世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

つるつる髪で師走に突入

2012年11月30日 23時55分22秒 | Weblog
昨晩2時までかけて外出先での報告書をまとめた。それを会社のパソコンに送付しておいたのだが、手直しなどあり、結局、昼近くに社長に提出した。うまくはいかないものである。
報告書を読んだ彼は、質問を矢継ぎ早に投げかけてきた。
覚えている限りで話して差し上げた。その後、それを持って会長に報告しに行ったっぽい。ドキドキ。

「図も欲しい」と言われたので、せっせと描いた。
クマのイラストしか描けない私。

社長指示の図を吉熊上司に見せたら、
「で、これは何を描いたのかな?」
と真顔で言われた。
そんなに下手なのか、自分。
ああでおない、こうでもないと何回か手直しをして、社長に報告。理解してもらえたらしく安心。


月末業務、昨日の交通費の精算などもあり、午前中はあっという間に過ぎていった。
午後も忙しく、あれもこれもしなくては!という状態に。
しかも、こういう日に限り、コピー機が詰まる。しかも二回も。なんなんだ、一体。


今日は、残業ができぬ。
定時で上がり、美容室に行くのだ!
先日、縮毛矯正をかけたのだが、どうも毛先がごわつく。
加齢のせいで艶がなくなったのかな?と思い、トリートメントをしてもらおうと…。

お昼休みに予約を入れた時点で、ノー残業を目指そうと、ヤル気注入。
こんなにトランス状態で仕事をしたのは久々だ。
でもこういう日に限ってミスが少ないのは、なぜ?


終業後、吉熊上司に、
「今日はこれからトリートメントをしてもらいにいきます!ふふふ」
と高らかに宣言したら、
「へぇ~。じゃあ、『月曜日、○○さん(私)の髪を誉める』って、ふせんに書いて、ここに貼っておこうっと。忘れないように」
と笑いながら言っていた。
…何ですか?その義務感ありありな感じは…。ぷ~。


美容室到着。
担当のセッキー殿に相談したところ、トリートメントではなく、縮毛矯正かけなおしてくれることになった。
良かった~。

2時間後、さらさらになった。
毛先も更に揃えたので、触り心地が格段に良い。硬質な手触りが凛としていて、もう、何とも言えぬ。
またゼロフラッティングもしていただけたので、表面がまるで鏡面のように輝いている。

こんな厄介な髪で、本当にすいません、セッキー殿…。ううっ。
厭な顔一つしないで直してくださり、感謝です。




さて、今週末は年内最後の土日休み。
来週以降、週休一日制突入。
昭和の日本のサラリーマン状態。

ツゥルンツゥルンな髪を振り乱し、師走を駆け抜けよう。

ASIENCEのCMのように。
ASIENCE



おりゃ~!

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急遽、外出

2012年11月29日 22時18分00秒 | Weblog
朝イチで社長に呼び出された。
手帳を片手に、彼に着いていく。
「あなたに頼みたいことがアリマス」
とのこと。
先週の外出と同じような仕事を依頼された。どうやら、あのときのレポートが良かった模様。
「良かったデス、あれ。あんな風でいいからさ。明日の午前中までにまとめてクダサイ」
とのこと。


午前中に、急いで稟議書デリバリーに行く。
某課長に、
「待っていたよ、稟議決裁。随分溜めちゃって、便秘みたい。そうだ、今日からキミを『コーラック亮子』と呼ぼう」
と、勝手に命名された。
いつもならば、そんな冗談に付き合えるのだけれども、今日は忙しい。適当にあしらって、さいならっきょ。

午後、すぐに外出。
前にも行ったことがある某地。
駅からバスに乗るのだが、目的地まで行くバスは1時間に2本しかない。
陸の孤島みたいな土地に、いざ出陣。

淡々と仕事をこなした。
終わったら、外はすっかり夜。
行くときは大丈夫だったのに、帰りはバスで車酔いをしてしまった。
窓に凭れかかるようにし、「どうか駅まで吐きませんように」と祈りながら、流れる車窓を眺めた。
下車後、暫く座り込んでしまったが、なんとか帰りの電車では元気になった。
電車内を見渡すと、学生、主婦、会社員が、それぞれ疲れた面々で座っていた。
いつも外出の時に思う。「嗚呼、私が普段生活している間、ここではこんな時間が流れているのか」と。
これは休日の電車内では感じない。不思議なことなのだが、平日、仕事で出るシャバでしか感じられないのである。

そんなこんなで、帰宅。
今日も16,000歩ほど歩いた。

「ただいま」
と部屋に入ると、クマたちが密集しているではないか。
どうやら、姐御肌のチェジュちゃんが、皆に本を音読している模様。



その題名が
「さびしいくま」
である。

どぎゃ~ん!

嫌味かYO!?


今日みたいに体力勝負の仕事を依頼されると、「私、いつまでこの仕事を続けていけるのだろうか」という不安がいつもよぎる。でも、転職を考えたことは、本社に来てからは無い。むしろ、最近では、このまま続けていこうと堅い決心が胸に宿っている。腹をくくったと言っても過言ではない。決めたからには、毎日精いっぱいやろうと思う。今の私にできることを精いっぱい。クマのために。自分のために。



さて、今日の仕事の結果をまとめよう。
目指せ、朝一番での報告書提出for社長。



虹色の薔薇

2012年11月28日 22時21分24秒 | Weblog
今週の会社の花。
なんと、レインボーローズ!!




