世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

平日にしかできないこと

2018年11月29日 23時59分39秒 | Weblog
成人病検診のため、早朝に総合病院へ。
結果は貧血以外、問題がないとのこと。
採血は吉熊を握りしめて乗りきった。
「今年もクマちゃんと一緒なのですね」と看護師さんに言われてほっこりした。
それにしてもバリウム不味すぎ。辛かった。
磔の刑にされて右回りをさせられて都度ポージング、激写。
気を抜くと頭から滑り落ちそうになってちょっとしたアトラクションのようである。
しかもげっぷを止めなくてはならない。
つらたん。

病院のレストランでハンバーグ定食を食べた(検査料金に食事代が含まれている)。
17時間ほど絶食だったので飲み込むように食べてしまう。



満腹の腹をさすりつつ、外へ。
今日はいいお天気。
朝の雨がウソのようだ。
柚子、発見。たわわに実っていた。



その後、近所の神社をプラプラ。平日の昼間なので誰もいない。公園もついでにプラプラ。





地元に戻り、郵便局へ。
平日の昼間にしかできない手続きをした。
満期になった定期貯金を新しく定期にする。
記念品をいただいた。
新潟産コシヒカリと弁当箱。

弁当は作ったこともないし作る予定がないので母にあげよう。


一角で行われていたコープのクジでは2等賞!
ドレッシングとトイレクリーナーをチョイス。



公園で一服していたら、警察官のお兄さんに職質された。人生初。
鞄の中とか見られた。クマとかどんぐりとか見せびらかして自慢したった。
ここら辺では今、振り込め詐欺が流行ってるらしい。


まずは上野へ出てみる。平日でも混んでいた。
公園で開催されていたアンデスの演奏を見る。アンデス民謡って、聴いていると涙腺を刺激される。音階が切なくて。私だけだろうか。



この前、嶽本野ばら先生が撮影していた西洋美術館の像。



さらにもっと平日にしかできないことをしようと思い、浅草で乗り換えてスカイツリーのプラネタリウムへ行くことにした。
土日はいつも朝のうちに満席になってしまうプラネタリウム番組「星の旅 世界編」をやっと見ることに成功した。想像以上によかった。KAGAYAさんの「こんなに綺麗な風景がこの世界にはあるんだよ」という優しくて強い思いが伝わった。緯度によって見え方が異なる星空の説明が分かりやすく勉強になった。南半球のサザンクロス、いつかこの目で見てみたいな。
あと地球は星なんだなとあらためて思った。普段、忘れがちだけど。天に上る星は地球という星の回転によって起こる現象なんだなと強く実感。音楽も美しく、そしてナレーションも落ち着いていて落ち着いて見られた。また見に行きたい。







KAGAYAさんとは、三年前のイベントで半日一緒にいたけれど、とても優しくて真面目な方だった。そんな人柄が作品に反映されているんだろう。

全天周映像『星の旅 -世界編-』予告編




スカイツリーをパシャパシャ撮影。クリスマスツリーとのコラボがとても美しい。
いつもは家から眺めるスカイツリー。
間近で見るとやはり大きい。







クマさん。


浅草で下車して浅草寺へ。








まることにっぽんという商業施設にも行ってみた。

お料理や食に興味がある方だったら楽しめるかも。
私にはハードルが高かった。何を買っていいのか混乱。





上野駅のパンダ。クリスマス仕様。





上野駅で母ヨーコたんお薦めのお寿司を食べることに。ほっぺた落ちそう。
美味しいものは美味しい(語彙力)。
口の中でお寿司がトロトロととけていく~。



そんなこんなで有意義な有給休暇であった。
23,000歩ほど歩いたのでちょっと疲れた。


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ビックマ!

2018年11月28日 22時22分07秒 | Weblog
いつも資生堂のカウンターで買っていたコンシーラーが廃盤になってしまい、仕方なくネットで購入。
あんなにズブズブの関係だった私とSHISEIDOパーフェクティング スティック コンシーラー。
いきなり去ってしまうだなんてひどいわ。
シミとくまが隠せなくなっちゃうじゃん!!

MAQuillAGEは薄すぎてカバー力が期待できない。
かといってCLÉ DE PEAU BEAUTÉ だと倍以上の価格だし・・・。

とにかく手持ちのコンシーラーが少なくなりかけているのでポチった。

今回は宅配便ロッカー(PUDOステーション)を利用してみた。
一人暮らしの強い味方。

駅にて。


暗証番号を入力した途端、いきなり横の扉がオープン!
「バンっ!!!」
っていう無機質かつ大きな音に驚いてしまった。



吉熊「わ!ビックマ!」

この横を通過する度に「け!意識高い系ロッカーめ!」って思っていたのだけれども、実は然程難しくない、ハードルが低い大変便利なロッカーだった。

宅急便が来るからまっすぐ家に帰らなければ、というストレスがなくなりそう。


無事にコンシーラー、ゲット。

暫くはこれで凌げるぜ。
くまもシミも隠蔽するぞ。

ついでに先日初めて購入したレブロンのネイル(105番)も施してみる。

なんという上品なスモーキーピンク。
気に入った!気に入ったぞう!


って、私が気に入ったものは急に廃盤になってしまうからな。
あまり深入りしないようにしよう。


今日のお昼はエビフライとヒレカツ。

高校生男子のお弁当のようにボリューミー。
明日、成人病検診の人のご飯とは思えぬ。
また中性脂肪で指摘されるに3000点。

そんなことを書いていたら、心療内科の元受付だったNちゃん(今は飲み仲間)から朗報。
ついに婚約をしたとのこと。

ビックマ!!

