世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

私の部屋と人生

2012年01月31日 22時09分28秒 | Weblog
今年の冬はやはり寒いらしい。
先日降った雪がまだ建物の北側の通路にこびりついていたり、氷が道路の中心辺りで水あめみたいに張り付いているのをよく見る。その上を関東特有の空っ風が、びゅぅぅぅ~と吹く。天はどこまでも透き通っていて、嗚呼、ここは氷の下のようだと思う。

まだこんなに寒いのに、明日から2月だという。…ということは2012年が始まって1ヶ月が経過したということだ。
「早いですね」と言いながら、残業後、吉熊上司と各々の卓上カレンダーを捲った。

今日、住処の更新をした。契約書を郵送し、更新料、家賃一カ月分を振り込んだ。
これで、あと2年、あの部屋に住める。
狭いが小柄な自分にはちょうどいい広さ、南向き、駅から近いあの巣。
不動産会社がやっと奥から出してくれた隠し優良物件だった。もう12年住んだことになる。それなりに愛着のある部屋だ。

あと2年後、私はいったいどうなっているんだろうか。
2年もあっという間なような気がする。
だって1ヶ月がこんなに早く過ぎたのだもの。

この2年間の私は、
・一人ディズニーランド
・ニューヨーク一人旅
・香港一人旅
・小惑星探査機はやぶさにのめり込む
・ビジネス文書検定1級合格
ということを経験した。
仕事の面では、社長交代という環境の変化にアタフタしたものの、最近、ようやく慣れてきた…といったところだろうか。
吉熊上司と後輩女子Cちゃんとで毎日何かで笑い、過ごしている。

変化したんだか、しなかったんだか。
自分でもよく分からぬ2年間だった。
でも、住処同様、愛おしい2年間だということには間違いない。

あと何年、この部屋に住むのか分からない。
南側の窓から差し込む朝日で目覚め、慌ただしく出勤し、疲れて帰ってくる夜。
そんな毎日の繰り返しで、つい視野が狭くぼやけてしまいがちだが、時は確実に流れている。
家賃の契約更新を期に、そろそろ長期的スパンで人生を見つめるときなのかなと思った次第。




「貝リンガル」で海の異変をキャッチ

2012年01月31日 21時44分55秒 | Weblog
最近、面白いなあと思ったニュース。

「「貝リンガル」で海の異変をキャッチ‎」

これはミキモト真珠研究所がただいま研究中のもの。
その名も「貝リンガル」
海の水質の変化を「言葉」で伝達してもらおうというシステムだ。 貝は魚に比べて動きが遅い分、赤潮や酸素不足、水温の低下などの環境変化に敏感に反応する。開閉の回数などを変えて身を守ろうとするのである。

アコヤガイは、普段は殻を開けており、1時間に1,2回開けるだけだが、貝だけを殺す特殊なプランクトンが発生すると、閉じる回数が 1時間に20回以上に急増する。酸素が足りなくなると、殻の開閉が頻繁になり規則正しくなくなる。硫化水素が発生すると、殻を閉じている時間が長くなる。これらがアコヤガイの言葉で、既に10種類ほど解明されているらしい(その名も「貝話辞典」←凄い名前)。

そのシグナルを携帯にメールとして送る「貝リンガル」
記事の絵がとても可愛かった。




このシステムについては、だいぶ前、このブログにも記載した。

2010年02月10日 アコヤ貝からのメール


明日は久々にパールネックレスを着けていくか。



ひな人形

2012年01月30日 23時27分01秒 | Weblog
実家のおひな様。
母ヨーコたんが撮影。



可愛い。
私が生まれたときに我が家に来たおひな様。34歳になる。
7段飾りのひな人形はちょっとした自慢であった。

私たち子供は、背よりも高いひな飾りを前に歌ったり眺めたりした。

「灯りを点けたら消えちゃった

 お花をあげたら枯れちゃった

 五人囃子は死んじゃった

 今日は悲しいお葬式」

という不謹慎な替え歌(By我々子供)を、このひな人形は幾度となく聴いたはず。


ひな人形への憧れは、自ら十二単コスプレに興じるという形に実った(2009年夏)。


私、健やかに育ってるよ。たぶん。



ひな子さんと吉熊。
ほのぼの。


コメント (2)

