世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

隣の席の会話

2010年06月30日 23時30分50秒 | Weblog
心療内科のあとに寄った某居酒屋風レストラン。
案内された席の隣では、サラリーマン風の若い男性2人とおばちゃん3人が盛り上がっていた。
どんな関係なんだろう?
別に聞き耳を立てていたわけではないのだが、彼らのアルコール分を含んだ声が大きすぎて全てが解ってしまった。
どうやらおばちゃんたちの絡み酒らしい。さっきこの場で出会ったと見た。

「だっからアンタは駄目なのよぅ~!がっはっは~」
「イケメンなのに、勿体ないわ~。ぎゃはっは!」
「私たち、いつも旦那みたいなオジサンばかりとしか会話しないからさ~!若い子って可愛いわぁ!ぬっはっはっ」

…。
すげー。
おばちゃんパワー。
ドリフの笑い屋みたいな笑い方である。

若人二人も「ど~したらモテるんですか~」とおばちゃんたちに質問していた。二人は会社の上司と後輩。昨日の株主総会が大変だった云々という話をしていた。どうやら私と同じ職種らしい。
独身彼女なしの二人は、最近、お見合いパーティに参加した。その話がおばちゃんたちのネタになってた。

しかもおばちゃんの1人が占い師らしく、二人を占っていた!
ここ、居酒屋風レストランなんだけどっ!

疲れているし、心療内科後で深夜だったのだが、張り込みをする刑事のようにガン聞きしてしまう私であった。

ホント、何してるんだろう…自分。
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4年目の夏

2010年06月30日 23時30分28秒 | Weblog
心療内科デー。

昨夜は深酒をし、また連日の肉体労働のせいか、今日の我が部署は皆お疲れモード。
私も月末なので忙しいのだが、体と頭がいまいち働かずに困惑。
定時に上がり、心療内科へ。
今日の待ち時間、2時間半。
瀬戸内寂聴の「花情」を熟読。短編集で、一章ごとに花の名前が付いている。「桔梗」の話が好き。駆け落ちの末に結ばれ、子供を早くに亡くした50代の夫婦の話。末期ガンの妻が絵描きの旦那にお願いをする。大好きな桔梗の花を白い着物に描いてちょうだい。しかも墨絵で。最終的に妻はそれを死装束にするっていう悲しい話なのだが、静かな雰囲気が二人の愛を包む様子にジーンとしてしまった。

さて診察。
クマ医師、ご機嫌っぽかった。4年間の通院で、彼の眼鏡が洒落てることを発見。縁が透明なんである。ナウいじゃん。

前回処方された漢方薬について確認された。
防風通聖散。
一言で言うと、これ、イイ。私の体質に合ってる。この2週間、むくみ、のぼせ、ほてり…全て解消した。毎年この時期、手足のほてりがひどいのであるが、今年はあまり辛くない。引き続き処方してもらうことにした。
しかし、不味い。不味いのである。
毎朝飲んでいるのだが、涙目になりながら飲んでいるっていう旨をクマ医師に報告。
クマ医師、困ったふうに笑っていた。

彼に世話になり、4年目。また夏がやってきた。
病めるときも健やかなるときも、常に私を見守ってくれていたクマ医師。

クマのような様相にナウい眼鏡を掛けている彼に、4年間、認知行動療法を施された結果、今、とても生きやすさを感じている。
ありがたい。

薬袋には2週間分の薬の他に、クマ医師からもらった勇気も入っているような気がする。

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梅雨の晴れ間

2010年06月30日 12時58分17秒 | Weblog
朝、降っていた雨は上がり、青空が広がっている。

昼休みの喫煙所からの眺め。

夕方からまた雨が降るらしい。

梅雨の晴れ間。

さて、午後も頑張ろう。
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気分爽快♪株主総会

2010年06月29日 22時58分13秒 | Weblog
先ほど、株主総会の打ち上げを終え、千鳥足で帰還した。
今回の宴は、嬉しいことに、我が家から400メートルほどしか離れていない居酒屋での開催だった。皆と別れて10分後には、こうしてブログを書いている不思議さよ。

