世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

世間はゴールデンウィーク

2010年04月30日 23時08分20秒 | Weblog
卯月の末日。
今日は4月分の経費の締めと今期分の経費分析の枠を作成した。
…睡魔と戦いながら。
昨夜は殆ど眠れなかったんである。
明け方、あまりにも寝付けないので睡眠導入剤マイスリーの★★★とにらめっこをし、結局追加をすることに。
ウトウトしたところで目覚ましが鳴った。
これ、最悪のパターンである。
よって一日中、辛かった。

帰宅時、いつも混んでいる電車がやけに空いていたので不思議に思った。
…嗚呼、世間はゴールデンウィークなんだよな、と気付く。
おまけに明日もウチの会社は出勤日だ。

明日、仕事が終わったらマッハで実家のある雀宮に帰る。
そして明後日から、両親&妹・芋子と一緒に桜ツアーへ(北上川、弘前、安比温泉、角館)。

さあて。
これから帰省&旅行の準備だ~!

その前に寄り道。
帰宅前の一服は外せない。
林真理子先生の「六条御息所 源氏がたり 一、光の章」、読了した。
いつも最初の方で挫折してしまう源氏物語だが、真理子先生の文章は読み慣れているせいか、苦痛を感じずに楽しめた。

今日から姫野カオルコさんの小説「結婚は人生の墓場ですか?」を読み始めた。どこかで読んだことあるなあと思っていたら、これ、「ああ正妻」を改題改稿したものらしい。
それにしてもすげータイトルだ。
エッセイ「ガラスの仮面の告白」とはこれまた違う意味でセンセーショナル。
姫野さんのシニカルさが好きだ。青学時代に団鬼六賞を受賞したという経歴も素敵。
コメント (4)

下町日和

2010年04月29日 22時44分08秒 | Weblog
昼、図書館に缶詰(家で勉強すると煙草の量が増えるため)。

しかし、こんなに晴れている日に日光に当たらないのは勿体ない。
ちょろっと散歩に出掛けた。


まずは根津。
根津神社にてつつじまつり開催中。
色も白や赤、ピンクと華やかだ。
今世間を賑わせている沢尻エリカの名前の由来は、ツツジ科のエリカという花らしい。へぇ~。






根津神社は映画「RAMPO」のロケ地だ。
高校時代、あの映画をテレビで観た。
鮮やかな鳥居が面白い撮り方で表現されており、とても印象的であった。


S坂を歩く。
このお宅の雰囲気、好き。


東京大学の脇。
頭上の緑が眩しい。


東京大学に潜入!
すげー!
洋館フェチにはたまらない建物がたくさんあるぞう!


それにしてもなんて美しい建物なのだろうか。安田講堂。



「僕ね、この大学に入れるよう、学業に邁進するからね!」
と、吉熊。
なんて気楽なクマなのかしら。



赤門。


受かった時のことを妄想している。

まあ、頑張ってよ。吉熊。

東京大学の近くにある菊坂下町を歩く。
この辺は尾道の雰囲気に似ているので好き。


宮沢賢治の旧居跡もこの辺にあるらしい。


時間が緩やかに流れている。






軒先に植えられた花たちが優しい気持ちにさせてくれる。










樋口一葉が使用していた古井戸。





下町の銭湯。
「菊水湯」


ぷらぷら歩いていたら、後楽園まで歩いて来てしまった。





そういえば、春先、吉熊と観覧車に乗ることを約束していた。
で、乗ってみることにした。
誕生日(2月4日)に次ぐ究極のひとりプレイ・ひとり観覧車。
もう怖いものなんてない。

後楽園の観覧車に乗るのは20年ぶりだ。
15分間の空の旅。
夜景が綺麗。


それにしても個室内の音響の良さにびっくり。
何?この重低音。
曲も選べるようになっている。
ミスチル、サザン、宇多田ヒカル。
アベック仕様?
そんな中から「明日への扉」(I WiSH)を選曲。
夜景を眺めつつ、大熱唱!