レインボーローズにも花言葉がある。

「奇跡」
「無限の可能性」

たしかに奇跡っぽい。
普段、花なんかに興味を持たない人でも、立ち止まって「ん!?」と覗き込むぐらい、インパクト大。

「これ、造花?」
「凄い色」
「どうやって咲かせたんだろう」
って。

虹…。私の名前の候補に虹子という名前があったらしい。
そしたら、このブログの管理者名も「虹子&吉熊」になっていたのだろうか。





今日は夕方まで、鼻水が止まらなかった。
どうやら、吉熊上司の風邪が感染したもよう。悪寒、熱はないのだけれども。

先日、彼が風邪を引いているとき、
「マスクなさらないんですか?私、新しいマスク、持っていますよ」
と言った。
「お!嫌味だな!」
と吉熊上司。
あのことを根に持っている吉熊上司は今日、私に
「あれ?風邪ですか?俺、マスク持ってるよ?」
と。
愛ある(?)報復。
そんな吉熊上司も、あのレインボーローズには驚いていた。




ストナで鼻水を堰き止め、来年度の予算作成に突入。
さすがに13回目なので、そろそろ慣れても良さそうなのだが、なかなか…。
風邪引いているし、今日は定時で上がろうと思いながら喫煙所から帰ってきたら、社長が稟議決裁にサインしてくださった。
このタイミングで…。しかも大量…。
稟議決裁を待ち望んでいる人が多いので、残業。
明日、午前中に稟議書コピーを各部にデリバリーに行こう。





縫合した左足もだいぶ良くなった。


若干痒いが、もう痛くない。
そう言えば、叶姉妹の叶恭子さんも左足を13針、右足を8針縫ったらしい。
恭子さんは「外傷を負うことが初めて。傷が残ってしまうのがショックで3日間くらい口が聞けなかった」と言い、また、「普段、普通に使えている足がこうなったことで、つくづく健康の大切さを思いました」と神妙な表情で語った…とのことだが、本当にお気持ちを察してしまう。こんなに叶姉妹に共感したのは初めてかもしれない。



帰りに、「パンテーン アクアピュア シャンプー/コンディショナー/トリートメント」を購入。

パンテーンでは初めてのノンシリコンタイプ。
先日、美容室で、髪が乾燥しているとセッキー殿に指摘された。
そう言われて、そうかもしれないと思い、「せっかく縮毛矯正をかけたのだから、もっと綺麗になっちゃおう」という、私には珍しい向上心が芽生えた。効果が出ますように。祈る気持ちでいっぱいだ。


さて、今夜は勉強をお休みして早く寝ようっと。
またレインボーローズに会えることを楽しみにして。





健康診断の結果

2012年11月28日 00時18分01秒 | Weblog
心療内科デー。

4時間待ち。
読書をして待つ。柴田よしきの「桃色東京塔」、あと少しで読了。

順番…途中まではスムーズに流れていったのだが、私の前の女性が…。
1時間以上も籠城。時々啜り泣きが聞こえてきた。
やがて、
「最後の人を先に診察しちゃいますから」
とクマ医師の声とともに、啜り泣きさんが出てきた。




名前を呼ばれ、ヘロヘロと診察室へ。ここの心療内科は、エアコンがあまり効いていなくて、寒い。冷えた足先がドアまでの歩行を困難にする。
クマ医師、ニットのベストを着用していた。シルバニアファミリーのクマみたい。カワユス。

先々週、階段で転んで2針縫ったことを報告。
すかさず
「大丈夫ですかっ!…貧血のふらつきじゃないんですか?」
とクマ医師。
そうきたか。さすがクマ医師。でも、本当、あれはただの不注意だったんである。
きゃりーぱみゅぱみゅさんだって転んで縫合する時代なのである。


貧血の原因を年内中につきとめよ、というミッションをいただいた。
来月は6日しか休暇がないからなー…。難しいかも。

あと、今日、健康診断の結果を見せた。
すっげー、ガン見するクマ医師。やっぱり彼は医者なんだ。
「これじゃ分からないですね」
と言われた。
そう、当社の健康診断は必要最低限の診断しかしないのである。

去年のX線診断で「右下肺野孤立性結節影」と書かれていたのだが、今年は問題なかった。
こんなにスリリングな面持ちで待った診断結果は人生初…。クマ医師も安心した模様。

直近3年間の体重が減り続けていることを指摘された。
特に、今年の夏、ひどい夏バテで2キロほど減り、そのままなのである。
バランスの良い食事を、と言われたのだが、自炊なんて今更できねーよ。面倒くせー。
外食、スーパーの総菜、コンビニ弁当、カップめん生活では、健康を維持することって難しいのだろうか。
一人暮らし歴13年…初めて考えた。(でも、しないけど)


私が会計をしている時に、啜り泣きさんは診察室に入って行った。
この時点で23時。
彼らは今日中に帰宅できるんだろうか。謎。

処方箋を持って薬局へ。
帰宅したのが23時半…。

シンデレラの魔法が解けてしまう…!!