春よ、来い

2012年01月30日 23時26分42秒 | Weblog
朝から忙しかった。そんな時に限って、監査役がテプラの使用方法を聞いてくる。まるで舅。しかし彼は某T大卒。一度教えたことは忘れないし応用力も半端ない。唸ってしまうほどである(←唸る暇があったらもっと丁寧に教えてあげればいいのに)。

今日は久々に母ヨーコたんから借りているエルメスのスカーフを着用していった。シルクなのであたたかい。これを巻くと気持ちが引き締まる。ヨーコたん様様。


エルメス効果があってか、忙しい割に苛々することもなく、仕事を進めることができた。


吉熊上司にDVD「hayabusa back to the earth 帰還バージョン」をお貸しした(押し貸し)。今年小学校に入学する息子さんがあれを観てJAXAに入りたいとか言ったらどうしよう。イトカワの大きさとの比較で大型タンカーを出すところや、イトカワ真っ二つのシーンなど、少年はきっと好きなんじゃないかと勝手に妄想し、ニヤニヤしてしまう。

予算作成で残業。退社後はデパートに寄る。今朝、愛用している化粧下地(ホワイトルーセント)があとほんの少ししかないことに気づき、焦った。もう少しあると思っていたんだが。中身が見えぬチューブタイプ消耗品の罠である。資生堂Sシリーズはデパートでしか入手できない。デパートの閉店20分前に滑り込み、なんとか買うことができた。

資生堂のビューティアドバイザーは、今日も美しく、聖母のような微笑みを称えていた。そんな彼女に今朝の一連の焦りを伝えたら、「チューブタイプのものって、最後まで使いきるために、ハサミで切ったりしませんか?」と庶民的なことを話され、親近感が湧いた。するよ!する!他に歯磨き粉とか。



「よろしかったらマキアージュの口紅の新色を試されませんか?」
と言われたので甘えることにした。従来の物より艶感UPしたとのこと。ピンクの315を着けてもらった。なかなかいいぞ。しかし香港で買ったディオールの口紅がまだ残っているので今日は買わなかった。





ガストに寄り、夕御飯。イクラとスモークサーモンのパスタ。うまー。



今日も一日頑張りましたとさ。

今週いっぱいが寒さのピークだという。
辛いけど歯を喰いしばって耐えよう。
今まで春が来なかったことはないのだから。

コメント (4)

「ALWAYS 三丁目の夕日'64」

2012年01月29日 23時42分07秒 | Weblog
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」を観た。



あらすじ: 昭和39年、日本中が高度経済成長と東京オリンピックに沸く中、東京・夕日町三丁目はいつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。小説家の茶川(吉岡秀隆)は間もなく新しい家族を迎えようとしており、鈴木オートの則文(堤真一)も事業を軌道に乗せ、三丁目中が活気にあふれていた。しかし、そんな中転機を迎える人もいて……。(シネマトゥデイ)




泣かせ所を詰め込んだ感満載なのは否めないが、まああのシリーズはあれでいいのではないのかな。子だくさんの大家族のドキュメンタリー番組を観て「あの子、あんなに大きくなったんだなあ」という、「特定の人物の成長」を楽しむ映画。
淳之介の万年筆のシーンは過去の映像を使い、ついウルっときたが、けっこう冷静に観た。


「ん?」と思ったのは「出世やお金持ちになることばかりが幸せではない」というところ。たしかにそうだけど、利潤追求の果てで儲けたお金でカラーテレビなどを買ったんじゃないのか?>鈴木オート
あまっちょろいこと言ってんなよー…と少し思った。