気持ち良い。
高いところに上ると気が大きくなる。
なんだか世界を支配したような錯覚に陥る。


週の半ばに休みがあるのはありがたい。
リフレッシュできた。
コメント (2)

Next Stage

2010年04月28日 23時02分03秒 | Weblog
10年近く仕事をしているのに、全く成長していない自分の一部を見た。
何度も何度も見直して自信はあったものの、駄目だった。

後悔はしていない。
あれが自分の全ての力を出しきった結果なのだから。

でも、悔しい。
悔しくて悔しくて。

決算書類。
数字を正確に入れるだけならば誰でもできる。私じゃなくても。

10年近くいたのだから、その分、求められることのハードルが高くなることは当然のこと。

その当然のレベルに達することができない自分に甘さを感じる。
どこかで他人任せにしていた気持ちがあったのかもしれない。

でも自分を過剰に責めるのは辞めた。

次、絶対に間違えないように、粘り強く取り組もう。
そして吉熊上司に「お~!」と驚いてもらえるようにすればいいんだ。

部下の成長を喜んでくれる上司が私にいる。
だから頑張れるのかもしれない。


嗚呼、でもやっぱり悔しい。

悔しい。
コメント (2)

憧れの君

2010年04月28日 22時55分28秒 | Weblog
口の周りに吹き出物ができた。また首周りにもたくさん発生。一瞬、帯状疱疹を疑ってしまった。一番酷いのが肩にできた吹き出物。化膿寸前。


春は好きな季節だけれども肌荒れの季節でもある。芽吹きの時期といって、春になると体が冬の間に溜まった毒素を一気に出すので代謝が悪くなってしまうらしい。よって肌荒れや体調不良を起こす。
そう言えば数年前の春、鼻孔に吹き出物ができた。あのときも大変だった…。
2007年04月19日の日記「恥辱」

昔の人は、春に芽吹く山菜(デトックス効果がある)を食べてこの時期を凌いだそうだ。
なるほど。
私も食べたいな、山菜。
でも料理しない(できない)独り暮らしの身ではなかなか手の届かない代物だ。山菜。

だいたい、山菜というカテゴリーについて理解が浅い私。

タラノメって何?
鱈の目なのか?

もう、なんだかよく分からないけども。
山菜への憧れは募る一方である。
コメント (5)

ゲゲゲの自意識

2010年04月27日 22時47分37秒 | Weblog
他部署の先輩紳士がまた珍しい煙草を見せてくれた!
Naturalsという銘柄で11ミリもあるらしい。

箱が可愛い~。


中も素敵~。


もう一人の殿方社員が1本吸ってみたところ頭が痛くなったらしい。いつもと同じ調子で吸い込んでしまったそうだ。


今週の会社のロビーの花はカラー。
水芭蕉に似ている清楚な花だ。



この花を知ったのは、高校時代。
林真理子先生の「葡萄が目にしみる」を初めて読んだときだった。
先輩男子・保坂さんに恋した女子高生の主人公・乃里子。彼が水芭蕉を好むことを知った乃里子は、水芭蕉に似ているこの花を買って部室の目立つところに飾るんである。保坂さんは「ぼくの好きな花をよく知っているね」と言って花瓶に顔をうずめるようにしたのでドキドキした…という作中のくだりを今思い出した。
あの主人公・乃里子という少女は思春期独特の自意識をひたすら生きていた。(そういうことが青春というのかもしれない。今思うと)
そんな乃里子を通して、恥ずかしげもなく明け透けに思春期のドロドロとした心情を綴ったこの小説の作者に凄く興味を持った。あれが私が林真理子先生を好きになったきっかけだ。


毎朝、ドタバタと身支度をしながら、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を見ている。布美枝役の松下奈緒の清楚さに癒され、そして滋役の向井理の眼鏡男子っぷりに朝から萌え萌え。カコイイ!
母ヨーコたんに「滋役の人、亮ちゃんのタイプじゃない?」と言い当てられて赤面。だてに32年、私の母をやっていない。どんぴしゃだよ、ヨーコたん。まさにゲゲゲの母だわ。眼鏡男子は三度の飯より好きさー。
松下奈緒の髪型が横分けのハーフテールで、いつも気になっていた。先週までの私の髪型じゃん。(今は縮毛矯正をかけているのでダウンスタイル)
その旨を母に報告したら、「いつも自分のことに結びつけるんだね、亮ちゃんは」と呆れられた。
私の眼鏡フェチも自意識過剰なことも全て母ヨーコたんはお見通しらしい。


この自分LOVEなブログを5年も書いていて、しかも夜はクマたちとしか会話をしない(したくない)んだから、意識が内面に向くのは自然の摂理じゃんねー。
ぷんぷんだ。
なあ、吉熊?

