世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

大晦日「INORI~祈り~」(追記)

2010年12月31日 23時52分40秒 | Weblog
夕方、東京から宇都宮にある実家まで帰省。
電車内はけっこう混んでいたが、今日はなんとか座れた。
車窓に流れていく透明感のある夕焼けが、今年最後のフィナーレを飾っていた。

妹・芋子も19時過ぎの電車で帰省し、紅白を見ながら年越し蕎麦を食べる。
あと餃子。母ヨーコたんの漬けた沢庵が美味しい。
ベリンジャーのワインは私のお土産。

紅白で「INORI~祈り~」(クミコ)という歌が流れた。
歌謡コンサートで観たことが有る。
インパクトがある歌だと思っていた。
数年前まで、私は毎年、広島の原爆資料館を訪れていた。
原爆症で亡くなった少女・佐々木禎子さんのことは資料館を訪れる度に心を痛めていた。
「生きたい」と願いながら彼女は薬の包み紙のセロファンなどで鶴を折り続け、12歳の生涯を閉じた。
「INORI~祈り~」は、そんな禎子さんの、願い、恐怖、孤独を表した歌。

蕎麦食べながら、母、私、妹、号泣。
こうやって大晦日に笑いながら蕎麦を食べられることの幸せさを深く感じた。



「ありがとう」(いきものがかり)は、ずっと観ていた朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌。
これ聴くと、出勤するときの気分になる…。


大トリはSMAP。
妹・芋子がキムタクのかっこよさに目覚めた模様。
しきりに「かっこいい!」と大興奮していた。



今年も残りわずか。
皆さん、良いお年を!


仕事納め~Bear's Wish~

2010年12月30日 23時34分03秒 | Weblog
終わった。
終わったよ。
長かった…6日連続出勤×2週。そして最後の大掃除。体力の限界(By千代の富士)状態。
毎日キューピーコーワを大量服用して乗りきった。耐性がついて、次第に効き目が悪くなるのを感じた。


今日は午後から着替えをして喫煙所の掃除をした。冷蔵庫の霜取りやら棚の掃除など。またコピー機やファックスもキレイキレイ。
私の机のカレンダーも新しいものに交換。

2011年も「Bear's Wish」のカレンダー。


定時後、人事部総務部合同で終礼。
●●●ィ~(部長)からのお言葉。
「目標を持ってください。また同じような一年をただ送る人には成長がありません。この正月も勉強してください」
とのこと。

来年の私の目標
・検定試験の次のステップを受験
・海外旅行実施
・読書年間30冊


終礼後、他部署の人々と年末のご挨拶を交わす。
当社の風物詩である。

今年一年、会社でたくさん笑った。悔しくて歯を食い縛ったり、悪態も吐いたし、ゴマも擦ったし、ミスもした。
今後、どのような仕事をしたいと訊かれるとまだ答えられない。私には何ができるのかという問いかけから逃げて、日々、なんとなく過ごしてしまった気がする。来年はもっと「自分にできること」を意識して働きたい。せっかく一日9時間も会社にいるのだから。

今日、吉熊上司にある提案(「今までこうして来たけれど、ああしたらいいんじゃないか」)をされた。今までの習わしというかルーチンを覆すような案だ。他部署との交渉を要することだったので、つい怖じ気づいてしまい、逃げてしまった。
後悔、でも怖い、でも私がやるべきだった、でも怖い…頭の中で自己嫌悪MAX。
2010年で一番の失態だったと思う。
同時に、「仕事ってこういうふうに作るんだな」という発見した。

主任試験に合格したとき、「吉熊上司のためになる」と心に誓った。彼が私を推してくれたからだ。
なのに、今日の私は駄目だった。
新年、リベンジしよう。
そしてあの仕事を私がしよう。

2011年の目標、追加。

会社帰りに観たイルミネーション
木々に光の花が咲いていた。
冷たい風に冴え冴えと輝き、疲れを緩和してくれた。


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迷子

2010年12月30日 23時22分38秒 | Weblog
退社後、くたくたな体を引きずって駅まで歩く。寒い。寒すぎる。
駅前のT字路で騒がしく泣いている男児を発見。
「なんだよ、この子。うぜぇな」っていつもならば無関心な私なんだが、そこが割と交通量の多い道で危ないのと、誰も彼に関わろうとしないのと、彼の悲しそうな泣き顔を見て、仕方なく話しかけた。

私 「どうしましたか?」
男児「パパが~、パパが~、バイバイって手を振って…★□◎▼¥%♭&(ヒアリング不能)」

やっべ、まさか置き去り事件?
兎に角、彼の手を握り、「お姉ちゃんも一緒にいるから、ここで暫し待ちませんか」と彼と落ち着かせようとした。

ここは会社の最寄り駅付近である。同僚に、こんな子と一緒のところを目撃されたら何て噂されるかわからない。
「総務の〇〇さん(私)って隠し子いるらしいよ~」
とか
「子持ちの恋人がいるらしい」
とか。
若しくは
「すげー年下の男といたよ。セカンドバージン状態!?男日照りが長いから男児も恋愛対象になるんじゃね?」
とか。

