世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はと吉くんと私…

2013年03月31日 23時48分27秒 | Weblog
実家の庭で巣立ち、時々、帰って来ては母ヨーコたんをメロメロにさせている「はと吉くん」。

先日、
「亮子とはと吉、どっちが可愛い?」
と母ヨーコたんに尋問したところ、マジでどん引きされた。

「そんなこと訊くなんて変~」
とのことだが、だって、だって…。

でも、はと吉くんのことは新しい兄弟だと思っている。
かわいいよ、はと吉。

いや、マジで。



上野の桜

2013年03月31日 23時27分04秒 | Weblog
東京都美術館の隣の道。


鏡の球体のオブジェに映る自分に驚く吉熊@東京都美術館


「エル・グレコ展」のあと、上野をぶらぶら。
桜は見ごろを過ぎたが、まだまだ健気に咲いていた。









夕方になると提灯に明かりが灯る。
風流である。










ふらっと寄った神社にて。




西郷さんに挨拶して、お茶して、ABABを気ままにぶらっとして地元の駅に帰還。
あ~、楽しかった★

最近、全身が凝りまくっているので、整体に行った。
全身マッサージ1時間2,980円という低価格の店で、前々から気になっていた。
雑居ビルの4階へ。
スタッフは全員中国人で、今日はイケメンのお兄さんにモミモミしてもらった。
極楽~♪

終了後、お兄さんに
「左の腰、大丈夫デスカ?随分凝っていましたけれど。本当、大丈夫?」
と心配された。


整体に貼ってありがちな絵。
なんか怖い。



心身ともにすっきり♪
明日は、新年度・月初・週明け。
そして、私の唯一の晴れ舞台「新入社員研修」での講師。
「個人情報保護法」について講義をするのだ!!
やっぱり緊張する…。

頑張ろう!!!!!!!!!!!




「エル・グレコ展」 ~一度見上げたら、忘れられない~

2013年03月31日 23時00分58秒 | Weblog
エル・グレコ展」を観に、東京都美術館へ。
クマパパから無料のチケットをもらったのである。
これがかなり見応えのある展覧会だった。







HPによると…

エル・グレコは、「ギリシャ人」という意味のあだ名で、本名をドメニコス・テオトコプーロスというギリシャ生まれの画家です。彼は生地でキリスト教にまつわる図像を描くイコン画家として画業をスタートさせ、その後イタリアで西欧絵画の技法を習得し、35 歳頃スペインのトレドにたどり着きます。そして没するまでの後半生をそこで過ごし、画家として大成しました。細長くデフォルメされた人体や超自然的な光の効果を特徴とする独自の様式によって、対抗宗教改革のカトリック的熱情と神秘を反映した宗教画を描いたことで知られています。西洋美術史上最も偉大な画家の一人です。



自画像


「修道士オルテンシオ・フェリス・パラビシーノの肖像」
この人、超イケメンで。絵の前で「むふふ」ってなってしまった。
映画「恋におちたシェークスピア」でシェークスピア役を演じた俳優に似ている。




「悔悛するマグダラのマリア」
宗教画の、その人物を象徴するものを絵に描き入れるという表現で、左部に香油が描かれている。元娼婦だから。
今回の展覧会で一番美人だと思った女性。
背後の霞む風景も綺麗だった。



「受胎告知」
マリア様の「マジッすか!?」という表情がいい。
マリア様の衣服と受胎を告げに来た天使の衣服の色のコントラスト、奥行きを感じさせる床の模様など、本当、観ていて飽きない。



「無原罪のお宿り」
エル・グレコ最晩年の最高傑作の一つで、トレドのサン・ビセンテ聖堂オバーリェ礼拝堂の主祭壇画として制作された。
「無原罪の御宿り」とはキリストが聖霊によって処女マリアの胎内に宿ることで原罪を免れたようにマリア自身も天から下降し情欲の交わりなしにその母アンナの胎内に宿ったため、清浄潔白な存在で誕生したとする考えだ。
高さ3メートルもある大きな作品で最後の最後に展示されているのだが、これを観た瞬間、祈りたくなった。

