豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

九大生体解剖事件

2014-02-10 07:17:00 | 歴史

 

2月10日(月)雨
 
1945年5月九州でB29が19歳の学徒兵が操縦する空中特攻で撃墜され、搭乗員12名が捕らえられた。九州大学では8名を生体解剖にし、肝臓を刺身にして食べた。戦後軍部は8人の捕虜は広島の原爆で死亡したと虚偽の報告書を提出したが、矛盾をつかれ事件が露呈。極東裁判で死体解剖を命じた軍部関係者と、執刀した九大の医師ら5名が絞首刑とされ、立ち会った医師18人が有罪となった。遠藤周作の小説「海と毒薬」は、この事件に基づいている。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナチスと皇軍の残虐行為 | トップ | ボールダーズ動植物保護区 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事