まずいなあ~と思い、彼を見る。
粒羅な目から真っ赤な頬へと次々と流れる涙を片手で拭っている。
青いジャンパーが余計に彼の心象を強く示しているように見える。

「パパとママと…カラオケに来たの。そしたら、そしたらね、パパが手をバイバイして…ビェ~」
カラオケか。
早く言えよ。
そこにあるじゃんか。

彼とカラオケ方面に歩みを進める。
いきなり彼は私の手を離して駆けていく。
車に轢かれた大変!慌てる私。
彼の行き着く先には、カラオケ店前に佇む夫婦がいた。

「ご両親さまですか?良かった。彼、迷子になっていたのですよ」
と二人に報告し、私は彼の両親に丁寧に挨拶をされた。
男児は母親に抱きつき、また泣いた。
私の手にはいつまでも彼の湿った手の感触が残留していた。

私も子供のとき、海水浴場で迷子になった。知らないおじさんに保護されていた私を見つけたクマパパ。私を抱き締め、海辺を走って我が家のパラソルに連れてきた件は、我が家で語り継がれている伝説だ。
あの男児も、きっと本当に心細かったんだろうなあ。

子供に親切にするなんて、私にとってはレアケースだ。
CNNでトップニュースで扱われ、また明日の為替にも影響を及ぼすレベルの珍事と言えよう。

珍しいことをしたからって、明日、雨、…降らないでほしい。

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年末の慌ただしさの中で

2010年12月29日 21時54分51秒 | Weblog
午後から部内の大掃除に参加。女子たちは会議室を担った。私は廊下に面するガラスの壁をひたすら拭く係。水拭きと空拭きをする。店時代のウィンドー拭きを思い出しながら、後輩女子CちゃんとYちゃんと語りながら進めた。

廊下を通過する吉熊上司。
あちら側から
「ここ、もっとよく拭いて」
とチェックが入った。
「あ、ここも汚れてるぞ!」
と彼が指差す先は私の顔だったりする。
むぅーっ!
って、これ、昨年もされたよな。


カーペットのある部屋で、面白いものが稼働しているのを目撃した。自動掃除ロボット・ルンバだ。テーブルや椅子の合間を器用に練り歩き、塵を吸う様子は健気で愛らしく、見ていて飽きない。「可愛い~」と、女子たち、騒然。
これは他部署のもの。なぜかうちの部署に来た。ルンバの持ち主というか管理者が、「早くルンバを返してくれないか」と度々うちの部署に電話をかけてくる。噂では、彼はルンバをまるで子供のように可愛がっているらしい。その気持ち、わかるわ。可愛いもの。

夕方、自分の机をピカピカにした。中もちゃんと整理し、いらないものはごっそり捨てた。明日は喫煙所の掃除。


昨日、吉熊上司から、素敵なプレゼントをいただいた。
今年のミスタードーナッツの福袋はリラックマが主役。
そのリラックマグッズをいただいた。

☆ブランケット(リラックマの方をいただいた)


☆メタルストラップ(コリラックマの方をいただいた)


今夜から、このブランケットの温もりに抱かれて寝よう。
ストラップは携帯電話に装着した。


そういえば、昨夜のJAXAi閉館のニュース。
帰宅して動画検索していたら、ちょろっと出演していた。
インタビューはカットされていたんだけれども。
いや~、恥ずかしい…。



年末は慌ただしい。
あれもしなくちゃ、これも…と、気持ちが焦ってしまう。
毎年、こんなんだったっけ。

さあ、明日は仕事納めだ。
頑張ろう。

「恋ほおずき」

2010年12月29日 21時54分04秒 | Weblog
「恋ほおずき」(諸田玲子)を読んだ。
毎年、浅草寺で行われている「ほおずき市」。その歴史などを辿り、私は一つの事実を知った。愛らしい実とは裏腹に、ほおずきの根には毒がある。昔、その根を煎じて飲み子供を堕胎させていた、というものである。
昔、浅草寺の近くには遊郭があった。吉原だ。吉原の遊女、堕胎薬のほおずき…どこか繋がりがありそうなこの二つの関係性をモチーフにした小説があることを知った。それが本書である。

江戸時代の一人の中条流の医者(堕胎医)、江与。20代半ばの美しく凛とした独身女性である。春の曇った日、同心で妻子持ちの清之助と出会う。

江与…堕胎はやむを得ぬこと。しかし清太郎と出会って議論を交わし、「自分の仕事ってどうなんだろう」と自問し始める。
清之助…堕胎反対。しかし、やむを得ぬ事情があることを知り、江与に近づくにつれてそれまでの価値観が揺らぐ。

