昨夜は帰宅後、早々と寝てしまった。
ただでさえパートさんの引き継ぎ&月末業務&新卒制服の準備で忙しいのに、午後の会議(引継ぎの最終確認)が地獄絵図すぎて・・・。
開始5分であんなふうになるとは。
とてもその状況に耐えられなかった脆弱な私。
怒号と金切り声に体が過呼吸と動悸という形で表れた。
会議室を抜け出してソラナックスを飲んで給湯室に籠城。
怖かったな。トラウマになりそう。来週からやっていけるのかな。
早退しようと思ったのだが、冒頭に書いたようにやることはある。ぼんやりしながらも耐えた。
最後のパートさんの一言、「こんな会社入るんじゃなかった!!」が耳でリフレインしている。
思い出すたびに手が震える。
20年会社にいるけど、一番怖い出来事だった。
定時になり、やっと帰れる。
こういうときはアレだ。
美味しいものを食べてゆっくり風呂に入って寝てしまうのが良い。母はいつもそう言っている。なので実行。
ソラナックスで頭がぼんやりしていたが、好物の牛タンを食べることにした。給料日だし。
嗚呼、ソラナックスを頓服で出してもらって正解だった。
君がいてよかった。
TMNETWORK/君がいてよかった
ソラナックスさまさま。
ソラナックスに足を向けて寝られない。
ソラナックスは地球を救う。
部屋とYシャツとソラナックス。
そんなこんなで今日は12時に起床。
12時間も寝たのは久しぶり。
頭がすっきりした。
「昨日のアレは夢だったんじゃないのか」とすら思えた。
曇天だったけど、思い付きで、吉祥寺に行った。
嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」の「凡庸な君の異常なる才能に就いて―ミカワ喫茶 糸きりだんご」に出てくる聖地だ。
恋人という愛おしくも手のかかる存在を、糸きりだんご作りの手間と重ねた作品。
好きな人を想いすぎて幽体離脱するやつね。
吉祥寺に来るのは久々だ。
Googleマップを片手に住宅地を歩く。
高級住宅地らしく道から見えるガレージには高そうな車が停車している。
あった!!!
小説に描かれているとおり、入りにくい・・・。やべー。試されている。
入店後、「すいませーん」と声を出すが、誰も来ず。
奥の方からテレビの音が聞こえてくるのだが。
20分ほど放置プレイ。
客は誰もいない。
レトロでかわいい世界。
本棚には面白そうな本がたくさん。
こういう世界に憧れる。
トイレへの一角。
おお~、小説のままだ!
その間、何度も「すいませ~ん」「こんにちは~」と奥に向かって声を張り上げていて、ようやく店主・恭子さんが降臨。
その姿を見た瞬間に「き・・・恭子さんです・・・か?」と尋ねる私。
小説に出てきた恭子さんだ!
優しそうなご婦人で安心した。
糸きりだんごにはありつけなかったのだが、恭子さんが苺とお茶を出してくださった。
恭子さんに生年月日と名前を言うと占い(無料)もしてもらえる。
スピリチュアル系の話をしてくださり、それが私の心を揺さぶるもので大変感銘を受けた。
人は死なないらしい。
肉体はお葬式コースをたどるが、魂は生まれ変わるとのこと。
昨日、あんなことが起こってもなお、私は今の人生が好き。
こうして昼に起きてもふらりと聖地を訪れることができる人生を嫌いになんてなれない。
あと、過去を鑑みて、努力してきたときとそうじゃないときを思い出したとき、どちらが思い出して心地いい?と恭子さんに問われた。
ここに来る人は100%、前者と答えるのだそうだ。
私もそうかな。
「だから努力し続けなければならないのよ」と言われ、よし、新しい仕事を頑張ろうと思えた。
嗚呼、来てよかった。
「カフェー小品集」のなかでは入りにくそうで一番ハードルが高く思えていたのだが、こんなに素敵なお店なんだということを発見できて、とても嬉しい。
また来ようと思う。
あと、小説の秘話も教えてもらった!!むっは~。
今でも私のように小説を片手に全国各地から来る人が多いらしい。
「野ばらちゃんによろしく」と恭子さんに送り出された。
井の頭公園を突っ切る。
沈丁花が甘く香っていた。
阿佐ヶ谷駅で下車。人生二回目。
ぶらぶら歩く。
ここも吉祥寺と同様に面白い街だった。
中央線沿いってあまり来ないので新鮮。
映画館で前売り券を購入。
後日また改めて来る予定。楽しみ。
「カフェー小品集」の「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」に出てくる「ヴィオロン」は17時までで入れず。残念。
お腹が空いたので駅でつけ麺を食べる。
コロナの影響か、今日はどこも人が少ない。
並ばずに入れた。
どうしても団子、というか餡が食べたくて、たい焼きを購入して帰宅。
うまー。
窮地に陥ったり、迷ったりしたときには、私は必ず嶽本野ばら先生とその作品を思う。
先生だったらどう考えるか、主人公たちはどう行動するだろうか。
都度、救われてきた。
ソラナックスさながらに。
今朝(今昼か)、作品の現場に急に行こうと思いついたのも、のばらみ溢れる聖地の空気を吸って、野ばら先生に問い尋ねたかったからに違いない。
野ばら先生のコアは、自分の正しいと思う道を真面目に行け、自分を誤魔化すな、である。
今日聖地を訪れて、改めてそれを感じた。
答えを導き出せた。
