世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

決算日

2015年03月31日 23時10分23秒 | Weblog
今日も昼休みに公園を徘徊。
だってこんなに綺麗なんだもの・・・桜。





青空と薄紅色の最強コラボ。

勿論、吉熊も一緒。

「綺麗だなあ」


「亮ちゃんに桜のプレゼント。よかったらもらってください」


あら、吉熊。優しいわね。

他部署の方々もみんなお花見をしていた。
「お疲れ様です」
と言い合いながら、スマホで記念撮影。

昨日、喫煙所仲間のN係長に撮影してもらった写真。



今日は決算日で朝からバタバタしていた。
切手、小口現金の締めなど。
そして、明日から始まる新卒研修のシュミレーション。
明日、新卒の前で個人情報保護法について講義をせねばならず、その練習をした。
マイクを通して聞く自分の声はまるで他人の声に聞こえる。
緊張・・・。



そして、今日は心療内科デー。
待ち時間、3時間。
角田光代の「幸福な遊戯」を読み進めた。短編なのだが、表題作の「幸福な遊戯」が切なくて苦しかった。ハルオと立人と私の奇妙な共同生活。家庭の温もりを知らない主人公サトコはその「城」を守ろうと必死なのだが、やがてじんわりと崩壊していく。その過程が辛かった。読み進めていくうちに、いつの間にかサトコに感情移入してしまっていた。遠浅の海に立ってて「動くものか」と思って佇んでいても、やがて気付いたら波に流されてて他の場所に立っていた、という経験を髣髴とさせる。そういう「いつの間にか」マジックをかける、角田光代は。秀逸。

さて診察。
昨今の私を包む状況は極めて穏やかである。仕事も人間関係も良好な方だと言ってもいいだろう。新卒の制服試着の件でイラおこぷんぷん丸が出動しそうになったものの、結果的に自分の好ましい方向に持っていけそうだし、今はただその任務を遂行するのみである。去年のちょうど今日、クマ医師に握手されながら励まされていた自分とは大いに違う。環境も、そして自分自身も。


そのことを主治医クマ医師に言った。
クマ医師は、私が物事をそのまま感情を介入させずに認知できていることを褒めてくれた。

睡眠もマイスリー0.5ミリ/dayで眠れている旨を報告。
「いずれ頓服にしたいんですよね~」
と出来心で言ってみたら、クマ医師はキタコレー!という様相を呈し、
「今は体調的にアレなので、次回から減らしていきましょうっ!!」
と嬉々として減薬モードを提唱。

また始まるのか・・・クマ医師によるドSな減薬・・・。
マイスリー歴10年に幕は下りるのだろうか・・・。
彼の職人ばりの減薬匙加減、すげぇもんなあ・・・。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散


さて、明日はいよいよ新卒をお出迎え。
髪を縛って、あのスーツ着て、気合一発。


今宵会う人みな美しき

2015年03月30日 22時49分22秒 | Weblog
朝、喫煙所から会社の隣の公園を見てため息。週末、ぷっくりしていた桜のつぼみが一気に咲き乱れているではないの!


昼休みは、そそくさと昨日母ヨーコたんが作ってくれた焼き御握りを3つ食べ、さっそくお花見へ!



他部署のパートさんたちと撮影会。








今年も咲いてくれたんだね、桜。
白っぽい日差しの中で、桜は風に花弁を泳がせている。ああ、春だなと思う。

吉熊も大はしゃぎ。

ハイヒールで、気によじ登りながら撮影する私を見てみんな、大笑い。



私の席から見えるお気に入りの桜。
この桜を見るようになって14年か。


午後はひたすら稟議書の処理をし、山になった伝票片手に電卓を叩く。

他人のコピー機ジャックにより、決裁済み稟議書の処理が最後までできず。まあ明日にするかと、今日は駒込の六義園へ。
夜桜見物に行く。

駅に出て、六義園の染井門から延びる長蛇の列にガクブル。そういえば六義園って喫煙所なかったんだよなー。一度入るとずっと煙草が吸えないので吸っておくかーと、夕御飯も兼ねて駒込駅南口のドトールで一服。



去年はなぜか来なかった六義園の夜桜。精神的に余裕がなかったのとタイミングが合わなかったんだっけか。
染井門ではない方の門に回るも列が延びていた。5分少々で入園できた。