今朝は例年通り早朝起床。
起きた瞬間に、後輩女子Cちゃん(新妻)にモーニングコールをした。
「おはようございます。むにゃむにゃ…」という寝起きのCちゃんの声を聞いてしまった!
カワユス。

総会も受付業務も滞りなく終了。
久々に議決権行使書を触った。

後片付けのあと、関係者にもお昼御飯が支給される。
例年通りボリューム満点。


海老が食べられない後輩男子タイスケくんが、隣の席の他部署の部長に自らの海老と何かを物々交換している姿が可愛かった。

午後の業務は普段どおり。
定時後、同僚たちと一緒に居酒屋へ移動。
私の家の付近ということで、当然、皆様をアテンドする。
ちょっとしたバスガイドの気分。

個室で今日の株主総会の反省会兼打ち上げ。
我が部長●●●ィ~は、当社に来る前、大企業で総会の担当をしていた。
その頃の思い出話をする彼は私が知っているどんな彼よりも輝いている。
その話はウソみたいなホントの話で、非常に面白い。
大企業って大変なんだ…。

吉熊上司にも連日徹夜だった時代があったらしい。
私が入社するずっと前のことだ。
その時代を振り返り、「大変だったけど楽しかった」と言っていた。
皆それぞれ、「自分にしかできない仕事」を手掛けるときって輝くのかもしれない。

生ビール1杯、サワー5杯を飲み、すっかりほろ酔い気分で帰宅。


「良い結婚式」とはよく言うが、今年の株主総会も「良い株主総会」だった。
反省点は多数あるが、それを踏まえて来年に活かせたら良い。

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株主総会前夜

2010年06月28日 22時36分20秒 | Weblog
午後から株主総会の準備。会場設営のため肉体労働。
昨年まで総会を仕切っていたAちゃんが今年は産休に入り(予定日は明後日)、いつもは他人任せな部分も補わなければならないので大変だった。どうしても殿方では見落としがちな部分を、10年の知識でなんとかフォローした感じ。

今年、私は事務局を離れ、下界に降り(?)、初めて受付を担当する。議決権行使書を持ってきた株主さんを対応する。間違わないようにしなければ。緊張。

会場設営の後はリハーサル。滞りなく終了。

役員さんたちの食事の配膳をし終えたあと、人事部長(女性)と話をした。彼女は丸の内にある某企業の社長秘書だった。高度成長期、日本が一番華やかだった時代のお伽噺のようなOL話。私は彼女のその話を聞くのが大好きだ。ランチは皇居や東京會舘で…とかいう話を聞くとうっとりしてしまう。しかし、華やかな分、先輩秘書に苛められて三回泣いたとか言っていた。大奥みたいではないか。こえー。


残業のあと、「明日、宜しくお願いします」と挨拶をして解散。
明日は早朝に起きて寝坊防止のため、後輩女子Cちゃんにモーニングコールをする。

今夜は早く寝て、明日に備えよう。

その前に。
株主総会前夜の恒例ミッション。
吉熊へのオメカシ。

向かって右手に嵌めているのはアクアマリン(中央)とムーンストーン(脇石)の指輪。
毎年、株主総会の日にはこれを嵌める私。いわば願掛け。

明日も何事も起こりませんように。

東京では誰もがラブストーリーの主人公になる

2010年06月27日 22時56分05秒 | Weblog
二日酔いにつき、今日は引きこもりデー。
昨夜は二人でワイン1本空け、他にもガンガン飲んだので、今日は頭がぼんやり。
最近、冷蔵庫の冷え方が悪かったので午後から霜取りをした。ガリガリって。これやっているときって、無心になれる。好きな作業だ。最後、大きな氷の欠片がごっそりと採取できたときの嬉しさと達成感は筆舌しがたい。冷たい氷を手に、暫し恍惚の表情を浮かべてしまう。

布団をベランダで干し、見渡せば夢の島と化した部屋が。
危機を感じたのでちょっこし掃除した。キューバ危機ならぬ我が家危機。
私の掃除には松竹梅コースがあり、気合いを入れた本格的な掃除は松コース、いる場所確保のための掃除は竹コース、気休め的な掃除は梅コースに分類されている。今日は梅コース。こちらの達成感はあまりない。掃除、嫌い。つまらない。誰か掃除の楽しさを教えてくれ。