お風呂入ってこなくっちゃ。
グンナ~イ。

処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール




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HAPPY BIRTHDAY 小室さん

2012年11月27日 23時49分22秒 | Weblog
今日11月27日は小室哲哉様の誕生日である。54歳になった。

毎年恒例、小室さんの曲で好きな歌を選んでみた。

1.「I'm proud」(華原朋美)

2.「SWEET PAIN」(globe)

3.「DEPARTURES」(globe)

4.「OPERA NIGHT」(小室哲哉)

5.「TOO SOON」(小林幸恵)

6.「humansystem」(TM NETWORK)

7.「Kimono Beat」(小室哲哉)

8.「Feel Like dance」(globe)

9.「Lady Generation」(篠原涼子)

10.「海とあなたの物語」(未来玲可)


他にもたくさん好きな曲があって選びきれない!!
また、その日の気分でランキングに変動がある。

大事な仕事(新卒研修など)の前日には「Feel Like dance」、
中学・高校・大学時代の友達と遊んだ時は「Precious Memories」「WOW WAR TONIGHT」、
あと、就職活動の時は「RESPECT the POWER OF LOVE」を聴いていた。
金曜日は「金曜日のライオン」…ウッハッ…♪
他部署の人が部長に反乱を起こした時には「SEVEN DAYS WAR」

また、歳時記の如く、
春には「WE LOVE THE EARTH」
晩夏には「Close to the night」(大賀埜々)
が、脳裏を流れていく。


そんな風に、小室さんの歌は、その状況に応じて、自然に、すっと心に浮かんでくる。
浮かんできた歌は、思考の展開を助長する。そして新たな記憶として歌と一緒に保存される。

これからも応援しています!小室さん♪


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テキストの中の同志

2012年11月26日 21時57分57秒 | Weblog
朝一で近所の病院へ。いつもと違う外科医に診てもらった。
「抜糸は今週金曜日ぐらいにしようか」
と言われた。
ええ!?今日じゃないの?こないだの先生、「来週月曜日に抜糸しましょう」と言っていたよ?
私にしては珍しく、自らの主張を述べてみた。
「う~ん。傷口、開いちゃったら申し訳ないし…」
とウダウダ言ってるので
「やっちゃってください」
と強気で攻めた。
そう毎日毎日、消毒で遅刻できないのである。それに自身の肌に縫合糸が刺さっている居心地はあまり良いものではない。しかも絆創膏かぶれで痒いし。

そんなこんなで、抜糸した。
解き放たれた感がたまらん。すっきり。
今はテープで傷口を開かないように固定してあるので、なるべく膝を曲げないようにしている。


会社に行く途中、ふと思い出してしまった。
「今日、私、お茶室当番じゃん!しかも今朝は常務会じゃん!会長にお茶を出さないといけないんだ!やべ~」
と。
あのフロアの女子たちには「お茶当番」という謎のミッションが何週間に一度、巡ってくる。布巾を漂白したり、湯を沸かしたりするのである。今日、私はその当番だった。忘れていた…。
常務会の会長へのお茶出しは、ペットボトルのお茶を常務会前に会長席に置いておくというもの。退職した人事部長から頂いた、これも謎なミッションである。忘れていた…。

しかし、持つべきものは優秀な後輩女子。
なんとCちゃんがやっておいてくれたのである。
なんて良い子なんだ。
散々詫びた私に、彼女は、連休中に行ったという「出雲展」のお土産をくれた。
クリアファイルと、メモパッド。
いずれも鹿さんの絵。可愛い。



残業後、図書館へ。
今日はやたら眠かった。

こんなイラストに遭遇した。


右側の女子は早稲田教育出版「秘書検定集中講義」のテキストに出てくる「秘書A子」
秘書検定を勉強している人にとってはけっこうなじみ深い、俺たちの秘書A子だ。
そんな彼女が同僚とご飯を食べている!
しかも「鮭定食」みたいなものを食している。渋っ。
でもなんか女子会の延長みたいで楽しそうじゃないか、A子。
思わず笑ってしまった。


秘書検定の勉強を続けていられるのは、私が秘書A子に親近感を抱いているからだろう。
テキストの中の同志といったところだろうか。
…お茶当番&会長へのお茶出しを忘れてしまう私は、秘書A子への道のりが長く感じるけれども。



コンプレックスとの戦い ~何がキミの幸せ?~

2012年11月25日 19時48分56秒 | Weblog
半期に一度の縮毛矯正。

私のコンプレックスの一つに、髪がアレ、というどうしようもないものがある。
幼いころから「他の友達とは違うな」という疑問は、歳を増すごとに(色気づくにつれて)、自分の髪質が特異なものであるという認識に漂着した。
縮毛、多い、太い、所々金髪…。特に前頭部がチリチリしている。小学生のときなんて、男子にアメリカ人と呼ばれていたっけ。ええ、高橋君という男子に。
幼少時代、短い髪型を強要されていたせいか、その反動で、ロングヘアには壮絶なこだわりを持つようになった。大学時代はボブやパーマヘアにしたこともあったが、どうも落ち着かなかった。最近では前に垂らした髪を臍の横辺りでいじれないと情緒不安定になってしまう。
大人になってある程度小銭も入り、給料の幾分かをトリートメントや縮毛矯正貯金に回すことができるようになった。アメリカ人だといじめられていたあの頃の自分とは違う。さらさらの髪をいじりながら、はっはっはっ!と高笑いする自分。

