豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

豪映画「ニトラム」

2024-06-15 22:05:42 | 芸術

6月15日(土)晴

豪州のタスマニア島で暮らす1人の青年は、孤独な人生を送っていた。周囲からは名前を逆から読んだ「Nitram (ニトラム)」と呼ばれ、馬鹿にされる毎日を過ごす。青年は仕事で知り合った女性に恋をする。しかし、2人の関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく1996年豪州タスマニア島の観光地で起きた無差別銃乱射による大量殺人事件「ポートアーサー事件」を犯人マーティン・ブライアントの生い立ちを絡めて描いた実録クライム映画。

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「あなたを抱きしめるまで」

2024-06-14 21:51:22 | 芸術

6月14日(金)快晴

50年近くも前に生き別れた息子との再会を願う女性フィロミナの奇跡の実話を映画化した感動ドラマ。主婦のフィロミナはある日、娘のジェーンに50年間隠してきた秘密を打ち明ける。10代の時に未婚のまま妊娠した彼女は、修道院に入れられたあげく、出産した息子アンソニーを3歳の時に金銭と引き換えに養子に出されてしまっていたのだ。ジェーンは母親のために、元ジャーナリストのマーティンに話をもちかけ、フィロミナとマーティンは米国にアンソニー捜しの旅に出る。無理やり引き裂かれてしまった息子を捜すアイルランド人の主婦が、元エリート記者の男との旅を通して不思議な友情で結ばれていく。だが息子のアンソニーは既にエイズで死去していた。結局フィロミナは信仰心からなのか、シスターを赦したが、宗教の偽善性を考えさせられる映画。僕は嘘の人生は嫌いだから、漫画やフィクションよりも実話を好む。

 

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岡大学食

2024-06-13 22:13:37 | 食事

6月13日(木)晴

岡大津島キャンパスにやってきた理由は、広大なキャンパスを隅から隅まで歩いてみたいとか、図書館の蔵書をチェックしたいなどという理由からではない。学生食堂のメニューと、値段をチェックしに来たのだ。キャンパスには3か所の学生食堂があったので、1番大きな3階建ての建物に入った。どの階も同じような厨房と食堂が並んでいて、メニューもほぼ同じ。1階よりも2階が空いていて、3階が一番空席が多かった。僕は400円のラーメンを注文し、ユミは500円の定食を注文。どちらも味は悪くなく、ボリュームも十分だった。医学部のある鹿田キャンパスは家から徒歩15分だが、津島キャンパスはJR岡山駅西口からバスで15分。外国人留学生も多く、自然環境にも恵まれて快適だ。

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岡大津島キャンパス

2024-06-12 23:05:01 | 岡山

6月12日(水)晴

岡山大学のキャンパスは岡山市街地内に2ヶ所あり、どちらもJR岡山駅から近い。我が家から徒歩10分にある鹿田キャンパスには医学部と歯学部が設置されている。本部が置かれている津島キャンパスには文学部、教育学部、文学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、環境理工学部、薬学部、農学部が設置されている。岡山大学区部は1870年創立、1949年大学設置。戦前には陸軍第17師団本部と隷下の各連隊の兵営が置かれていた駐屯地の跡地に開設された。広い敷地は北大、東北大に次ぐ全国3番目の面積らしい。

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西川緑道公園の蛍狩り

2024-06-11 20:59:38 | 趣味

6月11日(火)曇

西川緑道公園に蛍が発生しているとの未確認情報を聞き、ユミを誘って蛍見物に出かけた。徒歩で数分の距離だが、蛍を見つけるためには建物や自動車の照明が明るすぎる。それより心配なことは、ユミのこらえ性のなさ。短気で、魚釣りや蛍狩りには向いていない性格なのだ。不安は的中して、10分もすると「蛍なんて1匹もいない!もう帰る!!」と言い出した。僕は何事もなかったように、ユミと一緒に帰路に就いた。