天使の羽根の躍動感、上昇を感じさせる構図、白い鳩から放たれる強い光…。

「エル・グレコ展」のチラシやポスターのコピーは、「一度見上げたら、忘れられない」。
私はできればこの作品を忘れたくないと思った。



三時間ほどかけてゆっくりと回った。
クマパパ、どうもありがとう。


今年の桜

2013年03月30日 22時46分54秒 | Weblog
2013年、今年の桜はこれかな。
六義園で撮影した桜。


ポニーテールも怖くない

2013年03月30日 22時07分38秒 | Weblog
給料が入って必ずすること…顔剃り。この習慣を実施するようになり、あまり肌荒れしなくなった。「喫煙者の肌じゃないみたい」と言われる。
昨日一緒に飲んだN係長も月一で顔剃りをしてもらっているらしい。色白でもち肌の彼女。
彼女の行きつけは百貨店内にあるエステサロン。7千円近くする店に通っているとのこと。
私の行きつけは近所の理容店。マリコさんというおばちゃんが一人で切り盛りしている店である。顔剃り、マッサージ、パックの1時間半コース、そして缶コーヒーのサービスとマリコさんのトーク付きで2,500円。


他の女性客が口々に言うには、「マリコさんの店じゃないとさっぱりしない」ということらしい。
たしかに。
マリコさんが病気で店を閉めている間、他の店に浮気したが、あまりさっぱりしなかった。
どうやらマリコさんは産毛とその下の薄い角質もがっつりと剃っているもよう。
また私にはよく分からないが2度剃りをしているらしい。どうりで一皮剥けた感じになるわけだ。


今日もマリコさんはすこぶる元気だった。
しかし、次女が先日大学を卒業し、すぐに国際結婚して、少し寂しそうだった。
次女の結婚相手は典型的な男尊女卑男なので、苦労するであろう次女の未来を案じていた。

マリコさんの夫は20年前に他界した。
とても繊細な夫で、がさつなマリコさんはよく怒られたそうだ。
それも、近所の野原で捕まえた虫や雀を幼い娘たちに見せて喜ばせようとしていたら、「キミはなんて野蛮なんだ!」とか。
冷蔵庫の中をチェックして「これ、賞味期限切れているよ」だとか。
店に埃があると酷く怒って掃除したり、床をワックス掛けしたり。
お花が大好きで店内は花屋並に花を飾っていた夫。
色白で細くてイケメン。神経質な冬彦さんタイプの理容師だったらしい…こえー。

「観賞している分にはいい夫だったけど、一緒に住むのは大変だった」
とマリコさん。

そんな夫だが、唯一マリコさんを褒めてくれたのが、二人の娘を産んだとき。
「ありがとう。よくやったね」
と褒めてくれたらしい。
その後、娘たちの洋服を作ったり、本当に子煩悩だったマリコさんの夫。
子供可愛さに小学校の登校班に着いて行き、学校まで行ってしまうという体たらく。


次女の結婚相手が、亡き夫タイプではないことをマリコさんは嘆いていた。
「二人のお嬢さんを育て上げて、今、旦那さんマリコさんに『ありがとう』って言っていますよ」
と言ったら、マリコさんは
「そうかもね」
とニコっと笑った。


会計の時、
「毎月来ていますね。優秀です」
と褒めてくれた。

今日もマリコさんの話に爆笑し、そして綺麗になった。
ありがとうマリコさん。


昨日化粧したまま寝てしまったとは思えない美肌っぷり。


来週明けの新卒研修。
講師の私は久々にポニーテールにする。
ぼさぼさだった襟足も整えてもらいさっぱりした。
これでポニーテールも怖くない。




Melty Love 三十路の飲み会

2013年03月30日 14時28分40秒 | Weblog
おはようございます。
先程起床。
昨晩は化粧したまま、そのままバタンQ。12時間以上眠り続けた。
パキシルを飲み忘れてしまったので、シャンビリがひどい…。


昨日は年度末、月末、週末で、けっこう忙しかった。
しかし、夜は他部署の先輩と飲みなので、けっこう頑張れた。
新卒研修の制服の試着会の会場設営など肉体労働もさっさとこなした。
制服の業者さんから連絡があり、新しい夏服の作成の進捗も良い感じで安心。
今夜は良い酒飲めそう!!

今日のさし飲みのお相手は、Nさん。係長。喫煙所仲間だ。
前々から飲みたいねと言っていて、やっと実現した。

いえ~い!!


