に浮上できていけたらいいんだよね。


ノバラ座でお友達が撮影してくれた画像。


とりあえず週末。
ゆっくり休んだら、やることを片付けよう。



君のポストに届くよ

2018年09月20日 23時02分20秒 | Weblog
昨晩は心療内科デー。
安定の5時間半待ち。今日は成田―ホーチミンのフライト時間ぐらい。
駅前で買ったおにぎりを食べたら急に睡魔が襲ってきて2時間半ほど転寝をした。寝言を言った自覚あり。そして軽く金縛りにあった。最近ちょっと疲れているのかもしれない。
待ち時間に女性セブンの新刊を読んだ。この心療内科の待合室の本棚は雑誌が充実している。患者さん一人ずつの話を聞くクマ医師。待ち時間がどうしても長くなってしまうので、その間、患者さんが退屈しないようにするべく、これはクマ医師の配慮なのかもしれない。
MOREとかクラッシィとかあるのに、女性セブンを手にする私。
普段、民放やバラエティ番組は一見ないので芸能人の動向はここで把握している。でも真っ先に読むのは山田詠美さんのエッセイ。今回も歯に衣着せぬ言いっぷりに全俺が震撼。内容は新潮45のアレについて。


さて診察。
この2週間はローマ・京都に行き、ハードなスケジュールをこなした。新しい漢方薬が奏功し、疲れ方が若干マシなような気がする。
そしてローマで見た豪華絢爛な芸術作品や街並み、そして京都で見た最高のインスタレーションと野ばら先生との交流で心が満たされたことも報告。

その他に、転職やマンション購入について。
物件はなあ・・・本当に私にぴったりというのがない。不動産会社からはよく「こんなのありますよ」ってLINEが来るんだが。

また会社をいつ退職してもいいように、スキルを磨くことの重要さを説かれた。
考え方はその人の財産・・・この状況に対する不満を、転職を想定した自分磨きの機会だと捉えて、モチベーションに転換する・・・今できることをしようと気づかされた。
転職活動をしつつ、住活をし、今の生活を回していかなければならないので大変だけど一人で生きていくと決めた以上、しっかしりしなければ。

ここまで親身になってくれるクマ医師がいないときっと私は生きていけない。
そんな彼に、ローマ・京都のお土産を献上した。
ローマの三越で買った真実の口チョコレートと、ストレートな京土産・生八ッ橋!



でもノバラ座で買ったNDMAにしたほうがよかったかな。
クマ医師の「こ、これは」と吃驚しながら顔をくしゃっとさせる苦笑も見たかったかも。




お礼に午後ティーをいただいた。


処方変更なし。


で、深夜に帰宅し、ポストに不在票が入っていることに気付く。
しかも数枚も。
差し出し主は某くん。
同窓会で再会したお友達。
6月のはやぶさの日に相模原のJAXAで開催された講演会に一緒に行った男子だ。
スポーツカーに乗っているのに案外女子な男子。

彼にローマのお土産を誕生日プレゼントと兼ねて送付したのは先週のこと。
彼はすぐに私への返礼品の手配をした模様。
なのに!!
私ってばその到着日はノバラ座でこの世のものと思えない世界の中にどっぷりと身を浸していた。
帰って来て数日は野ばらロスに陥っていた。
だからポストの不在票に気付かなかったのである。

今朝、朝一で再配達の手配をした。
あまりに期日がすぎていたので、ネットでは再配達の依頼ができないので電話をした。
そして帰宅後、無事に彼からの御心を迎えた。



はやぶさ2のトミカは欲しかったものなので、すんごく嬉しい。
某くん、ありがとう。


お礼のお礼に電話をした。
「ごめんね。ずっと不在票に気付かなかった」
「いったいどんな暮らしをしているの!?」
って笑っていた。

「明日から頑張れるよ」
と感想を述べる私に対し、
「っても、明日行けば休みでしょう?」
と突っ込んできた。

相変わらず。
相変わらずだよね。私も君も。





お揃いらしい。

お誕生日おめでとう。


そうそう、AmazonでポチったPhilip GlassのCDが届いた。

これでバーチャルリアリティなノバラ座を堪能できる。
本当は野ばら先生の香水DiorのFahrenheitがあれば完璧なんだけど。
買ったらどっぷり浸かってしまい、帰らぬ人になりそうで買えない。


あと、先日マツキヨでメイクの上からリフレッシュシートが破格で売られていたので買ってみた。
盛夏に買うべき商品なのだが案外高くて。
で、使ってみた。
すんごいさっぱりするのでオヌヌメ。

昼休みのメイク直しのあと、肌が生き返るのである。


あと一日頑張ろう!!

