2月17日(土)快晴
鞆の浦は福山駅からバスで30分。瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置する鞆の浦。 古くから潮待ちの港として栄え、万葉集にも詠まれている。毛利・福島時代には,城山に鞆城が築かれ,1576年には室町最後の将軍足利義昭が鞆に逃れ幕府再興を図ったが挫折。また朝鮮通信使来日の際は,鞆の福禅寺の客殿・對潮楼に宿泊し,寺からの眺望を「日東第一形勝」と称賛している。幕末の1867年,現在の岡山県六島付近で坂本龍馬ら海援隊が大洲藩から借用した「いろは丸」と紀州藩の軍艦「明光丸」が衝突。両船は鞆の浦で談判を重ね、最終的に龍馬たちは紀州藩から多額の賠償金を勝ち取った。これは「いろは丸事件」と呼ばれている。僕は、今は故人のM氏と何度も鞆の浦を訪れ、仙酔島で鯛飯を食べたものだ。
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