世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

心の決算書

2005年03月31日 23時16分19秒 | Weblog
今の部署に来る前、3月31日は私にとって普通の日だった。
「ああ、一年のうちの4分の1を消費してしまったのだなぁ」
と思う程度のものであった。

当社は3月決算。

財務に関わる今の部署に来てからは、決算日が大晦日のように感じる。
支払いの締め等でとにかくバタバタするのだ。

今日は、帰宅途中のラーメン屋さんでチューハイを飲みながら
「ああ、今期も終ってしまったなー…」としみじみしてしまった。

企業の決算日の日にちの多くが3月31日にしているが、
基本的に経営者が決められるらしい。
自分の誕生日や何かの記念日、
中には愛人の誕生日を決算日にしている会社もあるらしい(54へぇぐらい?)。

なぜ決算日があるかというと、一年間の財務諸表を作成するため。
一年間というくぎりをつけるため。
その数字を見て、財務体質等を把握し、
投資家が投資判断する際の材料にするのだ。

私自身の今期の決算書はどうだっただろう。
当期純利益でプラスを出せただろうか…。
特別損失は無かったにしろ、
喜怒哀楽のキャッシュ・フローの数字が多かった気がする。
まあ、それだけ企業活動が多かった=色々経験した、ということだろう。


明日から「入社6年目」がスタート。
気持ち新たに頑張ります。

a temporary girl

2005年03月31日 00時51分47秒 | Weblog
特記する事項が無い一日だった。


とりあえず

一日を振り返ってみる。


・たまたま購入したダヴのボディソープの使用感が良かった。

・「その時歴史が動いた」というNHKの番組で、樋口一葉が特集されていた。
一葉のしなやかな文体や生き方に感動した。
近々、「にごりえ」を読んでみたいと思う。

・後輩が仕事を頼んでいないのに手伝ってくれた。
テキパキ進めてくれて、本当に助かった。
そういう優しい気持ちを忘れかけていたので、回顧する良い機会になった。

・先日の帰省の際に購入した、
「女性が女性のために書いた決算書の読み方」という本が大変分かりやすい。
BS,PL,CFの説明に加え、
田崎真珠やavex等のリアルな決算書が例として挙げられていて
読んでいて面白かった。



12年間の片想い

2005年03月30日 01時14分25秒 | Weblog
「愛・地球博」関連のニュースが世間を賑わせている。

万国博覧会→EXPO→TMNのアルバム…ということで、
ただいまTMNっていうか、小室哲哉萌え時期。
ここ数年、私は1年に4回ぐらい「小室哲哉中毒」に陥る。
その前は、毎日中毒だった。

90年代半ばから日向の影武者(?)として暗躍している彼だが、
昔は自らお歌いになられ、そしてアルバムまでお出しになられていた。

歌詞は当時の明るい世相を反映し、
音も当時の流行だったのだろうか「バリバリのテクノです!」といった面持ちだった。

今では聴くことができないメインヴォーカルの彼の声は少し甘め。
母性本能が先天的に皆無の私ですら、
彼の声が耳に触れた途端、母性がムクムク開花するんである。

ちなみに「Digitarian is eating breakfast」というライブビデオまで出していた。
大宮ソニックでお歌いになられるお姿は、まさしく神秘。
「SHOUT!!」って歌っている筈なのに、
どう聴いても「んしゃうッ!!」に聴こえる彼の茶目っ気も、
開花した私の母性本能をゴニョゴニョしてくれる。

同名のアルバムに「NEVER CRY FOR ME」という曲がある。
ミディアムバラードなのだが、歌詞が艶っぽくて素敵。うっふん。

「深き森にしみる 雨の音色に似た
君のささやき声 耳に優しく降る
肌を寄せまどろむ 夜がただいとしい
遠い昔に見た 夢をさがすように…(略)」



ああ。
なんて美しいのでせう!!
端的に言えば、
「別れちゃった彼女の寝言とか、微妙に懐かしくってよぉ~。」
という一文。
それが彼の魔法で…。こ、こんなに美しくなるなんて!!
改めて萌え死んでしまふ。

私と彼の音楽との蜜月時代は、やはり時間が沢山あった大学時代であろう。

時は90年代後半。
彼がプロデューサーとして手掛けたglobe、華原朋美、観月ありさ、安室奈美恵、TRF等がヒットチャートを飾り、納税者番付にもその名を轟かせていた。
「ヒットの仕掛人」として、
音楽業界のみならず日本経済の潤滑油にもなった。