何度か危機があったけど、よかった・・・!


私みたいな独身主義者が独身なのはいいんだけど、彼女みたく結婚を切望しているのになかなか機会がないケースを目の当たりにするのは切なかった。
だからすごく嬉しい。


さて明日は普段より早起きをせねばならぬので早めに寝よう。




お誕生日おめでとうございます

2018年11月27日 22時27分22秒 | Weblog
今日は小室哲哉さまのお誕生日。
おめでとうございます。

60歳!
今、どこで何をなさっているのだろうか。
引退なさっても還暦を迎えても、私はたぶんずっと小室さんの名曲を聴き続けていくのだろう。

そして!
今日は藤田嗣治の誕生日でもある。
先月、上野へ藤田展に行った。
Googleのロゴがフジタってる!
https://www.googletop.info/?p=443703

あと、お友達の誕生日でもある。
とても素敵な女子。

11月27日生まれ、そうそうたるメンバーだな。




今日、仕事中にとんでもない言葉を聞いた。
「ブスはいらない。美人が良い」
って。
採用担当者(おじさん)が電話で誰かと話しているのを聞いてドン引き。
彼をちょっと哀れに思う。
分別がつけられないこと。
或いは、そういうことでしか自分の力を周囲にアッピールできないこと。
私だけでなく、みんな彼に憐憫の目を向けていた。
うんざり。



健康診断の結果が届いたので開封。
貧血は想定の範囲内だったのだが、なんだよ、中性脂肪が高いって。
体重は標準を下回っているのに、中性脂肪が高いってどゆこと?
イミフ。
思わずググったよね。
LDLとか。
何者だよ?って。
TLCかと思っちゃった(アメリカのバンド)。

よく分からないけど、食生活の改善が必要らしい。

っても今日の晩御飯は激安店で買った160円のグラタン。
そしてティファールで調理した茹で卵。
(当方、火が怖くてガスコンロが使えない)
ティファールに水と生卵を入れてスイッチ入れて放置してこんなに美味しいものができるだなんて。

マヨネーズをべちゃべちゃつけた茹で卵って超絶美味!
美味しくて2個も食べちゃった。

そして、激安店で沙々が100円で売られていたので即買い。




沙々っていえば、華原朋美さんのCM!

ロッテ 紗々 CM 華原朋美 1996

1996年・・・22年前か。
当時、CMを録画し、一時停止をして朋ちゃんのアイメイクの研究をしていた俺。
一時停止しすぎてテープのその部分が傷み、ノイズが入るようになってしまったことを、店先で思い出した。
明日売れ残っていたらあと数箱買っておこうかな。
沙々、美味しいものな。

こんな日常に耽溺しているので、食生活の改善など無理だと思う。


今日は来客1件。
暑かったのだが、スーツを着用して出勤した。自分、偉い。
青森のあの寒さが恋しい。


旅ブログ

2018年11月26日 23時11分17秒 | Weblog
三連休は弘前・津軽に一人旅に出ていた。
先ほど、旅ブログを更新し終えた。
ものすごい集中力を使った。


この旅で、こぎん刺しのブックカバーを買った。






立体的な刺繍が洒落ているし、それにしっかりしているので使い勝手が良さそうだ。
どんな本がこれに包まれるのだろうか。


さて、今日はとても疲れた。
早く寝よう。

みちのく一人旅2018冬 1

2018年11月26日 22時43分01秒 | Weblog
11/23(金)
朝5:50に起床。この時間の外はまだ真っ暗。明けの明星がキラキラと光っていて旅の出発を応援してくれているよう。



はやぶさ49号で新青森駅へ。


盛岡を出てから急に雪が降り出してきた!


新青森駅で乗り換え。
ホームに降りた瞬間、寒くてテンションが上がった。
在来線で弘前へGO!
4年前、新青森駅から弘前駅に乗り換えた時、すごくドキドキしていたのだけれども今回はそうでもなかった。
車窓は一面、雪。

12時、大好きな弘前に上陸。




何もかも懐かしい。
駅前のホテルに荷物を預け、駅のドトールで一服&作戦会議。

駅から出ている100円バスに乗る。
弘大医学部付属病院で下車。この時点で吹雪いていたからね、マジで。



凍えそうになりながら、観光館、旧弘前市立図書館へ。
なぜか急に晴れてきて青空が顔を覗かせた。





観光館のねぷた。




旧東奥義塾外人教師館のカフェアンジュにて、フレンチを楽しんだ。
洋館フェチにはたまらないこのコース。






















観光館前の紅葉。



晴れてきたので弘前公園を散策。









紅葉と雪景色が見事。これぞ日本の冬の原風景。
でも暑がりの私は寒い方が元気になれる。どこまでも歩いていけそうな気がする。














弘前公園内の武徳殿にて打掛のコスプレに興じた。旅先なんだもの。しゃーない!


コスプレを終えて武徳殿を出る。
振り向くと、夕闇・雪・建物からの灯・・・という風景が広がっていて、情緒の致死量を超えていた。
どこかでみたことがあるような風景だ。祖母の部屋のカレンダーの写真、テレビで見た風景、歌の一節か。








津軽路にてお煎餅を購入。母の好物なのである。
(あとから知ったのだけれども、このお煎餅は新青森駅、弘前駅駅ビルでも買える)



ねぷた村でお土産の下見。
そこからバスがあるはず、と思っていたけれども、すでになし。



文化センター前で100円バスに乗り、駅前のホテルまで戻る。
シングル希望だったけれどもツインにしてくれた。
広い!


