世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

妹からの便り

2013年10月15日 22時13分11秒 | Weblog
母と妹は今スペインに居る。


時差の関係で、早朝に妹からLINEでメッセージが届く。
今日は画像付き。



これは初日に行ったオランダだろうか。


素晴らしい風景。絵葉書みたいだ。
お土産話に期待大。


初めてのこと

2013年10月15日 21時10分54秒 | Weblog
心療内科デー。

今日の待ち時間は、まさかの0時間…0秒!!
待合室に入った瞬間、驚愕。患者さんがいなかった。こんなこと7年間の通院で初めてである。
どうやら台風が大接近しているからだと受付のお姉さんが言っていた(このお姉さん、最近入ったんだが、明るくて元気な癒し系で良い感じ)。

走って来たので化粧が剥げまくりな私。急いでトイレで化粧直しをして待合室へ。いかなる時もびっちり化粧が私のモットーである。隙は見せず。

そして、そのまま診察室に通された。

クマ医師。
おお!待ちに待ったクマ医師!パキシル減薬中は、んもうホント「会いたかった~♪」状態だった。
心細くて不安だったが彼の顔を見た瞬間、安心できた。
ブルーのシャツがカワユス。

そう、私は晴れて抗うつ剤パキシルの減薬から断薬に成功できたのである。
先週の水曜日を最後にパキシルとはお別れできた。
ネットなどによるとパキシルの断薬は難しいと言われている。私も6年間飲んでいたということもあり、シャンビリやイライラで大変だった。10ミリから0ミリまで半年かかった。
さっそくその事を報告した。


精神面では、若干のイライラがあったことを報告した。
先日、パートさんに「更年期じゃない?」と言われたときのことを話した。
やはり許せない…。安易に他人に「更年期?」だなんて述べることは。
でもイライラ自体はパキシルの断薬は関係なく、飲んでいても飲んでいなくてもきっとあの場では言い返していたと思うとクマ医師に言った。
「そういう空気が読めない人とは関わらない方が良いです」と言われた。
仕事上必要最小限のことだけを話し、自分からは話しかけない方が良い、と。
全くその通りである。私もそう思い、あれ以来、彼女とはあまり話さなくなった。接する度に不快な思いをする人とは距離を保つことをここ数年で身に付けた。関わってイライラする時間が無駄だと思うからだ。そのこことクマ医師に言ったら、それでいいのだとのこと。


吉熊上司や他の同僚たちとはどうだ?とか、一つ一つを確認するようにクマ医師は尋問。
今日は他に患者さんがいないので普段より多くかまってもらった。


「で、その後、勉強は始めましたか?」

キ、キター!!
クマ医師、けっこうドSだよな。
個人情報保護士の資格の勉強のことを言ったら、そのことを電子カルテに書きこんでいた。
そして、転職のことも訊かれた。

秘書検定1級合格後、「転職しないの?」とクマ医師に言われてから、普段、会社で仕事をしながら「自分がここを去る」ということを意識して何度も自問してみた。でもどうしても現実味がなくてあまり真剣に掘り下げて考えられなかった。

昨日美容室で読んだAneCanにも「三十代はたとえ会社を離れても他で仕事ができるぐらいのスキルアップをしておかないといけない」みたいなことが書かれてあり、そういうものなのかと他人事のように感じていた。
他の会社の私みたいな立場の人ってどうなんだろう。やはり転職を視野に入れて仕事をしているのだろうか。

でも離れたくないんだよなー…会社。
たとえエアコン代を鬼のようにケチられて体調がおかしくなっても、噂大好きなパートさんに更年期を疑われようとも。
このポジションは失いたくない。
かと言ってこれ以上の出世はこの会社に居る限り、あまり望めないし。
人生の岐路ってここなんだろうか?
岐路なう?

「マンションを購入してまっさらな気持ちになって、それから新たな勉強を本格的にしようかと思っています」
と、ついに本音、言ったった!!


「え?」
とクマ医師。何言ってるんだ、この子?とでも言いたげなきょとんとした顔。


そして
「どこら辺のマンションですか?」
「その事を家族はご存知なのですか?」
「なんでマンションを?」
と矢継ぎ早に尋問。

…場所はこの辺で。
…母には言ってある。
…マンション購入したい理由は、終の棲家が欲しいから。
というようなことを述べた。

今抱えている不安の大部分は、終の棲家がないことに起因している。
マンションを買えば当然支払いもあるわけで、今抱えている不安が一掃されるわけではないが…というようなことを報告。


ひょっとして彼は私が結婚をするのかと思ったのだろうか。
いえいえ。それは無い。新居でクマたちとのクマクマライフを送りたいのだ。




「でもここら辺のマンションって高いんですよね」
と世間話を交えつつ、今日の診察おしまい。

そして薬について。
「パキシルはなくていいんですよね?」
と念押しされた。

…え、ええ。いいですとも。

去ろうとしたとき、
「外、台風どうでしたか?」
と訊かれた。
診察以外、彼が私に物事を問うてきたのは初めてである。
あまりにも急だったので
「弱い雨が、さぁさぁと強く降っています」
という変な返答をしてしまった。何だよ?さぁさぁって…。


処方変更あり
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール

※鉄剤の副作用で胃が荒れているので胃薬処方は続行。

パキシル、バイバイ!!


心療内科近くの薬局で処方してもらう。
薬剤師さんに
「○○さん(私)がこの時間に来るだなんて!!」
と驚かれた。
いつも23時過ぎているからな。


雨は次第に強くなってきている。
薬局の帰りに心療内科を通ったらクマ医師が中に入っていったのを目撃。
恐らく、外の様子が気になったのだろう。
クマ医師の起立した背中を見るのは初めてだ。
パキシルは断薬できても彼への依存はまだ続くような気がする。



小さなことだが今日は初めてのことがたくさんあった。

次回の診察まで、何事も起こりませんように。

コメント (4)

ブバリア

2013年10月15日 20時51分22秒 | Weblog
今週の会社の花はブバリア。
花言葉は「幸福な愛」「空想」「夢」「情熱」「愛の誠実」



明日は台風がやってくるらしい。10年一度の巨大台風とのこと。
「明日、1分でも遅刻したら君の席はないからな!」
と吉熊上司に言われた(やや本気で)。

そんな彼は会社の花を
「こんなもの無駄だ!君しか見ていないんだから君が払えば良い」
と私に言う。

「では吉熊さんはお花を御覧になってはいけませんよ」
と私が言うと彼は
「ああ、見ないよ。花の前を通るとき、目を閉じて通るもん」
とムキになって言った。

週明けの会社も笑顔で包まれた。

明日の台風、どのぐらいの勢力なのだろう。
どうか遅刻しませんように。

コメント (3)