彼の甘い歌声を聴く機会は少なくなったが、
彼のプロデュースする曲の中で、私は彼の思想や躍動を感じていた。
本当に毎日いつも聴いていた。
就職活動で辛かった時期も、
バイトで嫌なことがあった時も、
通学時間に一人でぼんやりする時も、
彼の作り出す「音」が、とにかく傍にあった。
そして彼が紡ぎだす「言葉」の臨場感や、それらを生み出す彼の「想像力」に…恋していた。

ライブで初めて実像を目にしたのは97年のglobeのツアーだった。
遠く離れたステージに佇んでいらっしゃるお姿を拝見し、涙が出たのを覚えている。

幼かった私は、彼への実らぬ恋心を抱え、
報われないことへの失望が募った挙句、彼のことを恨んだこともあった。

でも、どうしても嫌いになれなかった。
大好き。

27年生きていて、こんなに好きになった殿方はいないと思う。

12年間の片想い。


美的

2005年03月29日 01時56分38秒 | Weblog
毎月恒例「美的」を購入。
モスで夕御飯を摂りながら読む。
今月号は付録(オリジナルマウスパッド、レビューの下地&ファンデ)
が付いていてお得。
内容はファンデーションの新作が主。
ファンデーションのマトリックス表を特集で組んでいて、
力の入れように驚き。
「最適&最良ファンデーションが見つかる
春夏最新作完全網羅 スーパーマトリックス」
だって。
でもファンデーションってそんなに変えるか?
ケースの事を考えると浮気できないのは私だけ??
自分が使用しているプラウディアの位置を確認→安心して、終了。

GWの行動パターン別メイク特集があった。
4月から5月の連休にかけての誌上イベントが凄い。
彼とハワイ!友達と豪華ホテル宿泊!…ってマジかYO!
こんな行動の予定、ねぇYO!
でも創刊号から毎月毎月、律儀に定期購読してしまふ…。
綺麗になれると信じて☆

GW…。
今年は5日に「image」のコンサートに行ってきます。
東京国際フォーラム!!
加古隆様、松谷卓様(←劇的ビフォーアフターの音楽の人)を拝んできますわ♪
☆萌え☆
…あとは実家へ。

11時。
ワカメ殿から電話。
2時間ぐらいおしゃべり

盛り上がった。喋りすぎて喉が渇いたよ。
14年前の中学時代、休み時間や塾の時間に
よくおしゃべりしたよね
ワカメ殿とお喋りすると、中学時代に戻った気がするよ。

おおっと!!今夜は夜更かしだわ。
睡眠不足はお肌の大敵
おやすみなさ~い  

怒涛の4日間!!

2005年03月27日 22時54分25秒 | Weblog
3/24(木)
わたと池袋で飲み。オサレなバーで語り合う。わたとは19年間の付き合いだね。小学校3年生のクラス替えで一緒になったんだよね…。出会った当初、お互い吊スカート&ランドセルという小学生スタイルだったよね。「りょうこっこ わた新聞」を作り、公園で遭遇した五代小学校女子の悪口ネタを書いて、クラスの女子に公表したこともあったっけ。
二次会の寒カラ(寒い曲しか歌わないカラオケ)満喫。
わたの「クリーミィーマミ」、私の「エスパー魔美」…いつもながら寒いカラオケ。
外で若い男が女をチンタラ口説いているのをガラスのドア越しに見て、ムカついた我々。
すかさず寒カラビーム!「ランバダ」とか「マンピーのG★SPOT」等のエロ曲熱唱。
極めつけは、わたの「マイ フェラ レディ」!!
聴こえたのだろうか、気まずくなり退散する男女…。勝ったわ。
霙が降る中、終電間際の電車で帰宅。
また飲もうね!!

3/25(金)
会社帰り、狛江市在住の妹と河童天国に行く。
サウナで汗を流しながら、お互いすっぽんぽんで語り合う。風呂上がりにチューハイで乾杯。今月、会社を辞めた妹。お疲れ様の意味もある乾杯♪
それから漫画室で二人とも深夜まで漫画を読む。しかし眠かったので、私は「東京ラブストーリー1巻」妹は「Paradise kiss 2巻」でオネム。河童天国リラックスルームで一夜を過ごす。