二人の想いの交差点の位置が絶妙。江戸の浅草界隈で起こるさわざまな事件や人々と交流の中で、次第に引かれ会う二人。

しかし、江与には悲しい過去があった。
終盤、「昔、恋をしました」から始まる清之助への独白で江与の過去が暴かれる。それは江与が中条流の医者を志す切っ掛けになった出来事でもある。

堕胎の良し悪しを、最後の最後まで明らかにはせず、「何が正しくて何が間違えているのかは分からなくても、そこから逃げないで、真摯に自分に問いただすことの大切さ」を本作品で改めて感じた。
善悪の表裏一体が、ほおずきの実と根っこの関係性に呼応しているのも、物語を引き締める要素になっていた。

登場人物がやや多かったが、それを無駄にしない伏線の張り方、そして読みやすい文章に、諸田さんの他の作品も気になった。

来年は今までとは違った観点でほおずき市を訪れよう。


さようなら、JAXAi

2010年12月28日 23時28分32秒 | Weblog
丸の内にあるJAXAの広報施設「JAXAi」
今日で閉館。そう、例の事業仕分けで。

オアゾにはあまり行かない。丸善に本や洒落た雑貨を買い行くぐらいしか用がない。
正直、JAXAiのことも、丸善に行くエスカレーターで目撃し、「不思議な一角だなあ」という認識しかなかった。
それが!!
6月13日のはやぶさ帰還で、私の脳内は、はやぶさ(宇宙)祭り開催&継続中♪
この半年間、引力のように宇宙に惹かれていった。JAXAiにも、はやぶさ帰還の2日後に行った。巨大スクリーンで「祈り」を鑑賞し、「…っぶはっ」っと泣いた。
(6月15日「JAXAiに行ってきた。」)

あの施設が、今日、なくなる。
今年6月まで関心がなく、そのまま丸善に直行していた私が残念。

さっそく会社帰りに丸の内へ。
JAXAi、凄く混んでいた。
小さい施設に、人がわんさかいた。
係員の方曰く「こんなに賑わったのは今日が初めて」
とのこと。
「床が抜けないか、心配です」
と笑っていた。

報道陣もたくさんいた。
金曜深夜の山手線みたいな混み具合の中、展示物を鑑賞。



「これ、可愛いですよねー」
「イカ坊~」
隣にいた見知らぬ女子と語らった。


これともお別れか。
ロケットエンジン「LE-7A」



「千羽あかつき」
あかつきくんの応援用ペーパークラフト



はやぶさについて。



巨大スクリーン
また私を泣かす気か!?目からキセノンが~!




吉熊とはやぶさ(模型)の2ショット。
きゃ!カワユス!
と、ニタニタしながら写真を撮影していたら、テレビカメラを持った人とマイクを持った人に話しかけられた。
「あ、…お取り込み中、すいません。お話聞かせてくれませんか」
…ホント、お取り込み中だったんだけど。何?しかも、こともあろうか、クマを片手にした怪しいムード満載な私に話しかけなくてもいいじゃんねー。

というわけで、インタビューを受けた。人生初である。
「私なんかでいいんですか?」
と尋ねたら
「ぜひ!」
と。

それが、誘導尋問ばりで、インタビュアーが「こんなに賑わっているのに事業仕分けで閉鎖するなんておかしい」と、私に言わせたがっているのがよく分かった。
まあ、釣られて彼が望むことを熱く語ったんだが。

「はやぶさ帰還で、宇宙について興味を示す私みたいな人も多いと思います。臨機応変な対応をお願いしたいですね」
と。
朗々と語ってしまった。時々カメラ目線でキメ顔とかしちゃっていた(条件反射)。
てか、インタビュアーって、人の目をじっと見るのな。照れちゃうではないか。

閉鎖といっても、無くなるわけではないし(たぶん)、移動するだけだと、私自身、そんなに悲観してはない。万が一うちの近所に来たら嬉しい(来ないよ)。

20時、いよいよ閉館。
ほたるの光、キター!!
主の挨拶、拍手喝采!
感動のフィナーレである。

朝っぱらから来ている子供もいたそうだ。
将来、その子は宇宙開発に携わるのかな。


外にいる報道陣、多すぎ。
ここを通過するの、怖いなあ。


追い出されるようにして一旦出るも、名残惜しくて、エスカレーターに乗り、最期を見守る。私だけでなく、多くの人がそうだった。エスカレーターで昇降を繰り返す。
無限ループ状態。
それを見ていたスタッフらしき殿方二人が
「人の流れ、完璧に軌道みたいだな」
「な。軌道周期1分半ぐらいかなあ、みたいな」
「あはは、うまい!」
という会話をしていた。
思わず吹いた。
こういうエッジの利いた会話、好き。


さようなら、JAXAi
色々とありがとう!