私が通う美容室は池袋の「キャラ・シャローネ
マイミク・セッキー殿にお世話になっている。もう13年ぐらいになるだろうか。髪は長い友達っていうが、セッキー殿とも長い付き合いである。こんな難毛の私の髪を綺麗に仕上げてくれるお方は他にはいないだろう。

私がいつもやってもらう縮毛矯正は「Mr.ハビット」というもので、「究極の縮毛矯正」と言われている。どんなくせ毛でも真っ直ぐにできるという魔法の施術である。1液を流した後、ブローするのだが、これが男性2人がかり。この縮毛矯正は、ブローで技術の差が出るらしい。セッキー殿にお任せする理由の一つに、彼のブローする際の力強さがある。
ブロー中は渡された雑誌を熟読し、そして、持参した本を読んだ。なんせ多い髪なので、ブローには時間がかかる。この上ない読書タイムである。
2液を塗られ、放置。

今日はかなり混むらしく、朝イチで入店した。お店にいる間、引っ切り無しに電話がかかってきていた。本格的に到来する冬を前に、みんな、お洒落をしたくなるんだろうか。


毛先5センチを切ってさっぱり。

「ブログに載せますので、撮影、お願いします!」
と、セッキー殿にちゃっかりお願いする私。




4時間で生まれ変わった。


「何のために働くのか?」と訊かれたら、私の場合、「縮毛矯正をかけるため」と言っても過言ではない。
アンパンマンに「何がキミの幸せ?」と問われれば、私の場合、やはり「縮毛矯正をかけたあとの髪の指触り」だと答えるだろう。
中毒というか、なんちゅうか。コンプレックスが落とす影というものは、その人の心を無意識のうちに束縛する。
「どうせ私、くせ毛だし」という無意識のうちに発生する意識は、場合にっては、何かの行動を起こす際、悲しいぐらい強烈な力を以て私を拘束する。それが取り除かれる快感は筆舌しがたい。


これから暫くは、暗い過去の自分を忘れることができる。
また稼いで貯金して、縮毛矯正かけよう。
来年の初夏ぐらいに。

楽しみだ。


中二の時、さらさらヘアになりたくて、近所のカワチで初めて自分のお小遣いで買ったシャンプー。
エチュール。
KATSUMIの「Just time girl」、神曲!!

エチュール CM






The Art of Gaman 尊厳の芸術展

2012年11月25日 18時49分18秒 | Weblog
美容室のあと、上野まで足をのばした。
すっかり紅葉した木々@上野公園




東京藝術大学 大学美術館へ行ってきた。
The Art of Gaman 尊厳の芸術展





芸術展:強制収容日系人の尊厳残す作品 台東・東京芸大美術館で来月9日まで /東京
(毎日新聞 2012年11月21日 地方版)
 太平洋戦争中のアメリカ西部で強制件収容された日系人が制作した美術工芸品などを集めた「尊厳の芸術展」が、台東区上野公園の東京芸術大学大学美術館で開かれている。
 同大学とNHKが主催。困難の中でも人間の尊厳を失わなかった日系人の作品を通して、東日本大震災から復興する日本人を見つめる機会にするのが狙い。収容所の地中から掘り出した貝殻を使った精巧なブローチや、身近な木材や石、布などを材料にした彫刻、日本人形、すずり、絵画など芸術性の高い工芸品や日用品約110点を展示している。
 内覧会では、芸術展を企画したカリフォルニア在住で日系3世のデルフィン・ヒラスナさんが「収容所に監禁された人々の、強い精神力や豊かな創造性を感じ取ってほしい」とあいさつした。
 12月9日まで。入場無料。開館時間は午前10時〜午後5時、月曜休館。芸術展は13年2月から9月にかけて、福島、仙台、沖縄、広島を巡回する予定。【浅田芳明】



この記事を読んだとき、直感で行きたくなったのである。

偉大な作家や芸術家の作品ではなく、高価な道具も材料もなかった人たちの作品。着の身着のまま強制収容所に連れてこられた人たちは、身体は強制収容所に連れていかれても、人間の尊厳までも差し出さなかった。
これからアメリカ人として生きる子どもたちが、アメリカに対して反感を抱かず、前向きに生きてほしいという願いから、それらの作品はガレージの奥などで長期にわたり眠っていた。


松の木でできたクマ。毛並み、躯体の流線が超リアル!今にも動き出しそうなほど。








玉ねぎの袋で作られた煙草入れ




家具なども自分で作らなければならなかった。

引き出し。
取っ手の部分がスペードやハート、ダイヤやクローバーになっていてお洒落。



イスとテーブル




日本人形



今回の作品展のきっかけとなったブローチ。
日系3世のデルフィン・ヒラスナさんが、母の遺品を整理する中で偶然見つけた木製の小鳥のブローチ。



この葡萄、実の部分はなんと貝殻でできている。













茶碗とお箸
茶碗の蓋に施された模様、素敵。



浜辺の貝や枯れ枝が、こんなに素敵な「作品」になるだなんて。
ただただ驚く。




私は我慢が苦手である。創意工夫も苦手。よく仕事で「工夫が大切」と言われるが「?」という感じである。
母なんて、けっこう工夫が大好きで、実家に帰る度に驚かされることが多い。
料理や編み物など。
そう言えば、彼女の父、私にとっては祖父だが、彼も手先が器用だった。兵隊に居た時に貝殻と木の枝でスプーンをこしらえた話など聞いた。幼い私や従兄弟の為に、竹で桶と柄杓を作ってくれたこともある。