3/26(金)
朝風呂に入り、河童天国を後にする。赤羽のシャノアールで朝御飯を食べ、妹と吉熊と実家に帰省。二ヶ月ぶりに両親と会う。夕御飯にスキヤキを食べた。母は町内会の引き継ぎで不在。夕食の話題が堀江とTOBそしてM&A。こんな家族の話題に株の話が持ち上がるなんて、今回の一連の騒動の影響力に改めて驚く。9時に両親と妹と私で近くのカラオケへ。
飲兵衛家族、勿論飲み放題コース。両親は井上陽水やユーミン、妹はミスチルやゆず、私は華原朋美を熱唱。オレンジレンジの「花」で家族が一体化♪ 帰り道、お月様や星が綺麗だった。東京では見られない輝き☆

3/27(日)
昼過ぎに起床。父が朝一番に東武デパートで買ってきてくれた桜入りチーズケーキを食べる。家族で井頭公園に散歩に行く。池には大きな鯉がたくさんいて、餌付けをするのが我が家のお決まり行動パターン。帰りにFKDインターパークに寄り、妹の買い物に付き合う。やや混んでいた。その後、「いづつや」というレストランでハンバーグを食べて帰宅。8時の電車で赤羽へ。両親と妹がいつも通り見送ってくれる。いつもながら寂しい光景である。また明日から頑張ろう、と思いながら電車に揺られる。
川口駅から赤羽駅に行く途中、川を渡る。ここで娘モードから社会人モードに気持ちを入れ替えるのが、帰省した際の私と私の約束。

しっかり充電できた。明日からも頑張らなきゃ!!

コメント (10)

一日/一生

2005年03月24日 00時13分18秒 | Weblog
午後から、冷たい雨が降る。
しとしと。
ぽたぽた。
久々に聞く本格的な雨音が、静かに耳を撫でる。


特記するような事項もなく、
2005年3月23日という名の今日が過ぎようとしている。


一日/一生(一生分の一日)

一日一日の積み重ねが一生。
そんなの当たり前ことだから、
目先に注力する事を優先させて
このことを忘れてしまう。

いや、無意識のうちに、真剣に意識することを避けているのかもしれない。

一生の終わりは「死」だから。

この一日一日の積み重ねの先には
底が見えない暗闇が潜んでいることを、薄々気づいている。
「死」を確実に意識して、日常生活を送るのはプレッシャーが圧し掛かり
自己破滅に追いやられてしまうだろう。
しかし、「いつか自分も死ぬんだ。」ということを己の潜在意識に埋め込む技術は
人間にしか持ち得ない。
その能力を、無駄にはしたくない。

過ぎ行く時間。
本当はもっと大切にしたい。
でも、根本的な方法が分からない。

このままの自分で死にたくないって思う。
「いつか…」「きっと…」が明日への言い訳。
でも、日常の光景を打破する勇気が無い。

一日の終り、布団の中で砂の音が聞こえる。
砂時計の砂が流れ落ちる音。
さらさら。さらさら。

将来や、自分自身への…ぼんやりとした不安、挫折、懐疑、焦り、苛立ち。
そんなモノ達と抱き合って眠りにつく夜。

さらさら。さらさら。
砂の落ちる速度。

昔より、速さを増していっている。

今日も、「2005年3月23日」と言う名の
一生分の一日が、
砂の音色と共に落ちていく。

蕾の想い

2005年03月23日 01時16分19秒 | Weblog
小雨
生ぬるい空気
湿った風
朧月

会社の前にある公園の桜の木…
この前見たときより、蕾がぽってりしていた。

今日は昨日の続き
明日は今日の続き
同じような毎日
規律正しいグラデーションに縁取られた毎日


毎日と毎日の狭間に潜む凪の様な時間
一歩後ろに下がって、視野を広げてみる


命の息吹
大地の賛歌
鮮やかな日差しの万華鏡


冬から春へ
…私を置き去りにして


お買い物日和

2005年03月21日 22時02分06秒 | Weblog
昼下がりにピアノの練習をした。
サボっていたので、前奏部分から復習…。
コレじゃ、心の中の金魚はぽたぽた落ちる前に
醜くなる一方じゃんね…。

夕方、池袋に行く。
ウィンドウに飾られているお洋服は、既に春物中心。
シフォンのスカート
パステルカラーのニット
見ているだけでウキウキしてしまう。
ミントグリーンのニットをお買い上げ。
胸元にビーズがあしらっており、乙女ちっく。
会社にはスーツで出社するが、
お休みの日は、フリフリや花柄のものを着用することが多い。