と、吉熊に愚痴ったら、既に寝ていた。



ゲゲゲ。

コメント (4)

薔薇クマ

2010年04月27日 22時47分14秒 | Weblog
「おはよう日本」のまちかど情報館で薔薇の特集がなされていた。

薔薇ね。好きよ。
テレビに意識を傾けながら、化粧タイム。
すると聞き捨てならない情報が耳の穴に入ってきた。

薔薇でできたクマ!

素晴らしい!
素晴らしいぞう!

クマと薔薇、私の好きなものが凝縮されちゃっているではないか!

しかもこれ。
熊本の不動産屋さんが副業で作っているらしい。
少人数で手掛けるので注文してからお届けまでに1週間かかるとのこと。

いいなー。

anideco生花
テディベアMサイズ
☆レッド☆

コメント (2)

笑い

2010年04月26日 22時56分55秒 | Weblog
朝、ブローをせずに出社できることの幸せをギシギシと噛み締めた。嗚呼、なんて楽なんだろう。生まれつき直毛の人は毎日こんなに楽してるんだろうか。かなり羨ましい。次回生まれるときは直毛な人生を歩みたい。
今日は午後から人事部(給与)のお手伝いをした。●●●ィ~からの要請で。
問屋制家内工業的な流れ作業だったのだが、これがとても楽しかった。こんな機会がなかったら、他部署の仕事などなかなかやれない。新鮮だった。

帰りは後輩女子Cちゃんと帰った。
彼女といるときは笑いが耐えない。
いつも二人で酸欠状態の金魚のようにして笑いながら帰っている。
途中、怪しげな看板をCちゃんが目敏く発見!
醸し出す雰囲気がウケる~!爆笑!!

この看板の作者は、子供のしつけが母親のみに委ねられるということの不当性など、微塵にも感じなかったに違いない。
些か時代錯誤を感じる内容である。
笑いながらも相容れぬものを感じてしまった。

帰宅後、NHK「こころの遺伝子」を観た。
漫画家・西原理恵子さんの特集(http://www.nhk.or.jp/idenshi/special/index.html)。
いつ見ても本当に綺麗な方だと思う。
整った目鼻立ち、そしてあの艶肌はどう見ても20代のそれだ。
自らの体験から出た「どん底でこそ笑え」という西原さん(そして鴨志田さん)の言葉が胸に響いた。
西原さんのことは、わた(小学校3年からの友)経由で知った。
そういえば、わたも笑いが似合う。
小学校3年生、4年生のときの遠足で、バス酔いする私を案じ、彼女は一生懸命に私を笑せてくれた。(お陰であの2年間はクリーンな遠足を楽しめた)

笑いの力は絶大だと改めて思った。


そんなこんなで、一週間がスタート。

明日も笑って過ごせたらいいな。
コメント (2)

縮毛矯正2010 春の陣

2010年04月25日 22時27分10秒 | Weblog
髪が伸びたというか増えてきた。多毛、剛毛、くせ毛という三重苦を抱えている私の髪。半年に一度、縮毛矯正をかけなくては外を歩くことは不可能なぐらいの残念な髪質だ。
前回の縮毛矯正から半年が経過した。
毎月5千円ずつ貯金をすると半年で縮毛矯正1回分になる。髪は1ヶ月に1センチ伸びるという。半年で6センチ。ということは、縮毛矯正がかかっていない根本部分の髪が6センチも出現するということである。忌々しきくせ毛DNAを持った根元の毛め。これはいただけない。ここ最近はハーフテールでごまかしていたのだが、そろそろ限界を感じたので、今日は池袋にある美容室に行ってきた。