生カキ!!


カツオのたたき!!


入り口には魚がうようよ。



Nさんは東京駅経由で出勤している。
会社帰りに丸の内のジムに通い、都会の美味しいものを食べている、同じ会社に居ながらアーバンなOLなのである。
彼女は肉が食べられないので、私が魚が美味い居酒屋をチョイスした。


30代独身女性二人の飲みというものは、けっこうグロい。
想像を絶する生々しさであった。

先日、子宮がん検診に行った彼女。
へとへとになった帰り路、
「んもう、自分、超頑張った!!」
と、その日は一人で特上の寿司をカウンターで貪ったそうだ。
それを後日、出産歴のある後輩女子に言ったら
「甘いですね、N係長」
と言われて落ち込んだとか。
年齢や立場が近いので、話がいちいち面白い。

Nさんの店長時代。
快適な実家暮らしから、単身赴任で香川と岐阜に行った話。
これも面白かった。

彼女の美点の一つに、絶対に他人の悪口を言わないということがある。
喫煙所でも飲み会でも。
それは本当に偉いなと思う。
それを本人に言ったら、驚いていた。



「私は亮子ちゃんと違って、一人じゃ生きられないと思うの。だからいずれ結婚したいんだけど。相手がいないんだよね」
とNさん。
「恋がしたいんですか?シャズナの『Melty Love』のような恋ですか?」
と問う私に、
「何それ、超懐かしいんだけど!シャズナって!!」
とNさん爆笑。


年齢が近いと、青春時代を過ごしたBGMも同じという。
次回は三十路カラオケ大会ということで。


Melty Loveのイザムくんの真似。



SHAZNA - Melty Love



「すみれ September Love」でも可。
SHAZNA - すみれ September Love (高音質)




いやはや飲み過ぎた。
「あの会社に入ってこんなに素敵な先輩に会えてよかった」と思える夜だった。








花の季節は

2013年03月28日 23時38分43秒 | Weblog
吉熊上司が朝から不在。相談しなければ先に進められない仕事がたくさんあり、机の左側が書類で埋まっていく(クセで未処理の書類は左側に置く)。

昼は会社隣の公園へ。見納めの桜を撮影しに行った。風が吹くとはらはらと舞う花弁。





来年、この桜をどんな気持ちで見ているのだろう。




よく見ておくのよ、吉熊。







午後、新卒研修の準備をした。個人情報保護法の講義の練習である。よりによって、内定式の直後に私がのこのこと演台に上り、個人情報保護法について熱く語るという。緊張するぜ。

定時後、吉熊上司が帰ってきた!
父親の帰りを喜ぶように歓喜する私と後輩男女。みんな、吉熊上司が大好きなんだ、きっと。
彼の息子さんは小学一年生。電車が好きらしい。
今夜はお父さんが撮影しまくったであろう新幹線の画像を見て喜んでいるに違いない。



帰り道の夜桜。





桜の時期は、散る前に見ておかなければ!と気が気でない。



帰りに図書館に行った。しかし、今日は捗らなかった。眠くて眠くて。何をどうしても眠い。眠すぎて視点が合わず、テキストが回転した。
地球の自転、コペルニクス…。
ここ三日間で覚えたことをさらっとなぞる程度で終わった。

明日は他部署の先輩と飲み会。さしで飲むのは初めてなのでワクワク。
飲みに備えて、今日は早めに寝よう。


寂しい…大丈夫…寂しい

2013年03月27日 23時38分04秒 | Weblog
吉熊上司、昼前より出張。
遠隔地である。

寂しい…。
心細い…。

もし自分が結婚したら、絶対に、夫に対して依存度の高い妻になるだろうと思う。


LINEでやりとりをした。

久々に新幹線のグリーン席に乗車した彼は、興奮を抑えられないもよう。
「少し寝たいんだけど、興奮して眠れないよ!」
という書き込みを見て爆笑してしまった。


帰り路。
いつもと違う道を通ったら、桜がライトアップされていた。



「お先に失礼します!」
というメッセージに、この桜の画像を一緒に送った。

明日は一日中、彼が不在。
ミスのないよう、しっかりしなければ。



神様のポケット

2013年03月27日 23時31分46秒 | Weblog
ちょっとでも余裕がある様子を見られるやいなやすぐに仕事を押し付けられ、それが永遠に自分の仕事になるという素敵な職場にいるわけだが。
大体、人数が少なすぎるのである。
産休が発生しても補充なんてない。
去年の歳末商戦から、もうずっと馬車馬のように働いている。喫煙量がかなり増えた。イライラしっぱなしである。