編集者役に「ハゲタカ」の鷲津政彦役の大森南朋が出ていた。私の好きな前髪きっちり7:3分けで(眼鏡をかけていなかったのが残念)。彼が出るシーンは常にニヤニヤしてしまう。かっこいい~。

小ネタもあり、笑える。しかし、クスっと笑っているのが中年世代以降。ということは私も中年!?でも、1964年って私が生まれる14年前なんだよな。たった14年前。私が生まれる14年前は、あんなにも活気がある国だったんだなあ、日本は。信じがたいけど。


私の実家の両親はこのシリーズが大好きである。団塊の世代のハートを鷲掴みにする力がこの作品にはあるのだろう。
そんな母も先日還暦を迎えた。
「還暦を迎えると映画が1,000円で観られるんさ」
と喜んでいた。
超羨ましい!私も早く還暦を…と思ってしまう私を、あの時代を生きた人はきっと「今の若者は元気がない」と嘆き、そんなふうにさせてしまった世相を「なんて夢のない時代だ」と悲しむのだろう。そういった意味で、温度差をうっすら感じた作品だったが、2時間半、のめり込めたので良いとしよう。

個人的に薬師丸ひろ子の「シェーっ」×2が一番笑えた。
あと小雪の「自分で選んだことは後悔しないものよ」という台詞が印象的だった。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」予告編2




コメント (2)

のんびり日曜日

2012年01月29日 23時41分45秒 | Weblog
昼まで惰眠。嗚呼、よく寝た。
起床後はDVD「HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン」を観賞→号泣。


夕方、池袋へ。
東武で買い物をする。
接客してくれた中年女性が凄く丁寧で好感が持てた。
・入店時に笑顔で挨拶
・絶妙な声掛けのタイミング
・客の要望を会話をしながら上手く聞き出す
・提案力
パーフェクトだった。
今まであまり興味がなかった分野の買い物だったが、またあの店に行きたくなった。
良い接客を受けるとその日一日、心が晴れやかになる。


書店に寄ったところ、先日芥川賞を取った田中慎弥氏の「共喰い」が売られていた。少し読んだら面白かったので購入。わくわく。好きな文体かも。

映画を観て一服兼夕食。
サンシャイン通りの店は禁煙だらけで萎える。早くヤニを入れたいし、腹が空いた…。
とぼとぼ歩いていたらNEW YORKER'S Cafeの看板が!
銀座にあった行きつけのNEW YORKER'S Cafeがなくなり寂しかったところ。
私はここのハンバーグ丼が大好きなのである。迷わず入店。
レジの店員さんに「銀座店がなくなってしまい残念。これからはこちらを利用させていただきます」という旨を言ったら、喜んでくれた。


あー、この味!
ゆず胡椒ハンバーグ丼。
カフェめし、最高!


吉熊も、モグモグ。
隣の若者に笑われた。
「すいません。ブログ用なんでー」
と笑顔で対応。
こういうシチュエーションには慣れている。


さて、明日から仕事。
二日間、ゆっくりできた。
パワーチャージ☆月末月初を乗りきろう!
第3四半期決算も…。


平清盛 特別展

2012年01月28日 23時38分33秒 | Weblog
両国の江戸東京博物館で開催されている「平清盛 特別展」に行ってきた。






ロビーでは巨大熊手がお出迎え。




お目当ては「平家納経」
平家ファミリーが繁栄を祈って、豪華に装飾された紙の巻物に仏教の経典を筆写したもの。
お経全体が光っていて眩しかった。ピカ―っ。
軸も水晶でできていて、豪華!
精緻な文字自体がまさに芸術。
見返し部分の絵も素敵だった。

