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1月10日(水)曇時々雨
表町商店街を散歩中に丸くふくよかなフォルクローレの音色が聞こえてきた。時計台の前で南米を放浪してきたという白髪の日本人が数種類のケーナ(縦笛)を演奏していた。フォルクローレは南米アンデス地方の民俗音楽。土着の人々がアンデスに散らばる様々な部族の踊り・リズム・楽器・歌をかき集め、それらを西洋音楽と融合させたものがフォルクローレ。「花祭り」、「灰色の瞳」、「孤独のビルヒニア」…、そして最後は御約束の「コンドルは飛んで行く」。コンドルはインカの帝王のお墓を守る鳥と言われている。日本の神社・仏閣の手水鉢の龍のようなものかな?
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