世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

明日から師走

2011年11月30日 23時20分00秒 | Weblog
明日から師走。
妹も走る…ホノルルで。
偉いな。
社員旅行らしいんだが、私だったらサボって免税店で買い物しちゃうけどな。
もしくは海で遊ぶ。シャチの遊具で(←場違い?)。

今日は霜月最後の日。
後輩女子Cちゃん、パートさんが不在だったので、昨日に引き続き、午前中はパタパタしていた。
その合間をぬって月末業務をやった。

先般社長に伺った出張の予定表。なかなか返事が来ない。仕方なく他の担当者から入手した。これがないと航空券やホテルの手配ができない。これは産休の人から引き継いだ作業だが、だんだん慣れてきた。慣れてくるとミスをするので気を引き締め直そうと思う。

一昨日、自分にご褒美を購入した。クマのヘアアクセ。可愛い!


髪に付けるとこんな感じ。


他部署のクールでハードな姐さんに、
「I江さんもこれと同じのを買って、一緒に付けましょう。そして、姉妹みたいにしましょうよ。うちの会社のWinkって呼ばれることうけあいですよ」
と提案してみた。

「あんた、私は来月、42歳になるのよ。亮子ちゃんのクマキャラは周囲から認知されてて良いけれど、私が付けたら気が狂ったと思われちゃう」
と笑われた。
でもバッグに着けたたら可愛いかも、と言っていたので、誕生日プレゼントはこれに決定。

残業後、図書館に寄る。いよいよ試験までカウントダウン。いまだに解答に二重敬語を使ってしまう自分に幻滅。日本語って難しい…。


帰宅したらクマたちが布団で寝ていた。
私も冬眠したいよ…。



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心療内科医が家庭教師に思えた件

2011年11月29日 23時35分33秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間は2時間半。まずまずの長さである。たまに4時間を超す日もあるので比較的短かったのかもしれぬ。
今週の日曜日はいよいよ試験なので、待ち時間はひたすら漢字な感じであった。
漢字がホント、いやな感じ!何だよ?「威儀」って!聞いたことない。きぃ!
また、過去問を解きながら、
平仮名で書く「ほど」と漢字で書く「程」の違いを説明せよ、
というアバンギャルドな問題が目白押しだということに気づいた。
ここへ来て、まさかの及び腰である。

名前を呼ばれたので診察室に入った。

先日、健康診断の結果が返ってきたのだがあまり芳しくないことを報告。次回の心療内科デーに結果の提出を求められた。汚い部屋の隅に眠っている筈のあの用紙を見つけ出す作業がやや億劫である。


尋ねられたので、今回の生理についての報告をした。今回も前回同様に苦痛に満ちていた。もう、女、辞めたい。サンタにお願い申し上げたい…可及的速やかに生理を停止してほしいって。
生理前の苛々は先月よりは比較的軽微であった。
そんなことをボチボチと話した。


先述のように、私は、試験を控えている。
「いよいよ今週の日曜日ですね!」
とクマ医師。
私の試験について、彼が興味津々だということは彼の目の輝きを見ればわかる。

「やればやるほどダメな部分が見えてきて…不安なんです」
と告白した。
そんな迷える子羊のような私に彼は、
「一通り、やったのですよね。でしたら、今の完璧な部分を更に完璧にしておきましょう」
と、アドバイスした。

これでは心理療法ではなく、受験指導である。
国立の医大を出た彼が、優秀な家庭教師に見えた。


「あとはよく寝て試験前のコンディションを整えておきましょう。寝不足ですと、力が発揮できませんからね。応援してますよ!」
と明るく送り出された。

まるで戦地に息子を送り出す母親みたいなクマ医師である。
6年間の通院で、こんな嬉々とした彼を見るのは初めてだ。

趣味の延長でやっている勉強なのに、ここまで親身になってくれるクマ医師の存在が、私は嬉しかった。
ありがとう、クマ医師。がんがるお。
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ハッとして!Good

2011年11月28日 22時51分57秒 | Weblog
昼過ぎ、他の建物に行く際。窓の外に広がるどんより空を見て、「げ、寒そう」と身構えた。しかし外に出ると思いの外、厳しい寒さではなく、ほっとした。見た目とのギャップが激しい空だった。逆にお日様が燦々と照っていて見た感じが暖かそうでも冷気むんむんだったり北風ぴゅうぴゅうだと余計寒く感じる。
案外視覚から得る情報は宛にならないのかもしれない。