一番好きなのは蓮の絵が描かれたもの。
「平家納経 法華経信解品第四」平安時代 長寛2年(1164) 1巻 広島・厳島神社




納経が納めらた龍の彫刻が施された銅製の箱。


隣にいた外国人観光客が
「beautiful box!」
って感動していた。
激しく同意。


清盛の長男・重盛の青磁茶碗。
下の部分が割れてしまったが、もう中国では同じものがなくて入手できず。仕方なく釘で補修されたもの。
「嗚呼、こんなに大切に繕われながらも愛された茶碗なんだなあ」
と思う反面、
「でもさ、この補修方法って…」
と思ってしまうぐらい大胆に繕われていた。



不動明王二童子像
大きいのが吉熊上司で小さいのが私と後輩女子Cちゃんに見えた。ザ・経営管理室メンバー。



安徳天皇像
父は高倉天皇で、母は平清盛の娘の徳子(後の建礼門院)、祖父は、平清盛。
幼くして入水した安徳天皇。
表情が可愛い。



平家物語といえば、冒頭文。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。


祇園精舎の鐘の音には、
諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。
沙羅双樹の花の色は、
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。
世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、
春の夜の夢のようである。
勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、
まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。


中学時代、購読していたチャレンジの付録に平家物語冒頭を琵琶法師ふうにアレンジしたテープがあり、面白くて毎日聞いていたら暗記してしまった。またクラスで琵琶法師のモノマネが上手い子がいて、爆笑したこともほんのりと思い出した。

また、栃木の名誉県民・那須与一の扇のシーンも同テープに収録してあり、これもツボだった。

与一 鏑(かぶら)を取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。小兵(こひやう)といふぢやう、十二束(そく)三伏(みつぶせ)、弓は強し、浦(うら)響くほど長鳴りして、誤たず扇の要(かなめ)ぎは一寸ばかりを射て、ひいふつとぞ射切つたる。鏑は海へ入りければ、扇は空へぞ上(あが)りける。しばしは虚空(こくう)にひらめきけるが、春風に一もみ二もみもまれて、海へさつとぞ散つたりける。

「よっぴいて…」の部分の独特の節が好きだった。


その那須与一のシーンの屏風もあった。




壇ノ浦の戦いで自殺しようとしたが失敗し、敵に捕えられて出家した徳子の絵を見て大原寂光院に行きたくなった。

大原御幸図屏風
徳子のもとを訪れた後白河法皇が描かれている。
徳子の表情が寂しげで切ない。



会場には、数年前まで毎年訪れていた厳島神社のミニチュアがあり、懐かしかった。
引き潮のとき、あの鳥居の下まで行ったことなど懐かしい思い出だ。
今日は厳島神社の狛犬も展示されていた。どの角度から見ても美しかった。
博物館の醍醐味ったら、そこではないだろうか。
大体の展示品は様々な角度から観ることができる。印刷物や画面では体感できないライブ感がたまらない。
また、「嗚呼、この物(絵)は実際にあの時代にあったものなのだよなあ」と感慨にふけり、気付くと、目の前のガラスが鼻息で一瞬曇って恥ずかしい。


音声ガイドは深田恭子。
セカンドバージンを思い出してしまった…。


疲れたので両国駅で一服兼夕御飯。
ミックスサンド。
吉熊、もりもり食べる。お腹空いていたんだね。


壇ノ浦の戦いで幼き息子が母親と一緒に海の藻屑になった瞬間を思い出し、徳子は嘆き悲しんだという。
そうだよなあ。
吉熊は私の子ではないが、年齢にしたら安徳天皇と同じぐらいだ。
こんなに愛おしい存在が目の前で…と思うと、なんだか切なくなってしまった。

平清盛・平家物語にはあまり興味がなかった私だが、思いの他、楽しめた。
今、NHKの大河ドラマで「平清盛」が放送されているが、まだ観ていない。
書店では平家関係の本が平積みされている。
今度読んでみようと思った。



コメント (2)