※今日のタイトルはアニメ「名探偵ホームズ」のOP「空からこぼれたSTORY」


隠せないさ僕の瞳はホンの小さなことまで
隠せないさ やがてhappy end
キミのポストに届くよ
空からこぼれた Story


私のポストは、私のだらしなさから、不在票は届けども肝心な贈り物がなかなか届かない・・・おばけポストなのである。



その繰り返し

2018年09月18日 22時50分02秒 | Weblog
昨日から出勤。さすがに昨日はレッドブルのお世話になった。
今日も粛々と仕事を終えて帰宅。
終えようと思っていた稟議書作成が終わらなかった。
イマイチな感じ。

ノバラ座でかかっていたBGMをAmazonでポチった。
あまりにも良すぎたので。
あの甘美で清楚な響きをもう一度味わいたい。


Philip Glass: Music from The Thin Blue Line

この曲。
Philip Glass - Opening (from Glassworks)


聴くだけで涙が出てくる。ノバラ座を思い出して。



つーか。
絶賛ノバラ座ロス、いわゆるノバロスなんすけど!
やべー。廃人だよ、これ。
ローマから帰国した時よりひどいロスっぷりに自分でもどうしていいのか分からない。
他のみんなはどうなんだろう。こんなの私だけかな。

去年の今日はノバラ座最終日で、やはりこの日以降、暫くはロスっていたから、毎度のことなんかね。
で、いつの間にか日常に戻っている。その繰り返し。

寂しい時はNDMAを1粒。泣きたくなったら2粒食べよう。
全部食べ終えるころ、この寂寥感は癒えているのだろうか。



我が家のノバラ座2018秋。


京都から東京に帰るときの新幹線で樹木希林さん他界のニュースを知った。

「おめぇの道を行け。他の誰とも違う、おめぇじゃなきゃだめだって場所がきっと見つかるからよ。」

映画「下妻物語」で、樹木希林さん演じるおばあさまが、深田恭子さん演じる桃子にかけたこの言葉は、私を何度も勇気づけてくれた。
自分好みの人生を歩むことに不安を覚えていた自分の背中を、そっと押してくれた。


他にも、「これは樹木希林さんじゃないと演じられないよな」と思う映画の多さに気付く。
「歩いても歩いても」「海よりもまだ深く」「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」「命」など。独特の演技が光っていた。
とても寂しい。
ご冥福をお祈りいたします。


喫煙所の先輩紳士がお吸いになっている煙草が今日もすごい。
なんだか甘い香り・・・駄菓子屋のガムの香りがするので騒然。


・・・そんな感じで地味に社会復帰している。


ノバラ座~9月16日~

2018年09月17日 23時16分25秒 | Weblog
今回のノバラ座の開催は9/11~16。
15・16両日は17時~イベント開催。
私は15日の昼過ぎに京都入りし、イベントに参加した。
翌日16日は他の場所に行く予定だったのであるが、今回のノバラ座があまりにも素晴らしすぎたので・・・急遽、予定を変更して、ノバラ座に帰ってきてしまった。

【15日】
ローマから帰国して、3日間出勤。その後京都に行くというハードスケジュールが決まったとき、「京都入りは遅めの新幹線で行こう」と思った。
ということで12時ぴったりの新幹線でGO!
新幹線は私にとって、非日常の乗り物。乗る前から興奮しているからね、もう。



吉熊「新幹線♪やっほい!」




ノバラ座のテキストを読む。




京都駅に到着。・・・なんだか蒸し暑い。
東京を出た時は雨だった。まあ、雨よりはいいけど・・・暑い。
今回のホテルは八条口前の、というか直結の京阪グランデ。


チェックインをしてホテルで一服をし、目指すは三条。
ライト商会さんへは1月のノバラ座以来、二度目の来訪。
烏丸御池駅からトコトコ歩く。汗だくになる。化粧が剥げる・・・。

着いた!!ちょっと迷ったけど。←二回目なのに迷う。


深呼吸をして、二階に上がる。
踊り場にレトロな自転車が。


ドアを開ける。
まず、真紅の薔薇の花びらが撒かれた床が目に入り、鎮座している非売品・売品のかわいいものたち、壁に貼られた麗しい野ばら先生のお写真が次々に目に飛び込んできた。この時点で軽く眩暈を覚える。