ケアンズの魚釣り  

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ヒポクラテスの誓い

2024-06-10 16:29:01 | 医療・福祉

6月10日(月)曇後晴

医師の医療倫理・任務などについての、古代ギリシアの神への宣誓文。医療倫理の根幹をなす患者の生命・健康保護の思想、患者のプライバシー保護のほか、専門家としての尊厳の保持、徒弟制度の維持や職能の閉鎖性維持なども謳われている。特に問題になるのは次の文言。「医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける」。日本医師会や帝大系医学部などでは、この誓いを金科玉条のように絶対的な制度化し、インターン制度や医局制度を正当化した。改革派医学生は「奴隷制、性差別、秘密主義、権威主義、魔術」と批判を浴びせた。

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超絶技巧

2024-06-09 22:49:16 | 芸術

6月9日(日)雨

瀬戸内市立美術館で開催中の大森浩平の超絶技巧の鉛筆画を覗きに出かけた。この美術館はJR岡山駅からJR赤穂線邑久駅まで30分。更に100円均一の市バスで30分揺られて、地元では「日本のエーゲ海」と呼ぶ牛窓まで行かないといけない。ユミは繊細な技術に感心していたが、僕は作品の訴えるものを何も感じない。写真の僕の腕時計も本物そっくりに描けるだろうが、日焼けした手首のシミも描けるだろうか?高校で美術部に所属した僕は美術系大学を受験。試験の課題は、午前9時から午後5時までの8時間以内に、教室の中央に置かれたアルミのヤカンのデッサン。僕は30分でデッサンを完成して帰宅。見事不合格だった。本物そっくりの鉛筆画は撮影可だったので観客の多くが写真を撮っていた。何故?日本人の美意識を疑う。

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金毘羅登山

2024-06-08 22:22:32 | 日本国内旅行

6月8日(土)晴

JR岡山駅から金毘羅神宮のある香川県の琴平駅まで、瀬戸大橋線で1時間で行けることを知って急遽出かける気になった。ジーゼル列車は特に混んではいない。金毘羅さんの参道も人は溢れていなかった。記憶が正しければ、僕は高校の修学旅行で初参詣。25年くらい前に、ユミと四国一周ドライブの際に立ち寄っている。海上安全や大量祈願をしたいわけではないが、どれだけ世の中が変わったか見ておきたいので、3度目の金毘羅参りとなった。参詣道の賑わいは、伊勢神宮や成田山ほどではなかったが、ユミを喜ばせるには十分だった。しかし29度の気温と、800段以上の急峻な石段には参った。

修学旅行  https://blog.goo.ne.jp/reym1234/e/ab37db1dd3fbdf27ce30bb74b4615c66

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グロテスクなアジサイ2種

2024-06-07 21:52:37 | 植物

6月7日(金)快晴

僕が住む「杜の街」の庭には、時期外れに開花する花木や、八重咲のツツジや、赤・青・黄の三色の花弁を持つ信号機のような草花など、奇妙奇天烈な植物が数多く植えられている。毎月のように葉の色を変える自己顕示欲の強い灌木もある。園芸品種の改良は留まることを知らない。梅雨が近づきアジサイが咲き出した。写真左のアジサイは花房が大き過ぎて、雨に濡れると地面に泣き崩れる。右のガクアジサイも蕾が三角錐に盛り上がり、白い花から青や赤に色変わりしそうな気配だ。

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コノハズク

2024-06-06 21:25:05 | 動物

6月6日(木)曇

宝福寺でコノハズクと鶯の鳴声を聞いたが、どちらも姿は見えなかった。コノハズクは全長20cm。日本では北海道、本州の山地の大木のある森林で繁殖する。繁殖期には夜中から夜明けにかけて「ブッ ポー ソー(仏法僧)」と鳴く。日本でいちばん小さいフクロウの仲間。僕が小学校5年生の時に、同級生が家に飛び込んできた幼いコノハズクを学校に持ってきた。担任の津島昭三教諭は、クラスで飼うことを決定。彼は晩年に日本野鳥の会青森支部長を務めた。僕は小学校3年生のころから自宅で数種類のアリを飼って観察していた。夏休みの自由研究で僕は、サムライアリのが集団で他種のアリの巣から蛹を拉致して奴隷として駆使するとの論文を書いた。しかし津島教諭は「アリの冒険」という小説に書き直させ、それが作文コンクールで入賞した。僕は大いに不満だった。