今年は毎月1度ぐらいの頻度で合コンや飲み会があった。
私にしては珍しく飲んだ一年だった。

合コンで知り合った一人の男性。
彼はキャバクラ大好き人間である。
見た目は大人しい感じ。
存在感は無に等しい。
なんせ一緒に参加した妹が、飲み会の最後の最後まで名前を暗記できず、ずっと「川なんとかさん」と彼本人に呼び掛けていたぐらいだ。
哀れ、カワシマさん…。

そのカワシマさんに合コンのお決まりフレーズ「好みの女子のタイプは?」と訊いた。

そしたら、
「見た目は超派手なアゲ嬢。でも、実は家事とかしっかりやるタイプ。ギャップにハッとしてグッとくるんだよね。で、気付いたら好きになってるんだ」
なんだそうだ。


ギャップにハッとしてグッならば、私なんて、かなりの有力候補じゃね?
見た目はよく大人しそうで尽くすタイプに見られるけど、実際は、煙を鼻から出しながら「がはは」と大口で笑う。
家事とか大嫌い。
自分のことなのに、いつも苛々しながら仕方なく家事をやってあげている。
他人に尽くすなんてもっての他である。
クマには散々尽くすけどな。
かといって尽くされるのもウザくて嫌。

結局、部屋の片隅でクマとYouTube見ながら一人カラオケしていたり、ベランダから見えるベテルギウスに超新星爆発を思う時間が一番好きだったりする。
一人大好き。
ビバ人生ソロ活動。

こんな私が合コンに行ってごめんなちゃい>今年同席した皆さん。


後輩女子曰く、私が合コンに行く理由がだんだん分かってきたんだそうな。
本気で彼氏をGETしたいがゆえではなく、実は、自分がどのぐらいモテ市場に需要があるかというただのリサーチなんじゃないか…と。

「まるで市場調査とマーケティングをする矢野経済研究所みたいですね」
という台詞が胸に突き刺さったぜ、Cちゃん。

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チロリアンランプ

2011年11月28日 22時45分28秒 | Weblog
喫煙所仲間の先輩紳士が吸っていた煙草。
彼はいつも珍しい煙草を買っては見せてくれる。
たまに煙管を粋に吸っていて格好良い。


会社に行く前に見かけた花。
チロリアンランプという名前。
メルヘンちっくな佇まいに目を奪われた。


今日も一日頑張りました。
明日は後輩女子Cちゃんとパートさん不在、しかも1件産休中の人の仕事があるのでちょっと辛い。

トーストとカフェオレでパワーチャージだ~。



銀ブラ

2011年11月27日 22時56分08秒 | Weblog
図書館に行ったが、満席で座れなかった。
仕方がないので自宅に戻り、机に向かう。
気づいたら夕暮れ。
さすがに飽きたので徘徊。銀座へ逃避。

有楽町駅前のゲーセンにて。
「これ取ってよ」
とせがむ吉熊。
何で有楽町でUFOキャッチャーしなくっちゃいけないんだ?


まずはミキモト本店で開催されている人形展へ。
ミキモトの前には本物のもみの木がデコレートされている。





ミキモトの6階にあるミキモトホールへ。
「子供たちに愛されたアメリカ人形展 手作りから産業化への100年史─1830~1930年代─」
アメリカの古い人形を集めたもので、フランス人形にはない素朴な佇まいに胸キュン。
どの人形も持ち主に愛されてきたのがよく分かる。






キューピーさん。


リンゴの皮で作られた人形。



ケロッグコーンフレークのプレゼント商品。
プリントされた生地だけが送られてきて、各々が綿を入れたんだそうだ。


不二家のペコちゃんのモチーフになった人形。やっぱり!どことなく似ていると思った。首が動くらしい。



骸骨のマリオネット。



私の母・ヨーコたんは人形大好き。海外旅行先では必ず人形を購入する。それだけではなく、得意の編み物でよく人形を作っている。聞けば一人一人に名前や人格があるらしい。

そんなこともあり、私も人形が好きだ。でもやはりクマのぬいぐるみが一番好き。

じゃあさ、銀座のテディベアミュージアムへ行こうか…と思ったら、閉館していた!まだ1回しか行っていないのに。まだ開館して間もない。たしか1年ぐらい。早すぎじゃね?那須や伊豆にいかなくともサンアローのクマに触れられる画期的な場所だったのに。



三越のクリスマスツリー。割と派手。



プランタンのバーゲンをブラブラ見て、ファーストキッチンで食事。ポタージュ味のポテトの美味しさに感激。これ、バケツ一杯ぐらい食べてみたい。うまー。



丸の内では今、イルミネーションが飾られている。











冷たい空気に揺らめく電飾。
綺麗。

丸ビルにもクリスマスツリーが!