予算作成が終わり、来期の書類の枠作成や新卒研修の準備が一通り終わろうとして、やっと一息つけそうだと思いきや、また人事部に仕事を依頼された。
人事部の後輩女子がおずおずと仕事を依頼してきた。
秘書検定の勉強もしたいし、もう残業ばかりしていられない。勘弁してほしい!
だから、「無理だ」と言った。
だけど、やはりかわいい後輩の願いなので、「断続的には無理だけど、この日だけなら良いよ」と言った。武士の情けである。

いい人ならば、全てを受け入れたのだろう。でも、私は自己犠牲をした上で他人を恨むのであれば、最初からその苦労を回避しようと常々心掛けている人間である。
どうしても避けられない場合は、一応役割を果たし、その善意は「神様のポケット」に入ったのだと思うようにしている。
例えば昨日のことである。迷い人に道を尋ねられた。会社を出た瞬間に尋ねられたので社名を背負っている自分を意識し、丁寧に教えてあげた。しかし、そのサラリーマンはそんなに感謝している風でもなく、さっさと目的地に歩いていった。
その背中を眺めながら、「ばーか!一生迷ってろっ!!」と思ったが、「いやいや、さっきの善意は神様のポケットに入ったのだよ」ともう一人の自分がささやいた。悪魔と天使のせめぎ合い@桶狭間、みたいな。

人間、死ぬときは与えられたものではなく、与えたものを思い出すらしい。
死人とトークした人がいないからあくまでも推測なのだろうが。

とにかく、私は人事部の仕事を一日分引き受けた。やるからにはミスが許されない。店舗に迷惑がかかってしまう。
そして、すぐに他部署に甘える後輩にもいい加減目覚めていただきたい。かわいい後輩だからなおさら願う。

そんなことを思いながら残業後、図書館へ。暗記すること、多すぎる。本当、頑張らないと。

あー疲れたなーと、声にならない声が、煙と共に吐き出された。


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猿の惑星

2013年03月26日 23時16分59秒 | Weblog
「なんだかね 一日終わるとね
 振り出しに戻ってる気がして」


っていう「Hate tell a lie」(華原朋美)の歌詞を思い出さずにはいられない一日だった。

ついでに
「うそつきも 多すぎて自分らを みんな守るだけだって」
っていう部分も。


工場のUさんが、稟議書を窓口である我が経営管理室に出したと言い張る。
こっちは受け付けていない。そんなの受け取った記憶ない。
毎日膨大な量の稟議書を受け付けている私は、誰がどんな内容の稟議書を持って来たかなんて覚えていない。

「受け付けていないんですけど」
と言ったら、Uさんは
「んじゃ、再発行してまた持っていくね」
と言った。

しかし、彼の上司である副社長が怒ってしまった。

「そっちが紛失したんだろう!探せ!」
となっちゃって。
Uさんの報告によって、副社長は私が紛失したと認識してしまったらしい。
しかも、私の上司である吉熊上司に「土下座をしろ!」とまで話が発展しているし!

吉熊上司が副社長に話をして話は丸まったが。
(さすが、社内に敵がいない俺たちの吉熊上司である。サラリーマンの鑑!)

もらってないもんはないんだよ!
自分を守る為に副社長に変な風に報告するUさん、最低だ。

うちの部署の人々はそんなUさんの人間性を知っていて、彼には関わりたくないという。

「Uさん、あいつさ…猿の惑星のコーネリアスに似てね?」


「あー、似ています。惑星に帰れよって感じですよね」

「サラリーマンというか、『サルリーマン』じゃね!?」

「なにそれ、超ウケるんですけどー!」


という話に発展し、いつの間にか皆で腹がを抱えながら爆笑。
これからUさんのことは、「コーネリ次長」と呼ぼうという話で纏まった。

コーネリ、経営管理室と総務室を敵に回したんだからな!覚えておけ!
てか…惑星に帰れー。

そして、うちの会社。
保身のために他人を蹴落とそうという人、多すぎだということが最近判明した。
いつからこんなふうになってしまったのだろう。本当、毎日がサバイバルである。疲れた。