夜、近くのショッピングセンターへ買い物に行く。

肌着売り場を徘徊していたところ、強烈な女性の声がフロアに響き渡った。どうやら隣にいる男性と喧嘩をしているらしい。
女「まだ帰りたくないの!一緒にいたいの!」
男「おめぇのそういうトコ、うぜぇんだよ!」

別にいいんだが。
…でも、ここ、下着売り場だよ?3枚で980円のパンツの横で喧嘩しちゃうのかい。
集まるオーディエンスを前に、二人は二人だけの世界にどっぷりと居続けた。
唖然としつつ、暫しその修羅場に見とれてしまう私。
「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」とはドラマ「東京ラブストーリー」のキャッチコピーだが、まさかショッピングセンターの肌着売り場でドラマしちゃっている人を見るだなんて。
手にしていたアツギのストッキング(ミラキャラット)を落としてしまうぐらいのガン見してしまった。

霜取りで取った氷に恍惚の表情を浮かべる私は、いつもラブストーリーの主人公ではなく、主人公の友達や同僚などの配役しか回ってこない。「どごかにカンチはいねがーっ!」となまはげ風に上京して早10年。赤名リカの名セリフ「愛しているよ!カンチ」は未使用だったりする。

一日ゆっくりできたので、体力気力共に回復。

来週は株主総会と打ち上げ、工場女子たちとの飲み会、6月の経費の締めと心療内科デーがある。かなりハードな一週間。
地味にドラマチック。

がんばるちん。


東京ラブストーリー

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芋子の誕生日会

2010年06月26日 23時10分04秒 | Weblog
妹・芋子の誕生日会。
芋子は今月17日で30歳になった。
ほぼ毎日徹夜、栄養ドリンク多量摂取の芋子。今日は久々に時間を作れたので会うことに。
場所は新宿のザ・ワインバー
星空のように輝く夜景を観ながら、二人でグラスを重ねた。






小さい頃、私にいじめられても半べそをかきながら私の後ろをトコトコと付いてきたあの芋子が三十路だなんて。信じられない。
学生時代は一緒に図書館へ。
大人になったらたまにこうして飲む。
妹というより、親友かもしれない。
そんな芋子も今やデザイナー。
大手メーカーの広告をデザインしている。

誕生日プレゼントはブタの写真集「プリティ・イン・ピンク―女の子って素敵! 」とランバンの香水。
芋子はブタ好き。



19時入店で閉店の23時までどっぷりと滞在。
奥の窓際のソファー席の居心地は最高。
「亮ちゃんの話、さっきから『はやぶさ』と『クマ』の話題しかなくてつまんない」と言いつつも、しっかりと私の話をきいてくれる芋子。
彼女はきっと『はやぶさ』と『イトカワ』の違いを知らないと思う。





お誕生日おめでとう。
あなたが妹で本当に良かった。
共に三十路をエンジョイしましょう。
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「HAYABUSA  - BACK TO THE EARTH -」

2010年06月26日 23時09分50秒 | Weblog


念願の「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観た。
14時からの「さいごの恐竜ティラン」を観終えてすぐにまたプラネタリウム入り口へ並ぶ。15時半からの開始まで30分もあるのに、入り口前には長蛇の列ができていた。円の形をした列が二重にも三重にも膨らんでいた。やはり満席とのこと!
すげーよ、はやぶさ。
「最も愛された探査機」の異名は嘘ではないと実感。