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井上宝福寺の三重塔

2024-06-05 21:56:08 | 岡山近郊

6月5日(水)快晴

国分寺から車で15分の距離に紅葉の名勝の宝福寺がある。寺自体は小さいが、山が奥深い。幼年期にこの寺に預けられた雪舟が勤行をさぼって絵ばかり描いていたために柱に捕縛され、涙で鼠の絵を描いたというエピソードが残る、ユミのお気に入りの禅寺だ。朱に塗られた小振りの三重塔は国宝に指定されているので、歴史的・美術的には国分寺五重塔よりは格が上か?駐車場には僕らの車以外には車両はなく、境内では若いアマチュアカメラマン1人に出会っただけだった。

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合掌造りと五重塔

2024-06-04 20:19:01 | 岡山近郊

6月4日(火)晴

ベーカリー「ボンボン」のオープンテラスで食事中に、隣接地に合掌造りのカフェがあるのを発見。ドッグランもあるらしい。Aコープで野菜・果物を購入後に訪れてみたが、本日は休業なのかドアに鍵がかかっていた。備中国分寺の五重塔を眺めながら喫茶できそうな雰囲気の良い店だ。国分寺は境内に駐車は出来ず、赤米を植えた田んぼの道を徒歩でアクセスしないといけないので今回は割愛。次回は国分寺のアジサイ見物のついでに合掌造りカフェも覗いてみよう。

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ベーカリー「ボンボン」

2024-06-03 22:02:00 | 岡山近郊

6月3日(月)晴

カーシェアで軽自動車を4時間借りて近場のドライブ。僕は総社市の郊外の景色が気に入っている。家から車で40分で目的地周辺に到着。まずはボンボンで腹ごしらえ。このベーカリーのパンはハード系で、バターやオリーブオイルを多用しているので、好みが分かれる。歯の丈夫な僕が大好きなパンだ。ケアンズ郊外のキュランダ線駅前に、日本人経営の似たようなパン屋があった。満腹になったところで物見遊山に出発。本日目指すのは備中国分寺の五重の塔と、井上宝福寺の三重の塔。近所に昔懐かしい温泉付き国民宿舎があり、カップルで飲み放題、2食付き36,000円らしいので、近いうちに泊りがけで訪ねてみたい。

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隣駅のマルシェ

2024-06-02 22:25:02 | 岡山近郊

6月2日(日)晴

朝6時に家から岡山駅まで徒歩で往復(2.4㎞)するのが日課だ。その日の気分で行先を変えることもあるが、歩道が広く、信号が少ない駅までの散歩がベストだ。山陽本線岡山駅の西隣の駅は北長瀬駅。ユミが「北長瀬駅前で日曜市が開かれるから覗きに行こう」と言うので、徒歩で向かった。家から1時間早足で歩いたから距離は約5km。雲が多く、時折風が吹いて快適な散歩だった。しかし駅前のマルシェは出店が10店舗足らず。運動公園のインドカレー屋で昼食後、バスで帰宅。

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フードコートのピザ屋

2024-06-01 23:13:12 | 食事

6月1日(土)晴

千葉に住む息子は2か月に1回くらいのペースで岡山にやって来る。魚嫌いの肉好きの偏食漢だ。昨年山中の古民家を購入して、その改造に熱中している。ボストンに10年くらい住んで、マラソンが得意だったが、土方仕事に多忙を極めて、中年太りと言うか体形がやや崩れ始めている。だから今回は肉を食べさせないで、「杜の街」フードコートでピザを3人で2枚注文。ここのピザはミシュランを受賞している。ついでに駅と家の2.4kmの往復を歩かせた。ユミと僕は、息子の出迎え、見送り、朝の散歩で3往復=7.2kmを歩いた。息子は古民家の改造が気になるのか、夕方そそくさと千葉に戻って行った。

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