じゃあ、何で私は我慢や創意工夫が苦手なのだろう、と考えると、やはり生活が豊かになったから。創意工夫や我慢といった能力を養う機会がなかったのだと思う。恵まれてるんだか、恵まれていないんだか。きっと自分みたいな人間は、危機が迫った時に、真っ先に淘汰されていくのだと思う…。

そんな自分にとって、この作品展は驚きの連続だった。



芸大隣の奏楽堂


ライトアップされていて綺麗。


三連休もあっという間に過ぎ去ろうとしている。
休日なのに、実はあまりよく眠れなかった。寝汗が酷い。

来週も忙しくなりそう。
体力温存のために、今夜はパックして早く寝よう。




祝!華原朋美、復帰 ~I'm proud~

2012年11月24日 22時52分49秒 | Weblog
朝イチで病院に行ってきた。左足の縫合したところを抜糸してもらう気満々で。しかし、今回、抜糸は見送られた。もう少し待って、傷口がより一層塞がってからの方がよいかも、とのこと。
昨日、散々縫合糸との別れを惜しんだのに。月曜日、またもや遅刻しなくてはならない。給料に響くので辛い。

帰宅してから、布団を干したり、洗濯したり、昨日買った本を読んだり、秘書検定のテキストを眺めたりしていた。
あと、年賀状を作成した。私は毎年、写真入りの年賀状を作成している。いつも写真屋さんに行って作るのだが、今日は、ネット注文をした。自宅でフレームと写真を選んで、コンビニで受けとることができるらしい。かなり便利である。
今年も自分LOVEな年賀状を送付する!よろしく!

夕方大きな地震があった。23区は震度4の揺れ!棚から本が落ちるぐらい揺れた。大きくてびっくりした。
最近、地震が多い。前回の教訓を生かすべく、スーパーに買い物に出た。インスタント食品を買っておこうと。自炊しない私は、震災のとき、ひもじい思いをした。スーパーの棚に惣菜やカップラーメンがきれいになくなっていたからである。
スーパーに行く前に本屋さんへ。安彦麻理絵の漫画が売っていて思わず購入。
「だから女はめんどくさい」


女の本音を描かせたらピカイチである。今回もかましてくれた。「意地っ張りな女には素直な男が効く」というくだりで、素直な男=裸の大将を出すあたり、本当にツボった。
スーパーでカップラーメンを大量に買い込み、悦に入る。賞味期限はいずれも来年の春。



今日一番の嬉しかったこと。
それは華原朋美の復帰が決まったことである。


華原朋美「私は歌うことしかできない」…あの名曲で復帰ステージ(スポニチ [ 2012年11月24日 08:20 ])
 07年に芸能活動を休止した歌手の華原朋美(38)が、5年ぶりに活動を再開する。前所属事務所「プロダクション尾木」が23日、専属契約を近く結ぶ運びとなったと発表。復帰後最初の仕事は、来月5日午後7時から生放送されるフジテレビの音楽特番「FNS歌謡祭」への出演となる。
 華原は直筆でメッセージを寄せ、「私には歌うことしかできません。今までお世話になった全ての方々への恩返しのつもりで頑張ります」と意気込み。復帰ステージとなるFNS歌謡祭は、歌手同士の共演が見ものだが、華原は単独で歌唱予定。最大のヒット曲である「I’m proud」を歌うことになりそうだ。


朋ちゃん、大好き。ファンとして、この日を待ち望んでいた。5年半ぶりにあの笑顔を見ることができると思うと胸がワクワクする。
高校3年生から今に至るまで、私はずっと、どんな時も、朋ちゃんの歌を自らの日常を重ねていたような気がする。

一人旅のホテルで聴く「LOVE BRACE」
秋を感じられるようになったら「save your dream」
集団行動に嫌気がさしたら「Hate tell a lie」
冬の寒い時期、部屋に帰ってドアを開ける瞬間には「I BELIEVE」
恋をしたら「LOVE IS ALL MUSIC」
仕事でイラっとして喫煙所で反省しているときは「たのしく たのしく やさしくね」
通勤時は「daily news」「Every_morning」
泣きたい時は「あなたのかけら」
新しい自分になりたいときは「keep yourself alive」


そして、いつも私の心に在るのは…「I'm proud」だ。


「こうして大人になる夜も恐がらなくなる
 街中で居る場所なんてひとつでいい
 体中から愛があふれてゆく」

という歌詞を毎日噛みしめている。その日あった色々なことを思い出しながら。そして自分の居場所(仕事の持ち場など)を考えながら。誇れる自分になる為に。

そういう意味で、この曲は私にとってはラブソングではなく人生の応援歌。どれだけ励まされてきただろう。

もし他の人が歌っていたらこれほどまで、私はこの歌を愛していなかっただろう。朋ちゃんの透き通った声と、その延長上にある笑顔。そして人生。全てが奇跡のように合わさったから、この歌はヒットしたのだろうし、私の心に在り続けるのだろう。たぶんおばあちゃんになっても、私はこの歌を口ずさんでいるに違いない。今までと同じく、これからも。

あと、朋ちゃんが黒い服ばかり着ていたから、私も黒い服ばかり着る傾向にある。アイメイクも時々真似している。


朋ちゃんのお兄さんのブログにたまに出る以外は全く姿を現さなかった朋ちゃん。
5年半、朋ちゃんは色々考えたのだと思う。
私もこの5年間、色々なことがあり、色々と考えた。少しは「大人」になっているかもしれない。
「朋ちゃん、元気だろうか」
と、いつも思っていたこの5年半。ついに動く朋ちゃんに会える12/5が楽しみで仕方がない。

家にある朋ちゃんの雑誌の一部。


可愛い~!!