丸の内イルミネーション2010

2010年12月28日 23時27分58秒 | Weblog
JAXAiの最期を見守り、地下の喫茶店で一服。

その後、丸の内イルミネーション2010を堪能。
しかし、寒い!
ビル風、ぴゅーぴゅー!






先日の光のページェント(地元では「光ペ」と略すらしい)を思い出す。
そして、丸の内はニューヨークに似ている。高層ビルやそれを縁取るような街路樹、整った道路…などから。



三菱一号館美術館の横。



日本じゃないみたい。







吉熊、うっとり。
私も、うっとり。

丸の内勤務と思しき人々が、忘年会帰りだろうか、アルコールを含んだ声で
「良いお年を~」
と言いながら別れていた。
いいな、今日が仕事納めだったんだ、この人たち。
私は明日、明後日も仕事。大掃除。

2010年も残りわずかだ。
頑張ろう。


漫画の中の歯医者さん

2010年12月27日 22時37分17秒 | Weblog
会社帰りに歯医者さんへ。半年に一度、きちんと定期診断に行く吉熊上司を見習い、私も9ヶ月ぶりに歯医者さんへ行った。
虫歯って1本治すのにけっこう費用がかかる。特に根治をすると1万円ぐらいかかる。面倒だが、より面倒になる前に、虫歯予防をしようと思った。
どこも痛かったり凍みたりすることはなく、強いて言うならば歯の裏のヤニがひどい。セピア色を通過し、真っ黒。暗黒というか漆黒。最近喫煙量が増加したからだろうか。

私の通院する歯科の先生はけっこうイケメンである。真田広之に似ている(月桂冠「花鳥風月」のCMに出ていた頃の)。

夜景の見えるホテルのバーで
「君の歯。右上1番から4番の並び方、最高だね。僕と君、今宵、愛の噛み合わせを試さない?」
「君の永久歯になりたい」
「君のハートを激しく削りたい」
とホテルの部屋のキーをちらつかされて口説かれたら、…などと妄想してしまう。

受付で漫画の冊子を発見。なんだべ?と手に取り、凍りついた。
真田先生が主人公の漫画ではないか!
軽く衝撃。
全米に笑撃が走っちゃうほど。
久々に全身の毛穴が、「んばぁぁ~ッ」と開くような感覚に陥った!
…もしや、彼、自分大好き?
「患者さんを救う俺、カッコいい」とか思っていない?

待合室でそれを捲り、極寒のツンドラ気候の地に取り残された小鳥のように凍えていたら、名前を呼ばれた。
まずは歯科衛生士さんによる総点検。
磨き方が上手いらしく歯石がないし、歯肉も落ちていないとのこと。良かった。
ずっと私の面倒を見てくれていた前の歯科衛生士さんの教育の賜物である。

ここで、真田先生登場。
さっきの漫画を思いだし、爆笑寸前。
ついでに、さっきの我が妄想が頭をうねり、ニヤニヤ。
「お久しぶりです~」
と、彼は歯の裏のように汚れた私の思惑なんて知る由もなく、とことん爽やかに接してきた。

噛み合わせのチェックで変なところを削ってもらい、最後にレントゲンを撮影して終了。
「虫歯はないけど。歯の裏、真っ黒だね」
とのことなので、新年早々にクリーニングをしてもらうことになった。

帰宅して、もらってきたさっきの「主人公:俺」みたいな漫画冊子を熟読。
彼の医院の治療方針や自分のヒストリーがつらつらと描かれていた。
しかもカッコよく。2回読んで2回とも笑った。明日、誰かに見せよう。

真田先生の新たな一面を見た。
…私にしたら、ちょっとしたレディコミかもしれない。あの漫画。萌え。


日フィル 「第九交響曲」特別演奏会

2010年12月26日 21時34分21秒 | Weblog


コバケンの第九に行ってきた。チケットを入手した晩夏からずっと楽しみにしてきた。
第九を聴かないと新しい年を迎えられない体質になったのは、いつ頃からだろうか。気付けば毎年聴いている。
第九との出会いは、小学校5年生のとき。在籍していたクラスの学級の歌だった。ドイツ語で。担任のフクダ先生が教えてくれた。田舎の小学生に彼は様々な文化的なものを与えてくれた。「お前ら、馬鹿だ」が口癖で、超ウルトラ厳しかったけど。もしもあのとき第九に出会わなければ、これほどまで第九には惹かれなかったはずだ。

さて今日の演奏会は東京芸術劇場にて。

出 演: 指揮/小林研一郎 
パイプオルガン独奏/徳岡めぐみ 
ソプラノ/安井陽子 
アルト/栗林朋子 
テノール/錦織健 
バリトン/青戸知 
日本フィルハーモニー協会合唱団 
日本フィルハーモニー交響楽団