寒さに怯えていたけれども、案外大丈夫。1月の京都の狂いそうになるぐらいの寒さに比べたら、まだ平気。

みちのく一人旅2018冬 2

2018年11月26日 22時42分11秒 | Weblog
11/24(土)
弘前駅8:48発のリゾートしらかみに揺られ、目指すは金木駅。そう、太宰治の生誕の地!

リゾートしらかみは全席指定。
駅員さんに色々聞いて券を購入した。時間を前倒しにしておいてよかった。
本数が少ないので気が張っていたのが奏功した。

太宰治は中学2年の国語の時間、「走れメロス」の朗読のときに爆睡した記憶が。
ごめん、治。
「メロスは激怒した」から「勇者は、ひどく赤面した」までSF級の時空を感じた。

五所川原駅で乗り換えて津軽鉄道に乗り換え。



津軽鉄道はガイドさんの案内がある。
金木出身の吉幾三さんの話、斜陽館もいいが太宰治 疎開の家もおすすめ、ということなど。
香取慎吾さんのキャンバス鉄道の説明もしてくれた。








嗚呼、それにしても、すがすがしいほどの雪景色である。

金木駅に到着。

駅から出ると、駅前に床屋さんが一軒。
それだけ。
マジか―!!


☆太宰治疎開の家

先程いただいた地図を頼りにまずは疎開の家へ。(旧津島家新座敷)
太宰治が太平洋戦争中に妻子と住んだ家。
大正11年、太宰の兄・文治夫婦の新居として建てられた津島家の離れで、和洋折衷の重厚な建物。津島家が手放したあとは2度所有者が変わり、現在の所有者が平成18年秋から「太宰治疎開の家」として一般公開を始めた。
疎開した太宰治が暮らした家として、唯一現存する建物。



一年間で23作品書いた書斎に鎮座。「走れメロス」に飽きてしまった私なんかが座ってよいものかと悶々としながら…。


御主人の白川さんとも少しお話した。
角田光代さんやピースの又吉直樹さんもお見えになったらしい。

又吉さんのブログ
http://www.kinejun.com/Portals/0/serial/matayoshi/09.html

白川さんの薦めで本を一冊購入。太宰治、リベンジ。



☆斜陽館

太宰治の生家。太宰治は本当にお金持ちだったんだ、と心から実感。広すぎて家のなかで迷子になった。
甘く見ていた。
建物の中の豪華な様子。





4年前、クマ医師に「青森に行って斜陽館に行かなかったの?なぜ?」って言われたときは逆に「え?」って思ったけど、今ならば彼が言っていたことがよくわかる。
百聞は一見にしかずとはまさにこのこと。







「斜陽」の文字が書かれてる掛け軸を見て興奮!

右から3幅めの最後に「斜陽」と書かれている。
この部屋はお母様のお部屋で幼い太宰さんが音楽を聴いたり本を読んだりして過ごした部屋。幼いころから「斜陽」という文字を見ていたから、きっと愛着があったのかもしれないと説明文に書かれていた。サブリミナル効果みたいな感じだろうか。

この掛け軸について、中二の「走れメロス」の授業の時、国語の先生が言っていた。
彼女の一人娘は弘大に進み、市内に下宿していた。夏休みに娘に会いに弘前に行った際、足を延ばして斜陽館に行った。この掛け軸の「斜陽」について超熱く語っていた。



☆十三湖しじみラーメン

斜向かいの観光館「マデーニ」のレストラン「はな」にて。

以前、両親はここでラーメンを食した。「十三湖しじみラーメン」が彼らのおススメなので注文した。しょっぱくて超絶美味。しじみ食べて元気出た。百聞は「一味」にしかず。

☆賽の河原地蔵尊






タクシーで行った。



敷地内に入ったが誰もいない。
幸い雪は止んでいた。
事務所の中からご婦人が手招きしている。
この霊場のあらまし、どんな宗教でもOK!ということをレクチャーされた。津軽弁で。
「本堂などは13時に締めちゃうんだけど」
と言われてビックリ!
あと15分しかないじゃん!

この旅一番の目的。嶽本野ばら先生の短編「死霊婚」に出てきた霊場。


夭折した我が子がせめてあの世では結婚できますようにと願いを込めて奉納された婚礼人形たちがガラスケースにのなかに佇んでいる。写真やお供えものと一緒に。一つ一つ丁寧に見た。


本堂。






13時すぎ、車で帰る事務所のご婦人に林檎をいただいた。
今朝のもぎたてなんだそう。

彼女には私と同じぐらいのお嬢さんがいるらしい。
未婚らしく海外旅行によく行くんだそうだ。
私のような人がここ津軽にもいるのだなと思ったら、なんだかすごくうれしくなった。自分は一人じゃないんだって思えた。

「じゃ!」
とご婦人を見送り、気付けばたった一人!
さっきのタクシーの運転手さんには1時間後に来てくださいと頼んでいたのであと30分もある。どうしましょう。

賽の河原まで続く道を辿ってみようかと思いつく。
左右に並ぶお地蔵様とかざぐるまが妖しげ。このまま突き進んだら死ぬのかなと思う。「これは死に続く道ですよ」と説明を受けたならば、あまり疑わずに信じてしまいそう。それほどまでに神秘的な様子だった。
行きついた先には湖があった。
気が遠くなりそうなぐらいのあの世感を感じ、急いでさっききた道を上る。