担当さんはここ10年、私の難毛をミナクルに仕上げてくださるマイミク・セッキー殿。優しくて穏やかな紳士であり、腕もピカイチである。何も言わなくても思った通りの髪型にしてくれる。また、彼の豪快な笑い声を聞いていると心が晴れてくるから不思議だ。いつも感心するのは、店長の彼は手伝ってくれたアシスタントさんにきちんと「ありがとうございます」と言っていることだ。仕事をする上で、そういうことって大切だと思う。見習おうと思った。

今日は初めて窓際の席に案内された。窓から、池袋駅前のヤマダ電機に吸い込まれていく雑踏の様子をぼんやりと眺めた。ヤマダ電機の前、ここは三越だった。十何年か前、当時付き合っていた殿方と、ここの入口のライオンでよく待ち合わせをしていたっけなー。あの人、今、元気なんだろうか。
…考えていることはアンニュイ要素を帯びているのに、ふと見た鏡の中には頭をサランラップを巻かれ加熱をされている自分がいたりする…。
そう。
縮毛矯正はけっこう過酷な施術なのである。
私がお世話になっている縮毛矯正はMr.ハビットというもので以下の経過を辿る。
1液→放置(加熱)→1液の塗り直し→放置→流す→ブロー→2液→流す→乾かす→散髪。
今日は2時間半かかった。長期戦に備え、本を2冊持ってきた。しかし、出された雑誌に興味を奪われた。驚いたのは光文社から出版されているJJの風貌。表紙が地味に、そしてシンプルになっているではないか!暫く見ない間に…。厚みも私が定期購読していた10年前の半分ぐらいしかない。不景気で後ろの広告部分が減ったからだろうか。
渡された雑誌の中で講談社から出ているVOCEが楽しかった。いつも美容雑誌は小学館の美的を購読しているのだが、VOCEの親しみやすい記事や構成の良さに感動。VOCEに浮気しそうだ。

さて、散髪。
セッキー殿曰く、今回、私の髪の傷みは少なかったらしい。
要因として考えられるのは、昨年12月に纏め買いをしたKérastaseのシャンプーの使用が奏功したからだと思う。あと、精神的なストレスの減少か。
そうは言っても、毛先の傷みは破滅的にボロボロだったようだ。ススキの穂のようになった毛先5センチにさらばをし、全体的にすいてもらい、終了。

嗚呼、久々に感じるこの爽快感!
サラサラつるつる~!
超ご機嫌~!
やめられませんなあ~。


明日から髪を振り乱して頑張ろう!
コメント (3)

花に恋する丸の内

2010年04月24日 23時01分31秒 | Weblog
昼まで惰眠を貪った。一週間分の睡眠不足を調節できたもよう。
朝、「今日は休み~♪」と二度寝、もしくは微睡み始める瞬間は揺ぎ無い多幸感に包まれる。そして、ふわふわの羽毛布団が、胎内にいたときの感覚を思い出させてくれる。
嗚呼、幸せ。

夕方から丸の内に行った。
もうすぐ母の日。
そのプレゼントを買いに行くのと、丸の内フラワーウィークス2010の見学のため。
「都市と自然と人をつなぐ」というコンセプトの元、丸の内に花や緑が集結するこのイベント。
5年前の私だったら興味を示さなかったと思う。
でもなぜだろう。
今では、花情報をGETするとかなりの確率で行きたくなる。
歳を重ねると花を撮りたくなると、わた(小学校3年からの友)が言っていたが、本当にそう思う。



東京駅に到着。
空には天使の梯子が少し出ていた。



行幸地下ギャラリー
第1回プリザーブドフラワーコンテスト in TOKYO Marunouchi
前々から挑戦してみたいと思っていたプリザーブドフラワー作品が展示してあり、大変興味深く見入った。

クマちゃん!可愛い!


夢のような作品。うっとり~。





YOSHIKIっぽい!
青い薔薇って神秘的で好き!