ポインセチアとの相性は抜群。


反対側には宝塚の展示。





見ながら歩いていたらあっという間に東京駅。

さて、明日からまた仕事。
月末月初を迎えるので忙しくなるんだが、なんとか勉強時間を確保したい。
頑張ろう!!
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11月27日という日

2011年11月27日 21時52分06秒 | Weblog
11月27日はテディベアの日である。
そして、大好きな小室哲哉様の誕生日!
きゃ~きゃ~きゃ~。めでたい、めでたい。

毎年恒例、個人的な小室さんの曲ベスト10を発表。

1位
「I'm proud」
96年の発表以来、聴かない日はあまりない。ほぼ毎日聴いている。こんなに惚れ込んだ歌は他にあるだろうか。カラオケでもこの歌を歌わないことはない。最近のカラオケは他の誰かと競うタイプのものがあり、見えぬ誰かと競うのが目下の楽しみ。

2位
「DEPARTURES」
冬になると無性に聴きたくなる。歌詞が襞のように奥深く、聴く度に印象が変わる。
globeのKEIKOがまさかくも膜下出血で倒れるとは…。早く回復してまたパワフルな歌声を聴かせてほしい。

3位
「humansystem」
モーツァルトのトルコ行進曲の一部を使った歌。モーツァルトと小室さんのシンクロが麗しい。

4位
「Kimono Beat」
今年も紫陽花の季節にヘビロテした。松田聖子バージョンも可愛いが、小室哲哉バージョンの間奏の部分が好き。

5位
「WILD HEAVEN」
疲れたときに聴きたくなる。特に、出勤する朝。オール明けにも合う。

6位
「ふわふわふるる」
透明感のある水のような音楽。
片思いの時(駆け引きの時)にヘビロテする。

7位
「SWEET PAIN」
無条件で好き。
販売員時代。店の飲み会でこの歌のマークの英語の部分をカラオケで歌ったら、
「そのぐらいの努力を仕事にも向けなさい」
と店長に真面目に説教された(←10年前のことなのに怨みがましく覚えている私)。

8位
「GOOD MORNING-CALL」
誰かを好きになった時。
何もかも輝いて見える、そんな時期の朝って感じの歌。

9位
「OPERA NIGHT」
小室さん自身が歌っていた。
ぬめぬめボーカルがくせになる逸品。
洋館や欧風なデコラティブな喫茶店に行くと、必ずこの歌が脳内を占拠する。

10位
「TOO SOON」
小林幸恵が歌っていた。
刹那的な歌詞がイイ!!

他にも好きな歌がたくさんある。
恋をしているとき、
仕事のとき、
明け方、
寝る前、

さまざまなシーンに小室さんの音楽は、ぽっと浮かんでくる。

今年の夏は念願の「GET WILD」の聖地であり、小室さんのディスコがあった香港巡りに行けた。


小室さんのことは、たぶんおばあちゃんになっても好きでいると思う。
永遠の少年っぽいところ、そして素晴らしい作品にこれからも私はぞっこんLOVEなんだろう。

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写真屋さんで人生相談

2011年11月26日 23時30分14秒 | Weblog
YouTube鑑賞はもはや休日の日課になっている。起き抜けにブランチしながらひたすら昔のヒットソングを聴き、90年代あたりを徘徊。至福の時間。

日差しがたっぷりだったので、布団を干した。布団内の水分が蒸発するらしく、取り込む時は干したときよりも若干軽くなる。今夜、このふかふかの布団で眠れるんだと思うと小躍りしそうになる。

昼から20時まで図書館に籠る。試験まで一週間。ひたすら過去問。また、どうしても覚えられない文言の暗記に没頭。腱鞘炎寸前。

夕方、飽きてしまったので、隣接する公園に吉熊と遊びに行った。この下町のセントラルパーク。噴水もあるし素敵な公園なんだが、敷地の半分はホームレスさんたちに占拠されている…。長居してるとまるで他人宅の庭にいるかのような錯覚に陥る。公共の施設なのにな。



今日は捗った!
頑張った自分にご褒美。天丼。海老が2匹もいる。うまー。




年賀状作成をしようと、ショッピングセンター内にある写真屋さんに行く。
店頭のパソコンを使って作成するアレだ。
操作で分からないことがあったので店内に1人だけいる店員さんに声を掛けたんだが、彼女は忙しかったらしくなかなか声を掛けられなかった。