指揮者はコバケン。炎のマエストロ、小林研一郎である。賛否両論ある彼の第九だが、すぐに売り切れてしまうところをみると、やはり人気があるらしい。今日は昨年のように唸ってはいなかったが、時折、「フッ」とか息を吹き出していた。華奢な肢体をダイナミックに操り、オーケストラをガイドしていた。彼が指差す部分から音が湧き出てきて、見ていて面白かった。頷いたり、指差したり、指揮棒を持っていない左手を後方に投げ出して「ホールの後ろまで聞こえるように音(声)を出せ!」といわんばかりの彼の指揮、かっこいい。

指揮と言えば、高校時代の合唱コンクールで、凄く素晴らしい指揮をした同級生がいた。曲名は「ほたるこい」。校長先生が「背中で音楽を表現している」と評したように、彼の指揮は繊細で綺麗な力が溢れていた。同窓会で再会し、今はマイミクである彼。先日、コバケンの第九を私より一足早く聴いたらしい。


オーケストラ、合唱も、コバケンの熱意に応え、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
ソリストも最高だった。青戸さんの地から生まれてきたかのような力強い声「O Freunde, nicht diese Töne !」は拳を握ってしまうほどだった。錦織さんの艶かしい声はヨダレもん。錦織さんの左耳のダイヤモンドのピアスは昨年同様、今日も大いに光っていた。2ctはあると思う。確かめたくて、オペラグラスで凝視してしまった。

昨年同様、今日も1階S席。
ロビーの外にある喫煙所が近いため。それだけの理由。


第九が始まる前、パイプオルガンの演奏があった。芸術劇場ご自慢の秘密兵器・パイプオルガン!!
あの音色、やっぱり良い。「くるみ割り人形」だなんて珍しい。パイプオルガンの「花のワルツ」は、メリーゴーランドに跨がって上下運動している気分にさせられた。超メルヘン!夢見心地で、1階席から仰ぐように観るもんだから、本当に口角からヨダレが垂れた。パイプオルガン演奏は両手両足を動かす。いつも「器用だなあ」と感心する。

第九のあと、コバケンのお言葉。
「ベートーヴェンの世界を皆さんに少しは伝えられたかと思います。皆さんの新しい一年のご多幸を祈ります。また来年会いましょう」
みたいなことを仰っていた。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
今宵は静かに今日の演奏会を振り返ろう。
また来年、清々しい気持ちで第九を聴けますように。



この日の為に、一張羅を引っ張り出して着用してきた吉熊。


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2010年を振り返る ~燃え尽きるほどに輝くことの美しさ~

2010年12月25日 23時25分08秒 | Weblog
今年を表す漢字は「暑」とのこと。
たしかにこの夏も暑かった。でも毎年暑いし、しかも「今年」を表すのに季節限定的な要素を漂わせているのが腑に落ちない。
円高、タバコの値上げ、で「高」が合うと思っていた。

私の今年一年を表す漢字は「未」。
今年は、今まで経験したことがないことによく遭遇した。
言いかえれば、新しいことに挑戦できた一年だった。

亮子の2010年、印象的だったことベスト10

1位「ニューヨーク一人旅」

噂には聞いていたが、ニューヨークがあんなにエキサイティングな街だとは思っていなかった。あの街での見るもの聞くもの全ては、今までの私の経験値を超越していた。中学時代の修学旅行のプラニングさえも他人任せだった面倒臭がりな私が、脳みそをフルに活用して、見知らぬ大都会を闊歩した。拙い英語で喋りまくった。火事場の馬鹿力発揮。
とりあえず、エンパイア・ステート・ビルディング で並んでいるとき、スタッフのお兄さんが私を日本人だと認識し、いきなり「オッパッピー」と言っていたのが忘れられない。


2位「小惑星探査機はやぶさ、帰還」

今年の後半は、ハートをはやぶさに持っていかれた。はやぶさ関連のプラネタリウム作品や講演会、カプセル展示に出没。やはり一番の思い出は、炎天下の中、カプセル見たさに3時間並んだことだろうか(@相模原)。今まであまり意識していなかった天文という分野に好奇心が湧いた。


3位「東北桜紀行」

ゴールデンウィークに両親と妹と一緒に東北の桜を観に行った(弘前城・角館・北上展勝地・岩手石割桜・小岩井の一本桜)。
ちょうど桜の開花時期だったのでラッキーだった。
弘前城と桜のコンビネーションが印象的だった。


4位「SENDAI光のページェントと松島」

先々週、母ヨーコたんと日帰り旅行。煌めくイルミネーションは宝石のようだった。
カモメに餌付した松島の遊覧船も思い出深い。


5位「一人ディズニーランド」

2月4日の誕生日、有給休暇を取得して決行。4人席の乗り物で、前2人カップル、後ろに私…という全米が泣けるレベルの屈辱的体験を味わった。誰にも気兼ねしないで乗りたいアトラクションを乗れる点では非常に満足だった。ビバ・人生ソロ活動。