入口の前にははやぶさコーナーが設けられてあった。


麗しきお姿。




イオンエンジン、萌え。


宇宙コーナー


ストーリー(ホームページより)
2003年5月。日本は小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げた。
その使命は、小惑星に着陸し石を採取して地球に持ち帰ること。
この人類史上初の試みを達成するべく、「はやぶさ」は目的地「小惑星イトカワ」に向け長い旅にでた。 「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握っている。地球が、そして太陽系が誕生したのは46億年前。
だが、その時代の石は、地球には存在しない。一方、小惑星には太陽系誕生時の記録が残っていると考えられているためだ。20億kmの旅のすえ、2005年11月、「はやぶさ」はいよいよ「イトカワ」への着陸を敢行した。しかし、未知の世界への着陸は思い通りにはいかない。
機体にもダメージの疑いが・・・しかし、このままで地球に帰るわけにはいかない。
態勢を立て直し、2度目の着陸に挑戦。成功したかに見えた直後、「はやぶさ」を最大の危機が襲う。「はやぶさ」は2010年、無事に地球帰還を果たせるのか。数々の困難に立ち向かい、太陽系誕生の謎をさぐる「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた探検の旅が、臨場感あふれるCGでドームいっぱいに広がります。



頭上いっぱいに広がる宇宙をはやぶさと一緒にイトカワへと進む。臨場感たっぷりで乗り物酔いしやすい私は、最初だけ目眩を覚えてしまった。
東京~大阪間を15秒で進むことができる…というはやぶさの速度を、日本地図の上をはやぶさに飛ばせて説明する方法がとても分かりやすかった。

ミッション途中でイトカワ(表面温度が高い)に軟着し、相当のダメージを負ったはやぶさ。
でも諦めないで二度目に挑戦。
この時点で体はボロボロになっている。
心の中で声援を送らずにはいられなかった。

篠田三郎の渋くて優しい語り口調がとても良かった。
「はやぶさ。君は…」という問い掛けはドラマ「高校教師」の真田広之のよう。

スイングバイのあたりより、目から汁が出そうだったのだが、ラストの「さあ還ろう。懐かしい地球に」の一言で涙腺決壊。リクライニングで横になっているので、溢れ出した涙はそのまま耳の後ろまでだーだーと流れていった。髪の毛びっしょり。
地球に放たれたカプセルが涙で滲んでよく見えなかった。はやぶさは流れ星に、そしてパラシュートに乗ったカプセルはヘロヘロと砂漠に落下。その上をハヤブサとおぼしき大きな鳥が名残惜しそうにずっと飛んでいる。この時点で嗚咽を堪えるのが困難。涙腺制御不能。周囲の観客席からも啜り泣きの声がちらほらと。隣の席の子連れのお父さんなんて何度も涙をぬぐっていた。

本編終了後、川口プロジェクトマネージャーのコメント動画が流れた。
照明が点き始めた頃、どこからとも無く観客席からは拍手が起こった。

近くのプラネタリウムでは26分バージョンの上映しかされておらず、43分バージョンが上映されている府中まで来た甲斐があった。朝、早起きして午前中にチケットを買い、早めに並んだので後方の比較的良い席を取れた。

なぜはやぶさがこんなにも愛されているのか。なんだか分かった気がする。
機械だから人格は宿っていないとは分かっていつつも、その健気な姿に人は愛を感じるからだと思う。
人だから、生み出せた技術。
人だから感じられる愛。
人でいて良かった。
健気でひたむきなはやぶさの姿にはたくさんのことを教えてもらった。

はやぶさ。

ありがとう。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


ネットを彷徨っていたらこんなものを発見

【BACK TO THE EARTH見て ミッション達成度】

とりあえず見に行った(この手の映画観るのは俺的初)……50点
ラスト、はやぶさが○○するシーンで号泣…………………100点
エンディングの「宙よ」のメロディに堪え切れずに滂沱……150点
篠田三郎の渋い声で決めゼリフ「地球に還ろう」で感泣…200点
イトカワタッチダウンに目がうるうるしてぼやける…………250点
スイングバイの表現に感動して涙が溢れ出す……………275点
開始二分でM-V見て、もう泣いた …………………………400点
遠くから来て、開場前に模型を見ただけでウルッ…………500点

私のミッション達成度は275点。
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「さいごの恐竜ティラン」

2010年06月26日 23時09分31秒 | Weblog
観るつもりはなかったのだが、博物館の人の薦めで「はやぶさ」の他に「さいごの恐竜ティラン」も観た。原作は直木賞作家の村山由佳。

「お涙頂戴ものはちょっとね」と思っていたのだが、これが予想以上に良かった。
今井美樹の優しい語りがなんとも言えない。ドラマ「想い出にかわるまで」の沢村るり子役のときと変わらない澄んだ声だ。