『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』中毒

2012年01月27日 22時50分06秒 | Weblog
「すいません。今日は、はやぶさのDVDが届くので、帰らせていただきます」
と言い残し、定時に上がった。
そう、注文していた『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』が届くのである。
佐川急便の時間指定配達(19:00~21:00)に間に合うように帰宅。こういうとき、吉熊が印鑑を捺印のうえ、商品を受け取ってくれたらなあと思う。

そんな吉熊は、ぬいぐるみのはやぶさ君とじゃれ合っていた。



コンビニで食糧や煙草を買い、19:00に帰宅。
なんとなくそわそわしてしまう。
19:45、佐川急便のお兄さん、キター!

梱包を丁寧に剥がし、暫し撫でまくる。


そして観てみる。
涙と鼻水を啜りながら、2回も観てしまった…。

本当、目からキセノンだだ漏れだっちゅーの。
これ、何度観ても泣かされるんだが。

大気圏再突入のとき。
カプセルを放出すると同時に始まるBGM「宙よ」。ここで涙、ピーク!
「はやぶさに故郷の地球を見せてあげたい」という科学者たちの思いから、はやぶさのカメラを地球に向けて撮ったラストショット。カメラのレンズに映る地球がアップになる…ここで、涙、第二波。

いよいよ、大気圏再突入の衝撃で揺さぶられ、燃えてしまうはやぶさ。
涙、第三波。画面が涙でぼやけて見えない…。


最後のシーンの「ラストショット」



これを見ていると、はやぶさの「ただいま」という囁きが聞こえるようではないか。ぼやけているのは、はやぶさの涙のせい?と思った瞬間に、嗚咽。

そんなこんなで、メイク落としが必要ないぐらい、いっぱい泣いた。
これ、毎日見てたら、涙が枯渇してしまうかも。


はやぶさは、惑星探査機だ。しかし、この作品を観ている最中は「一人の意思を持った生き物」にしか思えない。
そんな彼が、広い宇宙の中で、たった一人で挫折や歓喜を味わい、そして満身創痍で帰還して最後は流れ星になるのだから、泣かないわけがない。


好きなシーンはやっぱり、スイングバイ。
はやぶさが通過すべき軌道の許容限界として、軌道上に連続して四角枠が並べられ、はやぶさはその枠を順次通過していく。限られた狭い回廊を正確に辿っていくはやぶさの様子が健気で胸が熱くなる。音楽も良い。


その時のナレーション。
「君と地球を繋いだ見えない手。そのとき君は地球に背を押され大きく向きを変えて一路イトカワを目指す軌道に乗った」
ここ。自分と重ねてしまう。
上京するために地元の駅で両親(地球)に送りだされた12年前の自分(はやぶさ)に思えてしまうんである。

それにしてもナレーションの篠田三郎、声が優しく耳触りが良い。
はやぶさに、我が子にするように優しく語りかけている。
特典映像で彼のインタビューもDVDに入っているのだが、ウルトラマンタロウの頃の端正な顔立ちはそのままでうっとり。

プラネタリウムや映画館などで8回観たが、これからは毎日観られると思うと、嬉しくって嬉しくって。
この作品の魅力に中毒にならない自信がない。

良い買い物をした~。



コメント (4)

巻き巻き巻き髪

2012年01月27日 22時49分13秒 | Weblog
久々に髪をホットカーラーで巻いた。
首回りが温かくて快適。
歩く度にふわふわとスイングするので、心まで弾む。


「あら、亮子ちゃん。今日は何かあるの?デート?」
と経理の叶姐さんに言われた。


まぁ、そんなもんですぅ~。
なんつったって、『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』のDVDが届く日ですから~。
はやぶさとデート!!きゃ~!