☆岩木山
タクシーで金木駅へ。
先ほどの運転手さんに「あなたみたいな人がこの辺でスナックなんかを開いたら、お客さんが店に入りきれないほど繁盛するでしょうね」と言われた。いやー、接客スキルないからなあ。そんな彼はこれからイカ釣りにいくんだそう。ここら辺の男性はみんな料理ができるらしい。なのに嫁が来ない、てか、そもそも若人がいないと嘆いていた。

14:44発の電車で金木駅を経つ。






晴れてきた。車窓から見た岩木山の神秘さとさっき見た親の亡き我が子を想う気持ちや祈りがリンクして思わず涙が溢れた。
命ってきっと尊いんだ。
生きているからこうして綺麗なものを見られるんだ。
そんな思いが胸にあふれた。




五所川原駅で乗り換えてまたリゾートしらかみで板柳を目指す。車内で津軽弁の昔話ライブが展開。風情満点。





☆永山則夫
板柳は元死刑囚・永山則夫が育った町。以前も来たことがあるがとても小さい町だ。


車の中からの地元の方の視線が突き刺さる。
「何しに来たのだ?」と言ってるよう。


私は永山則夫を嫌いになれない。罪は許せないことかもしれないけど、小学校もろくに出ていないのに、独学であれだけの文学作品を残したことに感銘を受ける。彼の作品を読んで無知と貧困について考えさせられたのは私だけではないはず。生きる意味があるとするならば、則夫の生きた意味は、今、こうして私が雪まみれの板柳に降り立っているということではないだろうか。

持参した小説「木橋」の則夫が描いた一頁だけがガイドマップ代わり。その木橋を渡りながら、目の前の岩木山を拝む。心のなかで何度も「ねぇ、則夫」と問いかけながら。




こんな私を「木橋」のN少年がこっそりと電柱の陰からじっと見ている気がした。







4年前に入浴した板柳温泉。今回は時間の都合で入れなかった。


☆イリス



電車までまだ時間がある。
板柳駅の近くにある教会の喫茶店でコーヒーを飲んで電車を待つ。女子受けしそうな内装。

☆五所川原駅ふたたび

弘前に帰りたかったのに反対の電車に乗り、また五所川原駅へ。次の電車は一時間後。ちーん。駅員さんに笑われた。優しく丁寧に新たな切符を手配してくださり、感謝しかない。




19時半、ホテルに帰還。


嶽本野ばら、太宰治、永山則夫…彼らに因むボリューミーな聖地巡礼ができて満足。
そして、岩木山にかかる雲の隙間から漏れる光に命の輝きを感じられたのがこの旅の収穫。

閑散とした厳寒の霊場を歩くという、変態力が試される旅は終わりを迎えつつある。

みちのく一人旅2018冬 3

2018年11月26日 22時41分19秒 | Weblog
11/25(日)

ホテルのチェックアウトが11時なので、ゆっくりできた。
駅前のホテルでコンビニも近いのでとても重宝。

駅前から出ている小型のバスに乗り込む。
小さくてレトロでマジでかわいい。


目指すは弘前大学。

この日は晴れていて、岩木山がくっきりと見えていた。じつに美しい。
キャンパス内の洋館を見に行った。シルバニアファミリーのような愛くるしいお家。
カフェになっているのだが、見学だけした。




そして同じくキャンパス内にある「貴様と俺」みたいな武骨な銅像を激写。


落ちていた紅葉を拾ってガイド本に挟めた。旅のお土産。

地元民が汲みに来る富田の清水(とみたのしつこ)を覗いたりしながら、ぶらぶらと住宅地を歩く。
雪解けの水が軒先をしたたり落ちる音、自分の歩く音しか聞こえてこない。あとは静寂が漂っている。




最勝寺の五重塔を拝む。みちのくで一番優美な五重塔らしい。紅葉との相性がたまらなく良い。













近くに銀杏が落ちていた。独特のにおいが鼻をつく。ご婦人が一心不乱に銀杏拾いをしていた。


岩木山が見えてテンションが上がる。



小腹が空いたので、喫茶れもんに寄る。レアチーズケーキを堪能。
お洒落な内装が素敵。エンニオ・モリコーネのBGMが楚々とした室内に響き渡る。



隣の弘前高校の校門前でウハウハ。小惑星探査機はやぶさの生みの親・川口淳一郎先生の母校なのである。前回来たときは校庭側から拝んだので、今回、校門が見られたのでよかった。


日本基督教団弘前教会、弘前カトリック教会、青森銀行記念館のハイカラな建物を立て続けに見る。



日本基督教団弘前教会

1906年に建設。左右に配置されたフランスゴシック風の双塔が素敵。
後ろに襖がある。







弘前カトリック教会

1910年(明治43年)に弘前天主公教会として建設された。
私が訪れた時、教会の人がちょうど祭壇前を修繕していた。
ゴシック様式の総ナラ製、高さは8メートルに及ぶ祭壇が一際目を引く。
ステンドグラスも夢のように美しい。
教会の人にパンフレットをいただいた。