桜があるところまで歩いていき、目の前に薄紅色の巨大な塊が現れる瞬間、いつも泣きそうになる。
あまりにも美しすぎて。


今日はお月様も競演。






スマホでも撮影。



闇夜に浮かび上がる幻想的な薄紅色は人の心を惹き付けてやまない。







今日のタイトルは与謝野晶子の歌
「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵会う人 みな美しき」
夜桜の美しさはもはや普遍的なものであるに違いない。


吉熊もうっとり。





今回は撮影よりも目に焼き付けることに集中した。
ベンチに座り、夜桜と談話。
・・・今年の桜はとても素直に心に沁みる。
そんな実感を以って人だかりの中で桜を見つめた。


最後、閉門21時数分前の奇跡の一枚。




ガードマンさんに追い立てられ、ようやく出口へ。

名残惜しさを感じつつ、駒込駅まで歩いた。
また来年も逢いたい。

例年のお花見のテーマソング♪
Rin' 『 サクラ サクラ 』




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春の帰省

2015年03月29日 22時26分13秒 | Weblog
正午前に起床。
ああよく寝た。



実家の庭は色々な花が咲き乱れてて見てて飽きない。


私の中学校入学のときに植樹したモクレン。私は藤の苗木を希望したのだが「成績が垂れ下がる」と言われて無理やりこれにされた。しかし、綺麗じゃないの。25年経過してようやくモクレンの美しさを素直に認められるようになった。モクレンと和解。






乗ってみた。


甘い香りをこれでもかと言わんばかりに漂わせているチンチョウゲ。


ヤシオツツジの華やかさに目を奪われる。


うちの庭の主人公は何と言っても桜。


見ごろを終えて・・・なんだかこう、私のようだ・・・。



祖父が植えた桜。おしべがモサモサしている。純粋な桜の木ではなく、どうやらさくらんぼの木らしい。5月の連休にはさくらんぼの実を付ける。甘酸っぱい我が家のさくらんぼ。小学生のとき学校に持っていって給食の時間に食べた。





雪柳と吉熊。


水仙の花言葉は「ナルシスト」


玄関の脇の花。


父が母の誕生日プレゼントで贈呈した花。クリスマスローズ。


建て直す前、庭には小さな池があった。
今はないので、水槽で金魚を飼育している。



客間には弟の端午の節句が飾られている。




一応作家物。




昼下がり、両親と井頭公園へ。
池の周りを歩く。ちょっと散歩をする分にはちょうどいい。

池の鯉がけっこうグロテスク。




とちまるくん。


こぶしの花。


池の奥に鳥の群れ。ヒッチコックの鳥状態。


歩きながら
「あの花、何?」
と尋ねると、母ヨーコたんは大概答えられる。ちょっとした花ヲタである。



今日は父の誕生日だが、従姉妹あっこの息子の1歳の誕生日でもある。
LINEを駆使し、テレビ電話であっこ一家を襲撃。
いまいち状況を把握していない父と伯母のキョトンとした様子に爆笑。
1歳になったあっこの息子はこの上なく高貴な顔立ちをしている。
私は基本的に子供は苦手なのだが、大人しい彼とだけは仲良くできる。



夕御飯はステーキ。
たれはやっぱり「宮のたれ」



19:47の快速ラビット号で雀宮駅を発つ。




宇都宮は寒くもなく暑くもなくちょうどいい陽気だった。
今回の帰省では両親とそれぞれ深い話ができて良かった。


母ヨーコたんからは救援物資をいただいた。
ふりかけ、インスタントコーヒー、レトルトのごはん・・・極めつけはお手製焼きお握り(日持ちするから)。ありがとう。


荒川を渡り、娘モードから都民モードに切り替える。

来週は怒涛の一週間である。
一年で一番忙しい時期。
スーツのローテーションも考えなくっちゃ。

頑張ろう~!!