恐る恐る旋回しながら近づく。


そして、もうすっかり顔馴染みのノバ友、そして奥の方に野ばら先生にご挨拶。
野ばら先生にお土産を贈呈。
今回はローマで買ったローマ法王のカレンダーにした。
いつもその場で開けることはないのだが、この日は「え?何?」と白い紙袋を開ける野ばら先生。
「わあ」
って言った。
わあ。わわわわわわあああああああ←全俺が歓喜。
「行ってきたんだ?どうだった?すごいでしょ?」
と、人生初野ばら先生からの質問攻めに
「バチカンよりこちらの方が神々しいです」
と返答する俺。
「え~それはないよ」
と笑う野ばら先生。
・・・失神・失禁しそうだからね、マジで。










だいぶ以前に買って最近読み返している「恋愛の国のアリス」にサインを入れてもらった。
愛情たっぷりのサイン。


そしてハグをしていただく。
その時、嗅覚が甘美な香りをキャッチ。また「嗚呼、私はこの日のために老体をセルフSMしてやってきたんだ」と深く実感したのだった。

お買いものも楽しむ。
「NDMA」というラムネが入ったボトルは、嶽本野ばら先生が作るからこそ映える逸品だと思う。ふざけているのと真剣さが同居してるのに、ちゃんと美を成している。圧巻。






野ばら先生のトランプを購入。
そして切手。
これらを綺麗にラッピングしてくださった。
その行程を机越しに眺めていられる時間は、息をするのも忘れてしまうほど、とても甘やか。
すごく丁寧にかわいくラッピングをしてくださり、「私なんかのために・・・」と恐縮してしまう。















この空間、野ばら先生の心象風景に浸るために私はここまでやってきたのだ。




一通り見たり感じたりしたあと、1Fのカフェーでお茶をした。
野ばらシートで。(ライト商会さんと野ばら先生はずぶずぶの関係)




会計時、レジのところに鎮座していたこのワンちゃんの王冠も野ばら先生の手作りだと知る。





17時。イベント開始。
私は親友Kさんの隣に鎮座。野ばら先生のお話に、ときに顔を合わせて爆笑したり失笑したりする。
野ばら先生のお話は、「オチ」のつけ方が独特でじわじわくる。
好きの幅が狭い(マイノリティーすぎる)ので「映画『E・T』を見終えたことがない。というかETが出てくる前に見るのをやめちゃう」とか、もう、本当に好き。
ノバラ座開催のため手芸屋さんなどに通い詰めている自分は、女性に生まれたならばきっとカリスマ主婦として朝のワイドショーで紹介されていただろう、とか。
あと、今回のノバラ座BGMについて。今回のBGMは本当に素晴らしかった。あとでAamazonでポチるかも。

次回作のことも聞けた。楽しみ。












10分間の休憩の後、椅子を円状に並べる。
まずは讃美歌312番。
最初にはんちょおのKさんがソプラノリコーダーで奏でるんだが、これがまたすごい!演奏後、野ばら先生がニコって笑ったのが忘れられない。
みんなで合唱。
今日の参加者は12名。
緩い感じで真剣に歌う。

続いて発声練習の後演劇指導。
言葉にするのが難しい!
事前に送られてきたテキストのセリフを二人一組になって言い合うんだけど、台詞が
「この学園ー聖マリアンヌが売りに出されたという情報は?」
に対する答えが
「憶えていますか?友よー。いまはもうないけれど、かつてあった学舎で、私達は少女から大人へと移り変わるたった一度きりの美しい季節を過ごした」
だったり
「ウンチョコチョコチョコピー。ウンチョコチョコチョコピー。」
だったりを選択できる。




何回か繰り返して場が和んだら、次は紐で相手を縛りながら台詞を言い、それに対して縛られた人が台詞を言うという、なんつーか、とても高度なことを求められた。

で!!!!
こともあろうか、私が縛る人をし、野ばら先生が縛られるという巡り合わせになった!
原作が映画化された作家先生を「学食でカレーを食べていましたけれど、それが何か?」と言いながら麻紐で縛るという、非常にコアな体験をした。
14年前の自分に報告したら、信じてくれないにちがいない。
先生は私に縛られながら
「ウンチョコチョコチョコピー。ウンチョコチョコチョコピー。」
・・・鳥肌が立った。


「先生、すいません!!!!」
と謝ったら
「いいんです。芝居なので」
と優しくフォロー。野ばら先生のこういうところが好き。




みんなで野ばら先生トランプでババ抜きをする。
最初に、というか、カードが配られた瞬間に上がる私。
奇跡!!