青森銀行記念館
1904年(明治37年)に第五十九国立銀行(現:青森銀行)の本店として弘前市に建設されたもの。
以前も来たことがある。




金庫のダイヤルがイロハニホヘトでびっくり。


応接セット(フランス製)。


青森銀行記念館の前にて。






観光館に寄り、お土産を購入。
自分用にこぎん刺しのブックカバーを買った。
津軽の厳しく長い冬を少しでも快適にやり過ごすため、保湿と補強のため 、麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになり、やがて「津軽こぎん刺し」が生み出されたらしい。

会社にはカントリーマアム。


100円バスで弘前駅に戻る。
その前にもう一度、旧弘前市立図書館を遠目に見る。

また暫く会えないけど、またきっと来るからね。

ホテルで荷物を受け取り、16時17分の電車で弘前駅を発つ。発車メロディー「津軽じょんがら節」に泣きそうになる。


新青森駅の駅そばで「青森角天そば」を食べた。

食べるところはここしかない。
急いで一服し、17時44分発のはやぶさで帰る。
観光館で買ったアップルパイと教会でいただいたパンフレット。


三日前、新青森駅に降り立ったときに「寒い!!!」って思っていた自分が懐かしい。

案じていた寒さにはすぐに慣れ、特に困ることはなかった。正月の時期の宇都宮と同じぐらいの寒さだった。
三日間の旅で、津軽のあたたかい人の気質、豊かな自然に触れることができて、とても満足。4年ぶりに大好きな弘前に来られてとても嬉しい。


一人旅はやはり最高だと思った。
誰にも気を遣わず、好きなところを好きなように巡れるのが快感。
またどこかに行きたい。




DEPARTURES

2018年11月22日 22時32分16秒 | Weblog
明日から三連休。
ちょっと旅に出る。

パッキング終了。


旅のお供ソング(個人的)は多々あるが、「DEPARTURES」は外せない。
2018年ほど小室哲哉を想った年はない・・・。
年始の引退発表は衝撃的すぎた。
2008年の逮捕のときよりもショックだった。

globe - DEPARTURES


新たな年を迎えるにあたり、出発という意味を込めて今回の旅のテーマをこの歌にした。



あと、玉置浩二さんの「あの頃へ」
香西かおりさんの「無言坂」
Bell & accordionsさんの「潮騒のうた」
GLAYさんの「Winter, again」
Do As Infinityさんの「柊」

あたりも冬の旅情を誘う。

そしてglobeの「Wanderin' Destiny」が流れてきたときは泣いちゃうかも。


寝る前にネットを徘徊。




嶽本野ばら先生のインタビューでのお言葉。

「それで精神が健やかに保てるというなら、周りのことなど頭の中で『バーカ!』と思っていればいいのです。」

嗚呼、どうして貴方の放つ言葉は私の涙腺を刺激するのでせうか。
私は貴方の言葉に護られてるから、たぶん生きていけるのです。


では、行ってきます!




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お買い物♪

2018年11月21日 22時42分15秒 | Weblog
今朝、喫煙所に行こうと非常階段を上がっているときに他部署のKさんに遭遇。
彼女は独学で気象学を勉強している。
「今日の雲、凄いよ」
という彼女の言葉に空を見上げて見たら、筋状の雲が青空に流れていた。
まるで自然が意志を持って描いたような出来である。


仕事の進捗はあまり思わしくなかった。
明日は稟議書を書こう。

買い物をして帰宅。
2リットルの水と900ミリリットルのコーヒー・・・重い。
腕が抜けそう。

そんな私に朗報。
通販で注文していたスーツが届いた~!
オーソドックスなデザインの物は季節はずれの時期を見計らって安く買うのが私流。
水玉の袖付きワンピースとリボンベルトが付いたジャケット。


もう一つ、秋冬物のニットも届いたのだがイメージと違うので返品。
何だろう・・・カシュクールって肩幅がないと着こなせないのかな。
なで肩が際立ってて、すんごく滑稽だったんだけど。
こういうことがあると「やはり実店舗で買うのが一番」って思うけども、ネット通販の気楽さにはやはり敵わない。
お家にいてポチればいいのだもの。

友人わたとも話したのだが、最近、以前みたいにモノを買わなくなった。
歳のせいか「これじゃないとやだー!これほしー!」ってなることって、あまりなくなった。
高齢化なマインドが、経済の衰退の要因になっていることを、わが身をもって実感しちゃうよね・・・って。

今回の買い物も、値引きになっているものを2週間ぐらい考えてポチった。

こんな世の中だもの。
消費に慎重になってしまう。
今回は良い買い物ができたなと満足。



今日のお昼ご飯は高校生男子の弁当のよう。かなりボリューミー。


夕ご飯は昨日母が炊いて持たせてくれたご飯を解凍して食べた。
納豆、キムチ、チーズ、ふりかけ丼。
皿を洗うのが面倒なので全部を乗せる。

美味なり。



嶽本野ばら先生が昨日、お洋服の新ブランド「Melody BasKet」のお披露目会に出席されて、日本酒にラッピングを施されたらしい。



我が家のと似ている!
9月のノバラ座で開催したババ抜きで1等賞になったご褒美として野ばら先生にいただいた作品。



野ばら先生が書かれたブランドストーリーもとても素敵。
BRAND STORY


途中出てくる湖が青森の十二湖に似ているのは気のせいだろうか。

そして、出てくるお洋服がとろけるぐらい可愛い!!

もう少し若ければ着ていたに違いない。



さて、明日出勤すれば魅惑の三連休が待っている。
頑張ろう!!