KAGAYAさんのイベント

2015年03月28日 23時57分27秒 | Weblog
さいたま市青少年宇宙科学館へ。
グラフィックデザイナーのKAGAYAさんのトークイベント&サイン会に行ってきた。
KAGAYAさんの作品では「銀河鉄道の夜」「スターリーテイルズ」を観たことがある。透明感のある神秘的な絵は見ていると魂が浄化される気がする。うっとり。



KAGAYAさんは浦和出身とのこと。
トーク内容は、KAGAYAさんの仕事の内容や絵を描く基となる写真を世界各地で撮影したときの様子など。
タイマーリモートコントローラー、三脚、一眼レフカメラを駆使して撮るのだそうだ。
南オーストラリアで撮影した小惑星探査機はやぶさの帰還の写真が涎もの。無数の星が浮かぶ夜空に、はやぶさが帰ってきたときだけ一面が強いに包まれ、周囲の木々をシルエットにしてしまう。が、四散したあとはなにもなかったかのように静寂の夜空になるという一連の様子を紹介してくださった。涎もの。
南極大陸に皆既日食を撮影しに行ったときのこと、アイスランドやアラスカにオーロラを撮影しに行ったときのことを写真や動画を使って説明してくださった。南極大陸には空港がないので氷の塊に着陸するのだそうだ。また南極大陸の氷を使って日本から持ち込んだシロップでかき氷を作って食べた話など面白かった。




夢を持つこと、夢に向かうことの大切さを話してくださった。夢を叶える過程で様々な人や土地に出会うことはとても尊い、と。

トークのあとは、サイン会。一時間半ほど並び、私もサイン、握手、写真を撮ってもらった!



穏やかな語り口調と物腰の柔らかい様子がとても印象的だった。








そこからマッハでバスに乗り、浦和駅へ。電車で雀宮駅を目指す。

明日はクマパパの67歳の誕生日なので実家に帰省。

出迎えてくれた両親は相変わらず。
母とはドラマ「マッサン」の最終回について話し、「泣けた!」と盛り上がった。

父には、彼が現役で働いていた頃の係長時代の話を切々と聞かされた。大変だったんだな、クマパパ。

夕御飯は私の好きなものがいっぱい!いつも変なものばかり食べている私を気遣い、最高のおもてなしをしてもらった。ありがとう。







クマパパには本を贈呈!さっき彼の部屋に行ったら読んでいたので気に入ってもらえたらしく安心。

室内禁煙なので夜空を眺めながら一服してるなう。さみーよ。でも星が綺麗。

まさかのセキセイインコ

2015年03月27日 23時16分47秒 | Weblog
大学時代からの友人ハナちゃんより誕生日プレゼントが届いた。
まさかのセキセイインコグッズ!!



亮子=クマという不文律を容易に破ってしまうハナちゃんのその意外性の虜になって早19年。

出会いはゼミ合宿だったね。
合宿先に到着し、バスから下車した私に
「あのう・・・ストッキング、・・・伝線していますよ」
と言ったあなた。
ゼミには女子が私とハナちゃんしかいなくて、さっそく仲良くなった。
そもそも哲学のゼミなんて選ぶ女子なんて稀で、なんだかそれだけでハナちゃんが運命の人だと思えたよ。

タロット占いを持ち歩いている不思議なあなたは仙台育ちで、仙台の魅力をいっぱい話してくれたね。
うちの実家にも来てくれたっけ。父クマパパと村上春樹の話で盛り上がっていたよね。
教育心理学に詳しくて、ドSで、慈悲深いハナちゃん。
これからもよろしくね。



プレゼント、ありがとう。
さっそく使わせていただきます。


桜咲く

2015年03月27日 21時17分02秒 | Weblog
会社の隣にある公園の桜が咲き始めた!!
嬉しくて、昼休みに撮影with吉熊。




ひゃっほー!!
春の日差しを浴びながら咲き始めの桜を堪能。
これぞ、春!!
吉熊も笑顔で青空をバックにした桜を愛でる。
わ~い。


午後からは、他の建物で、新卒研修の制服試着会の準備を行う。
夥しい制服をサイズごとに並べた。
後輩男女も忙しいので一人で行う。

窓からは柔らかい日差しが燦々と入り、白っぽい内装の部屋を照らしていた。
エアコンの吹き出し口から漏れる低音と遠くで走る車の音が重なって聞こえる。
静かな空気は私の微かな動きにも容易に震え、一人で静かに仕事をすることの心地よさを味わった。


「試着会の会場設営、完了しました」
と席に着くと、吉熊上司に
「あれ~。○○さん、いたのか。暫く見当たらなかったから、家に帰っちゃったのかと思ったよ」
と言われた。

後輩女子Cちゃんには
「私はお花見にでも行っちゃったのかと」
と言われた。

ガーン。



夕方、稟議決裁が下りたのでその処理をする。
制服の件で問い合わせが何件かあったので対応。

今週も走り抜けた・・・!
来週はいよいよ年度末&新卒研修&支払いの締めという最強コンボが到来。
プライベートだと、心療内科デーがあったりする・・・。しかも六義園の夜桜も見たいぞう。