春らしくポップな感じ。


見事なグラデーションに目が釘付け。


続いて丸ビルへ。
産地直送!市場の花大集合

上から見た会場。


あしかがフラワーパークからやってきた藤のかぐわしい香りにうっとりしていたら、案内係の人に声を掛けられた。私が栃木出身ということを述べたら、彼女の友達が我が故郷・雀宮にいること、そしてその友達に会いに、先日、雀宮駅に上陸した旨を聞いた。正嗣の餃子の安さと美味さについて話した。今日一日誰とも話していなかったので、新鮮だった。

ところで、あしかがフラワーパークの藤って世界一美しいと称されているらしい。
知らなかった。


青山フラワーマーケットの薔薇。




丸ビル3F回廊
プリザーブドおとぎばなし~花が語るストーリー~
夢のような愛らしい作品がたくさんあった。
人魚姫


ドールハウス&花のドレス。




丸ビル3F回廊
高校生フラワーデザインコンテスト in 東京 丸の内
斬新なデザインが多かった。

桜もアレンジされていた。


花のお弁当!



なんと!ランドセルが再利用!



作品上部の金魚草を見て、サンシャイン牧場が気になり始めた。
すぐに携帯にて自分の牧場をチェックしたのは言うまでもない(←サン牧中毒)。



吉熊はこの作品が気に入ったもよう。
賑やかな雰囲気が好きなんだそうな。


嗚呼、花を見ていると心が落ち着く。
幸せな気持ちで起きられた今日だが、幸せな気持ちで眠ることもできそうだ。

あんなにどうでも良かった花が今では好きでたまらない。
母ヨーコたんも若い頃は花に興味がなかったらしい。今では庭の花をサンシャイン牧場の如く生育しているんだが。
幼少時代、母と一緒に散歩に出掛けると「これは~っていう花」とボソボソとレクチャーしていたっけ。当時私は6歳ぐらいだったから、恐らくあのときのヨーコたんは今の私と同じ30歳ちょい過ぎだったと思われる。
『30歳を過ぎると、女子は花に興味を持ち始める』と仮定して、今後、周囲の女友達をリサーチしてみよう。

コメント (8)

新党を立ち上げ!

2010年04月24日 20時07分39秒 | Weblog
マイミクゆざわ先生に素敵なサイトを教えていただいた。

「新党○○日本メーカー」(http://zeller-lab.com/japan/
名前を入れると勝手に新党が出てくる。

ちなみに私は…

亮子氏は「廊下にたたされた日本」 を
TRFと同じ人数 で立ち上げましたが、
党首が「アナタとは違うんです!」と言い放って 、
1分で解党しました。

だって。
1分で解党…切ない。
コメント (2)

時空の歪み

2010年04月23日 23時02分28秒 | Weblog
わ~い!
やっとこさ、一週間が終了した。今週は長かった!気温差が激しくて疲れているらしく、なかなか寝付けないし、朝は起きるのが大変だった。しかも、雨の日が多かったので、気持ちもどんより。日照時間が少ないと、やはりセロトニンが上手く働かないらしい。パキシルを飲んでいてこれなんだから、断薬したら、私のセロトニンは一体どうなってしまうのだろう。もっと不活性を極めるのだろうか。

仕事では、手帳及びサイボウズに記載してある予定をなんとかこなしている。いつも、昨年の手帳などを参考にして、だいたい二十日過ぎに来月の予定を立てている。おおよその予定を把握して、足元にある「今するべきこと」に集中するというスタンスを心がけている。
しかし、どこか抜けている私。
ぬけさく先生もびっくりの抜けっぷり。

…さっそくやってしまった。

吉熊上司と画策してなんとかミス(契約書の捺印)を隠蔽しようとしたのだが、●●●ィ~(部長)にまんまと見破られていたっぽい!

「それ、ワタシもおかしいなあって思っていたのデスヨ」
とか言われた。
がーん。

この上なく気まずい。
先日の飲み会で、彼に変顔を見られたときよりも恥ずかしかった。
素直に謝罪をしたら、ニヒルに笑って去っていった●●●ィ~。
トボトボと席に戻って前を見ると、吉熊上司もニヤニヤしていた。
本当、気を付けないと。

そんな中、株主総会の各自の持ち場が発表された。
もうそんな季節なんだなあ。
一週間は長いのに一年は早く感じる。

時空の歪みだろうか。

不思議だ。
コメント (2)