なんだよ、ちぇっ…。


若干頭に来たのだがまあ仕方ないと自分で解決。
さすが、やればできる子。

「先程はすいません」
と謝る店員。
私と同じぐらいの女性である。

話を訊くと、どうやら先程は、怖くて変わったお客さんのクレームの後処理をしていたらしい。
私が入店する数十分前のこと。
明らかに客の思い違いなのに、その客は店内でわめき散らし、彼女に土下座を求めてきた挙げ句、「ただにしろ」と要求してきたらしい。
その後処理でいっぱいいっぱいになっていたんだそうだ。

「大変でしたね。その時、ディベロッパーの警備員には通報しなかったんですか?」
と質問したら、どうやら気づいてもらえなかったらしい。

「色んなお客さんがいますからね」
と言うと、
「もう接客業やめたいです」
と、しょんぼり。

これでは人生相談である。
私は年賀状を作りに来たのに。

店頭に一人で立つということは、けっこう恐怖を伴う。私も元販売員の端くれ。お客さんがドドドーッと入ってきたり、お客さんに怒鳴られてパニックになる彼女の気持ちはよく解る。
この会社も経費削減で人件費が削られているのだろう。こんな女子をたった一人で店頭に立たせるだなんて。不憫だ。

「お客さん(私)に話を聞いてもらって落ち着きました」
と彼女はすっかり元気になったもよう。良かった。


年賀状は今年も自分大好き年賀状。

「こんな自分大好きな年賀状を出す人なんてあまりいないでしょう?」
と店員に言ったら、
「いますよ。…私がそうです」
だって。仲間だ。

帰宅しようと駅前を歩いたら、すっかりクリスマス仕様になっていた。

吉熊、うっとり。



明日も良い一日でありますように。

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痛い…

2011年11月25日 23時30分41秒 | Weblog
体調が絶不調の中、昨日の報告書をまとめた。
残業後、社長に報告書を提出したが、「あ、ありがと」で 糸冬 了 。ポポポポーン!
相変わらずリアクションが薄いが、まあこんなもんか。やることやったのだし、あまり考えないようにしませう。

あー!お腹痛い!痛くて痛くて前の席に鎮座している吉熊上司に思わず「痛いです」とつぶやいてしまった。

「俺に言われても」

まさにそうだ。
そうではあるが、誰かに言うことで痛みが軽減したような気になるのは私だけだろうか。

帰りに図書館に寄る。
閉館まで1時間しかなかったのだが。
それを「1時間もある」と前向きに思考を矯正。
これぞ認知行動療法のたまもの。

しかし認知行動療法で腹痛までもは治せぬ。

「痛いよー痛いよー」
お腹をさすりながらの帰り路。

ふと見上げると星が綺麗に瞬いているではないか。
見とれながら歩いていると、もっとたくさんの星が目の前で燦然と輝いた。

いってー!!

どうやら電信柱に頭をぶつけてしまったもよう…。

とほほ。

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中学生の時に思い描いていた大人のクリスマスについて

2011年11月25日 22時50分49秒 | Weblog
だいたい、あの時代はバブルがはじけてしまっていたけれども、そこそこ元気だったわけ。
だから当時のトレンディドラマっつーのは、色恋沙汰もキラキラ光っていたんである。
特に、クリスマスシーズンものな。
あれはヤバいよな。
「逢いたい時にあなたはいない」「あしたがあるから」「クリスマス・イヴ」、ちょっと遅れて「29歳のクリスマス」とか。
てか、「逢いたい時にあなたはいない」…逢いたくないときはどうなんだろって思っちゃう私は負け組。

ドラマだけではない。
JRのシンデレラエキスプレスのCMなんか、元気も元気。
牧瀬里穂が東京駅を走り回っちゃうぐらい元気。
そう、雨は夜更けすぎに雪へと変わっちゃうぐらい元気なんである。

雪がちらつくオフィス街。
クリスマスのネオンが滲んで見えるのは涙のせい?
あの人は来るの…?
遅いな。帰っちゃうからね。
「メリークリスマス!ごめん。待った?」
振り向かなくてもその声の主が誰だか私には分かるんだから。
「メリークリスマス!」

ってか?