問屋制家内工業

2018年11月20日 22時58分38秒 | Weblog
昼休みに会社の隣の公園へ。
秋が手招きしていたので、つい。


イチョウと吉熊。


落ち葉拾いもした。
綺麗な落ち葉は押し葉にして栞にするんだ。






今日も妹宅へ。
両親が妹宅に滞在中なので、夕食をいただきに馳せ参じた。
その前に父にお酒、母たちにお菓子を会社近くのスーパーで買った。
父はお酒が大好き。すごく喜んでくれた。



母が作った八宝菜とお豆腐のなんとか。
とても美味しかった。
ペロッと完食。


赤坂に勤務している妹が浅田家の大福を買っておいてくれた。
これが超絶美味。
上品な甘さの餡、大粒な豆がくせになる。


今日、妹は昼休みに会社を抜け出して両親とご飯をしたそうだ。いいな~。


甥っ子は今日も元気にそこら辺を走り回っていた。
ちびくろさんぼだったらトラのバターが出来上がってしまうほど。
少し目を離したすきに私の鞄をいじくっていたりするので大変。

甥っ子とわたくし。


エコー写真で見たとき、こんなふうになるとは想像つかなかった。立派になっちゃって。

父が甥っ子をお風呂に入れ、母が着替えさせる。
まるで問屋制家内工業。
私も赤ちゃんだったころはこんなふうにお風呂に入れさせてもらっていたのかな。覚えていないけど。

さすがに3人も育てた人なので手馴れている。高スキル。

8時半過ぎにバイバイをする。
甥っ子を抱いた父が途中まで見送ってくれた。
1歳7ヶ月の甥っ子は何かを察したようで、少し寂しそうに手を振っていた。
何度も振り返ってしまう・・・。
やがて姿は見えなくなり、秋の冷えた空気を感じつつ駅に到着。

退社後に何のためらいもなく行ける距離に妹が住んでいることに感謝。
両親は今まで娘二人が住んでいようとも、東京を遠くに感じていた。しかし、孫が生まれてちょくちょく上京するようになり、東京が近くになったと言っていた。今日は日中、夫婦で小石川植物園に行ってきたそうだ。元気なうちは東京を楽しんでほしい。


帰宅後、すぐにネットを徘徊。
嶽本野ばら先生の画像を拝み、悶絶。



青木さんとの2ショットが神がかっている!!
素敵!!
青木さんも愛くるしいが、野ばら先生のかわいさは異常。ひゃ~。


明日も仕事。
恙なく終わりますように。


憧れの女性

2018年11月19日 23時21分29秒 | Weblog
この時期に見返したくなる映画がある。
「Sweet November」


これを映画館で見たのは2001年。
就職したてで「大人になりたい気持ち」が旺盛だったころ。
会社の憧れの先輩(女性)が見たっていうので、私も見た。
この作品だけでなく、彼女の愛用しているお香や化粧品も真似していた。
女子ってそういう時期、あるある。
憧れの女性を崇拝し、少しでも近づきたいと願ってしまう時期が。


作品全体にエンヤの曲が散りばめられていて、特に大好きなシーンで流れる「Only Time」は好きすぎて困る。
Enya - Only Time (Official Music Video)


秋の清々しい空気とマッチする。
当時の一生懸命な自分を思い出す。
あれから17年が経過しているのか・・・!



今日は曇り。


粛々と仕事を終え、超マッハで帰宅。
今日は宅配便が届くのだ。

カップラーメンと白身魚のあんかけ(レトルト)を食しながら自宅で待機。
あんかけ、温め足りないので追加でチンしたら焦げたのだけれども・・・。
火を使わないのに焦げるってどういうことなのだろう。謎。



19時半、宅急便キター!
Amazonで、業務用シャンプーとトリートメントをゲット。
モルトベーネ ロレッタ まいにちのすっきりシャンプー 2500ml + うるうるしたい日のトリートメント 2500g 業務用セット

でかいし、重い。
これで数か月は安泰。
シャンプーはリットル、トリートメントはグラムなんだな・・・単位が。


吉熊を入浴させる。
さっぱり。
風邪を引かせないようにドライヤーで乾かした。


その後、洗濯や野暮用(風呂掃除、シャンプーをボトルに移す、マニュキュアを塗りなおす…など)をし、母に電話をしていたらあっという間に数時間が経過。

やれやれ、とパソコンを前にし、私の胸を打ち抜いたニュースを発見。

「女性が傷付いているのに見て見ぬふりはできなかった。でも仕事柄、絶対に手は出せなかった」暴行を受けた長与千種さん

長与さんの正義感と勇気、冷静な行動力に涙が出そうになった。
美しいしかっこいい。
自分が長与さんの立場だったら人助けができただろうか。
格闘家であっても状況的に怖くて逃げてしまうに違いない。

「当たり前のことをしただけです」と答える様に惚れそう。尊い。

冒頭で憧れの女性について書いたけど、今は長与さんのようなかっこいい女性に少しでも近づけたらいいなと思う。

小指の怪我が早く治りますように。


さてと。
お風呂に入ってくるかな。












花 -Mémento-Mori-

2018年11月18日 23時19分40秒 | Weblog
午前中に目覚めたのだがなかなか起き上がれない。
明日は否が応でも6時50分には起きなくてはいけないと思うと、この微睡みをもっと味わっておかなくてはという強迫観念に襲われる。
早起きしたら負け、ぐらいに思っている。