でもいいんだ。凛としていよう。真実は一つなのだから。


そんなことより、華原朋美である。
冒頭の「Hate tell a lie」
これのプロモーションビデオには都電が映っている。月島でも撮影されたらしい。
ちょうど、今ごろの季節だろうか。
桜が存分に出てきて、そのなかで歌う華原朋美の愛らしいことといったら!
一日の疲れが吹き飛びそうな勢いである。
王子駅前も少しだけ映っていて、ふと飛鳥山の桜が気になってしまった。

華原朋美 - Hate tell a lie


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Just a real love night @新宿駅

2013年03月25日 21時12分31秒 | Weblog
朝礼後、ルーチンを終えて外出。
社長からのミッションを遂行すべく。
外は生憎の雨である。私が外出の日って大概天気が悪い。


中野駅前の桜。


雨の中、健気に咲く花に胸がいっぱいになる。
雨よ、少しは空気を読んでくれ!!


電車での移動中。
平日の電車の雰囲気をしみじみと感じる。
普段私が会社で働いているあいだ、世の中はこういうふうに動いているんだ…と。
見慣れぬ制服を纏う学校帰りの女子高生。
お花見帰りのおばあちゃんたち。
いかにも営業マンっていう感じのサラリーマン。
流れる車窓。
時々横切る桜の木。


仕事を終え、吉熊上司に「帰っていいよ」と言われたので直帰することにした。
新宿のルミネをブラブラ。
洋服屋店頭に佇むマネキンさんの着用している衣服は、もうすっかり春物~夏物にシフトしている。
この前までセーターやコートを着用していたのに。
花柄のワンピースなどに目を奪われつつ、巷ではどんな洋服が流行っているのか、その中で自分の趣味と一致するものは販売しているのか?というリサーチをした。

ぶらぶらしている間に、東口のみどりの窓口まで来てしまった。
たしかここで、昔、元彼と初めて待ち合わせをしたんだっけか。
15年ぐらい前のこと。
華原朋美の「Just a real love night」の歌詞と自分を重ね合わせてウハウハしていたことなどを思い出した。

「いつもの 人波に 身を任せたい
 でも今夜 あなたに任せて 生きてみたい
 ただの 一日だけとも 言えるけど
 永遠を 作る日と 言えるかも」


そして、あの日がちょうど今日3月25日だったという偶然…。
何かの巡り合わせだろうか。思い出した瞬間、鳥肌が立ってしまった。
歩きながら、不安顔で雑踏の隅に佇んでいた当時の自分の姿が、ちらっと見えたような気がした。
東京に住んでいるとこういうこと、よくある。東京にはいたるところにタイムマシーンが隠れているのかもしれない。
現在と過去を結ぶタイムマシーン。

電車のラッシュにもまれながら帰宅。は~やれやれ。

ただいま~。
ツキノワグマのムーンがふわもこちゃんを一人占めしていた。
それを見た吉熊、嫉妬でムッとしていた。


あれから15年後。
私がこんなにクマヲタになることを、あの彼も私も知る由もない。

今日の外出でも15,000歩ほど歩いた。
明日は報告書をまとめて、社長に見せなければ。
新卒研修の準備と月末業務もあるし、忙しくなりそう。

頑張ろう~。
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さようなら 実家

2013年03月24日 22時31分28秒 | Weblog
昼前に起床。
朝食を取っている時、庭にはと吉くんが降臨。


私が「ぽーぽーぽぽ」と鳴くと、はと吉くんはキョロキョロしだした。両親曰く、あんな動きをするのは初めてなのだそうだ。


実家の取り壊しに際し、年始から両親は身の回りの整理をし始めている。
いや、厳密に言うと、母ヨーコたんだけ。
物を捨てられない病のクマパパはいつになってもなかなか物を片付けようとしないと母が嘆いていた。