Tomomi Kahala - I'm Proud



華原朋美 - TV-CM作品集



渡部潤一講演会 「金」の天文現象を振り返る

2012年11月23日 21時40分18秒 | Weblog
大宮の宇宙劇場へ。
国立天文台副台長・天文情報センター教授の渡部潤一先生の講演会に行ってきた。

テーマ:「金」の天文現象を振り返る
2012年に起こった「金」の天文現象「金環日食」、「金星の太陽面通過」、「金星食」について、その社会的な盛り上がりや、どんな成果が得られたのかを含め、それらの天文現象について振り返ります。

という内容。



渡部先生のお話はとても面白くて、宇宙劇場で開催される先生の講演には毎年行っている。

2011年11月23日 宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~

2010年11月27日 渡部潤一講演会 ~天文学最前線~


今日の講演は天文イヤーである2012年を振り返ると言うもの。

5/21 金環日食
6/6  金星の日面通過
8/14 金星食

なんつっても、個人的に感動したのは金環日食である。早起きして、会社の屋上で見た、あの初夏の日。
渡部先生は、某国営放送に出ていて、スタジオに閉じ込められていたため、生では御覧になっていないとのこと。
次回、大宮で金環日食が見られるのは
2312年4月8日…!!!!!!
たぶん、私自身が星になっているであろう。

11/13、ケアンズでの皆既日食の模様も動画を使って説明してくださった。
金環日食でも泣きそうだったのに、皆既日食のダイヤモンドリングを生で見たら、きっと感動して心臓が止まってしまうだろう。


2013年は天文ファンにとっては不作の年だと言われているが、ところがどっこい。
大きな彗星が二つも見られる珍しい年なのだそうだ。
・パンスターズ彗星(来年3月)
・アイソン彗星(来年12月)

特にアイソンは、光度が-13度。今世紀一番明るいかも、とのこと。楽しみ。


天文学は誰でも簡単に観察できる(共有できる)面白い学問だと先生は締めくくった。
今年の金環日食を社内の人と一緒に楽しめたこと、月食を見ながらネットや電話で友人や親や同僚たちとリアルタイムで感想を述べ合ったことなどの体験を重ね、なるほどなと思った。


帰りに、先生が「売れていないんです」と言っていた「面白いほど宇宙がわかる15の言の葉」を購入した。
書店の天文コーナーには置いていなくて、小学館101新書のコーナーに置いてあるからだと仰っていた。
電車内でチラ読みしたのだが、これは面白い。織姫と彦星のスケールのでかい遠距離恋愛の話とか笑ってしまった。





宇宙のことを考えると、自分の悩みなどちっぽけに思えてくる。
会社帰りに溜息を吐きながら見上げる星空。東京の夜空は明るい。星はぼんやりと数個だけ見える。
でもあの輝きが何万年も前の輝きだと思うと、時間や距離の概念が覆され、どんな悩みでも「何とかなるさ」と脳内変換されることがある。星、宇宙は偉大である。

また、天文現象は一期一会だと先生は仰っていた。その日の空はその日だけしか見られない。
これは人生も一緒で、その日の私の心も気持ちも見た景色や感じた空気は、その日だけのものだ。
空と同じで、全く同じ経験はできない。そんなことを感じた。



帰るとき、宇宙劇場で「爆笑!星のお兄さん プラネタリウムショー」のポスターを発見。
12/2(日)15:30~
星のお兄さん、超面白いんだよな。行きたいな~。



ありがとう さようなら

2012年11月23日 19時39分08秒 | Weblog
会社の階段で転び、左膝を縫合してから一週間が経過した。
外科医のGOサインが出れば、明日、抜糸ができる。

縫合糸が出ている膝のこの風景とも今夜でお別れ(のはず)。
本当、見れば見るほどオバケのQ太郎みたかった。

この糸の頑張りで、筋膜まで切れた傷も塞がった。
ありがとう、さようならの意味を込めて、まじまじと観察。

縫合箇所の横からの画像(ややグロ)

それにしても痒い。
絆創膏かぶれがここまで酷いとは思わなかった。
掻きすぎて出血…。





痒みの連鎖

2012年11月22日 23時01分16秒 | Weblog
朝一で近所の総合病院へ。出勤時間を遅らせて、怪我した足の消毒へ。

病院前の公園(下町のセントラルパーク)。
噴水がレトロで素敵。




医院長先生&ヴィダルサスーン看護婦の最強タッグによる消毒&診察。白髪の医院長先生はとても上品だ。
「土曜日の朝、またいらっしゃい。このままいくと土曜日に抜糸できるかもしれません」
と穏やかに言いながらカルテに何かを書き込んでいた。
縫ったところはもういい。散々記念撮影し、撫でまわしたあげく、もう見飽きた。それよりも、もっと深刻なのは、絆創膏かぶれである。痒くて痒くて、気が狂いそうだ。赤い湿疹が絆創膏の外側に浮かび上がっている。そして蚯蚓腫れを超越して、爛れている。