【ストーリー】時代は白亜紀末、夫と子供を失ったお母さんザウルスは敵であるT-REXのたまごを育てることから物語は始まります。「ティラン」と名づけられたその子は母思いの優しい恐竜に育ちます。やがて隕石の飛来で気候が変動し、草食恐竜であるお母さんはついに力尽きてしまいます・・・・。群がろうとする同類T-REXたちを前に、「ティラン」は死闘を繰り広げます。


夫と子供を亡くしたお母さんザウルスの悲嘆の暮れっぷりに胸を痛めた。
たまたま見つけたティラノサウルスの卵。一度は憎さのあまり踏み潰してしまおうと思ったのだが、お母さんザウルスにはできなくて、結局は育てる決意をする。

私だったらできるだろうか。
家族を殺した種族の子供をあんなに慈しみを持って育てること。

母思いのまま大きくなったティランと若干老けたお母さんザウルスが一緒に歩く姿は、とても微笑ましく心が和んだ。血が繋がっていない、まして種族は違っても親子関係は成立するということを知った。
最後、ティラノザウルスとしての本能よりも、受けた愛情によって形成されたティランの人格を感じさせるシーンで涙が出そうになってしまった。

さいごの恐竜ティラン 予告


府中市郷土の森博物館 あじさいまつり

2010年06月26日 23時09分14秒 | Weblog
府中市郷土の森博物館へ。
目的はプラネタリウムで開催されている「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」
チケット完売の恐れがあったので午前中に到着。

時間があったので庭を散策してみた。
「あじさいまつり」








吉熊はこの紫陽花が気に入ったもよう。


お決まり「アフロクマ」




歴史ある建物が復元建築物として点在。
旧島田家住宅(商家)


壁に掛けてあった黒龍堂の看板。
私が愛用しているクリーム。
歴史ある商品だったのね。


旧府中町役場庁舎
大正デモクラシーって感じの建物。


窓辺で黄昏てみる。




旧府中尋常高等小学校校舎前の紫陽花
今日のベストショットかな。


一日いても飽きない広大な公園だった。

星空と音楽の夕べ~ クラシック特集 ~

2010年06月25日 23時27分27秒 | Weblog
はやぶさが帰還してから10日以上経過するのに、まだ私の中では宇宙への関心が募り続けている。なぜ今まで無関心だったのだろう。

そんな私の浮かれっぷりに感化された吉熊が「僕、星を見たい」と言い出した。「良い子でいるんならば連れていくよ」と言い聞かせて、今日は会社帰りに大宮のさいたま市宇宙劇場へ。駅前にプラネタリウムがあるなんて!大宮、素敵すぎるぜ。




プラネタリウムに初めて連れていってもらったのは小学生のとき。ねだってねだってやっと連れていってもらったのは宇都宮の八幡山公園にあった小さなプラネタリウムだ。でもあのときの感動は忘れられない。
大人になってからは、サンシャインのプラネタリウムによく行った。滋賀の有名な解説者・星のお兄さんの語りによる「爆笑プラネタリウム」のファンになり、足繁く通った。星のお兄さんはミュージシャンも兼ねているので、彼のサイン入りのCD「ミルキーウェイ」まで購入した。(まだ持ってる)



さて、今日の演目は「星空と音楽の夕べ~ クラシック特集 ~」
金曜日の夜、疲れた体を星空と音楽で癒そうという趣旨。年配者とカップル率高し。

解説者による今夜の星空の説明の合間に名曲が流れるってな具合。ラジオの音楽番組のように音楽の入り方が自然で良かった。

曲目
カノン(パッヘルベル)
セレナーデ(ハイドン)
フィガロの結婚(モーツァルト)
メヌエット(ボッケリーニ)
G線上のアリア(バッハ)
水上の音楽(ヘンデル)


初っぱなは、夕方から夜にかけての大宮駅前の風景。
BGMは、いきなりカノン!
キタコレ!