コメント (2)

立春生まれ

2012年01月26日 21時40分59秒 | Weblog
朝、駅の改札口で後輩女子Cちゃんに会った。
「おはよう。寒いね」
「おはようございます。寒いですね~」

二人で、てくてくと会社に向かう。
今日は朝一で社長を交えた会議がある。
「会議中、眠らないように気をつけようね」
と互いに決意表明。

今日は忙しかった。

第3四半期決算短信のチェックをし、訂正個所を発見した。
吉熊上司に
「でかした!」
と褒められた。
頭を撫で撫でしてもらいたかったが、はにかむにとどめた。
今回の短信の文章も私が作成した。
「このような情勢のもと、当社は…」から続くくだんの文章は会社へのラブレターだと解釈してもらったら幸いだ。
そして、今回の東証への投げ込みも私がすることになった。頑張ろう~。


そうそう、吉熊上司。
先日、他部署の女性との電話のやり取りを聞いて感動してしまった。
その女性は最近その部署に異動になってきたのだが、口癖が
「私は単にその仕事をやっているだけなので、そんなことを言われても分かりません」
なのである。イレギュラーな対応が全くもってできない。私より10期も上なのに。事なかれ主義も甚だしい。

そんな彼女に、吉熊上司は
「駄目だよ、そうやって逃げちゃ」
と優しく諭したのである。
私だったらたぶんキレてしまっただろう。
彼女は、どうやら自分の上司に報告・連絡・相談ができないらしく、本来ならば自分の上司に訊くべきところでも、吉熊上司に相談する、というか頼る。

それを知った私と後輩女子Cちゃん、
「うちらの吉熊さんなのにね~」
と、ブーイング。爆笑。
そんなこんなで、今日はよく働き、よく笑った。


年が明けた瞬間、急に行きたいイベントが増えた。
気になる情報を仕入れたら逐一メモをしている。
・「フェルメールからのラブレター展」(ザ・ミュージアム - Bunkamura)
・「平清盛展」(江戸東京博物館)
・映画「はやぶさ 遙かなる帰還」(2/11~)
・水仙(葛西臨海公園)
・かつうらビッグひな祭り(2/24~3/4)
などなど。
あと個人的に、昔からの夢だった「東京ラブストーリー」のロケ地巡りもしたい。

仕事も遊びも、エンジンフル回転★

立春生まれだからだろうか。
春の足音が聞こえると、急に元気になる。

Sakura Sakura 「さくらさくら」 (Rin')




Bon Voyage!

2012年01月25日 23時57分02秒 | Weblog
心療内科デー。

待合室にて、携帯で話し込んでいる金髪ジャージ女子1名。看護婦さんに注意されても止める気配はない。挙げ句、「お腹すいたー。マックで何か買ってきて」と電話の相手に依頼。数分後、マックの袋を携えて、金髪ジャージ男、登場。彼らはソファーでいちゃいちゃしながらハンバーガーを咀嚼しはじめた。
一気に漂うマック臭!その中で3時間を過ごした自分、偉い。
たしかに長時間の待ち時間で狂おしいほどの空腹になることがあるが、一応大人だもの、公私混同を弁えて我慢している。特に臭いを発するものを病院の待合室で食するその神経は理解に苦しむ。

彼女は私の前に名前を呼ばれた。
嗚呼、これは長期戦になるぞと覚悟した通り、彼女はクマ医師を1時間もジャックした。
閉じた小説をまた開き、読みながら自分の名前を呼ばれるのを待つことに。

ようやく私の名が呼ばれた。
私の目に飛び込んできたのは、疲れきったクマ医師の顔だった。
「どうでしたか?」
から始まるいつもの会話。
週末から月曜日にかけて、生理中のイライラが酷かったことを言及。また、仕事では予算作成が順調に進んでいることと、人間関係が良好だということを報告した。社長と会話をするときは感情を抑制し、なるべく「報連相」に集中してます、というか、したいです、と宣言した。

