10月24日(月)快晴
ペロブスカイト太陽電池は色素増感太陽電池の一種で、シリコンの代わりにペロブスカイト結晶を使用。シートに印刷して折り曲げることができるなど、いままでの常識を大きく覆す太陽電池。レアメタルを使用せず、製造が安価で、軽量で柔軟性があるため、これまで太陽光発電に欠かせなかった広い敷地の確保以外にオフィスビルの壁や曲面など、これまで設置が難しかったところにも使用できる。経産省では2030年度までに1kwh14円以下の発電コストを達成する目標を掲げている。ポーランド、英、中のベンチャー企業も今年度中に量産を始める予定で、製造コストが安く設置場所を選ばないため、普及すれば世界の再生可能エネルギーの割合が一気に高まる可能性がある。