大宮のネオンと月の光を消して、満点の星空が現れたときは、感嘆の溜め息を漏らしてしまった。

北の星座・おおぐま座とこぐま座の見つけ方を知った。北斗七星を頼りにして見つければ良いんだとさ。感心している私の膝の上で吉熊、大コーフン。落ち着いて見ような。

しかし、この星座のクマ、やけに尻尾が長いんだが。

神様がクマを空に投げて星座にする際、尻尾を掴んだからだそうな。カワイソス。吉熊も悪さすると、尻尾掴むからな!

今夜11時頃の星空に移動する際、なんだか白くモヤモヤっとした線が浮かび上がった。
故障か?と思いきや、これは天の川。
夏の大三角形を頼りにして見つける織姫と彦星。
嗚呼、もうすぐ七夕だ。
去年までは、労働を放棄し遊び呆けた挙げ句に離ればなれにされたバカップルのイベントだと思っていたのに(非モテ的思想)。
しかし、今年は違う。
壮大な夜空のラブロマンスに思えるから不思議!
…でも非モテ。
金曜日の夜に一人プラネタリウムしちゃうのだもの。



乙女座、天秤座、蠍座、射手座。
その他にも初めて聞くような名前の星座も紹介されていた。
蛇使い座。
蛇座とセット。
蛇使い座の職業は医者。蛇は脱皮=再生ということで医療のシンボルらしい。救急車のマークにも蛇が使用されているという情報を得た。



夜空に浮かびながら、「はやぶさもこんな空間を旅してきたのかな」と思ったら泣きそうになってしまった。自らも最後は星になり、この夜空で瞬いているような気がする。嗚呼、はやぶさ…。


綺麗な音楽と夜空で金曜日の疲れは消散したもよう。
うたた寝しそうになり、瞼を閉じる刹那に、つい「観なくては勿体ない」と思ってしまい、最後の方は瞼を開けながら、お魚眠りでの鑑賞となったとさ。
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クマ温度計

2010年06月25日 23時16分34秒 | Weblog
katz殿からサマーポストカードをいただいた!!
彼女とは、高校時代に一度も同じクラスになったことがなかったのに、仲良し。

高校時代の冬休み。
自主学習(正月から学校が開いていた)、教室のストーブでkatz殿宅でついたというお餅を焼いて食べた。あんなに美味しいお餅、初めてだった。
受験勉強は嫌いだったけれど、数々のステキな思い出はいまだに忘れられない。
時々開けては眺める宝石箱の中にあるダイヤモンドのようだ。

アパートのポストを開け、宛名に書かれた綺麗な字でkatz殿からだって分かった。
あのときから変わらない柔らかくてしなやかな字。

不慣れな土地で頑張っているkatz殿のお便りにジーンときた。
忙しいのに、本当にありがとう。大切にするね。

クマ温度計付きポストカードによると、我が家の気温は23度。
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日常の光景

2010年06月24日 22時54分11秒 | Weblog
今週の会社の花は…マックロクロスケ!?名前はわからん。

今日は四半期決算の文言部分の作成と制服の在庫数の確認などをした。
比較的平和だったと思う。

しかし。
他部署のオジサマ社員は副社長が不在時にいつも声を掛けてくる。
今日もそうだった。
白の半袖ジャケットを着ている私に「今日は清楚だね」と感想を述べたと思えば、私の腕の内側にある老人性のシミを目ざとく発見し「これ、どうしたの?」と触ろうとする。
別にこんぐらいのことで、セクハラだなんだとは騒がない。
だてに老人性シミを身に付けているほど私も小娘ではない。

でも。
でもね。

三 倍 返 し だ か ら な ?

ふーっ。
やれやれ。


仕事を終え、タイムカードを押して退社しようとしたところ、ロビーで●●●ィ~(部長)に遭遇。
階段を登る彼を引きとめて、稟議決裁が下りなくて各部からの問い合わせをたくさん受けている旨を報告した。
「それは駄目ですねー。では、これから社長宅に行って催促してきまショウ」
と言いながら彼は社長宅に消えていった。

明日、ようやく大量の稟議書が下りて私の元に返ってくる。処理で半日潰れる予定。
それにしても、1ヶ月も稟議決裁が下りなくてもちゃんと回るうちの会社、ミナクル!