そんなマスメディアに触れ、中学生だった私は思ったものである。
「亮子もいずれ、東京であんなふうにドラマみたいなクリスマスを送るんだー」

送るんだー
送るんだー…


だからね、何が言いたいかっつーとな、アレだ。
中学生の時に思い描いていたクリスマスは幻だったということだ。
少なくとも私の半径10メートル以内ではそういう事象は発生しなかった。この11年。


私のいる業界。
12月は一番の繁忙期。
当然、公休日が少ない。
入社前、そんなことは誰も教えてくれなかった。
12月…数少ない休みの日は当然寝て終わる。

たまに販売応援に行き、店内でエンドレスでかかっているマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を聴くと吐き気を催す。高音が大脳新皮質に打撃を与えるんである。

クリスマスの日は大概疲れがピークにきている。

疲れすぎちゃって、29歳のクリスマスイブは、たしか同僚のO主任とチキンを食しながらカラオケで「千の風になって」を熱唱しながら自身たちが千の風になっていた。


でもよく考えてみると、もしあのドラマの主人公たちのような境遇でも、私は積極的に恋愛をしていただろうか。
いや、していないと思う。
彼氏とラブラブのクリスマスよりも、「リア充爆発しろ!」と心の中で露悪的に思ったり、カラオケで千の風になっちゃっている方が自分らしい。


憧れと現実の差は、もしかすると自分自身が作り出したものなのかもしれない。
コンビニで流れていた「遠い街のどこかで…」を聴きながら、そんなことを思った。

逢いたい時にあなたはいない-ED



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黄昏色の光

2011年11月24日 22時13分02秒 | Weblog
外出。普段、内勤なのでこのような機会はけっこう嬉しい。平日昼間のシャバの空気がうまいぜ。

駅のホームで気分が悪くなってしまったらしく座り込んでいる女性を発見。通りすがりのヤンキーなお兄さんが「駅員さんを呼んできますから」と階段を駆け上がっていく姿を見て、この国も捨てたもんじゃないと思う。

今日は外出日和。
黄昏色の光が、乾燥した空気をゆらりと溶かしている。
私が外出すると雪や強風、はたまた大震災が起こるという神話があるが、どうやら今日は例外だったらしい。

外出中で通りがかったペット店。
ガラスケースの向こうでうたた寝している犬に悶絶。どんな夢を見ているのだろうか。



昼は海鮮丼。普段ありつけないランチタイムのメニュー。いくら大好き☆


30分でかきこむように食べ終え、あとの30分は浅草見物に費やした。

神谷バーのウインドーで電気ブランを見て飲みたくなってしまった。我慢我慢。



酉の市で浅草仲見世は大混雑。



雷門付近にある和紙屋さん(黒田屋)も賑わっていた。



境内から見えるスカイツリー。
初冬の空に溶けそう。
格好いいなあ。



さっそくお参り。








来月の試験に向けてお守りを購入。
販売している人に
「受かりますかね」
と訊いてみたら
「大丈夫です。受かります」
ときっぱりと断言された。
じんわりとプレッシャー…。


おみくじはまさかの凶!あちゃー。
泣く子も黙るBAD FORTUNE


願望:叶いにくいでしょう。
病気:治りにくいでしょう。
失物:見つかりにくいでしょう。
待ち人:現れないでしょう。
新築・引越:悪いでしょう。
旅行:悪いことが起こりそうです。
結婚・付き合い:悪い結果を生むでしょう。

あはは…。
自分の全人格を否定された…。ガックシ。


駅に向かう。

黄昏色の光は目を離すと刻一刻と色合いが変わる。


すっかりリフレッシュできた。

帰社したら机の上がえらいこっちゃ状態に。
それらを処理して、残業突入。
明日は報告書をまとめなくっちゃ。
月末も近いし、エンジンフル回転だわさ。


宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~

2011年11月23日 21時30分09秒 | Weblog
「宇宙人っているのかな」
夜空を眺めながらの帰宅の際、いつも考えてしまう私。
喋るクマがいるんだもの、宇宙人がいたっておかしくない。

そんな私は今日、大宮の宇宙劇場へ。
国立天文台の天文情報センター長・渡部潤一先生の講演会に行ってきた。
去年の同時期に開催された先生の講演会がとても面白かったので今年も行くことにした。
(2010年11月27日「渡部潤一講演会 ~天文学最前線~」)







テーマは「宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~」

まずは自己紹介から。ネットで「渡部潤一」と検索すると、「もしかして渡辺淳一」と出るという自虐的自己紹介から始まった。最近では音楽業界にも「渡部潤一」さんが出てきたんだそうだ。その作品名が凄い。その名も「コンビナートデ鳴ラスベキ音楽 」何それ。気になる。




前半は昨年帰還した小惑星探査機はやぶさについて。
はやぶさ帰還の映画は私の涙腺を大崩壊させた「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」、今上映している竹内結子主演の映画「はやぶさ」と来年上映する2作品を含めて4作品。
その1つ1つの予告編を紹介してくださった。

渡辺謙主演で来年2月に公開の映画「小惑星探査機はやぶさ―遥かなる帰還―」、藤原竜也主演で来年3月に公開の3D映画「おかえり、はやぶさ」、最後に「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の予告…これ、BGMを聴くだけでパブロフの犬のように条件反応で泣けてくる。反則!