6位「わた」

この夏は数週間に1度という高頻度で、親友わたと遊んだ。ほおずき市、朝顔市、戸田板橋の花火、ベトナムのイベント、虫ききの会、普通の飲み会…もう、うちら、付き合ってるんじゃねーの?っていうような勢いで会っていた。小学校時代から続いているこの付き合いも、もう四半世紀。来年もよろしくね、わた。
虫ききの会のあと、浅草でタイ料理を食べ、久々に「美味しいものって本当にいいな」って実感した。食に興味がない私だが、あのときは心が無意識に呟いた。

7位
プラネタリウム

「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」「銀河鉄道の夜」「最後の恐竜ティラン」「星空と音楽の夕べ~ クラシック特集 ~」
やはり、ここでも、はやぶさ。川口、府中の2ヶ所で合計3回観た。目からキセノンガス、大放出。泣いた。大いに泣いた。

8位
映画
「告白」「孤高のメス」「悪人」、どれも良かったが、「キャタピラー」が一番印象的だった。寺島しのぶの体当たりの演技、作品全体に染み込んでいる反戦思想、観て数カ月が経つけれども、時々思い出す。

9位
展覧会

「細川家の至宝」
「東大寺大仏 天平の至宝」
「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」
「没後400年 特別展 長谷川等伯」
「シュタイフ社創業130周年記念 私のシュタイフ展」
「きらめく装いの美 香水瓶の世界」
「上村松園展 珠玉の決定版」
「スイス発-知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂 ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」
「没後10年 小倉遊亀展」
「東山魁夷と昭和の日本画展」
けっこう行った。甲乙つけがたいが「没後400年 特別展 長谷川等伯」の「松林図屏風」は特に惹かれた。墨だけでここまで表現できるのか~と溜め息が出た。

10位


今年もたくさんの花を愛でることができた。
桜は、幸手の権現堂桜堤、千鳥ヶ淵、多摩川、鳩山会館、飛鳥山、六義園、実家で堪能。
薔薇は、旧古河庭園、与野公園で楽しんだ。
毎年恒例、巾着田の曼珠沙華は2回行った。吉野梅郷の梅、西武ドームに隣接するゆり園には初上陸。
「バラとガーデニングショウ」「世界らん展」は、来年も行くつもり。

他にも、
・本は林真理子先生の「下流の宴」が今年読んだ中で最高に面白かった。林先生とは、今年もサイン会や講演会でお会いでき、強いパワーのようなものをいただけた。

・心療内科の受診内容は特に変化なし。薬は防風通聖散が増えた。メンタル的なことでは、以前よりも凹むことが少なくなった。嫌なことを流す術を少しだけ知った。

・日常では、毎日笑っている。特に、職場で。吉熊上司、後輩男子タイスケくん、後輩女子Cちゃんでいると一日一回は必ず腹の底から笑う。ふざけすぎると、吉熊上司がセーブするといった感じ。仕事は、まあ色々あるが、その日やれることをやるっていう感じ。嫌なこともあるが、深く考えると傷つくので敢えて考えない。薬が増えるだけだから(毎月の薬代だって高いんだぜ)。

・両親とキグレサーカスを30年弱ぶりに観た。サーカスって面白いんだなあと思った矢先、経営破たんしてしまった。
・今年も、妹・芋子とはたまに飲んだ。

・印象的だった言葉。
ミキモトのショーウィンドーに、ミキモト版はやぶさの模型が展示されていた。
そこに添えられていた言葉
『燃エツキルホドニ輝クコトノ美シサヲ
私タチノ心ニ呼ビ覚マスタメニ
「はやぶさ」ハ還ッテキタ。』




・印象的だった画像
はやぶさのラストショット。


・毎日観ていた動画
探査機「はやぶさ」の軌跡 舞-HaYABUSA ~Falcon of phoenix ~前編




2011年はどんな一年になるのだろうか。
いや、どんな一年にしようか。
新たな「未」を求めて、はやぶさのように、相棒・吉熊と輝こう。

…てか、今年の私の漢字、「隼」が良かったんじゃなかろうか、と終盤になって思った。

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Merry Christmas!!

2010年12月24日 22時28分04秒 | Weblog
Merry Christmas!!


今日はクリスマス・イヴだ。
今朝、
「いちごが乗っているショートケーキがいい!!」
というクマたちの声に送りだされて出勤。
今日も本社は人口密度が低く、静かだった。

帰り。
駅前のケーキ屋さんでクマたちが欲しがっていたいちごのショートケーキを購入しようとしたら、長蛇の列ができていた。
「じゃあ、スーパーのケーキでもいいか」
と、スーパーへ行ったら、売り切れていた。
クリスマスにおけるケーキの人気っぷりって、いったい何なんだろう。
「もういいか、諦めよう」
と思ったのだが、いつも私を守ってくれるクマたちの声が耳に蘇り、また駅の方へ向かう。