どうする!?「kimono beat」

2010年04月23日 23時02分08秒 | Weblog
喫煙所にて先輩姐さんとお喋り。
真面目で控えめ、でも微妙にハキハキしていて突っ込み役、そんな不思議なオーラを放っている先輩T主任(1期上)。
好きな殿方のタイプ(眼鏡)も煙草の銘柄も私と一緒。アニソンカラオケ大会仲間、同じフロアの独身組仲間でもある。
飾りっ気のない彼女だが、アニメ(相当のマニア)の他に趣味をお持ちであった。

それは着物である!
知らなかった。

いつもパンツとニットを着用し、無造作に髪を束ねている彼女だが、着物を沢山お持ちらしい。お母様が茶道をなさっている影響だとか。先日は辻が花を衝動買いしたとのこと。
彼女のそんな意外性に、なぜだろう、妙にドキドキしてしまった。昨日までの彼女と今ここにいる彼女が違って見えてくるではないか。

着物パワーの威力を感じた。

6月、後輩女子Cちゃんの結婚式が都内の老舗ホテルで開催される。招待されているのだが、ドレスが良いか着物が良いか相談したのが話の発端。T主任は「私の着物、どれでも貸しますよ」と言ってくださった。
着物を着ることになったら、成人式以来、袖を通していない実家の振り袖になると思う。



1998年。私の成人式は大雪だった。

準備とアフターケアの大変さに怯んでしまう…。
精神力と体力によるかな。
期日まで時間があるので、もう少しよく考えてみよう。


小室哲哉さまの作品で「kimono beat」という歌がある。
松田聖子に楽曲を提供(アルバム「Strawberry Time」)、自身でも松本隆の歌詞で歌っている(アルバム「Hit Factory」)。
いずれの歌詞も、お見合いがモチーフになっていて、松田聖子バージョンは彼氏がいるのにお見合いをする女性の心理を、小室さんバージョンはお見合いの席から着物姿の彼女を連れ出す心理を歌っている。ダスティン・ホフマンの「卒業」みたいである。
同じメロディなのだが、小室さんバージョンには間奏がある。そこが好き。

小室さんバージョン
kimono beat


松田聖子バージョン
kimono beat

コメント (4)

昇天

2010年04月22日 22時53分48秒 | Weblog
昇天…天にも昇る気分ってまさにこのことを言うんだ…と強く実感した林真理子先生のサイン会。もう数度目になるのに、いつも緊張して、終了後は腰が抜けそうになる。今日もそうだった。

定時2時間前。
16時頃からそわそわしてしまった。前期の数字が固まったので、決算書類を手掛けるものの、ウキウキ感が止まらない。

18時。
チャイムと共に退社。いざ、池袋へ!駅でプレゼントの花束を購入。真理子先生はピンクのバラがお好きだという情報を入手していたので、ピンクベースのアレンジに。


会場には既に長い列ができていた。30分の待機の末に、ようやく真理子先生が見える位置まで進出。黒のニットと革のジャケットがかっこいい。髪は先週拝見したときは肩に少しかかるぐらいだったのだが、今日はボブになっていた。動く度にさらさらと揺れて綺麗だった。
真理子先生とエルメスの新作について熱く語っている前方の人が羨ましかった。

会場はリブロのやや通路っぽいところにあった。
行きかう人が足を止め、
「あ、an・anの後ろのページの人じゃん!」
と囁いているのが聞こえた。(「美女入門」ね。)



さて、私の番。
「宜しくお願いします」
と元気いっぱい宣う私。
「こんにちはー。お待たせしましたー」
と真理子先生。

整理券の裏側に記載していた私の氏名をご覧になった真理子先生は、優しく、そして深いお声で私の名前を音読してくださった。
今まで幾度となく呼ばれた私のフルネームの中で一番嬉しい響きだと感じた。

私の苗字「●〇」の〇は難しい。真理子先生はその「〇」をじっくりと書いてくださった。

この数秒間、お伝えしたいことがたくさん頭に浮かんできた。

・先週の愛宕山の講座、面白かったです。
・「下流の宴」の珠緒ちゃんに励まされました。
・マリーちゃん(真理子先生の愛犬)、可愛いですね。
・六条御息所の腰ガクガクなところ、赤面しちゃいました。