映画『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』予告編



もし、はやぶさの帰還がなければ私は宇宙に興味を示さず、たぶん今日ここにも来なかったであろう。そう思うと、人生何があるのかわからないということを実感する。

さて、宇宙生命は存在するのか。

様々な条件があるのだが、その中でまず水素があるのかがポイントになるらしい。
最初の最初。この世には水素とヘリウムしかなく、星の輪廻転生により、鉄まで生まれた。
ここで周期表がスクリーンに。


スイヘーリーベーボクノフネ、である。懐かしい。高校1年生のときの担任が化学の先生で、彼のその怪しい存在感から彼は一部の女子に「原子番号104番」と呼ばれていた。教科書の周期表には103番までしか書かれてなかったのだが、間違えてできちゃった、みたいな。
友人K子ちゃんが「先生、原子番号104番ってないんですか?」と本人に質問し、一部の女子の間で大爆笑した日のこととか、今日、久々に思いだした。


話が逸れた。
宇宙生命。

渡部先生は、「いる」と仰っていた。
銀河系の中に、太陽のような恒星は1千億もある。どこかに私たちみたいな知的生命がいてもおかしくないとのこと。天文学者は生物学者よりも楽観思考を持っているらしい。

私もどちらかというといてほしい。その方が楽しいじゃないか。アンドロメダ銀河の中の星に私みたいなしがない労働者がいて、毎日喜怒哀楽な人生を送っていると思うと、彼女と文通のひとつでもしてみたい。往復何万光年かかるのだろうか。待っている間に私が星になってしまうだろうけど。



宇宙人と交信し始めたら、間違えなく日本人が大活躍すると先生は仰っていた。異文化に柔軟だからだ(クリスマスの1週間後に正月を祝える節操のなさ)。なるほど!

私なんかクマと意思疎通ができるぐらい柔軟だもんねー!
しかるべき時が来たら世界代表選手として宇宙人に「仲良くしよう」ってアッピールしちゃう!
勿論、吉熊も一緒に。



ハッブル宇宙望遠鏡ってハッスル宇宙望遠鏡だと今日まで勘違いしていた。
ハッスル、ハッスル!!
こんな私だけど宇宙人の皆さん、よろしくね。
東京か栃木の観光地、案内してあげっから、来てね。


☆11月25日、24時00分~、「サイエンスゼロ」に渡部先生がご出演予定。見ようっと☆


今日のことがさっそくニュースになっていた。

「宇宙に生命は存在するかも」 国立天文台の天文情報センター長が講演 さいたま
 宇宙について分かりやすく解説しようと、さいたま市宇宙劇場(同市大宮区)で23日、国立天文台の天文情報センター長、渡部潤一さんの講演会が開かれた。親子連れら約130人が参加し、広い宇宙に思いをはせていた。

 渡部さんは「地球のような星は銀河系だけで1%、1000万個もある」と宇宙に生命が存在する可能性があることを説明。「もし人類が(地球外)生命と接触することがあれば、異文化に寛容な日本人が活躍するだろう」と期待を込めた。

 さいたま市立三室小3年、斎藤広海君(8)は「宇宙人がいるかもしれないと思うとわくわくする」と笑顔を見せた。



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明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性

2011年11月22日 22時53分46秒 | Weblog
今日も一日中、商品部で新店準備。
昨日は棚卸。
今日はプライス付け。
引き続き、楽 し い 。
こんなんで給料もらっちゃっていいの?っていうぐらいの楽しさである。

4人(店舗運営部2人、人事部女子1人、私)で、ひたすらプライス付け。
今日、夢に出てきそう…。

休憩時間は運営部のT係長が所持するiPhone4SでYoutube鑑賞会。
ぽぽぽぽーんの「天国と地獄」バージョンにみんなで爆笑。マンボウ連呼タイム。

天国と地獄がポポポポーン【音系】
http://www.youtube.com/watch?v=8BsteSLdl7o


たまに商品部の次長が様子を見にやってきた。
「お!進んでるね!」

次長は地味で柔和で童顔な殿方である。
そんな彼がかつてBOØWYのファンだったということは風の噂で訊いたことがある。

「次長、BOØWYがお好きだって、本当ですか?」
と、訊いてみた。
こんな機会がないと彼とは個人的に話せなかったから。

「え!?なんで知ってるの?」
と、次長はびっくりしていた。
そしてその驚いた表情はニヤニヤ顔へと変貌していった。

彼のBOØWY好きは本当で、中でも氷室京介の大ファンだったらしい。
「氷室京介」が「氷室狂介」だったということを意気揚々と語り始めた。
そんな彼はBOØWYのライブ…渋谷公会堂、東京ドームは足しげく行ったそうだ。