思えば、桜を見るときは毎年多忙を極めている。
仕事の忙しさとお花見行きたいという欲求の鬩ぎ合いから、手帳と天気予報を凝視しながらのスケジュール調整になるのである。

冬を耐え、一斉に咲き誇る薄紅色の花弁と、自らの境遇を重ね合わせるのも恒例である。
4月1日前後のこの忙しい時期の私は、恐らく一年で一番輝いている。
絹糸が張り詰められて光沢を宿すのと同様に、緊張感や遣り甲斐は心身に輝きを与える。

だから私は春が好きなのだろう。

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眉毛が上手に描けた日

2015年03月26日 21時39分37秒 | Weblog
今朝、会社の前に学生さん2名がいたので、声をかけた。
時間前に到着したので時間を潰しているもよう。

強風の中待たせておくのもアレなので、
「寒いので中へどうぞ」
と彼女らを人事部に案内した。

学生さんを連れて
「お願いします」
と人事部の女子に声をかけたところ、
担当の子が学生さんにだけ
「おはようございます」
と挨拶をし、学生さんに応対しはじめた。


あのさあ。
私には何もないわけ?
アイコンタクトもしくは小声で「すいません」があってもよくね?
なんで10期も下の小娘に軽くあしらわれなければならないんだろう、私。謎だ。謎すぎるぜ。

この子、前にもこういうことあった。

きっと彼女はバカなのだろう♪

と一人合点をし、タイムカードを打刻。
吉熊上司に挨拶をし、後輩男子ほっしー君と喫煙所へ。

最悪の朝である。
だから人事部には優しくしたくないんだよ。
もう・・・。


そんなイライラも始業開始とともに薄れる。
今日は新卒研修の個人情報保護法の講義のリハーサルをした。
大勢の前で話すのが苦手である。緊張する。
2回ほど通して、時間等をチェック。


でも良い事もあった。
眉毛が上手に描けたのである。
奇跡の一枚★
・・・顔を載せることができなくて残念。



夕方からは、冬季に入社した中途採用者の夏服のリストを作成。
後輩男女と定時に上がり、三人で帰った。

何だろう。今日は物凄く疲れた。
今日こそは早めに寝よう。

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就職戦線から16年

2015年03月25日 23時14分23秒 | Weblog
昨日の件は、朝一で人事部長と人事部女子で決着をつけ、いよいよ新卒研修の本格的な準備を始められた。
研修の配布物の確認などをし、平行して支払いの締めも行う。
明日は試着会の会場設営と個人情報保護法の講義のリハーサルを行おう。

会社に面接を受けに来る学生さんの姿を見るようになった。
当たり前だが、みんな若い。ナウなヤングである。
大卒予定の子だと16歳も年下ということになるのだろうか。
一様に不安げな面持ちをした彼らには、できるだけ笑顔で接するようにしている。


私が就職活動をしていたのは1999年1月から6月半ば。時代は就職超氷河期だった。
リクルートスーツに身を包み、
電車内で黙々とSPIを解き、
葉書を投函して会社案内をゲットし、
履歴書を書きまくり、
会社説明会の予約を取り(チケットぴあ並み)、
路線図を片手に会社訪問をして面接を受け続け、
講義の合間、学食でスーツ姿の友達と就活の進捗を話しあう。
「あいつ○○の二次面接まで行ったんだって」
「ええ~。俺なんて持ち駒全部パァだよ」
・・・そんな毎日だった。

リクナビなんてなかったので、手書きや電話の作業が多かったように思う。
会社案内を隅々まで読んで、重箱の隅にある会社の美点を虫眼鏡で100倍にし、それを織り交ぜながら志望動機を完成。

そんなこんなで掴んだ内定ゲットの結果、今がある。

自分に有利かではなくて、好き、もしくは耐えられるかという判断基準を重視した結果の今。
時々悪態を吐きたくなるときもあるけれども、自分で選んだ人生。
今のところ後悔はない。
妥協はしてこなかったはずだし、これからもしないようにしたい。

仕事のみならず、人生を考えたとき、一時の快楽に溺れた挙句、あとで惨めな人生を強制されるようなことは絶対に回避せねばならぬ。ずっとそう思ってきた。そのためには、自分に素直に、自分のなりたい像を心に描いて努力・実行してきたつもりだ。