教会の前を通過。
ちょうどミサが行われていた。
この土地に来て、毎年、販売応援に出ていたから、ここでミサが行われているのを知らなかった。
自由に入ってもいいとのことだったので、教会内に入ってみた。
綺麗なステンドグラス、高い天井、祈る人々。
外国人の方が多かっただろうか。
司祭さまのお言葉と、合唱を聴き、厳かな気持ちになった。


駅前のケーキ屋さんは、先ほどよりも列が短くなっていた。
無事、ゲット。
喜ぶクマたちの笑顔を思い出して、うきうき気分♪

「ほら、ケーキだよ」
と出すと、クマたちは悶絶。
「わ~い!」
と、群がってきた。
喜ぶクマたちの笑顔を見たら、私まで嬉しくなってきた。

「雨は夜更けすぎに、雪へとなんて変わらない!変わるはずはない!変るもんか!!」
「リア充爆破しろ」
「『性』なる夜…」
この時期になると悪態を吐く私だが、やっぱりクリスマス、好きかも。


懐かしいものを発見!

JR東海 X'mas Express 歴代CM 1988年~1992年


当時、小学生~中学生だった。
「大きくなったら、このシンデレラなんとかつうやつ、乗るんだ」
と期待に胸を膨らませていたっけなあ。
シンデレラエキスプレスの意味も知らなかったくせに。
でも、まさかクマとクリスマス・イヴを過ごすとは思わなかった。


Merry Christmas!!
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透明な存在のボクの忘年会

2010年12月23日 23時30分20秒 | Weblog
私のいる業界は、繁忙期なう。普段は本社にいる人も各地の店舗へ販売に行かされる。私はお役目御免なんだが。
今朝、私の実家近くに応援に行っている後輩男子タイスケくんからメールが来た。快速ラビットに乗車し、なぜかtrfを聴きながら北上しているとのこと。東京生まれの東京育ち、シティボーイ・タイスケくん。彼の目に、栃木はどう映るのだろう。

今日は祝日だが、本社も稼働。総務部は私以外、全員出払って、まるで森の奥の湖のような静けさが漂っていた。一応、●●●ィ~(部長)と二人きりで朝礼をしたのだが、彼は「店回りに行ってくる」と、そそくさと外出してしまった。
「透明な存在のボク」とは、神戸の酒鬼薔薇少年の声明文だが、今日の私はそれに該当するかもしれない。しかし、クリスマス商戦不参加なりに、やることはある。各店舗のレジの消耗品の発注とか。あと第3四半期決算の文言(「当第3四半期における我が国経済は…」の部分)を考えていた。内閣府の月例報告書とにらめっこしながら。

そんな寂しい私を案じたらしく、吉熊がスーツのポッケに入っていた。


あ、監視してる…。


昼休みは二人で、グリコの「はちみつバタープリン」を食した。ホットケーキに塗る部分の味が鮮明に再現されていて美味しかった。でも、普通のシンプルなプリンの方が私は好き。


退社するとき、妹・芋子が我が家の最寄り駅にいることを知った。
芋子の友達でマイミク・りんごやさんもご一緒のよう。
「おいでよ」
と、言われたので行く気満々。
久々に会い、募る話もあるのだろうから、1時間後に二人のいる喫茶店に行った。
りんごやさんは、妹の大学時代の友達で、妹同様、生粋のゆずファンだ。
お洒落で人懐っこく、しっかりとしたお嬢さんなのである。
そして、吉熊を愛してくれている!!
芋子なんて、吉熊に罵声を浴びせたり、暴力を振るうし、本当にひどい。
ノンアルコールの忘年会は3時間ぐらい続いた。
思いがけず、たくさん笑えた日になった。
誘ってくれて、ありがとう。




明日も明後日も出勤。当社の年間売り上げの半分はこの時期に生まれる。この商戦の利益で、まんま食ってるも同然。仕方がない。
頑張れ、私。

日曜日のコバケンの第九まであと少し!
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りんごの森の心療内科

2010年12月22日 22時53分22秒 | Weblog
心療内科デー。

この日は定時の鐘が鳴り終わると同時に会社を出ないといけない。心療内科は受付時間が過ぎるとシャッターを降ろしてしまう。裏口を叩けば開けてくれる。しかし、なるべく受付の人に迷惑をかけたくない。
私の通院する心療内科は大人気で、予約がなかなか取れない。診察日を逃したらパキシルの在庫が足りなくなり、鬱々とした日々を過ごさなければならない。そんな恐怖から逃れようと、私は細いヒールで夜道を走るのである。

今日の待ち時間は3時間。
先日から読んでいる「花ほおずき」(諸田玲子)、読了間近。珍しく時代物。江戸時代の女医(産婦人科医)の話。江戸時代、ほおずきが堕胎をする際に使用されていたということについてを調べていったら、本作品に巡り会えたのである。なかなか面白い。