あと、BUCK-TICKも好きとのこと。
「ボーカルの櫻井さん、良いですよね」
と言ったら、彼は大興奮。

大人しそうなのに、彼は相当ロックな次長だったんである!

もう彼は自分の部署に帰らなくてはいけないのに、
「なんかここ居心地がいいから」
と言って新店準備室から離れる気配もなく、ずっと佇んでてはBOØWYとBUCK-TICKの話を語っていた。

普段、滅多に話さない人と話せると得した気分になる。
しかも、仕事には無関係の音楽の話などは尚更面白く感じる。
その人の新たな一面を発見できた気がするからだ。

私の新店準備のお手伝いはこれが初めてではない。
9月も同じような作業を手伝った。
その時、次長がカミュの「明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性」を教えてくれ、その話がとても印象的だった。

棚卸やひたすらプライス付けのときにカミュのその文言を思い出すと、不条理な運命を目をそむけず見つめ続ける態度が「反抗」であり、そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むということを彼は悟るのらしいのだ。

「あの本、カミュの『不条理』っていうんだけど、ブックオフで100円ぐらいで売ってるから買って読んだらいいよ。100円で人生観が変わるよ。カミュの『異邦人』よりお薦めだよ」
と薦めてくれた。そして自席へ戻る気配もなく、再び商品陳列を手伝い始めた。


T係長の「亮子ちゃん、次はこれやってくれる?」という指示もお姉さんみたくて助かったし、普段は真面目で大人しい人事部女子N子ちゃんの人懐っこい一面も可愛いかった。

新店が出店する度に、こんな労力が使われていたなんて。勉強になった。

みんなで協力し合い、一つの目標に突き進んだこの2日間。
お祭りのようなテンション。とても充実した良い2日間だった。

最後は少し寂しくなってしまった。
またやりたいな。

…しかし、やはり疲れたらしく、残業後の図書館では寝てしまった…。


今日の後半は、氷室京介の「KISS ME」が脳内を占拠。
中学3年生の3学期の時に流行っていた。懐かしい!






浦島太郎状態

2011年11月21日 22時31分44秒 | Weblog
新店準備のお手伝いで、今日は一日中、商品の棚卸し。
明日はプライス付けの予定。

「私がいなくて寂しいでしょうが。私の机の前で泣かないでください。ここに私はいません。眠ってなんかいませんから」
と、吉熊上司と後輩女子Cちゃんに言い残して他の建物へ。


「さあこの作業を16時までにやっつけちゃおう」
という次長の指示のもと、必死にバーコードスキャナでプライスのバーコードを読み取る。
ぴっ…ぴっ…嗚呼、なんて楽しいのだろう。
あんなに楽しい仕事が当社に存在していたなんて知らなかった。

普段は全く接点のない4人で作業をしていたのであるが、これも新鮮であった。
一つの目標に向かって皆でひたすらスキャン。
非日常的なチームワーク炸裂。
眠くなると世間話で脳内活性化。

定時になり、席に戻る。
朝から離席していたので机の上は書類がたんまり。
浦島太郎状態。
今日どうしてもやらないといけないことをするべく、週明けから残業。


明日も忙しい。
頑張ろう。
明日を乗り越えればまた休み。
頑張れ、自分。

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秋の帰省

2011年11月20日 22時23分09秒 | Weblog
先日腰を強打した母ヨーコたん。
彼女の「いでで…(痛い痛い)」という声で目覚めた。

そんな母は「いでで」と言いつつ、朝食を作ってくれた。


身支度を整え、真岡の森林公園へ紅葉を見に行った。






池のカルガモさん。


母と妹・芋子。


吉熊、ハッスル☆
葉っぱのお布団、気持ちいいね。




見事な紅葉。
京都みたい。






「見て見て!木が綺麗だよ」
吉熊は森が似合うよね。

「つながりうた もりのおく」(←私と吉熊のテーマ)を熱唱しながら歩いた。(http://www.dailymotion.com/video/x8m5ag_yyyyy_shortfilms