結局布団の中で1時間ほどうだうだし、起き上がる。
レトルトのパスタをレンジに突っ込んで一服。

天気が良かったのだが、やることいっぱいで夕方まで家にいた。
用事って次から次へと湧き出てくる・・・。
あと、この家は居心地が良いのでつい長居をしてしまう。
引っ越して一年。すっかり慣れてきた。


今日はミスチルライブに参戦する妹夫婦の留守中に、妹宅にお邪魔した。
王将の餃子持参で。
妹夫婦はミスチルが縁で知り合い、ミスチルが唯一の夫婦の共通の趣味だ。


上京してきた両親は孫に会えて嬉しそう。
両親が買い与えた犬のおもちゃに興味津々な甥っ子くんの様子が可愛かった。


スイッチをONにするとワンワン鳴く。
こんなおもちゃ、私も小さい頃に買い与えられた。懐かしい。



甥っ子とは一ヵ月ぶりに会ったのだが、だいぶ大きくなっていた。

頼もしい背中。

母の手作りシチューも美味しかった。週末はレトルト食品かカップ麺ばかりなのでありがたい。



先週、母はミッドタウンに行ってきた。
そのお土産をゲット。メゾンカイザーのラスク。香ばしくて美味しい。


妹宅の階段の置物。
右側は彼女が小学生のころ、近所のファンシーショップのくじ引きで1等を当てたときの物。
オルゴール仕様でなかなかシャレオツである。


彼女は昔からくじ運が良く、ミスチルライブもかなりの確率で当選している。
今回のライブは16時開演だったのでいつもより早めに夫婦で帰還。
普段は家事や育児、そして仕事を頑張っている妹。リフレッシュできたかな。

私も妹宅で甥っ子に遊んでもらい、両親と喋って気分転換できた。
来週も頑張ろう。

ミスチルはたくさん好きな歌があるのだが、花 -Mémento-Mori-が今の気分に近い。

「負けないように 枯れないように 笑って咲く 花になろう」

そうそう、アップし忘れていた先週の会社の花。




カラーは気品があって好き。


文明の進化について

2018年11月17日 22時58分38秒 | Weblog
12時に起床。
よく寝た。
脳内の鮮明度が昨日までと明らかに違う。
霧が晴れたよう。

林真理子先生の「みずうみの妻たち」でティラミスを流行らせた青山のレストランが出てきた。
てか、ティラミスってどんなんだっけ?と普段あまり甘いものを食べない私は昨晩「どれどれ」とスーパーのティラミスを買ってみた。
で、今日、家事の後食べてみた。
ああ、この感じ!ちょっと重めな甘さ。思い出したぞう。バブルのとき流行ったよね、たしか。

林先生の作中のレストランのとは似ても似つかないんだろうけど、まあいいか。
フォークはのぼりべつクマ牧場で買った物。
かわいい~。


だらだらしていたら外は夕暮れ。


今日は窓からスカイツリーが良く見えた。
夕暮れのドリーミーな空とスカイツリーのコラボは見ていてると安寧な気持ちになる。


久々にナノケアで肌の手入れもした。お肌、つるモチ~♪

まだナショナル時代の産物。


パジャマのズボンのゴムの取り換え、冬のコートのファーの取り付け、カシミアのセーターの手洗いなど、普段は気力がなくてできないことを一気に遂行。つ、疲れたよ・・・(白目)。






休日の醍醐味Youtube三昧も堪能。

調子の良い鍛冶屋 作曲:ヘンデル Full HD高音質(チェンバロ演奏)


ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」のチェンバロバージョン。
これを今日はヘビロテしていた。
ピアノより電子ちっく。
後半の盛り上がり部分がライブ映えしそう。
何度聞いてもぞくぞくする。
ヲタ芸みたく「…おぉ!…おぉ!」って合いの手を入れたくなる。てか入れていた、PCの前で。

300年後の極東の国で、この曲を聴きながら昇天している不惑の女子を、作曲当時のヘンデルは想像しただろうか。
しかもヲタ芸つきで。

芸術ってすごいな。
作られた国も時代も違うのにこんなにも人の心に浸透することができるのだもの。

あと、小室哲哉先生がこの曲のTK Remixを作ってくれたら・・・などという勝手な妄想をしていた。
バロックとt.komuroの融合は絶対に気持ちいいサウンドになるに3000ペリカ。



そうそう、今日は自炊みたいなこともした。
先日、100円ショップでレンジで目玉焼きを作る容器を購入。
恐る恐る卵を割って、さっそく使ってみた。


これがなかなかすごい。

火を使わずとも目玉焼きができるのである。
油を使わないのでとてもヘルシー。


文明は進化するのだな。
ナショナルがPanasonicになるぐらいに。

300年前に作られた曲を気軽に聞ける文明の進化にも感謝。

ヘンデルでヲタ芸していたら、うっかり一日が終わってしまった。
明日はお出かけしましょう。


ボジョレー2018

2018年11月16日 22時41分07秒 | Weblog
昨日は心療内科デー。
待ち時間6時間!成田―ホーチミンのフライト時間より長い!

昨日の待ち時間では、ひたすら林真理子先生の「みずうみの妻たち」(下)を読んでいた。
なんか違和感ある。そう、1990年代の作品なのでスマホ・ネットが出てこないのである。
地方の専業主婦がフランス料理店を開こうとして有名な建築家に内装を依頼するのだが、そのプロセスが「建築雑誌→電話で申し込む」なのである。まずそこで軽く衝撃を受けた。今ならメールで申し込むのに。そうか。たかだか20年前はこうだったんだ・・・と違和感を感じつつあと少しで読了。

夕食は待合室でおにぎり。



名前を呼ばれたのが0時半。
今日は私が最後じゃなかった。ミナクル!

