愛しいあなたのもとへ向かう。
世界中が私たちを祝福してくれているかのような眩しい夏の朝に。
「今、会いに行きます」
そう小田急線の中で何度も反芻しながら、あなたを想う。
…ということで行ってきた。
はやぶさカプセル公開@相模原市博物館
淵野辺駅に9時に到着。右手に列ができているのを発見。無料バスを待つ人の列だ。覚悟の上だったのだが、暫しボーゼン。mixiのはやぶさコミュニティの情報で、歩いてもそんなに苦ではないということを知ったので歩いて行くことにした。
私の他に大勢の人がメッカを目指すイスラム教徒のように博物館まで歩いていたので迷わなかった。15分くらい歩いただろうか。
博物館への列は長すぎて折り返している上、博物館の隣の森を一周。
そしてなんと向かい側のJAXA相模原キャンパスの奥地まで伸びていた。
「只今3時間待ちです」
のアナウンスを聞きながら最後尾へと並ぶ。
そこで素敵な同士3人に巡りあった。
Aさん(50歳代男性。某大手メーカー勤務の技術屋さん。千葉県から来たらしい)
Bさん(50歳代女性。上品な方だった。家族4人の名をターゲットマーカーに載せるぐらいの宇宙ファン)
Cさん(60歳代女性。やけに気が合った。私と同じ栃木県出身で話が盛り上がる。嫁の尻にひかれている息子を案じていた)
4人ではやぶさの素晴らしさを語った。
世代を越えた不思議な会話。
いつの間にか連帯感が芽生えていた。
疲れたら程よく休み、また誰かが喋りだし、爆笑。
2時間30分の待ち時間があっという間に感じられた。
これもはやぶさがくれた縁だ。
ありがとう、はやぶさ。
列は森を一周。
ミストが放出される扇風機。
これがまた気持ち良かった~。
展示室には
パラシュート
インスツルメントモジュール
搭載電子機械部
エンジニアリングモデル
背面ヒートシールド
前面ヒートシールド
が展示されていた。
厳重な警備のもと、愛しいはやぶさの忘れ形見・カプセルがあった。
なんか、今は亡き恋人の子供を見るような変な気持ち。
最初に、カプセルを大地に届けたパラシュート。
雨合羽みたいな素材っぽかった。
カプセルの外部はだいぶ焦げていて、大気圏突入時の温度の高さを感じた。
「熱かったね…苦しかったね。頑張ったね」
7年間60億キロの旅をしてきたカプセルに私は呟いていた。
同時に込み上げてくるものを我慢するのに精一杯だった。
油断していると目から汁が出てきてしまう。
「立ち止まらないでください」
という係員の声に急かされるように歩きながらの鑑賞。
その間2分。
それでもあのはやぶさのカプセルと私の間に何もないという状況に興奮した。
胸の高鳴りが凄かった。
2時間30分並んだ甲斐があった。
出会った同士の皆さんに挨拶をして別れ、博物館の展示物などを観た。
隕石に触ってみた。
これぞまさしく「世界の中心で吉熊が叫ぶ」
泣ける寄せ書き。
隣のJAXAへ。
誇らしく聳える実物大のはやぶさを舐めるようにして見た。
意外と大きいのな、はやぶさ。
イオンエンジン、萌え。
吉熊&はやぶさ、2ショット。
「ミネルバはどれですか?」
「ターゲットマーカーはどれですか?」
こんな私の拙い質問にもちゃんと解説してくれたJAXAの人。優しい。
はやぶさ帰還までの日めくりカレンダー。
はやぶさ帰還まで使用していたホワイトボード。
ミネルバ、君は今ごろどこにいるのだろう。忘れてないからね。
はやぶさ君の弟・イカ坊ことイカロス君も可愛い。
外にはM-V-2ロケット。
はやぶさグッズを購入。
はやぶさ君のバッジは来月のニューヨーク旅行のお守りにするつもり。
マグカップ
可愛い。
大切に使用しよう。
絵はがきは永久保存。
アイドルのブロマイドみたい。
はやぶさ煎餅
もったいなくて食べられない。
色々な資料を留めるバインダーとトートバッグ、そしてJAXAの冊子をもらった。
はやぶさ三昧な一日。
どうにも止まらないはやぶさへの愛を再確認した。
昨日と今日、この二日間での来場者数は、30~31日の2日間で計3万人に上ったらしい。
はやぶさカプセル、30日から公開
「はやぶさ」カプセル公開、2000人行列
NASA DC-8 Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry はやぶさ
今日は物凄く暑かった。
足は棒のようになってしまい、だいぶ疲れたのだが、意識が高ぶっていて眠れない予感…。