続いてCD屋さんへ。
坂本龍一教授の「/04」を購入。
花王のシャンプー「ASIENCE」のCM曲が入っていたため
つい衝動買い。
あのCM…一昨年の秋に見て以来、すっかり虜になっていた。
女優さんも綺麗。
しかも曲が、世界の坂本教授である。
広告費、いくら使っているのだろう…?と思わせる豪華なCMだ。
あのシャンプー自体も凄く良い。
パサつかないし、泡立ちも強力。
香りも「美を予感させる香り」と謳っているとおり、
高貴な香りがバスルームに充満する。
ASIENCEの発売当初まで、ずっとヴィダルサスーンを愛用していたが、
今やすっかりASIENCEを愛用。

今日買ったCDには「ASIENCE」の他に「戦場のメリークリスマス」も入っている。
今、ピアノで練習している「金魚花火」を制覇したら
「戦場のメリークリスマス」に挑戦しようかな。
コメント (4)

「日本のジュエリー100年」

2005年03月21日 00時40分46秒 | Weblog
東京都庭園美術館で開催されている
「日本のジュエリー100年」を見に行く。

東京都庭園美術館は朝香宮邸として昭和8年に建てられた建物を、
そのまま美術館として公開したもの。
アールデコと日本文化のコラボレーションによって建物自体が美術品のようだ。
作品とその観賞空間との間に交感が生まれ、居心地の良さを感じる。

つぅーか、ぶっちゃけ、人の家。
風呂場、…いや、バスルームや書斎等も見られ、
当時の華やかな暮らしっぷりを垣間見ることができる。
北側の部屋は、夏季限定で使用される居間になっていたり
シャンデリアがゴルフボールの形になっていたり
贅を尽くした館だった。


さて、展覧会。
仕事柄、ジュエリー展には極力行くようにしているが、

大抵は

ヨーロッパ文化ギッシリ!!

だったり

アントワネット炸裂!!

みたいなもの。

ガラスケースには誰かの鼻の脂がついていて
「宝石好きな奥サマが血眼になって、
この総勢100ctのダイヤを使ったネックレスを見たんだなぁ」
と、容易に想像できる豪華絢爛なジュエリー展。


本展は、幕末から昭和前期までの日本人が身に着けた洋装と和装の装身具。
指輪、帯留、簪、カフス、髪留、懐中時計。
メインは御木本真珠店のティアラ。
中石のダイヤは3ct。(1ctは0.2g)
石留の技法も繊細で、石そのものの美しさを殺していない。

あと、マイブームの平戸銀細工のブローチも見られた。
一番驚いたのは、ルビーのシンセテック指輪。
この頃に人工宝石の技術があったとは!
欧米が挙ってジュエリーにホワイトゴールド台を使用していたのに対し
日本のジュエリーの多くはほとんどプラチナ台を使用していたのを知った。
やっぱりプラチナの重厚な輝きが、地味好みな日本人のハートをゲットしたのだろう。

太平洋戦争期に奢侈品禁止令や宝石・貴金属の供出などがあったため
馴染みが無かったこの頃の装身具。
地味だったけれど、多くの人々がジュエリーに関心を持っていたこと、
そしてジュエリーの表現も驚くほど豊かなものであったことが分かった。

ウチに帰って宝石箱の中をひっくり返し、
中性洗剤でジュエリーをキレイキレイした。
高価なものたちではないが、明らかに輝きを取り戻したようだ。
(…お皿やコップをあまり使用しない私。
中性洗剤を使用するのはジュエリー洗浄のみでしゅ。)

…あのティアラって、どうやって洗浄するのだろう…?
石揺れチェックした後、超音波洗浄機にいれるのかな…?
などという疑問は、自分には不要なものかな。

思うこと そのもの

2005年03月19日 22時00分35秒 | Weblog
6日連続出勤最終日。
今週は長く、そして密度が高かった。

最近、良いなと思った文。


「あるひとの存在を
こころに とどめる
愛するということは
その思いを 行為に変えることでは なく
思うこと そのもの」


柳美里の私小説を映画化した「命」より。
非情な男性との不倫の末に、身篭り出産する著者,
末期癌に冒された元恋人の東由多加。
死にいく命、生まれ育つ命…
二つの対極的な命が、著者の中で交差した数ヶ月。


人を思うこと、それが「愛するということ」。
手を繋がなくても、遠く離れ離れでも、お喋りできなくても
…心の中で思っていれば「愛するということ」。

基本的なことなのだろうけれど、忘れがち。
コメント (2)