さて、診察。
今日のクマ医師、ラベンダー色のニットをお召しだった。カワユス。

今日は私の考え方の確認といったところ。日常で起こったこと、それについてどう感じたかを誘導尋問されて述べる。彼に気に入られる考えを演じようと必死な私。そうしているうちに、私は少しずつ、自分を守る方法(考え方)を得てきた。32年の人生、その8分の1を私は彼に委ねてきた。

「深く考えても傷つくだけですからね」と諦めたように呟くと、クマ医師はそれを肯定した。

クマ医師の慈悲深い様子が、先述の本の主人公・江与と重なる。
患者のことをまるで自分のことのように思える医者という職業。
なんて尊いのだろうか。

「良いお年を」
とクマ医師に送りだされた。

会計時、受付に置かれたフラワーアレンジメントに目が行った。
患者さんが提供しらものらしい。
「綺麗ですね!撮らせてください。私、最近、フラワーアレンジメントにハマってるんですぅ」
と、受付の人に断って写真を撮らせてもらった。「フラワーアレンジメントにハマってるんです」っていっても、昨日、初体験しただけなのに。誇張しすぎ。それに、ハマったって、ドツボにハマって、問題児状態だったんだよな。



この作品、
「りんごの森の心療内科」
と、勝手に命名。
心療内科医クマ先生が、このりんごを手渡すと、患者さんは途端に元気になっちゃうの~!


薬局に寄り、22時に開放。
処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール


明日も仕事だ。
がんばるん。


りんごの森のクリスマス

2010年12月21日 23時48分50秒 | Weblog
会社帰り、フラワーアレンジメントを習得してきた。勤務先がある市が主催したものだ。会社にチラシが配布されていて気になったので後輩女子Cちゃんと申し込んだ。
フラワーアレンジメントは前からやってみたかった。Cちゃんは過去に5年ぐらい、ナントカ流のナントカ先生という偉い師匠について生け花を習っていた。私は花を切断するのも初体験。
生徒さんは私たちを含めて18人ぐらい。先生は40代前半とおぼしき素敵な女性だった。なんつーのかな、保健室の先生みたいな優しい感じ。
同じテーブルには私たちの他におばちゃん2人。支えあいながら、完成を目指す同志である。

まずは飾りのりぼんの結び方を習う。ここで8割の生徒が脱落。フラワーアレンジメントなのに、花に手が届かない、飾りのりぼんを作成する段階で超難関なのである。「風雲たけし城」だったら番組にならないってなぐらいの脱落者多すぎ状態だ。
私たち同志も然り。
りぼんを持って、全員フリーズ。
巡回してきた先生にやらせてしまった。向上心の高いCちゃんはできたものを何度もほどいて挑戦してた。偉いなあ。

続いて、花とオアシス(水を含んだスポンジみたいなもの)を貰いに並ぶ。容器(アルミ皿)を持って並ぶもんだから、なんだか戦時中の配給っぽい。「我々、脱脂粉乳の配給を受ける人みたいですね」と呟いたら、おばちゃん、懐かしさのあまり大爆笑。

オアシスにヒバを差す。無心。
ローソクを立てる。無心。
…ここで、ローソクがSMプレイに使えそうだなあという雑念が入る。

いよいよオアシスに花を差す。
黒ひげ危機一髪みたいに。
当りを差したら、ローソクが勢い良く跳び跳ねたら面白いのになあ。

生け花のように堅苦しくない。でも、流線を崩さないようにするのがフラワーアレンジメントの難しいところ。裾野を描くような曲線がなかなか出ない…。歪になってしまった。

各ステップで躓き、もはや「問題児」と見なされている我々。そんな私たちにも先生は丁寧に教えてくれた。この位置が寂しいので、ここに花を飾りましょうかって。
姫りんごとマツボックリをあしらい、最後はオアシスが見えないように、ヒバを千切っては差すを繰り返した。寂しい部分はカスミソウで誤魔化す。カスミソウ、GJ。怪しいりぼんをあしらって、完了。



なるようになるもんだ。
満足。

作品タイトルは「りんごの森のクリスマス」
真夜中の森で、冬眠しそこなった不眠症のクマが、大好物のりんごを見ながらクリスマスを祝うっていうのがテーマ。



32歳クリスマス・イヴは、ローソクに火を灯し、暗闇で体育座りしながらこれを眺めよう。キャンドル・ジュンならぬ、キャンドル・リョウ。

後輩女子Cちゃんと「楽しかったね」と笑いながら帰る。

次回はフルーツカービング。果物を綺麗に切るんである。10年間、包丁を握っていない私にできるんであろうか。謎。指を詰めちゃったりして…。

来年も新しいことに挑戦したい。


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月に願いを

2010年12月20日 22時47分16秒 | Weblog
明日の皆既月食。

東日本では午後5時までには日が沈み、同時に東の空で皆既月食となった月が昇っているのが見られる。
午後6時には皆既月食が終わって部分食となり、午後7時を過ぎると満月に戻るとのこと。

楽しみ!

…天気がちょっと心配。