世界中が私たちを祝福してくれているかのような眩しい夏の朝に。
「今、会いに行きます」
そう小田急線の中で何度も反芻しながら、あなたを想う。
…ということで行ってきた。
はやぶさカプセル公開@相模原市博物館
淵野辺駅に9時に到着。右手に列ができているのを発見。無料バスを待つ人の列だ。覚悟の上だったのだが、暫しボーゼン。mixiのはやぶさコミュニティの情報で、歩いてもそんなに苦ではないということを知ったので歩いて行くことにした。
私の他に大勢の人がメッカを目指すイスラム教徒のように博物館まで歩いていたので迷わなかった。15分くらい歩いただろうか。
博物館への列は長すぎて折り返している上、博物館の隣の森を一周。
そしてなんと向かい側のJAXA相模原キャンパスの奥地まで伸びていた。
「只今3時間待ちです」
のアナウンスを聞きながら最後尾へと並ぶ。
そこで素敵な同士3人に巡りあった。
Aさん(50歳代男性。某大手メーカー勤務の技術屋さん。千葉県から来たらしい)
Bさん(50歳代女性。上品な方だった。家族4人の名をターゲットマーカーに載せるぐらいの宇宙ファン)
Cさん(60歳代女性。やけに気が合った。私と同じ栃木県出身で話が盛り上がる。嫁の尻にひかれている息子を案じていた)
4人ではやぶさの素晴らしさを語った。
世代を越えた不思議な会話。
いつの間にか連帯感が芽生えていた。
疲れたら程よく休み、また誰かが喋りだし、爆笑。
2時間30分の待ち時間があっという間に感じられた。
これもはやぶさがくれた縁だ。
ありがとう、はやぶさ。
列は森を一周。
ミストが放出される扇風機。
これがまた気持ち良かった~。
展示室には
パラシュート
インスツルメントモジュール
搭載電子機械部
エンジニアリングモデル
背面ヒートシールド
前面ヒートシールド
が展示されていた。
厳重な警備のもと、愛しいはやぶさの忘れ形見・カプセルがあった。
なんか、今は亡き恋人の子供を見るような変な気持ち。
最初に、カプセルを大地に届けたパラシュート。
雨合羽みたいな素材っぽかった。
カプセルの外部はだいぶ焦げていて、大気圏突入時の温度の高さを感じた。
「熱かったね…苦しかったね。頑張ったね」
7年間60億キロの旅をしてきたカプセルに私は呟いていた。
同時に込み上げてくるものを我慢するのに精一杯だった。
油断していると目から汁が出てきてしまう。
「立ち止まらないでください」
という係員の声に急かされるように歩きながらの鑑賞。
その間2分。
それでもあのはやぶさのカプセルと私の間に何もないという状況に興奮した。
胸の高鳴りが凄かった。
2時間30分並んだ甲斐があった。
出会った同士の皆さんに挨拶をして別れ、博物館の展示物などを観た。
隕石に触ってみた。
これぞまさしく「世界の中心で吉熊が叫ぶ」
泣ける寄せ書き。
隣のJAXAへ。
誇らしく聳える実物大のはやぶさを舐めるようにして見た。
意外と大きいのな、はやぶさ。
イオンエンジン、萌え。
吉熊&はやぶさ、2ショット。
「ミネルバはどれですか?」
「ターゲットマーカーはどれですか?」
こんな私の拙い質問にもちゃんと解説してくれたJAXAの人。優しい。
はやぶさ帰還までの日めくりカレンダー。
はやぶさ帰還まで使用していたホワイトボード。
ミネルバ、君は今ごろどこにいるのだろう。忘れてないからね。
はやぶさ君の弟・イカ坊ことイカロス君も可愛い。
外にはM-V-2ロケット。
はやぶさグッズを購入。
はやぶさ君のバッジは来月のニューヨーク旅行のお守りにするつもり。
マグカップ
可愛い。
大切に使用しよう。
絵はがきは永久保存。
アイドルのブロマイドみたい。
はやぶさ煎餅
もったいなくて食べられない。
色々な資料を留めるバインダーとトートバッグ、そしてJAXAの冊子をもらった。
はやぶさ三昧な一日。
どうにも止まらないはやぶさへの愛を再確認した。
昨日と今日、この二日間での来場者数は、30~31日の2日間で計3万人に上ったらしい。
はやぶさカプセル、30日から公開
「はやぶさ」カプセル公開、2000人行列
NASA DC-8 Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry はやぶさ
今日は物凄く暑かった。
足は棒のようになってしまい、だいぶ疲れたのだが、意識が高ぶっていて眠れない予感…。