この2週間は、あまり具合が良くない。
職場はとても殺伐としている。
行くだけで疲れてしまう。
息が詰まる。
早く家に帰りたくて仕方がない。
背後の席の人が、差別発言を大声で話し、そして私の背後を通過するときにいつも大きなため息を吐く。
そういうのが私の神経を摩耗させる。

1年先の自分がどこにいるのかも想像できないような不安定な状況も辛く、不安で無気力になってしまう。


マンションさがしも物件を見て回っているけど運命の出会いには至らず。
いいなと思っていた物件を実際に見てみても超日当たりが悪かったりしてこのままずっと家を買えないと思うと眠れなくなる。

そんなことが積み重なって朝はなかなか起きられず、夜はなかなか眠れず。
普段できることが急にできなくなってしまったりしてとても困っている。
これはパキシル案件かな、と思うぐらい心がぐったりしている。

私の現状をつたえたところ、クマ医師は慎重な面持ちで暫く黙ってしまった。
私にとって最善の方法を考えているよう。
そしてゆっくり話し出す。

・物事にはメリットとデメリットがある。
 今いる会社を去ることも然り。
 メリットとデメリットを念頭に置き仕事をすること。そうすればいつも冷静でいられるんじゃね?

・日常生活では認知行動医療法をフル使用して乗り切ること(感情的にならない)。

・どうせ会社に一日8時間いなくちゃいけないんだから、自分が居心地よくいられるために気の持ちようを意識しよう。

直接的には言われないのだが、そう思わせるように誘導させる手腕はクマ医師のお家芸。
パキシル案件かなと思っていたのだが出されなかった。
あれ、断薬するのに1年かかったからね・・・。シャンびり、つらいし。

三番目については、クマ医師も一緒(心の片隅にいる)ということを意識すればできるかも。
昨日は診察時間が若干長く、尚且つディープな内容だったので、疲れた。
クマ医師はきっともっと疲れているんだろう。

風呂に入って3時少し前に就寝。


今日はなかなか起きられないと思い、予めコンビニで買っておいたシュークリームに釣られるような形で起床。
太るなあと思いながらペロッと食べてしまった。
寝ぼけていて中のクリームをパジャマのズボンに豪快に落とすが手で掬って食べた!!(10秒以内だったからセーフ)

しかしだいぶ眠い。睡眠時間4時間ってこんな感じだったっけ。
仕事は恙なく。


昨日がボジョレーヌーボーだったことを思い出し、スーパーでペットボトルのワインを購入。
ワイングラスを洗うのが億劫だったので、ラッパ飲み。
ワイルドだろ~。

お好み焼きを目の当たりにしたボジョレーさんの「え?俺、こいつとユニット組むの?マジかー」という心の悲鳴が聞こえてきた。



[試聴] WILD HEAVEN(HUGE DATA)[2014 12 10] TM NETWORK Blu-ray 「30th 1984~ QUIT30 HUGE DATA」 DISC.2


なんとなくヘビロテ。

幾度となく励まされた歌。
私が小室さんを好きになったきっかけの曲でもある。

そうそう、小室さん!!

小室哲哉さんに特別賞 日本レコード大賞

1月の引退発表以来、楽しいことがあってもその上になにかが一筋の陰を落としていたのは小室さんの引退のせいだと思う。
ローマで回転木馬に跨って「たのすぃ~~~」って思っていても、「小室さん・・・」ってなっていた。
同窓会で友達と再会しても、TMNの熱狂的なファンなコと話していると「小室さん・・・」ってなっていた。
9月の安室奈美恵さんの引退で小室さんのプロデュース作品をニュースなどで見る度に「小室さん・・・」ってなっていた。

2018年、「小室さん・・・」って何度思っただろう。

そんな私に朗報。
レコ大で特別賞!!わ~ん!!


人生山あり谷あり。
きっと小室さんもそうなんだろう。
だから私も。
大丈夫。きっと乗り越えられる。


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晩秋の奏で

2018年11月14日 22時47分32秒 | Weblog
今朝はなかなか起きられずに超困った。
あと5分・・・と微睡み、気付くと15分も経過しているではないか。
ひゃー、やばたにえん!←最近、友人わたから教えてもらった言葉。語感が良くてヘビロテ。

急ぎ足で歩いていたら普段より早く会社に到着しそうな雰囲気に。
なんだか損した気分。

通勤時、いつも見る柿の木が日に日に赤くなって、ついに青空に映えるようになった。

秋空を彩る晩秋の奏で。


今日は上司と遣り取りすることがあった。
一年前に比べたらだいぶフランクに話せるようになったけれども、まだ少し緊張する。


昼食はハンバーグ弁当。
モリモリ。



夕食はお好み焼き。
レンジでチンするだけなので助かる。



喫煙所にて。
他部署の人。

「はやぶさ色なの」と彼が自慢げに指し示すのは新しいアイコス。
はやぶさ・・・ああ、新幹線のか。
はやぶさっていったら小惑星探査機だべよ。

小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(18/11/8)


先日のはやぶさ2の記者会見の動画を少しずつ見ている。
あのターゲットマーカーに私の名前が・・・と思うと胸熱。

明日はすんなりと起きられますように。