今の自分にしか抱えられないモノ

2005年03月19日 00時55分44秒 | Weblog
昨日、ブログを更新した後、
遠隔地の店舗にいる同期と電話で話をした。

研修や同期会であまり一緒に話さなかった子なのだが、
最近、メールのアドレスを交換し、連絡を取り合っている。

昨年、尾道一人旅の途中、その店舗にふらりと寄った私を
彼女は優しく迎えてくれた。

昨日は、入社5年目にして初めて長く彼女と会話をした。
夜の12時という時間に帰宅して、疲れているだろうに
私の悩みを真摯に聞いてくれ、明るく励ましてくれた。
慣れない遠い街で、きっと彼女の方が大変なのに…
そう思うと、自分が情けなくて涙が出た。

彼女から次のメッセージをいただいた。

「その悩みや苦しみも、今の自分にしか抱えられないモノなんだよ。」


今の自分が置かれている立場や悩みも全部、
私のためのオリジナル宿題。

そう思うと、自分の悩みに愛おしさを感じた。

「もう嫌!!きぃぃ~!!」
と、キレて宿題を放棄してしまうのも自分。
与えられた宿題に真正面から取り組むのも自分。
今、私の心の鞄にぎっしり詰まった宿題は奇問難問だらけ。
しかし
幸い、ヒントをくださる先生たちが周囲にたくさんいらっしゃる。
家族、上司、友達、同期、先輩…。
そのような周囲の方々の言葉や生き方・考え方を習得し、
「私のための宿題」をこなしていきたいと思う。

今の自分が抱えられないモノが、何年後かに宝物になると信じて…。
コメント (2)

♪ふぁ~いと

2005年03月17日 22時42分00秒 | Weblog
たりらりら~ん♪

白木屋で飲んで帰宅。

今日は上司にお叱りを受けた。
色々なことで。
とっても尊敬している上司だから、有難く思えた。
私のことを本当に大切に思ってくださることがよく伝わり、
私の事を考えてくださるんだって
…なんか嬉しかった。

でもやっぱり辛いだ~にゃ。
プチ中間管理職は。
お金をいただくことは本当に辛いっすね。

でも頑張るんだ。
いや、頑張らないと!

吉熊との「孤独マンセー生活」が、かかっているんだから。
ここで挫けたら腐っちゃう。

ということで、ふんだんに酒と煙に癒されてきた。
隣の男女の会話を酒の肴にするのも、いとおかし。
梅紫蘇冷麺、うめぇ~。

千鳥足で帰宅しながらも、
ちゃんとパソコンを立ち上げて
こうやってブログを更新している自分が愛しい。

ビバ☆自分。
頑張れ☆自分。
I LOVE ☆自分。

中島みゆきに励まされたい…「♪ふぁ~いと」って。

3月16日

2005年03月16日 23時29分08秒 | Weblog
3月16日。
今日は父方の祖父の22回忌。

祖父は私達と同居を始めて、2年後に他界。
72歳だった。
生前は警察官だったらしい。
字が上手な人だった。
脳梗塞で倒れ、危篤状態が3日続いた後、息を引き取ったらしい。

祖父が倒れたとき
当時、6歳だった私は
幼稚園の卒園式の練習の中、
迎えに来た母親の手に引かれ
数回、病院にお見舞いに行った。

私が幼く、そして2年しか祖父と生活を共にしていなかったからだろうか。
祖父とのことは、あまり記憶にない。
唯一覚えているのは
晩酌の時に、私は胡座をかいた祖父の膝に座るのが好きだったこと。
…あたたかくて、柔らかかった。
それだけ。
あとは、怒られたこともなく、褒められたこともない。

でも、お葬式の記憶は鮮明だ。
初めて身近な人が「死人」になってしまったことの不思議さを
幼心に覚えている。
亡骸を前に、
「おじちゃんであって、おじちゃんじゃない」という矛盾に困惑していた。

お線香、祭壇、親戚や多くの弔問客、お坊さん、火葬場、マイクロバス、塩。
日常を逸脱した物や重々しい雰囲気。
(火葬場のドアが、エレベーターのドアに似ていたため、火葬されている最中、私はずっと「おじちゃんはエレベーターで上に上がっている」と思い込んでいた。)

一番衝撃的だったは、父の涙である。
父の涙を見たのは初めてだった。
葬式の後、子供部屋に来て
酔っ払いながら、泣いていた。
悲しみを共有するには幼すぎる私は、ただ見ているしかなかった。

あれから幾つかのお葬式にお手伝いや弔問で行き、
若干、「死」を理解したような気もするが、逆に分からなくもなった。
「死」ってなんなんだろう。
死んだらどうなるんだろう。
痛いのかな?苦しいのかな?眠いのかな?
…嗚呼、こんなこと考えていたら、今夜は眠れなくなってしまう。

今夜はお香を一本焚いて、寝ようっと。
コメント (2)

一人上等!! よろぴくぅ~!!