しかし、私のそんな感想を聞いても真理子先生には何の得にもならないのでは?とも思った。
そのような想像する心というものを、私は真理子先生の多くの小説から読み取ってきた。
だから黙っていた。

左手薬指の指輪(たぶん瑪瑙?)の優雅な様子や、数々の作品を生み出した右手の動きをじっと見つめていたら涙が出てきそうになった。
16年前。田舎の高校生だった私を激しく魅了した「葡萄が目にしみる」。あの作品を生み出した右手が、今、私の名前を綴っているというシチュエーションに鼻血ブーしそうなぐらいの感動を覚えた。



書き終えた真理子先生に花束を贈呈。
先生はそれをむんずと受け取り、
「まあ綺麗。ありがとうございます」
と言って、自らの右手を出してくださった。
握手。
柔らかで慈愛に満ちた手だった。

「これからも応援してますっ!」
と、伝えてその場を離れた。

嗚呼、昇天。

真理子先生の右手から、何か多大なパワーをもらえた気がした。

我が家の光源氏・吉熊の君。


次回は、
『下流の宴』出版記念 林真理子さんサイン会開催
5月11日(火)
三省堂書店有楽町店 1階特設会場
にて。
コメント (4)

「OPERA NIGHT」な喫茶店

2010年04月22日 22時53分11秒 | Weblog
サイン会後、池袋のデパートを徘徊。初夏ものを下見。
疲れたし、日曜日も池袋に来る予定なので徘徊を中断し、喫茶店でご飯兼一服をすることにした。
池袋の西側。
いつもはフラミンゴに行くのだが、今日は海老ドリアが食べたかったので伯爵に。
池袋北口に位置する伯爵。


電車内から見る伯爵はきらきらしたラブホテル街にあり、自身もきらきらしたネオンに縁取られていて大変怪しい雰囲気を醸し出している。その外観におののき、ずっと入れなかった。勇気を持って入店したのは数年前だ。

小室哲哉さまの「OPERA NIGHT」を彷彿とするような雰囲気の店である。
テーブルに盛られたゴージャスな生花、シャンデリア、心地よいクラッシック、絨毯…しかもここ、24時間営業なんである!どんな人が来るんだろう。
初めて来たとき、味の方には大して期待していなかったのだが、とても美味しくてびっくりした。特に海老ドリアは絶品。コーヒーも濃くて味わい深い。お値段もそこそこ。





このようなレトロな喫茶店が好きだ。
新宿の「らんぶる」も好きだったのだが、目当ての地下が禁煙になり行かなくなってしまった。また、池袋の東口にあった東亜珈琲館も閉店してなくなってしまった。
寂しい。

ピンチはチャンス。
これは新規開拓しろということに違いない。

喫煙できるレトロな喫茶店。
できれば、「OPERA NIGHT」の持つゴージャスな世界観(シャンデリアがあって、皇帝がいそう)に包まれた喫茶店がいい。

Opera night


コメント (2)

ちらつく

2010年04月21日 22時03分49秒 | Weblog
暖かくなるとのことだったので、スプリングコートを着ずにスーツのみで出社した。身軽。
午後から気温は急に上がり、暖かいというか、暑かった。机の下で、そっとパンプスを脱いで体温調節をしてしまうぐらいに。できればストッキングも脱ぎたかった…。
他の建物に行くときには、強い日差しに溶けてしまいそうになった。そろそろ日傘が必要かもしれない。

思わぬ暑さに霹靂しながらも、毎年、この時期は、ゴールデンウィークの影がちらついてウキウキしてしまう。

4日も休みだなんて、正月以来だ。
嬉しい。
実家でまったりとTHE娘をさせてもらおうと画策中。

ちらつくと言えば、左頬というか目の下に大きな吹き出物ができてしまい、視界内でそいつがちらついて非常に不快だ。書類やパソコンを見るときに随時気になるんである。

いまだに顔に、ニキビ…いや、吹き出物が発生すると「思い、思われ、振り、振られ」と唱えてしまう私。

現役思春期。
フォーエバーモラトリアム。

明日は林真理子先生のサイン会だっていうのに。
なんとかならぬものか、吹き出物。

悩ましい。
コメント (2)