絆創膏を貼ろうとしているヴィダル看護婦に
「絆創膏が痒いのですが」
と述べたら、なるべくかぶれにくいものを貼ってくれた。
「ストッキングを穿かないときは、別に貼らなくてもいいのよ」
と言われた。そうなんだ。さっそく帰宅したら取っちゃおう。


仕事中、耐えきれずにムヒをかぶれた部分に刷り込んだ。染みて痛かったが、痒いのよりはマシ。本当、かゆみって、ある意味、拷問である。痒みが痒みを引き起こす。痒みの連鎖…。

吉熊上司は、風邪を悪化させてしまったもよう。鼻をぐじゅぐじゅさせていて、苦しそうだった。
感染しないか危惧している私に
「いいだろ?明日から三連休なんだし。感染しろよ…へっくしょん!」
と…。お大事に。


今日は巻き髪で出勤した。なかなかの巻きっぷりである。首元に空気の層ができて、心なしか温かい。



そして、お菓子天国♪

左:先週、産休に入った人事部の後輩女子からもらった「銀のぶどう」のお菓子(大好物)。
右:ディズニーシーに行った他部署の先輩からもらったお菓子。
明日食べよう。



明日から三連休!
吉熊とゆっくり冬眠しようっと。


晩秋の空気のように

2012年11月21日 21時33分34秒 | Weblog
嵐のような一日。
午前中はいつもの通り。
吉熊上司の風邪が悪化していて心配…。

今日のお昼ご飯はサバの味噌煮。


たまに無性に食べたくなる、サバ。肉厚で美味しかった。


今日は吉熊と同伴出勤。
会社に隣接する公園の木々が色づき始めたので、記念撮影会。
非常階段から出ていく私を数人の女子が「あら、今日はクマちゃんと撮影会?」と訊いてきた。
吉熊、人気者。

非常階段を降りると、紅葉した木々が昨日より一層色味を増して、紺碧の空の下に佇んでいた。
子供を連れたお母さんが陽だまりの中いた。
それはとても幸せそうな光景に見えた。





吉熊、秋が好きなんだね。目、キラキラしているよ。



葉っぱの帽子。



葉っぱの絨毯、良い匂い。ふかふか~!



「そろそろ昼休みが終わるよ。さあ、帰りましょう」
と言っても、吉熊、聞く耳持たず。やれやれ…。クマった。



午後、副社長に書類を届けて役員たちに捺印を貰ったあと、自席に戻ると、吉熊上司に
「社長に電話して」
と言われた。

外出先の社長に電話をすると、今すぐ某地で仕事をしてこい、というミッションをいただいた。
本来だったら、今頃、一泊の出張に行っていた私。足を怪我して延期になってしまったと思っていたら、いきなり小規模の出張を命じられた。

社長はミッションを私に伝え終えた後、「もう一度言ってみて」と。
復唱。はじめてのおつかい状態。

出張の為に調整していたので急ぐ仕事もないので、すぐにレッツゴー。


一時間半後、到着。言われた通りに、社長にもう一度電話をする。
ミッションの確認と「大丈夫だよね?」という念押し。


がってん承知ノ介!!!!!!!!!!!


淡々と仕事をこなした。
社長が望んでいること以上の仕事をしたと思う。経営者が社員に望むことの上限っていうのは、きっとないんだろうが。

社長に連絡。
直帰だと思っていたら、社長が「戻ってきて報告してくれ」みたいな雰囲気を醸し出すので帰社。


がってん承知ノ介!!!!!!!!!!!



定時過ぎに会社に到着。
吉熊上司、後輩女子Cちゃんは既に帰った模様。


社長に口頭で報告した後、報告書を書き、社長に提出。
すぐさま、会長や各役員さんたちに、私のレポート内容を報告していた。

スマホの万歩計は16,000歩を超えた。
普段の2倍。へとへと。

今日はゆっくり休もう。

明日は午前中、病院へ怪我した箇所の消毒に行ってくる。
今週はイレギュラーなことが満載である。

でも清々しい。
晩秋の空気のように。





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下町のセントラルパークを歩きながら

2012年11月20日 23時04分21秒 | Weblog
朝から爽やかな晴れ。
今朝は消毒をしに、病院に行ってきた。
今まで行っていた病院で紹介状を書いてもらい、家から近い総合病院に行くことにした。

待合室はお年を召した方ばかり。
1時間ほど待ち、名前を呼ばれた。

今日の外科担当は医院長先生らしい。
穏やかなおじいちゃん先生で安心。
看護婦さんはヴィダルサスーンばりのボブヘアスタイルで、つい威嚇してしまったが、超優しかった。
「抜糸はいつになりますかね?」
と先生に尋ねたら
「一週間から十日ですかねえ」
と、医師ではなくヴィダルが返答。