2005年03月16日 00時08分43秒 | Weblog
面倒臭い。
嗚呼、非常に面倒臭い。

会うたびに「彼氏いないの?」とか訊いてくる女子。
今日は「なんで結婚しないの?」ときたもんだ。

大変、面倒なので
「私には吉熊がいるもんで」
と、笑顔で答えておいた。

内心は
「うっせーよ!てめーに関係ねーだろ!ゴルァ!」
である。

彼女には分かるまい。いいえ、分かってたまるもんですか。

世の中には
「一人大好き。休日、一人になれないと情緒不安定になって吐き気を及ぼす人間」
が存在するということを。

彼女の質問は
「鼻毛って、いつもどうやって手入れしてる?」
「貯金いくら?」
と他人に訊くレベルの、他人のプライベートに土足で介入した質問だと思うんだが。
彼女の悪びれていない様子から、価値観の相違をただただ感じた。

私だって「電車男」を読んだ時は、「素敵!」という感想を持った。
が、自分に置き換えると…「いやはや、無理ッス」とご遠慮申し上げてしまう。

父と弟以外の殿方に素顔を露呈したことがない私は、
どうしても家族以外の殿方に素顔を見られることに激しく抵抗を覚えるんである。
(吉熊は別格)
素顔の時、突然宅急便の配達員が来た時は、当然居留守を使う。

この慣習はなおることがないと思われる。
こんな私が他人と住んだら、ノイローゼになるに違いない。

「僕は素の君が好きだよ」と言ってくださる殿方が仮にいたとしても、
私自身がそういう無垢な殿方を愛せない。

このことに付随して、「他人といるときに気をつけなくてはいけないこと」の面々が、
今の私にとって、天文学的な煩わしさへと発展しているんである。

食べたい時に食べたい
寝たい時に寝たい
読みたい時に読みたい
行きたい時に行きたい
吸いたい時に吸いたい

…一人になりたい時に一人になりたい

これらの欲求を勤務時間以外の時間帯に堪えることは、

無理ッス。

我慢できないところを他人に目撃されるのは、
もっと嫌なんである。
結果、一人を選択してしまうのは当然の摂理。
なので、カップルなどを街で見かけると「偉いなあ」と思う。
皆其々「自分との葛藤」を乗り越えて、恋愛や家庭を築いてるんだ…と。


この先、冒頭の質問を投げかけられるピークを迎えるわけだが(特に親戚の集り)、
「一人でいる」ことが惨めに見えない人間になるのが目下の課題である。

コメント (4)

羽ばたく睫

2005年03月14日 23時17分56秒 | Weblog
こんな私でも、バレンタインデーにチョコをプレゼントする相手がいる。
本社に来てから、公私に渡り私の面倒を見てくださる姐さんみたいな方。

そう、その方は女性の先輩。

彼女から今日、ホワイトデーのプレゼントを頂いた。
ランコムの「フレックス ウォータープルーフ」…マスカラだ。

マスカラといったらランコム、ランコムといったらマスカラ。
カールのアップ力、塗った後の長さが他の追随を許さず、
私の中では「マスカラ=ランコム」の公式が成り立っている。
ランコムの数あるマスカラの中でも、
長さ重視の「エクステンシル」を愛用している。

今日、いただいたのはウォータープルーフ。
汗などににじまないのがウリ。

だからいくら泣いても安心。


涙…くやし涙、感涙、寂しさや悲しさから流れる涙。
たくさん種類がある。

幼い頃はクラスの男子や家族と喧嘩して泣くことが私の涙の100%を占めていた。
今は感動や感激からくる涙、仕事でのくやし涙がほとんどだ。


涙の種類は増えていっても、
涙の価値は下げてはいけない、
下げたくないって思う。

言い争いで泣く場合、最後の最後まで顔を伏せずに、
相手を見据えつつ自分の意見を述べてから…一筋の涙を流す。
これが言い争いで涙を流すときの大人のマナーだと思う。
涙を流すことによって、知らず知らず、
一方的に相手を加害者にしない…。

上記のことは、今の私にとって、雲の上の理想のような話になってしまう。

感情が先走っている時に自分を抑制するのって、なかなかホントに難しい。


明日は、涙にも負けない睫で風を切るのダ!!