8月30日(金)晴時々雨
中学生のころ、毎日巣鴨から講道館まで往復5kmを走り、柔道を習った。当時巣鴨駅前には焼け跡を不法占拠した飲食街が広がり、中国人経営の街中華の店があった。炎の燃え上がるコンロを前に中華鍋を振ってチャーハンを調理する姿は美しかった。ふと忘れていた思い出が浮かんだ。「あのパラパラチャーハンをもう一度食べたい」これまでも自炊で何度か挑戦したことはある。先にごはんと卵を混ぜておくのが、最も簡単な方法だが、かなり違う。中国人コックが中華鍋を振り、強火で短時間加熱することが、最低必要条件だと信じている。というわけで駅前地下街のS軒で、麻婆豆腐と半チャーハンを注文した。
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