このままのテンションで走り続け、棺桶に入るときに「これで悔いなし」と言えるようにするためにはどうすればいいのか、模索の毎日だ。切磋琢磨、質実剛健。

毎年、就職活動をしている子を見ると初心に返る。
心が浄化される・・・。


今日は退社後、池袋へ。
今週末、誕生日を迎えるクマパパのプレゼントを買いに池袋を徘徊。
クマパパは私が上京する際、反対しなかった。両親の自由な教育方針の下、私はいつも好きなことを選択し続けられてきた。

そんなクマパパが喜びそうなものとは何だろうと考えながら物色。
ようやくゲット。
クマパパ、喜ぶかな。


夕御飯は喫茶店・伯爵の海老ドリアセット。



毎日疲れるなーと思いつつも、そんな自分がけっこう好きだったりすることに、ドリアを食べながら気付いた。
リクルートスーツに身を包んだ就活中の自分を裏切ってはいけない・・・そう思いつつ、食後の一服。


明日も頑張ろう!!


色々あるけれども・・・

2015年03月24日 23時59分05秒 | Weblog
今週の会社の花はカーネーション。
ふわふわしたピンク色に癒される。


色々あるけれども、明日も頑張ろう~。


今週末は、KAGAYAさんのイベントに行く予定。
楽しみ!!

「銀河鉄道の夜」予告編(日本語版)


『スターリーテイルズ -星座は時をこえて-』予告編(日本語版)


美しい・・・。

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憤慨

2015年03月24日 23時46分21秒 | Weblog
朝、社長を捕まえて、新卒の制服の配布の件で結局どうするのかを尋ねたら、
「あなたのお好きなようにしたらいいじゃないですかー」
と切れ気味に言われた。
いつもだったらここで怯むのだが、もう時間がないので早く決めたい一心で今日はしがみ付いた。珍しく。

「この日の11時までに注文すれば翌日に到着します。遠隔地は翌々日になります」
と研修スケジュールを片手に説明(毎年している)。

人事部長と社長が、配属先を私に教えたがらないで先送りにする件。

配属先決定を最後の最後まで延ばし、人員をトレードできるようにしておきたいのは分かるけど、制服が届かなくて、糾弾されるのは他でもない私である。
こちらとしては余裕を持って、取り纏めをするスケジュールを立てたい。
注文表は、例年IF関数を使用してサクっと仕上げている。



ギリギリまで教えません。
でもちゃんと届けろよ。

ハァ?って感じ。
私は魔法使いじゃねぇんだよ。


社長としては、
試着→その場で自分のサイズの制服を受け取り、各自持って帰る
・・・が理想っぽいのだけれども、それだと余裕を持って多くの制服を注文しないとならないし、残った制服を本社で私が管理する羽目になる。
それに必ず違うサイズのものを持って帰る新卒続出で在庫数が合わなくなること必至。ややこしくなる。
様々なリスクを孕んでいるこの行程を心療内科のクマ医師に言ったのだが、彼も「?」と驚いていた。

結局、早めに配属先を教えてもらうことにした(しかし具体的な日時はぼやかされた←!!)。
人事部長も「この日あたりには・・・」と茶を濁して退散。


では私の好きなようにやらせてもらおう、と吉熊上司に確認し、
試着→取り纏め→発注
といういつもの行程を選ばせていただいた。

もうね、本当に嫌。毎年毎年・・・。喫煙が捗るわ、まったく。イライラ。




以上、愚痴タイム。




今日は無性に餃子が食べたかったので、夕御飯は餃子に決定。



おいしー。
餃子を食べているときが一番幸せ。


帰宅後は、グリコ・森永事件の動画を鑑賞。
グリコ・森永事件2-1
グリコ・森永事件2-2


かい人21面相が世間を賑わせているとき、私は小学1年生だった。
キツネ目の男の似顔絵に震撼し、スーパーから好きだったお菓子がなくなっていくのを切ない面持ちで眺めていた。
あれから31年。