ご褒美をいただいた。
嬉しいなあ。


ジョーカーの流れをみんなでその表情から推測するのが面白かった。


20時すぎ、お開き。
お写真を撮らせていただいた。


お足元は勿論ロッキンホースバレリーナ。



数人でライト商会さんの前で出待ちをする。


駅まで先生をお見送りするべく、みんなで歩く。
野ばら先生と歩く京都は、観光地を通り越してもはや聖地である。


仲良くなった女の子2名と地下鉄に揺られる。
いずれも素敵女子。

Nさんのクマさんをナンパする吉熊。

DD状態である。
DD(誰でも大好き)
嶽本野ばら『初音ミクの結婚』より「イニシャルDD」


京都駅のセブンイレブンで食べ物を買い、ホテルで食べる。
お風呂に入って1時半、就寝。

その前に、お土産を見てニマニマする。
ラッピングを剥がすのは躊躇われたのであるが、えいや!と目をつぶって開封。



ノバラ座~9月17日~

2018年09月17日 23時16分02秒 | Weblog
【16日】
8時に目覚める。目覚めの一服を吸い、支度をして朝食に行く。
色々なホテルの朝食バイキングを味わってきたけれども、ここのホテルの朝食のバイキングはピカイチ。
朝からにしんそばを食した。にしんそばなんて15年ぶりぐらい。







自部屋に戻り、一服。
さて、今日はどうするか。
・・・どうする、自分?
・・・決まってるじゃん。
・・・え、でも・・・
・・・でもじゃないよ。自分の心に素直になりなよ。
・・・行っちゃうかな、今日で最終日のノバラ座へ!!

ということで、この日もノバラ座に吸収される私なのであった。
ノバラ座、吸収力ぱねぇし。
ノバラ座はブラックホールか!?ダイソンか!?
そういうことで、吸い込まれるように私は烏丸御池駅で下車し、昨日と同じルートで三条のライト商会さんに赴くのであった。
ライト商会さんの1階のカフェーでアイスコーヒーをすする。
ノバ友集結!
色々お話しする。みんなプロ読者なので楽しい。






1時、ノバラ座オープン!!
野ばら先生に「すいません。また来ちゃいました」とご挨拶し、苦笑いをされた。
冥途のみやげとしてアテモノに興じる。
結果ははずれ。
「残念。ハズレでした。よかったですね」
と光るブレスレットを嵌めてもらう。
ほ、本当に・・・残念だけど交流が嬉しい。




暫く陳列されたものや空間、陳列されたものの説明文などを読む。
・・・あれ?目から汁が出てっけど?どうした、自分。
ちょうどBGMが切ない曲調を奏でていた時だったと思う。
2時間後にはこの空間とお別れして新幹線に揺られている自分は、明日からまたイライラする日々、くすんだ日常に何の疑問も持たずに溶け込んでいるのかと思ったら泣きたくなったのである。この切ないほど美しい世界を知ってしまったがゆえ、それはとても恐ろしいことに思えた。
だからできるだけ、この時間のこの空気を五感に吸収させようとした。












魂の双子。



ゴムゴムなクマさんのご遺体は7,000円。















数人の人たちにご挨拶し、ライト商会さんを去る。
野ばら先生は他のお客さんの対応をしていたのでご挨拶できなかった。

三条通り。
振り返るとまた泣いてしまうので、もう振り向かない。
烏丸御池駅を目指して、涙をこらえつつ前を向く。


野ばら先生の香水の香り、眩暈を誘因する紅い花弁、ノバ友、讃美歌312番、ウンチョコチョコチョコピーが初秋の光と涙を受けて、目の前でしゅわしゅわと溶けていくのが見えたような気がした。



京都駅到着。
ホテルで荷物を受け取り、駅の構内で急いで八つ橋を購入。お香も買った。

煙草を吸って売店でお酒とおつまみを購入。
乙女でありたいのに行動がオヤジ。


ノバラ座帰りだからだろうか。
車窓すらも神々しい。



19時少し前に東京駅に到着。

家に帰ってもアテモノのブレスレットは神々しく光っていた。



9/7にローマに飛び立ち、帰って来て京都に行くというハードな10日間。ずっと気が張っていたけど、終わった瞬間にどっと疲れが湧いてきた。
でも心地いいこの疲れは、自分が生きていることの証のように思え、そして「また生きて、みんな、野ばら先生に会いに行くんだ」という希望を与えてくれているのだと今、実感している。


またね!