だから、もう少し頑張ろうと思う。
ただでさえパートさんの引き継ぎ&月末業務&新卒制服の準備で忙しいのに、午後の会議(引継ぎの最終確認)が地獄絵図すぎて・・・。
開始5分であんなふうになるとは。
とてもその状況に耐えられなかった脆弱な私。
怒号と金切り声に体が過呼吸と動悸という形で表れた。
会議室を抜け出してソラナックスを飲んで給湯室に籠城。
怖かったな。トラウマになりそう。来週からやっていけるのかな。
早退しようと思ったのだが、冒頭に書いたようにやることはある。ぼんやりしながらも耐えた。
最後のパートさんの一言、「こんな会社入るんじゃなかった!!」が耳でリフレインしている。
思い出すたびに手が震える。
20年会社にいるけど、一番怖い出来事だった。
定時になり、やっと帰れる。
こういうときはアレだ。
美味しいものを食べてゆっくり風呂に入って寝てしまうのが良い。母はいつもそう言っている。なので実行。
ソラナックスで頭がぼんやりしていたが、好物の牛タンを食べることにした。給料日だし。
嗚呼、ソラナックスを頓服で出してもらって正解だった。
君がいてよかった。
TMNETWORK/君がいてよかった
ソラナックスさまさま。
ソラナックスに足を向けて寝られない。
ソラナックスは地球を救う。
部屋とYシャツとソラナックス。
そんなこんなで今日は12時に起床。
12時間も寝たのは久しぶり。
頭がすっきりした。
「昨日のアレは夢だったんじゃないのか」とすら思えた。
曇天だったけど、思い付きで、吉祥寺に行った。
嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」の「凡庸な君の異常なる才能に就いて―ミカワ喫茶 糸きりだんご」に出てくる聖地だ。
恋人という愛おしくも手のかかる存在を、糸きりだんご作りの手間と重ねた作品。
好きな人を想いすぎて幽体離脱するやつね。
吉祥寺に来るのは久々だ。
Googleマップを片手に住宅地を歩く。
高級住宅地らしく道から見えるガレージには高そうな車が停車している。
あった!!!
小説に描かれているとおり、入りにくい・・・。やべー。試されている。
入店後、「すいませーん」と声を出すが、誰も来ず。
奥の方からテレビの音が聞こえてくるのだが。
20分ほど放置プレイ。
客は誰もいない。
レトロでかわいい世界。
本棚には面白そうな本がたくさん。
こういう世界に憧れる。
トイレへの一角。
おお~、小説のままだ!
その間、何度も「すいませ~ん」「こんにちは~」と奥に向かって声を張り上げていて、ようやく店主・恭子さんが降臨。
その姿を見た瞬間に「き・・・恭子さんです・・・か?」と尋ねる私。
小説に出てきた恭子さんだ!
優しそうなご婦人で安心した。
糸きりだんごにはありつけなかったのだが、恭子さんが苺とお茶を出してくださった。
恭子さんに生年月日と名前を言うと占い(無料)もしてもらえる。
スピリチュアル系の話をしてくださり、それが私の心を揺さぶるもので大変感銘を受けた。
人は死なないらしい。
肉体はお葬式コースをたどるが、魂は生まれ変わるとのこと。
昨日、あんなことが起こってもなお、私は今の人生が好き。
こうして昼に起きてもふらりと聖地を訪れることができる人生を嫌いになんてなれない。
あと、過去を鑑みて、努力してきたときとそうじゃないときを思い出したとき、どちらが思い出して心地いい?と恭子さんに問われた。
ここに来る人は100%、前者と答えるのだそうだ。
私もそうかな。
「だから努力し続けなければならないのよ」と言われ、よし、新しい仕事を頑張ろうと思えた。
嗚呼、来てよかった。
「カフェー小品集」のなかでは入りにくそうで一番ハードルが高く思えていたのだが、こんなに素敵なお店なんだということを発見できて、とても嬉しい。
また来ようと思う。
あと、小説の秘話も教えてもらった!!むっは~。
今でも私のように小説を片手に全国各地から来る人が多いらしい。
「野ばらちゃんによろしく」と恭子さんに送り出された。
井の頭公園を突っ切る。
沈丁花が甘く香っていた。
阿佐ヶ谷駅で下車。人生二回目。
ぶらぶら歩く。
ここも吉祥寺と同様に面白い街だった。
中央線沿いってあまり来ないので新鮮。
映画館で前売り券を購入。
後日また改めて来る予定。楽しみ。
「カフェー小品集」の「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」に出てくる「ヴィオロン」は17時までで入れず。残念。
お腹が空いたので駅でつけ麺を食べる。
コロナの影響か、今日はどこも人が少ない。
並ばずに入れた。
どうしても団子、というか餡が食べたくて、たい焼きを購入して帰宅。
うまー。
窮地に陥ったり、迷ったりしたときには、私は必ず嶽本野ばら先生とその作品を思う。
先生だったらどう考えるか、主人公たちはどう行動するだろうか。
都度、救われてきた。
ソラナックスさながらに。
今朝(今昼か)、作品の現場に急に行こうと思いついたのも、のばらみ溢れる聖地の空気を吸って、野ばら先生に問い尋ねたかったからに違いない。
野ばら先生のコアは、自分の正しいと思う道を真面目に行け、自分を誤魔化すな、である。
今日聖地を訪れて、改めてそれを感じた。
答えを導き出せた。
だから、もう少し頑張ろうと思う。