皇帝ダリア。
身長が高くてまるで樹木みたい。空に聳え立つ姿に圧巻。
母曰く、この花、流行ってるんだそうだ。


夕ご飯は手作り餃子。
母と妹の合作。私は洗濯物取り込み…分掌。




正嗣の餃子も好きだが、手作り餃子も好き。
超美味しかった!!
噛むと肉汁がじゅるっと出るんである。

餃子が焼ける間、時間を持て余し、しりとりに興じる我々。
誰もかもきっと面倒臭いと思っているはずなのに、自分の番が巡ってくるとつい答えてしまう。
しかも「シラミ」とか「毛ジラミ」とか、汚い単語ばかり…。この家族って一体…。

100個作ったそうだが、4人でほぼ完食。

快速ラビット号に乗るべく、急いで食べて実家を後にする。
母の腰の具合に後ろ髪を引かれつつ…。

妹・芋子は、来月、ハワイで開催されるホノルルマラソンに出場する!
普段から皇居の回りを走ったりしているので大丈夫だとは思うのだが、42.195キロは未体験なので若干不安なんだそうだ。

駅で別れる際、
「(マラソン)頑張らないでね」
と言う母。
思い切り母性を感じてしまった。
きっと心配なのだろう。

帰りの電車内でもずっと妹とお喋り。
彼女は本当に明るくて面白い子だ。
私の会社の飲み会に何の躊躇もなく参加する社交性と盛り上げ上手なところは尊敬に値する。


昨年のエスティローダーのクリスマスコフレ(コンシーラー)が良かったので、ハワイのお土産はそれを所望した。
あれさえあればシミやクマを隠せる。


今回もとても楽しい帰省となった。
栄養も笑いも補給できた。

さて明日からまた労働。
頑張ろう~♪

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世界に誇れる素敵な家族

2011年11月19日 22時16分30秒 | Weblog
11/19(土)

土曜日の醍醐味といえば昼間まで遠慮せずに寝ること。今日もよく寝た。一度いつもの時間に起きて「嗚呼、今日は休みなんだ」と、再び微睡み始めるあの瞬間が堪らなく好き。

今日は妹と帰省。いつもソロでの帰省なので、妹と一緒に帰るこの日をずっと楽しみにしていた。生憎の豪雨だったが、妹と会うと楽しくて憂鬱さが吹き飛ぶ。妹LOVE。

今日の夕御飯はすき焼き♪
父が宇都宮の市街地まで行って買っておいてくれた肉は大層美味しく、普段、肉といったらファーストフードのハンバーガーか、SEIYUの惣菜ぐらいしか食せない私はまじで感動。


亮子の好きなカリフォルニア産のワイン・ベリンジャー。実家への土産にしたのだが、父も買ってきていた。結局私と妹でこの2本を開けた。


弟到来。彼は宇都宮市内で独り暮らしをしている。肉の匂いに誘われてやってきたのか。
妹は弟のことを溺愛している。弟が帰ってくるなり、
「まーくん、まーくん」
と、動物にまとわりつくムツゴロウさんみたくなっていた。

赤ん坊だった弟に無関心でむしろ彼に対して虐待をしていた私(←子供のころから子供嫌い。うるさいんだもの)とは違い、妹は弟を可愛がっていた。妹が弟のオムツを甲斐甲斐しく交換していたのを覚えている。そんなこんなで妹と弟は固い絆で結ばれており、私は二人の仲に嫉妬…みたいな。


お土産に持ってきたシュガーバターサンド。



父は相変わらず飲兵衛で、酒の量が増すと蘊蓄を垂れ始める。そんな彼の話を子供たちは携帯片手に曖昧な相づちを打つ。いちいち聞いていたら身が持たない。



母はさっさと風呂に入り就寝。

風呂上がりに茶の間を見たら、妹と父は爆睡していた。飲み散らかした残骸を片付け、風邪を引かぬよう毛布を掛けてあげた。ついでに弟のジャケットをハンガーに掛けて、…嗚呼、酔ったもん勝ちとはこのことなのだなと思う。

髪を乾かし、薬を飲んで母の隣の布団に入るが、風呂場のガスを閉めたかが気になり、再び1階へ。
また布団に入るが、今度は茶の間の窓の鍵が気になる。
窓の施錠を確認し、今度こそ布団へ。


今日もたくさん笑った。
家族にしかわからないマクロなネタは幾年を重ねても色褪せない。

しっかり者で気が利く妹、
ファンキーなのにナイーブな弟、
樹木希林みたいなすっとぼけキャラの母、
クマっぽくて可愛い父、

世界に誇れる素敵な家族だ。