特に酷いのが父のプレハブ小屋である。
膨大な本の重みで床が抜けているという。私も20年ぐらい入場していない。
親孝行者の妹・芋子がその整理をかって出た。






私は、兄弟3人の幼少時代に描いた絵の整理を母に依頼された。
今、デザイナーをしている妹芋子の絵がやはり一番素晴らしい。
弟の絵は大胆で、私の絵は微妙。
しかも私の幼稚園時代の成績表が出てきたので読んでみたところ、暗い気持ちになってしまった。
担任の先生の評価によると、私はとても大人しくていつも隅っこの方で一人で遊んでいたそうだ。先生が話しかけるとニコッと笑うのが印象的だとかなんとか書かれていた。
暗いぜ!当時から人生ソロ活動者の素質があったんだな。


私の絵。


「太陽とニワトリがお話している絵」


「てぶくろを買いに」
これ、小学校一年生の時の絵。たしか賞を取ったんだよな。


妹の絵。
図工の先生に絶賛されていたっけ。


後から見て、皆で懐かしめる作品だけを残して、他は全て棄てた。すっきり!



家を散策。
この家ともお別れか。寂しいけど仕方がない。時は流れるのだ。
私が好きな場所。階段の踊り場。
ここで寝る前に妹とずっと喋っていて寝ていた母に「うるさい」と叱られた事とか懐かしい。


階段の奥。
父の蔵書が凄い。
これ、どうするんだろう…。
そして彼はどうしてここに本を置こうと思ったのだろう。



棚に飾られた母ヨーコたんと私と妹の写真。




お雛様と記念撮影。
「娘に見せてあげたい」と、両親が仕舞わずに出しておいた。
母方の祖父母に買ってもらったお雛様。


久々のオールスター。


吉熊とお雛様。
楽しくお喋り。


お雛様、良いお顔。


三人官女の一人にナンパする吉熊。
「お姉さん、僕と菱餅食べましょう」


お雛様の隣に飾ってあるペコポコ雛。
私が就職した翌年に母にあげたもの。


お雛様メンバーの一人の顔がやけに情けない件。


牛車!!GO!!GO!!


「お姉さん、良い匂いするね」
「…」



「重いよ~!!」




春の庭。
この池ともお別れか。祖父が作った池。
幼少時代、私たち子供はここによく落ちた。


チンチョウゲ。


水仙。






私が中学校に入学する時に植樹した木蓮。
ずっと咲かなかったのだが、高校入試の合格発表の朝に一輪だけ咲いた。
上品な色。








夕御飯はガスト。私以外の3人はずっと肉体労働をしていたので疲れてしまったらしく、会話が少なかった。
チーズinハンバーグ、美味しかった。


両親にお小遣いをもらった。
家を建て直すのにお金がかかるのに、本当に申し訳ない。
ありがたく頂戴した。

19時47分雀宮駅発の快速ラビットで帰京。
疲れたのだろうか、妹は超爆睡していた。

新しいお家がどんな風になるのか、今から楽しみだ。

さて明日からまた新しい一週間が始まる。
実家でパワーチャージした分、頑張ろう!!


春の帰省

2013年03月24日 22時30分40秒 | Weblog
3月23日(土)
午前中に起きて昼までまったり。昨晩買ったコンビニ弁当を温めて食し、近所の公園へ!
今日は弘前で買った桜の香水をチョイス。


桜の名所に行こうかと思ったのだが、今日は宇都宮の実家に帰るので近場にした。
公園の桜。
9分咲きといったところだろうか。
会社の前の公園や六義園の桜よりも少々大振りな桜。





教会へ。
ここも桜が綺麗。皆、スマホで撮影していた。




ドトールで一休み。
桜のロールケーキで、花より団子?!
咀嚼すると桜の上品な風味が仄かに鼻に抜ける。
美味しかった。




夕方、妹芋子と一緒に電車で宇都宮に帰省。正月ぶりの帰省である。
クマパパが今月末に誕生日を迎える。プレゼントは、私と妹でお金を出しあって酒にした。
スーパーに寄り、好きな酒をクマパパに選ばせた。
本当は八海山が飲みたいのに、八海山よりも千円安い芳賀の香りという地酒にしようとするクマパパ。
「本当にパパが飲みたいお酒にしなね」
と言うと、ニコッと笑って八海山に手を伸ばした。
クマパパ、カワユス。

夕御飯はすき焼き!