世間の女子はイライラすると甘いものが食べたくなるらしいが、私の体は餃子を欲する。
イライラしているときもそうでないときも。発作的に。


まあ自分の仕事をコツコツとやっていればいいんだよな。
海流に流れるわかめのように揺ら揺らといきませう。

揺ら揺ら・・・イライラ・・・揺ら揺ら・・・イライラ・・・。


春休みの淡い思い出

2015年03月23日 23時00分07秒 | Weblog
昼休みの喫煙所。
非常階段で紫煙を燻らせていると、元気な声が聞こえてきた。
先輩N課長が
「あ、クソガキどもはひょっとして今日から春休みなんじゃねぇのか」
と指摘。
下の道路をお道具箱などを持って元気に走る、赤白帽を被った少年少女たちがちらほら。
「羨ましいですね、クソガキ。私も休みたいです」
と紫煙をふかす。

春休みというと必ず思い浮かべるのが中学2年生から3年生に上がるときの春休みだ。
教科ごとの教諭が変わるかもしれなくて、私の幼い胸はドキドキ高鳴っていた。
当時私は、2年生から教わった英語の先生(男性)が好きだった。
あれほど人を好きになることは今後ないだろうというぐらい好きだった。実際、卒業後もずっと好きだった。
2年生の初め、私の英語の偏差値は42だった。でも先生を好き過ぎて2年の学年末テストでは60に達する努力も厭わないぐらいに大好きだった。ストイックで妥協を許さない、15歳年上の銀縁眼鏡を掛けたの先生。神経質そうに咳払いをするときに揺れる喉仏が絶賛思春期中の私を刺激した。心を震わせつつ、先生をびっくりさせたいがために、日々勉強をしていた。
授業中、雑談で話す彼のプライベート(ジブリ作品では何が好きか、など)を逐一メモっていたことはここだけの秘密。

彼はあの春休みの前、事件を起こして新聞に名前が載ってしまった。
「先生、異動しちゃうのかな。もう彼に英語を教わることはないのかな」
2年生から3年生になるあの春休み、私の胸はその不安でいっぱいだった。

しかし、辛うじて3年の英語も受け持ってもらえることになり、その後一年間は受験生だったにもかかわらず、ひたすらハッピーであった。
時々思い出す、あの、思いつめた春休みを。

春休みの淡い思い出は、昼休みの煙に消えていった。







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さくら さくら

2015年03月23日 21時47分38秒 | Weblog
先日、バナナをお湯に浸すと甘みが増すって言っていたような気がして、昨日さっそく湯が張った桶にバナナを入れた。
今朝「さぞかし甘くて美味しいバナナになってるに違いない」と淡い希望を胸に起床、皮をむいて食べたのだが、特段味に変化は見られなかった。・・・ガックシ。

今日はだいぶ昔に買ったオメガチョーカーを超久々に身につけてご出勤。
いつもはチェーンなのだが、気分転換。
あまりにも久々すぎて今日一日慣れなかった。



吉熊上司が午前中から外出。
社長に確認したいことがあったのだが、彼は忙しいらしく捕まえられなかったので物事が進展しなかった。
仕方がないので支払いの締め業務と新卒研修会の準備を行った。



定時後の喫煙所。
階段の1段下で喫煙なさっているN係長の髪留めが可愛くて激写。
ストールも春っぽくて素敵。




早めに帰れたので読書タイム。
煙草と本とコーヒー・・・三種の神器。

あとクマね。


東京では桜が咲き始めた。
なるほど、会社の隣の公園の桜のつぼみもだいぶぷっくりしてきた。
桜が咲く季節が一年で一番好き。
街全体が薄紅色に染まる季節。
六義園、千鳥ヶ淵、飛鳥山、荒川沿い・・・
今年はどこの桜を観に行こうか。


人生で一番綺麗だと感じた桜は5年前に観た弘前城の桜。








春の光、青い空、古城、薄紅の桜・・・。
桜というカテゴリーを抜け出して、あの日私が居た世界は、私が今まで味わった一番綺麗な光景と言っても過言ではない。
機会があったらまた観に行きたい。




気ままな日曜日

2015年03月22日 23時24分02秒 | Weblog
昼過ぎに起きて、布団を干した。気が向いたので掃除機もかけた。
そして図書館へ。
英語が難しい。スマホの英語辞書機能を活用。
1.5時間こぴっと勉強をして帰宅(集中力がないので1.5時間が限度)。


その道すがら、雪柳が春風に揺らめいているのを見てほっこり。


また梅(桜かも?)が見事に咲き誇っているのを見て、晴れ晴れとした気持ちになった。
狭い下町で逞しく咲く花に毎年パワーをもらっている。今年も咲いてくれてありがとう。


今日もNHK番組「未解決事件」を堪能。
世田谷一家殺人事件。
あれだけ遺留品が残っているのにいまだに解決されていないだなんて、本当に不思議。



テレビを見ながら、くまモンと戯れる。
先月我が家にやってきたバカラ製くまモン。
吉熊とも打ち解けたもよう。

吉熊  「僕達兄弟だよ」
くまモン「そうだモン。よろしくお兄さん」


カワユス!!