この心療内科では自ら言ったことが、道しるべになる。クマ医師が具体的に「ああしろ」「こうしろ」と言うのではなく、患者本人に目標設定が委ねられてるのである。
目標設定→実行→だめぽ→「大丈夫!」と励まされる→再び実行→自信がついたお!…ということの繰り返しで、この6年間、私は自分を取り戻せたような気がする。

先日、父に言われたことについては、「自分の幸せを第一に考えてください」とアドバイスされた。
「流せばいいんですよ。自分の幸せは自分でしか決められないし、他の人の幸せが自分の幸せの形とは限りませんよね?」
と断言された。
ごもっとも!!
彼の「~よね?」の疑問形に、いつも「はい」としか言えない。
…言えない雰囲気が漂うのである。これこそ、認知行動療法。
「はい」と言うまで、絶対に妥協しないんである。彼は。


あと、今日の診察で思ったこと。
こんなどんよりとした人生でも、仕事の部分だけは天から降り注ぐ一筋の光のように輝いていることが唯一の救いだ。
仕事があって良かった。
私を必要としてくれる人がいることをもっと大切にしていきたい。
…ということである。


「お大事に」

と送り出された。
こうしてまた私の「2週間」という航海が始まる。
「お大事に」が、「Bon Voyage!」に聞こえる。


処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール

コメント (2)

自分を甘やかす

2012年01月24日 22時54分20秒 | Weblog
最近、イライラしがちである。
仕事ではあまりイライラしない。
通勤時間などの些細なことでカッとなる。
昨日の父の一言で、内面に燻っていたイライラが爆発したらしい。


このくさくさした気分を打破したく、衝動買いを決行。
てか、前々から欲しかったので衝動買いではないか。

「HAYABUSA BACKTO THE EARTH-帰還バージョン」のDVDである。

小惑星探査機“はやぶさ”の旅を描いた大人気のプラネタリウム番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH - 帰還バージョン」のロング(約45分)、ショート(約28分)、特別インタビュー、帰還ドキュメント、特典画像などを収録。




AstroArtsのホームページを見ていて、気づいたら買っていた…。
プラネタリウム、劇場版、講演会、合わせて8回も見たというのに。
そして見たら必ず泣くのに。

会社帰りに振り込みをした。
あとは届くのを待つだけ。
暫くは、はやぶさ廃人になる予定。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】




今日はホットケーキが無性に食べたかった。
夕ご飯はホットケーキ!
メイプルシロップとバターの絡まりあったものが口内で麗らかなハーモニーを奏でる。
嗚呼、この食べ物ってこんなに美味しかったっけ?



その後、歌いたい気分だったので一人カラオケ決行!!


globe祭り。
マークのラップの部分もちゃんと歌う。


久々に「Anytime Smokin' Cigarette」を熱唱。
くさくさした気分を打破するときには持って来いの一曲。
てか、くさくさした気分でないと上手く歌えない不思議な曲。
マストアイテムはやはり煙草。
マイク片手に、もう片方の手には煙草である。

あと「FACE」を歌っていたら、涙が出てきた。
学生時代にこの歌を聴いていたときには、こんなことなかったのに。


締めは華原朋美。
「I'm proud」



1時間熱唱の末、昇天。

自分を甘やかしてリフレッシュできた。
くさくさ気分は雪と共に消えていった。


帰宅したら、チェジュとさくらがプンプンしていた。
「いつも吉熊ばっかりお出かけして…ずるいわ」
だって。


許してちょんまげ。

コメント (2)

雪るんるん

2012年01月24日 22時53分56秒 | Weblog
昨夜降った雪のせいで、路面はガチゴチに凍結していた。電車も普段の8割しか運行していないとニュースで知り、いつもより20分早く家を出た。ブーツのヒールを雪や氷に突き刺すようにして歩く。
途中、人事部女子と遭遇し、二人できゃーきゃー言いながら、時には手を取り合いながら出勤。それはそれでけっこう楽しかった。