まだ暑さに体が慣れていなくしんどい。
今夜も早く寝て明日に備えよう。
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宇宙を感じていれば

2010年06月23日 22時01分02秒 | Weblog
どうも、あの部署とは折り合いが悪い。当社の「〇通課」。たしか今年に入って何度か言い争いをしたのもあの部署相手だ。
今日なんて
「稟議書がまだ下りないんだけど。いつになるのか」
と内線にて喧嘩腰で言われた。
「私は社長ではないので決裁が下りる日まで予測できません。社長次第です」
と答えた。だって本当のことだもの。決裁権限は私にない。社長にあるのだ。その社長に部長を通して何度か下ろすよう私は常々アクションを起こしたのだが、一向に下りない。

そしたら、
「じゃあ支払いとかってー、総務に任せていいんですよねー?」
とか言い出すんである、その〇通課の女。
知らねーよ。
なんでうちの部署がおたくの部署で購入したものの支払いまでをしなけりゃならんのだ?
てめぇの落とし前ぐらい自分でつけろよ、アンポンタン!
何年、うちの会社にいるんだよ!?
という胸の内がつい言葉の端々に出てしまった…。
一応、いつも穏やかで良い子を装っているのに…。

あー。
もう!!!!
苛々する。
定時上がりに喫煙所にて立て続けにヤニを入れたが収まらず。
明日、もう一度部長に相談するか。


帰りに本屋に寄った。今、私を虜にしている惑星探査機はやぶさの本が出てないかな~という淡い期待を胸に。残念ながらナッシング~だったのだが、宇宙についての本を見つけた。文芸書ならばホイホイと購入するのだが、こういった類の本はなぜか買うのに躊躇ってしまう。「私に理解できるのか」「今の私はただ宇宙ブームに乗っているだけじゃないのか」…という不安が胸を錯綜するんである。
しかし先日の帰省で両親からお小遣いをもらったことを思いだし、購入に至った。
「宇宙のすべてがわかる本」

さっそく近くの喫茶店で読む。

嗚呼、宇宙ってなんて広いんだろう。
星ってどうしてこんなにも美しいのだろうか。
こんな空間やものがこの世に存在していたなんて、知らなかった。
その本を夢中で読む私は小学生男子のようだったに違いない。

カラー写真に写し出されている海王星の美しさといったら!
嗚呼、ブラックホールの神秘って!
感動の連続だった。

愛しのはやぶさについてもちょっこし書かれていた。
45億年前の歴史がつまった小惑星イトカワに行った意味とかやっと理解できた。

そして、アポロ。
私が生まれる前に人類が月面に着陸していたって…スゴい!
地球から38万4400キロも離れている月。
今夜もぼんやりと浮かんでいるあの月に行くだなんて、勇気あるなあ…宇宙飛行士。
怖くはなかったのだろうか。


たまらん。
たまらんぞう。
この本。

いつも宇宙を感じていれば、些細なことで苛々しないで済むんだろうなあ。

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ファーファ

2010年06月23日 21時43分46秒 | Weblog
会社帰り。
会社の最寄り駅近くの薬局で、洗剤が山積みで販売されていた。いつもの光景なので素通りしようとしたが、なぜかできなかった。
その洗剤の箱にはクマが印刷されていたから。
その名もファーファ。
洗剤に無頓着な私。安売り商品があればそれを買い、液体でも粉末でも別にこだわりはなし。さすがに冬は液体タイプを選ぶのだが。

ファーファの存在は知っていた。
でも、ここまで可愛いとは…。

1キロ179円。
安い。
欲しい。
これを持って電車で帰るのは…重くて嫌だな…。

店の軒先でさんざん検討を重ねた結果、ファーファの愛らしさに負け、購入に至った。

見れば見るほど可愛い。
洗濯が楽しくなりそう。
まずは吉熊の洋服でも洗おうか。

よろしくね、ファーファ。


これ、ずっと観ていたい…。可愛い。
『ファーファ』ムービー




こんなファーファは嫌だ。
でも最後のツンデレ具合が可愛い。

「服を洗ったらファーファに怒られた」.flv

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