また先日ブログにアップして反響があったミニ下駄。
ストラップバージョンもアップ。
細やかな仕事を感じさせる。


LINEで中学時代からの友人あやみちゃんとやり取り。
「もうさ、40目前になると不安の種類が違うよね」
という彼女のメッセージに激しく同意。
高校入試がどうのこうのっていう次元じゃない。
でもこうやって連絡を取り合える友達がいるだけで心が落ち着くし、励まされる。
あやみちゃん、ありがとうね。

また同じく中学時代からの友人わかめ殿と5月の連休に久々に会うことになった。
彼女との仲は1年生の入学式のときからずっと続いている。
頭脳明晰で聡明な彼女は、地元で先生をやっている。彼女は私の人生を変えてくれた人物でもある。
楽しみ~♪

好き放題に生きた二日間。
明日から社会復帰できるのだろうか。謎。
新卒研修の準備、進めないとなあー・・・。
個人情報保護法の講義の練習も・・・。

そろそろ桜も咲き始めるし、こぴっと頑張ろう。


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気付けば夜

2015年03月21日 23時03分17秒 | Weblog
昼過ぎまでどっぷり寝た。
よく寝た。


「サリシノハラ/47」(嶽本野ばら)読了。




アイドルグループ「47」でギタリスト兼センターを張る女の子・砂吏(サリ)のお話。アイドルには疎い私でも描写や呼称について丁寧に書かれているのですらすら読めた。また、アイドルグループのトップに上り詰めた女の子の心理描写をここまでリアルに書ける野ばら先生の力量に感服。
砂吏の一人称で物語は進む。10代後半の女の子はこんな難しい言葉使わないよなーとたまに気になったのだが、それは嶽本文学の特徴であるので、そういう部分もいとおしく思えた。

男の子(篠原くん)との思い出と彼に貰ったギターだけを心の支えにして、大人の欲望にまみれた汚い世界を生きていく砂吏。
アイドルというとか弱いイメージがあるのだが、実に逞しく描かれていた。
そして篠原くんも、もう遠いところに行ってしまった砂吏をいつも精一杯守っている・・・そんな健気な関係性が心の奥底でキュンキュンと唸った。恋愛物としてカテゴライズするにはあまりにも尊く清い関係性である。魂の双子・・・嶽本先生は、そういうものを紡ぎだす天才だと思う。

試し読みができる

http://comicaloid.jp/sarishi_47/




すっぴんでごろ寝をしながら読んでいて気付けば夜。
今日が晴れていたのか曇っていたのかもよく分からぬ。
洗濯も掃除もし損なったというかやる気が起きなかった。

妹・芋子から電話があり、おしゃべり。
仕事と結婚・引越しの準備で大変らしい。
芋子、ガンガレー!

充電終了。
明日はお出かけしましょう。










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春物

2015年03月20日 22時53分53秒 | Weblog
ルミネのCMが物議を醸しているらしい。
らしいというのは普段私はNHKしか観ないから、こんなCMが流れていることを知らなかったのである。

ルミネのCMが炎上中「こんなCM見せられて、服買わなきゃってなるわけねーだろ。」「クズな男に”需要”とやらを求めてもらうためにルミネで服を買って着飾れと?」


動画を漁ってみたところ、発見。
視聴。

・・・うん、これはアウト。主人公に感情移入して泣きそうになってしまった。

当社でこんな暴言を吐く社員がいたらすぐにリストラされてしまうだろう。

これを製作した人は「冒頭のようなことを言われたら相手はどう思うんだろうか」という想像力がないのかなと思ってしまう。
傷付くという発想を抱けないのだろうか。
そういう制作会社が作ったものを使用するルミネに対しても、同じような感情を抱いてしまう。
まして、テレビという影響力があるツールを使用するのだから、制作会社もルミネも、もう少し慎重になるべきだった。

そもそも、ヲサレじゃない設定の女性の服装が、既に私の中ではじゅうぶんにヲサレなんだけれど・・・。


それにしてもルミネで春物見たくなってきた・・・。これはもしや炎上商法?