昼休みは、吉熊と公園へ。
昨夜の晩から、「僕、明日は雪で遊ぶんだ」と嬉々としていたので。



「ねぇ、雪だるま、作ってよー」
…はいはい。あー、手が冷たいじゃないか。もー…。



吉熊と遊んでいるのを他部署の姐さん二人に発見された。
二人ともこちらを見てニヤニヤしている。
嬉しくて、公園を走り抜け彼女たちに近づく。
「走らなくてもいいから。てか、転ぶよ!」
と、I姐さんは呆れ顔。
「あ、クマも一緒だったのね」
と、I姐さんは吉熊を撫でてくれた。


雪が降った翌日の晴れた日。
雪に反射した光が窓から入るので、室内もいつもより明るく感じられる。
私の心まで明るくしてくれたようだ。

そんなるんるん気分の私に、社長から出張命令が出た。
予算作成が落ち着いた頃、西へ向かうことになった。
ちょっとした旅で、嬉しい。

吉熊上司に
「新幹線の使用はダメだ」
「あと、晴れている日もダメ。綺麗な景色を見せたくないから」
「昼食も電車内で取れよ」
と、意地悪を言われた。

「えー」
と、すぼませた口が、やっぱり嬉しさでぐにゃりと歪んだ。

コメント (4)

雨は雪に…

2012年01月23日 23時05分04秒 | Weblog
「今夜は雪が降るらしい」と喫煙所仲間がそう言っていた。
夕方、他の建物に行く際、見上げると雪が詰まったような空がどんよりと広がっていた。


今日も予算作成で一日が終わった。
警備料を完成した。
大科目集計表に一番乗りで数字を入れることができた。
明日は、予算作成の他にすることがあるのでペースは落ちるとは思うが、こつこつやっていきたい。まだ月曜日だし。

残業後、会社を出るとき。
他部署の殿方・吉熊上司と一緒だった。
吉熊上司のマフラーみたいなものが口許を覆っていて、怪しさ100倍。爆笑。


夕御飯は喫茶店にて。父との電話で超不機嫌になり、疲れも倍増。


まあ、もう、どうでもいいんだが(満腹になり、鎮火。どうでもよくなった)。

店を出ると、さっきまでの雨は雪へと変っていた。


先程、ベランダから見た雪のようす。



けっこう積もってる。
明日は早めに出勤しなければ…。

コメント (4)

ぽかぽかライフ

2012年01月23日 22時58分02秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんはいつも私をフォローしてくれる優しい女子である。
吉熊上司や後輩男子タイスケくんにいじられていると、助けてくれる。
そんな彼女が初めて私に突っ込みを入れた。
それは、私が使用しているホッカイロのことである。
暖まれば良いという判断基準で、マツキヨにて10個198円で売られていたものを使用している。
その名も「ぽかぽかライフ」。

「そんなカイロ、聞いたことありません」
と、言うじゃな~い。Cちゃん。

しかも、ぽかぽかライフ、貼付面の薄紙にハングル文字で何かが記載されている。
そのことを言おうものなら、
「えー。あり得ません」
と。

Cちゃん!
いつの間にそんな子に育っちゃったの!
お母さんはそんな子に育てた覚えはありませんよ!

証拠!


節電で、会社は相変わらず寒い。
元々、構造上寒い会社なのだが、今年は、なんか、もう、ホントに辛い。
氷河期みたいだ。
一番辛いのは足。
あまりに冷えすぎて感覚がなくなってしまい、立ち上がっても上手く歩けないんである。
仕事をする環境とは言いがたい。

ホッカイロなしでは生きられぬ。
「節電で浮いた経費は、社員に還元すべきだ」と、同僚は言う。
その意見に反対なような、賛成なような。
まあそんなことを請求しても、会社に居ずらくなるだけだからしないけど。

だから10個で198円。ぽかぽかライフ、私の冬は君にかかっている。

コメント (4)