早く抜糸したい。
痒くてたまらない。
患部より絆創膏の部分が痒くて痒くて。ただれちゃってるんだが…。


駅に向かうため、冬の穏やかな公園を歩く。木々はすっかり紅葉して青空の中で己の主張をしている。
下町の中心部にあるこの公園。
心の中でいつも「下町のセントラルパーク」と呼んでいる。
下町のセントラルパークを歩きながら、最近忙しくて疲れていたことを改めて感じた。
すぅっと深呼吸したら、冷たい空気が肺胞いっぱいに沁みた。

嗚呼、太陽の日が暖かくて気持ちがいい。
こんなのんびりした出勤もたまには良い。
神様がくれたプレゼントなのだろうか。

午前中の後半に出勤。
吉熊上司に経過を報告。


昨日、怪我の応急処置をしてくれた後輩女子2名にお礼を贈呈した。
Yちゃんには、宝石入りのパック「pure smile」。
育児中で忙しい彼女の一時の安らぎをと思いチョイス。


Cちゃんには、クマのハンドタオルを贈呈。
前から私のこのタオルを欲していたのだ。
お揃い。
「同じものだから間違えないように、刺繍で名前を入れましょうか」
「あはは。小学校の雑巾みたいだね」
なんて言いながら爆笑。



彼女たちの応急処置のお陰で私の怪我は割りと早く回復しているっぽい。

私を病院まで車で乗せて行ってくれた吉熊上司には、お菓子を贈呈。
小学生の息子さんと甘党の奥様がいらっしゃるので、これが一番いいのかな、と。

今回の怪我では多くの人の優しさに触れた。
感謝してもし尽くせない。



昼休み、ハワイに新婚旅行に行ってきた他部署のM子ちゃんからお土産をいただいた。
チョコレートと香水。



あと、昨日、退職した人事部長がひょっこりやって来た。
彼女のお土産は、銀紙に包まれた怪しいお菓子。
地元の銘菓とのこと。
これ、凄く美味しい!


お菓子いっぱい☆


人事部長は独身時代、大手金融会社の社長秘書をしていた。
今、秘書検定一級の勉強をしていてわかったことがある。
彼女の言っていたことはほぼ正解だったこということだ。
勉強しながら、「人事部長だったらどうしただろう?」と思ってしまうことが多々ある。
在任中、もっと多くのことを彼女から学んでおくべきだった。
姑の如く、ちょっち口やかましいところがある人事部長だったが、可愛くて乙女でざっくばらんで真面目な良い人だった。


今日も残業後、図書館へ。
1時間半、集中できた。


怪我も退職した人事部長も、人生に無駄なことって一つもないのかもしれない。
そんなことを思った。

明日も晴れらしい。
頑張ろう!


キセキ Song of love カノン



殺戮の舞台とオバケのQ太郎

2012年11月19日 21時43分16秒 | Weblog
うつうつとした気分…。

この原因が、
雨だからなのか、
節電のせいで寒々しい社内の気温のせいなのか、
月曜日のせいだからなのか、
足の怪我のせいなのか、
分からぬ。

今日は、一日どんよりしていた。
こつこつとやってきた出張の準備。
怪我のせいで出張自体が延期されて、気が抜けてしまったことが一番の大きな要因なのかも。


しかし、やることはたくさんある。

経費分析を終わらせたあとは、新しい制服のことをまとめていた。
新たな業者と付き合うということは、支払いやデリバリー方法、注文方法の変化を伴う。
そんなことをシュミレーション。
決算短信の履歴などのファイリングは来月やればよいか。
11月の伝票も溜まってきたのであすはその整理をしよう。


金曜日に左足を縫う怪我をしたわけだが、昨日は自分で絆創膏を貼り替えてみた。
まじまじと縫合したところを見ると、何やらシュールな様相を呈していることが判明。
所々で数本の縫合糸がピンピンと屹立していて、曲げた膝と合せると、まるでオバケのQ太郎みたいなのである。


Q太郎はここにいたのか!!
そんなQ太郎、治りが早くて、今日は一日中痒かった。
掻くと必ずそのあとで痛くなるのは既に学習済みなのであるが、掻かずにはいられない。
もし私がもう少し気が短かったら、患部にムヒを塗り込んでいただろう。


金曜日、怪我をした現場の階段。殺戮の舞台。
血痕がまだ残っていた。
夜になるとこの血痕、蒼白く光るそうじゃ。ひっひっひ…。
…なんてね。



しかし、今日、吉熊上司も階段を踏み外しそうになったとのこと!
この階段、何かあるのかも。
盛り塩しておいた方がいいんじゃね?



なんだか今日は、駄目だったなあ。色々なことが。はぁ…。


喫茶店で夕御飯兼読書。
昨日、久々に林真理子先生の「茉莉花茶を飲む間に」を読み返した。
小説ってやはり面白い。
紙に施した彫刻作品みたいだ。
何も書いていない原稿用紙に、一文字、一文字…を彫って一つの作品にするなんて、作家って凄い。

今日は、柴田よしきを読んでいる。
「桃色東京塔」
これも面白い。


明日は朝一で病院に消毒に行く。
紹介状を書いてもらった近所の病院だ。
無くなりそうな薬・エンビナース・エリカナール・カンファタニンの三つ巴も処方してもらおう。

薬を携帯する際に愛用しているクマの小物入れ。
妹からもらった。
サイズもちょうどいい。




明日は気持ちを新たに頑張れれば良い。
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