11月14日(火)曇時々晴
1963年2月、18歳の僕は中国地方を放浪していた。倉敷美術館を見物後、バスで鷲羽山ユースホステルに到着し、瀬戸内海の島々の美しさに仰天。翌朝山を下りて四国に泳ぎ出した。海流に翻弄されて、多分小豆島をかすめて、高松に漂着。友人宅で1週間休養後、宇高連絡船と山陽線を乗り継いで下関へ。伴走船とともに門司を目指して泳いで、何とか九州に上陸。その後北海道まで泳ぐのに32年を要した。津軽海峡を水温20度以下の寒流が支配していたからだ。温暖化で遠泳可能になったのは、僕が50歳の1995年だった。日本スポーツ医学会の支援もあって、15時間で津軽半島から渡島半島へ泳ぎ切った。ユースホステルはもう解体されているが、来月鷲羽山の景色の良いホテルに泊まってみようと思う。
津軽海峡横断遠泳
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます