世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ゴールデンウィーク中休み

2012年04月30日 21時43分10秒 | Weblog
祝日出勤。
取引先も株式市場も休みなので静かだった。

朝礼後、後輩女子Cちゃんとお喋り。この休日、彼女は上野で開催されているインカ展とボストン美術館展に行ったそうだ。同じく上野で開催されている高橋由一展に行きたい旨を話したところ、彼女も気になっていたらしい。

高橋由一ったら、「鮭」である。


あれ見たら鮭弁当を食べたくなるよね、なんて話をし、本能の赴くままに鮭弁当を注文。単純な思考回路である。


今日は某社の有報の数字をまとめた。落ち着いて集中して取り組めた。納品書が届いたら、その都度、4月分の経費報告書に書き込む。あと店舗からの制服貸与についての問い合わせの対応などをした。


吉熊上司は連休中、どこに行くかまだ決めていないらしい。
彼には小学校1年生のお坊っちゃんがいる。
都会っ子の彼が喜ぶスポットってどこだろう。
私と後輩女子Cちゃん(共に、いきいき栃木っ子)で栃木をプッシュ。

・大笹牧場
・益子で陶芸体験
・栗山村
・足利フラワーパーク
・日光江戸村


なんてどうですか?

彼は、那須などの栃木の有名スポットには一通り行っていて、「行ったことがなくて簡単に行ける場所」がリクエスト。
む、難しい。

こうなったら、山や田畑や川を所有しているCちゃんの実家でロハス体験なんてどうですか?と提案。
「となりのトトロみたいな世界を味わえるんじゃないですかねえ?」
と言ったところ、
「うち、そこまで田舎ではありません」
とCちゃんに否定された。




りんどう湖ファミリー牧場はどうでしょう?と提案をしたとき。
Cちゃんが、りんどう湖での牛の乳搾り体験を話した。
「メグ」と名付けられた牛の乳を搾ったらしい。
Cちゃんにはメグという名の友人がいて、友人メグに「今、メグの乳、搾っているよ」と乳搾り写メを送ったらしい。
友人メグ、吃驚しただろうよ…。
メグの乳、搾ってるよ、…生々しいぜ。
爆笑!!



ゴールデンウィークに夢を咲かす我々であった。


水曜日まで出勤すれば、また休み。
ミナクル!
毎週こうだったら良いのになあ。



初夏の風に誘われて

2012年04月29日 22時21分19秒 | Weblog
天気が良く、午前中に起きられたので(ミナクル!)、ちょっち遠くまで足を伸ばして西立川の昭和記念公園までお出掛け。
この時期は花が綺麗で居ても立ってもいられなくなる。
そして最近日の下で吉熊と遊んでいないのが気がかりだった。

久々の昭和記念公園。着いてから知ったのだが、今日は昭和の日なので無料!ラッキー。ということはもれなく大混雑。広場なんてお盆の時期の一万人プールみたいになっていた。レンタサイクルに興じる人々なんて北京の朝を思わせる混雑っぷりである。

お目当てはチューリップ。
しかし見頃は過ぎてしまったもよう。
僅かに咲いているチューリップを愛でる。可愛い。





ダイコンの花の群れ。薄紫の絨毯みたい。
向こうの方までぎっしり薄紫。







ポピー畑。
風が吹くとシフォンの花弁が優しく揺れる。まるで花が笑っているようだ。まさに夢の世界である。










ひたすら可愛い。



元気に走り回る吉熊。
君は元気だね。



蕾はこんな感じ。
ワサワサしている。



日本庭園。
山吹の子供。




牡丹が見頃。


あずま屋の格子から撮影してみた。


休憩。




小川のせせらぎ&もみじ…日本情緒。


ツツジはあまり好きな花ではなかったのだが、こうして見ると凄く素敵な花だということを発見。


麦畑。
「はだしのゲン」を思い出す。



シバザクラに囲まれて嬉しそうな吉熊。




くまさんのカステラ店を発見。数年前、秋葉原で見たきりだ。くまくま。
列に並んでいたら親子にズル入りされた。子供は背後に佇む凄い形相の私に気付いて「お母さん、後ろの人が先に並んでいたんだよ?」と母親に告げていたのだが、なぜだか無視。超ウルトライラッときたので「私が先でしたよね?ね?そうですよね?」と、ぶち切れ。「すいません」と無表情で謝罪されたが、なんなのあいつ?と怒りが収まらず。
しかし、袋にカステラを入れてもらう際に店員さんが数える「1くま2くま3くま…」の声にほっこり。そしてくまさんカステラで癒された。甘くて美味しくて可愛いー。







お腹が満たされたのであのもうひと踏ん張り。
菜の花畑。
甘い香りがそこらへんに漂っている。



ストック



シバザクラ




ハーブガーデンにて。
フルーツセージの甘い香りが心地よい。
イギリスでは目の不自由な方でも楽しめるよう、ハーブガーデンが充実しているらしい。



サラダによく入っているルッコラ。



うさぎさん、こんにちは。


ラフィオレピス スプリング タイム
今日一番のヒット。
砂糖菓子みたい。これも良い香りがした。



出入り口にて。
入場の際に気付かなかったチューリップ。




「おやゆび姫はいるかな?」



初夏の風に誘われて。
花を満喫できた一日だった。


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映画「わが母の記」

2012年04月28日 23時10分21秒 | Weblog
映画「わが母の記」をレイトショーで観てきた。
作家・井上靖の母への想いを描いた作品。
井上靖ったら、中学時代の教科書に彼の作品が載っていた。
「赤い実(しろばんば)」である。
少年がある出来事をきっかけにして、少女の繊細な心のふるまいを知るというお話だ。
地味な作品だが、けっこう好きだった。この作品で、ひよどり、どんと焼きを知った。



「わが母の記」




あらすじ: 昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていた。(シネマトゥディ)


泣かせる気満々の映画はちょっとね、と思っていたが、これはそういう映画ではなかった。
痴呆症の母を家族・親戚で見守るという一見どこの家にでもありそうな淡々とした物語だった。


とは言っても、幼少期、親に捨てられたと思い込んで生きてきた作家が、痴呆症の母と接するうちに、母の多大なる愛情を知るあたりでは、じーんときてしまった。
ボケていて、言っていることも怪しい母なのに、記憶の根底にある思いは消えていない。
曾祖父の妾に息子を委ねざるを得なかった母が、幼少期に息子が書いた詩を一字一句覚えていて言うシーンがとても印象的だった。これさえ持っていればいつかきっと息子に会えるというのだ。その時の息子・役所広司の次第に歪んでいく表情が良かった。


私の母ヨーコたんの母親、つまり私の祖母も生前は痴呆症になってしまった。
最期の方は私のことも忘れてしまった。
いくら「私はヨーコさんの娘です」と言っても、信じてくれなかった。
「何いってるんだい。ヨーコは私の娘だよ」と言われた。
痴呆症になっても、娘・ヨーコたんのことは忘れていなかった。

そんなことをこの作品は思い出させてくれた。


母親役は樹木希林。
『半落ち』、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』、『歩いても 歩いても』、『悪人』、『奇跡』、・・・私が劇場で観る映画(邦画)には必ず彼女が出ている。そして、必ず一回は笑わせてくれる。
若い時の母親役は樹木希林の娘の内田也哉子。
これは、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』と同じ演出。


時々映し出される日本情緒溢れるカットも良かった。
深紅の紅葉、川のせせらぎ、日本家屋に射す日の光。
程よく漂う昭和の香り。
音楽はバッハ。
なんとも上質な作品だった。

そして、最後に一言。
役所広司、かっこいい!!!!!!!


『わが母の記』予告編




「場末の居酒屋のビールで流し込んで忘れたふりするのが仕事ってことじゃないか」

2012年04月27日 23時53分27秒 | Weblog
昼は社長と食事@近所の喫茶店。
後輩女子Cちゃん、人事部の課長(女性)も一緒。
私は喫煙所で一服してから一足遅れて入店。
…そして詰られる。昨今における喫煙者の宿命。
許してけろ、午前中の禁煙はけっこうきついのだよ。
そして、私=愛煙家という定義が広く認知されていることを改めて知った。

パスタとパンとベイクドポテトとコーヒーのランチをご馳走になった。
課長と社長の掛け合いが面白かった。ボケと突っ込み。
私とCちゃんはニコニコと食べているだけ。
あの昼食会の主旨って一体何だったんだろう…。
まあいいか。お腹いっぱいになったし。



今日も定時に上がり、図書館へ。
21時まできっかりやる。
電卓席で勉強をしている経理部のO主任と待ち合わせて居酒屋へ。
今日は花金。
飲まないとやってらんない。

安い居酒屋「さくら水産」で飲み会開催。
客層はサラリーマンが多かった。
その中で我々はけっこう目立っていた。

魚肉ソーセージ52円。
何この駄菓子屋価格。



生キュウイサワー。
絞り器が上手に使えないO主任。
キュウイが無残な姿に。



話す内容は、

「仕事? これが俺の仕事なのか!? 」(テーブル連打)

「自己嫌悪でひりひりするようなその胸の疼きを、場末の居酒屋のビールで流し込んで忘れたふりするのが仕事ってことじゃないか」

というドラマ「ハゲタカ」の名セリフっぽいことが中心。
一昔前のオヤジギャルをさくら水産仕様でデフレ化させた感じである。


互いに気になっていた、O主任の勉強している簿記検定2級と私の秘書検定準1級について。
テキストを見せあいっこしながら「こんなことをやってるんです」という報告もできた。

そして、変りゆく社内人事への対策や噂話についてを滔々と語った。


一期上で一歳年下の彼女とは気が合う。
去年散々二人で合コンに参加しまくり、結局、漂着したのが「勉強」だった。
「いつリストラされるか分からないですし」
「やっぱ自分磨きしかないよね」
と。

学生時代のように、励まし合いながら切磋琢磨しあえる人間関係を、あの会社で構築できるとは思ってもみなかった。


「WOW WAR TONIGHT時には起こせよムーブメント」という曲の歌詞で、
『たまにはこうして肩を並べて飲んで
ほんの少しだけ立ち止まってみたいよ』

『いつのまにやら仲間はきっと増えてる
明日がそっぽを向いても走りまくれよ
そうしてたまには肩を並べて飲もうよ
Getting better Begin to make it better』

ってあるが、今日の我々はまさしくそんな様相を呈していた。


二人で受かったら祝杯を挙げる予定。
美味い酒飲めるよう、頑張ろう。


それにしても、さくら水産。
散々飲み食いし、一人1,700円って…。
すげーよ、コスパ良すぎ。

オーダーは用紙に朱色の色鉛筆で希望個数を記入させるんだぜ?
人件費の節約、徹底している。




今日の一曲
WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント


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貞子ラヴ

2012年04月26日 23時55分09秒 | Weblog
貞子が始球式に出てボールを投げたらしい。



あれは大学時代。テレビで「リング」を見た私は、その後1週間ぐらい恐怖でバイトから一人で帰れないぐらいのトラウマに陥ってしまった。
また、呪いのビデオの断片が瞼に焼き付いてしまい、暫くは瞬きをするのも怖かった。


しかし、始球式の貞子は可愛かった。

ドームを包む呪い!? 貞子が始球式 4月25日 日本ハム-ロッテ


貞子ったら、あのロングヘアだが、あれ、けっこう好き。

私の髪は生まれつき茶色なので(生え際はメッシュを入れたかのように金髪)、あのような黒髪に憧れを抱いてしまう。



何かの映画でロングヘアの女子がクラスメイトから悪意を持って「貞子」と呼ばれている作品があった。
私からするとそれは最高の誉め言葉である。



あ、そろそろ縮毛矯正の時期だ。

美容院、予約しなくっちゃ。


オラの傘、返してけろ

2012年04月26日 23時44分50秒 | Weblog
吉熊上司が風邪をこじらせてしまい、副鼻腔炎になってしまったもよう。
笑うと頬が痛むんだそうだ。


定時前、他の建物に佇む購買部長から電話。会長が稟議書にサインをしてくれたから取りに来るように、とのこと。
小雨が降るなか、取りに行く。
前から雨に濡れながら歩く会長を発見。
「濡れてしまいますのでご自宅までお送りしますよ」
という私の申し出に
「うー。大丈夫ですよー。うぐ」
と断る会長。

「あっそ!じゃあな。アディオス」
と去るわけにもいかず。
それができたら、今ごろ私はこの会社にはいない。

「では傘をお貸しします。本社のロビーの傘立てに戻していただければ」
と彼に傘を渡し、私は稟議書を取りに行った。


帰りにロビーの傘立てで探したが、私の傘、ない!
さては会長、持ち帰ったな!?

「オラの傘、返してけろ」
と心中で叫ぶ。なぜかおしんの口調で。
あの傘はだな、初任給で新宿の伊勢丹にて買った大切なものなのだ。
紺のバーバリー柄が気に入っているのだー!

と、ロビーの硝子越に、傘を差しながら歩くトトロを発見。
よく見たら会長だった。
今まさに玄関のオートロックキーを解除し、中に入ろうとしているではないか。



思わずロビーを出て彼に向かって走り出す。
「会長!」
と言う呼び掛けに振り返るトトロ。いや会長。

「あーこれ、ありがとうごじゃいますー。うぐ」
と、私の傘は戻ってきた。

自席に戻り、顛末を吉熊上司に報告。
「オラの傘、返してけろ」がツボだったらしく、痛む頬を押さえながら笑う吉熊上司。

溜まった稟議書の処理をしていたら、残業突入。



そんなことを言われても

2012年04月26日 23時15分32秒 | Weblog
母と電話。
ゴールデンウィークの帰省の際、食事は私と妹で何とかするようにというミッションを受けた。


そんなことを言われても。



思えば12年間、一度も料理をしたことがない。
ぶっちゃけ、パッと思い浮かぶメニューが1つもない。
「たまご焼きぐらいは」と思われるだろうが、塩加減などよくわからない。
そもそも食に興味がないので学ぶ気にもならない。
食事はお腹がいっぱいになればいいというポリシーのもと、いつもコンビニか外食で済ませている。


「無理。お金出すから許して」
と動揺しながら懇願したら、私は後片付け係に任命された。
それだったらできる。
妹がんばれー!


図書館へ。経理部O主任に遭遇。半年以上図書館通いをしていたのに、なかなか会えず、今日やっと会えた。
会社では毎日会っているんだが。
「やっと会えたね」と辻仁成的会話。
今日、彼女は簿記検定の勉強が捗ったらしい。
私も秘書検定、頑張らないと。

明日は図書館後に一緒にお茶をする予定。

21時。化粧が落ちかけてテカテカ顔の我々であった。


経営管理室ファミリー

2012年04月25日 23時10分53秒 | Weblog
仕事中、今日もゆったりと時間が流れた。午前中は伝票と格闘し、午後は決算書類と格闘。
風邪はだいぶ良くなった。時々鼻水が鼻孔の奥で燻っているが、「ふんっ!」と粘度のある鼻水を出してしまえばこっちのもの。出したあとの快感は筆舌しがたい。

久々に煙草がウマー。
煙草と言えば先輩紳士がお吸いになられている煙草が凄い。
誰このおっさんと思ったらキューバの革命家らしい…。



吉熊上司は私から感染した風邪をもう2週間ぐらい体内に宿している。鼻風邪が抜けないもよう。
席を外していた彼に「どこへ行かれていたのですか?」と尋ねたら「教えなーい」と。何故だかこれだけで笑える土壌が構築されている…当社の経営管理室。


唯一元気なのが後輩女子Cちゃん。いつもニコニコしている。可愛い。
彼女は時々私を「お母さん」と呼ぶ。彼女が忙しそうなとき、手を貸す私の様子がお母さんみたいだと言うのだ。
後輩が入る前の5年間、雑用は全て私一人でこなしていた。
来客のお茶だし、電話、慶弔金出しなど。
当時総務部の正社員は私を含めて4人しかいなかったので私がやるしかなかったのである。
あの大変さを知っているからこそ、「あ、今、この子は助けを必要としてるな」と分かるのだと思う。
結果、私は「お母さん」になった。
ニュアンス的にはママではなく、「おかん」といった感じだろうか。

吉熊上司は紛れもなく「お父さん」だ。
私にとってもCちゃんにとってもお父さん。父クマ。


今日も会社帰りに図書館へ。
同僚を「お父さん」「お母さん」と思い、笑いながら仕事をしている私には、秘書検定の参考書に書かれている会社が殺伐としているように感じる。全てがシステマチックなのである。まあこれが世間一般の会社という場所なんだろうが。
同時にうちの会社のあの場所に在籍していることがこの上なく幸福なことに思われる。


風邪のフルコース

2012年04月24日 23時51分47秒 | Weblog
最近風邪薬を飲んでいるのでいつも眠い。困ったものである。今回の風邪では、喉の痛み→悪寒→発熱→鼻水とフルコースで堪能した。明後日辺りから痰が絡むのだろう、きっと。

気付けばもう月末。4月の経費の締めを進める傍ら、決算の数字が固まったので決算資料も作成しなければならない。
しかしこのぐらい忙しい方が、テンションを保てるしミスが少ない。ちょうど良い塩梅だ。

帰りに図書館へ寄った。ちょうど大雨が降る直前に入館できた。
簿記検定に向けて勉強しているO主任は他のフロアでやっていたもよう。いつも会えない。「会えたら会いましょう」レベルだから仕方ないか。

今日の秘書検定の勉強は、社外・社内文書の書き方をマスターした。
去年ビジネス文書検定でやったことだったのでちょろっと確認した程度。
「鋭意努力いたす所存でございます」という言い回しとか懐かしい。


ふと、急に眠気が…。
こっくりこっくり、15分。
寒気で目が覚めた。
口からは涎が滴っているではないか。
O主任に見られてなくて良かった。

図書館に行く日は相変わらずクマバッグを持参している。
今日帰るときに、人事部長に「あらー亮子ちゃん、このクマさん、可愛いわ」と言われた。
話が分かる人である。



明日も頑張ろう!


看病するクマたち

2012年04月23日 23時45分36秒 | Weblog
「今回の風邪は鼻水がなくて楽チン」と思っていたら、昼過ぎからタラタラと我が鼻腔から流れるものが…。
紛れもなく鼻水だ。
日光の竜頭の滝状態(華厳の滝レベルではないらしい)。
前の席に座っている吉熊上司も先々週の木曜から風邪を引いている。
風邪を移したり移されたりをいつも繰り返している。

最近ずっと天気が悪く、気分も沈みがちである。
体調もこんなだし、髪も湿気で纏まらないし、嫌になってしまう。
せめて指先だけは、と今日は他部署の姐さんからいただいたシャネルのネイルを纏って出社。


明日は晴れるもよう。
気温も上がり、20℃を超えるとのこと。
あの新しいスーツの出番かな。

今夜も早く寝ようっと。
早く治さなくっちゃ。

具合の悪い私を看病するクマたち。





1985年

2012年04月22日 23時57分27秒 | Weblog
1985年。
小学2年生だった私。
隣の県で開催されていた「つくば科学博覧会」に連れていってもらった。
日曜日は混むので、平日、学校を早退して行ったのを覚えている。
父も休暇を取ったのだろう。

あの日、あそこで見たものはそれまでの自分の人生観を覆すほどの信じられない物ばかりだった。
自動制御でショーをするロボット。
特殊な眼鏡を掛けて見ると飛び出す映像。
不思議な形をした建物。


その中でも鮮明に覚えているのが、テーマ館というパビリオンでオルガンを弾いていたロボット・ワスボット君だった。
目の位置にカメラが取り付けてあり、楽譜を読み取るという当時の科学技術の最先端を行くロボットである。
彼が弾いていた曲名は「シルクロード」。
母なんかもう超興奮していて「見て見て見て!あのロボット、凄い!」ってなっていたのだが、
私はワスボット君よりも、その背後にある大きなパネルが不気味すぎてそっちの方に目が釘付けだった。
人体(確か裸?)が時間の変化と共に明滅し、進んでいるように見えるパネル。
裸の人体というか、解剖学的な図で子供心にトラウマレベルだった。
今日ググってみたのだが画像が見当たらぬ。残念。

1985年は27年前。
もう昔のことだもんな…。
今は国産の探査機が小惑星にサンプルリターンを成し遂げる時代だもんな…。

久々に「シルクロード」を聴いてみた。
魂が洗われた。

シルクロードのテーマ









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病み上がり

2012年04月22日 22時05分53秒 | Weblog
解熱剤(カロナール)が切れるとどうしても熱が上がってしまう。
37℃を超えたり超えなかったり。
解熱剤カロナール(右)と抗うつ剤パキシル(左)。
似ている。兄弟みたい。


風邪薬…カロナール、トランサミンカプセル、ムコダイン、リチーム錠の効果は絶大。
そして、風邪を引いてから飲んでいる薬の量が半端ない件。



夕方、だいぶ良くなったので図書館に行った。
部屋には何か負のオーラが蓄積されているっぽかったので、逃げ出したかったのである。

家の軒先に咲く山吹。毎年よく咲く。
毎朝綺麗だなとは思うものの、忙しくて撮影できなかった。
清楚であたたかな色彩にほっとする。



山吹の家を過ぎ、いつも顔剃りでお世話になっていたマリコさんの店を確認する。
病気か事故かわからないのだが、彼女が急に休業してから4ヶ月近く経とうとしている。
角を曲がるときに、サインポールが回っているかを確認する癖がついてしまった。
今日もきっと回っていないんだろうなあと思いながら見ると、回っているではないか。
自然と足が店に向く。
次第に小走りになっていく。
お店のドアを開けると、
「あらー!お姉さん!」
とマリコさん。
久々に会うマリコさんはちょっと痩せていた。

「浮気をしましたが、やはりここではないと駄目なんです、私」
とマリコさんに言ったら、マリコさん、涙ぐんでしまった。
私も思わず涙が出そうになってしまった。

他の若い女の子の客も私同様、他の店で顔剃りをしたのだが、やはりこの店でないと駄目だと言っていたらしい。
角質をえぐり去るぐらいの深剃りと肉厚な掌によるマッサージ、某一流メーカー仕様のパック、マリコさんのブラックユーモア溢れる愉快なお喋り。これらはこの店の付加価値だ。失ってから初めてその価値に気づいた。


良かった。
マリコさんが復帰して、本当に良かった。
嬉しい!!

4ヶ月前、「必ず戻ってきます」と力強く書かれた休業告知の張り紙を信じてて良かった。

来週末はマリコさんに綺麗にしてもらおう。
産毛、ボサボサだし。

その頃には私の風邪も治っているだろう。

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限りない欲望

2012年04月21日 19時06分09秒 | Weblog
楽しみにしていた「インテリ眼鏡男子との合コン」が、私の風邪のために流れてしまった。
凹んでいる自分に朗報。
先週頼んでいた通販のお洋服が届いた。

今回買ったのはワンピースとジャケットとのセット商品。
脱げば半袖なので、これからの季節に役立ちそう。
光沢のあるスカートもいい。



先月購入したのはこちら。
これはよく褒められる。
水玉のスカートと同じ布でできたお腹のリボンがポイント。



その他、良いな、欲しいなと思った商品。

花柄ワンピ。


去年もこんなワンピを買ったのだが。
見ると欲しくなっちゃう。
花柄ワンピ症候群。

あと、ロマンチックなワンピ。


色違いも可愛い。



水玉ちゃんもいいなあ。



欲しいもの、たくさんあって困ってしまう。

そんな自分にぴったりの歌、井上陽水の「限りない欲望」。


まーっくら

2012年04月21日 11時57分11秒 | Weblog
おは~。

昨夜はブログを更新後、すぐに寝てしまった。
悪寒がすさまじく、「ちょっと温まるだけ」と思い羽毛布団に包まっていたら、そのまま寝てしまったらしい。
13時間の睡眠。
起きたら熱は36度。
医者の処方する薬、ぱねー。

マイスリーを飲まないで寝ると必ず変な夢を見る。
昨夜は父方の祖母タケさんが出てきた。
「そっちの世界はどう?」
と聞くと、タケさんは
「まーっくら。死んだことが悔やまれるぐらい、まーっくら」
と語っていた。
死とは永遠の眠りだと解釈していたが、彼女に言わせると意識はあるらしい。
しかし、見えるものはひたすら「まーっくら」とのこと。
死、こえー。

2008年04月14日、タケさんは亡くなった。
ほぼ4年ぶりに彼女が私のところに姿を現した。
とてもリアルな夢で、朝から何だか不思議な気分だ。




亡くなる前のタケさんと吉熊のセッション。
「おや、可愛いこと」
と言っていた。


風邪引いてまんねん

2012年04月20日 20時40分58秒 | Weblog
本格的に風邪引いてまんねん。
今朝、体温を計ったら、37.7度。喉は痛くなくなったが節々が痛く、寒気が酷い。無理かなと思ったが気合いで出勤。2月も風邪で休んでしまったので、行くしかなかった。
鼻炎薬ストナリニの効果か、鼻水は出なったので、一見元気。普段よりテンションが高かったかもしれない。

午後、座っているだけで辛く、何度も帰ろうかと思った。
吉熊上司に
「帰ってもいいんだよ」
と言われた。
「私がいなくなりましたらお寂しいのでは?」
と返答。
「ぜ~んぜんっ!」
と即答された。ううっ…。

あまりにも寒気が激しく、熱も下がらないので帰りに内科に寄った。
一応インフルエンザの検査もしてみましょう、と言われた。
鼻の穴にストローみたいな検査棒を入れるやつ。
一瞬なんだが、鼻の奥に鋭い不快感を伴う。
結果はインフルエンザにはかかっておらず。安心。


今夜は早く寝よう。
せっかくの花金が…。

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