クマパパが私たち子供が小さかったときのお喋りの模様を録音したテープをMDにしてくれた。
それを聴きながら思い出に浸ろうではないかという彼なりの演出なんだろうが、これ、子供嫌いな私にはけっこう辛かった。静寂を愛する者には拷問極まりない。
同じことを何度も繰り返す子供の声や意味不明な喃語、その他奇声や甲高い鳴き声を聞いていたら、情緒不安定になってしまった。うんざり。
うるせえっ~!
声を聴いているだけでこんなにイライラするだなんて。しかも30年前の自分の声なのに。本当、自分は子供が嫌いなのだなあと痛感してしまった。本当、子供、大嫌い。


ワインはベリンジャー。うまうま!


そんなに飲んでいないのに、こたつでうたた寝をし、気付いたら弟が来ていた。Facebookでしか交流していない弟マークン。父と子供3人で深夜まで語った。

実は実家を建て直すにあたり、来月、実家の取り壊しが予定されている。
私が5才から22才まで住んでいた家。
このうちで団欒する最後の夜。
吉熊@クマパパの懐



新しい家の図面を見る吉熊。
「僕の部屋は?」


古い家で過ごす最後の夜はしみじみと更けていった。


さくら 和風な歌

2013年03月23日 11時17分10秒 | Weblog
桜+和風な歌=いい!!
この時期ヘビロテな2曲。


Rin' 『 サクラ サクラ 』


東京芸術大学の同窓生、Mana(吉永真奈)・Tomoca(長須与佳)・Chie(新井智恵)の3人により結成されたRin'。
解散してしまったようだが。







さくら/綺羅


木戸やすひろ、広谷順子をメンバーとする日本のコーラスユニット。
彼らを知ったのは「夏恋花」がきっかけ。
透明感のある歌声と、和風なサウンドがぴったり。




昨日の六義園では外国人観光客が多くいた。
やはり日本=桜のイメージなのだろうか。


桜を見ると、日本に生まれて本当に良かったと思う。
桜は世界に誇れる。

夜桜 ~こよひ逢ふ人 みな美しき~

2013年03月22日 23時15分51秒 | Weblog
会社帰り。駒込まで足を伸ばし、六義園へ。
夜桜のライトアップを観に行った。
今年で何回目だろう。
毎年、残業続きの日の合間を縫って観に行っている。

今朝のNHKニュースで「六義園の桜は満開」と言っていた。
そのせいだろうか…チケットを買うのに長蛇の列。
30分待ちとか言われ
「ディズニーランドかYO!?」
と思った。
だが実際は15分ほどで入園できた。例年のように寒くなかったので苦ではなかった。


清水へ 祇園をよぎる 桜月夜
こよひ逢ふ人 みな美しき

と詠ったのは与謝野晶子。
六義園の夜桜を観るときはいつもこの詩を思い出す。

列に並ぶ人は皆わくわくしている様子だった。
前後をカップルに挟まれているソロ活動の私も、勿論わくわく。


おお~!!
見えてきた!!


闇夜に浮かぶ薄紅の花。
やっと会えたね。
一年に一度の逢瀬。


桜の嵐。







毎年毎年よく咲いてくれる。




人が自分を見て喜んでいるのを、もしかしたら桜は感じているのかもしれない。
そう思うと健気な花である。




吉熊も興奮。
「すごいねえ!!」


閉門間近、後方に移動。毎年のお決まりパターン。
人がいなくなるのを待つのである。
皆さん、立派なカメラをお持ちである。
デジタル一眼レフカメラっつーの?なんだかハイテクなのである。(私のは普通のデジタルカメラ)

隣で待機するご夫婦と、おばあちゃんと仲良くなった。
おばあちゃんは今日、千鳥が淵や飛鳥山など5ヶ所の桜を堪能してきたそうだ。桜マニアである。
その出来栄えを見せてくれた。
夫婦は、旦那さんが大きなカメラで撮影し、その隣で奥さんがニコニコしながら旦那さんを見守るという素敵夫婦だった。
4人で桜情報を交換しながら暫し待機。
こういう時間、好き。

やがて人がいなくなり…皆一斉にシャッターを押す!
ちょっとしたアイドルの撮影会並である。






嗚呼、今年もこの夜桜に会えて本当に良かった。
来年はどんな気持ちでこの桜を眺めているのだろう。



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