豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

ツキノワグマ

2024-08-25 22:12:21 | 原発

8月25日(日)快晴

ツキノワグマは本州に住み、全長120センチから180センチ。 一方、ヒグマは北海道に住み、170センチから280センチにまで成長する日本では最大の陸上動物。ツキノワグマは木登りが得意で、ヒグマは穴掘りが得意と言われる。2012年4月、秋田県鹿角市にある秋田八幡平クマ牧場からヒグマ6頭が檻から脱走し、従業員2人が襲われ死亡した。クマは運動場にできた雪山を足場にして、高さ約4.5メートルのコンクリート製の壁を越えて脱走したとみられている。そして脱走したヒグマとツキノワグマの混血種が白神・八幡平山系に生息しているという伝説が一部地方に流れている。

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岡山駅の群雀

2024-08-24 21:25:35 | 動物

8月24日(土)快晴

岡山での夏の朝の散歩は、地下道を通って駅までの往復。日焼けすることもないし、不意の雨にも安心だ。深浦から戻って初の朝の散歩。朝5時はまだ太陽が昇っていないので薄暗い。外気温は27度で、ひんやりとした空気が肌に気持ち良い。雨の心配がなければ地下道を歩くより、歩道を歩く方が気分が良い。駅前広場まで行くと街路樹に数1000羽のスズメが群がっている。ムラスズメは群雀または村雀と書き春の季語だが、スズメは年中群れる性質がある。ヨシ原、竹やぶ。駅周辺などに群れる。集団の方が餌を探しやすい、天敵から逃れやすいからと言われる。

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日本海の落日

2024-08-23 15:25:48 | 青森

8月23日(金)快晴

深浦町は日本海に面していて、「夕日海岸」と呼ばれるほど落日が美しい。しかし今年の夏は天候不順で、毎日のように熱い雲が垂れ込めて、海に落ちる夕日を1回も見ていない。しかし3‐4日前に真夜中の満月を目撃。南の空の雲の切れ目に、冷たく輝く正円の月影が見えた。その翌日は晴れたり曇ったりの、落ち着かない天候だった。夕日の名所の千畳敷海岸には落日見物の住人たちが20人ほど押しかけていた。午後6時半に水平線に漂う千切れ雲を焼くように太陽が日本海に沈んで行く。日本橋三越の獅子像のようなライオン岩も満足げに落日を眺めていた。

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十和田市現代美術館

2024-08-22 19:11:25 | 青森

8月22日(木)晴

八甲田山・十和田湖はツキノワグマ騒動で行動制限が厳しいので、十和田市に行き先を変更。旧友に会えるかと思ったが、大半の人は本人自身の高齢化や家族の介護のために、平日は外出は困難。車で街を一周したが、繁華街も寂れ,人出もまばら。現代美術館を覗いたが、今流行の体験アートの展示は面白味に欠けた。七戸町の美術館にも寄ってみたが、閉館時間が迫っていたので、消化不良のまま帰路に就いた。

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八甲田・十和田湖ドライブ

2024-08-21 15:57:42 | 青森

8月21日(水)快晴

早朝に実家を出て、青森から八甲田山を通って十和田湖へ。八甲田はツキノワグマによる殺人事件があったので、ほぼ全山登山禁止・山菜採り禁止。奥入瀬渓流もトレッキング客は少ない。ユミと僕も、十和田湖では歩くのはやめて、スワンボートで乙女の像へ行った。2人乗りの足漕ぎボートでも、ユミと僕は「喧嘩船」状態でまっすぐには進まなかった。

カナディアンカヌー  https://blog.goo.ne.jp/reym1234/e/f4a27be27ab73e4525e6fc41de9b4f09

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素数ゼミ

2024-08-20 19:53:15 | 動物

8月20日(火)曇

素数ゼミとは毎世代正確に17年または13年で成虫になり大量発生する米国のセミ。その間の年にはその地方では全く発生しない。ほぼ毎年どこかでは発生しているものの、全米のどこでも素数ゼミが発生しない年もある。今年は17年と13年の2種の素数ゼミが、同時発生する221年(13x17=221)の当たり年。米国東部では騒々しい夏を送っていることだろう。一方で僕は昨日は3匹、今朝は2匹のエゾゼミの行倒れを発見。この原因も調査する価値があるのだろう。

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鰺ヶ沢ハーバーブリッジ

2024-08-19 11:05:15 | 政治・経済

8月19日(月)晴

深浦町の隣町である鰺ヶ沢町の港には外見の立派な全長100mほどの吊り橋がある。我が深浦町の港にもよく似た小さな吊り橋がある。どちらも歩行者専用(車両、自転車は通行禁止)のなければ困る橋ではなく、見せることが目的のような橋だ。街から距離があるので、歩行者はあまり渡らない。日本海の荒波で橋桁付近の砂が流出し、雑草がはびこりゴミも目立つ。しかし予算不足で町のお荷物と化している。こうなることが分かっているのに、町長は町の経費でゴミ遺産を残し、町民も街の予算を食い物にする構造を恥とは思わない。両町とも絶滅が近い。

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鶴の舞橋

2024-08-18 18:25:11 | 政治・経済

8月18日(日)曇

昨日猿賀神社に行った帰りに、鶴田町の鶴の舞橋を見物。1994年に建設された木造(青森ヒバ)三連太鼓橋で、全長300m。地元では「日本一の木造歩道橋」と宣伝しているが、静岡市の大井川に架かる蓬莱橋が897mで、遥かに長い。ちなみに世界一の木造橋はミヤンマーに1849年建設されたウーベン橋で、1.2kmのチーク材製。おらが県の鶴の舞橋は建造から10年を経てあちこち劣化し危険構造物化している。昨年から改修工事をしているが、予算不足で杉材製で今年までに3分の1が工事終了したが、いつ工事が終わるかは不明。解体が最良と思うが…。

ウーベン橋の夕日 https://blog.goo.ne.jp/reym1234/e/89c2c83ff1f22fea9d121bc87eea6181 

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猿賀神社のハス

2024-08-17 21:30:48 | 植物

8月17日(土)曇

TVで青森県内の観光案内を見ていたユミが「猿賀神社のハスを見に行く」と言い出した。蓮っ葉という言葉でも分かるように、ハスは粗雑で優雅さに欠ける花。花も葉も嫌だし、蓮根も嫌いだ。蓮の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。朝早くユミの車で出発。2️時間かかって平川市に到着。猿賀神社は木山神社、高山稲荷神社とともに津軽三大神社に数えられていて、 拝殿奥の本殿は、文政9年(1826年)に造営された流れ造りのもので、県重宝に指定されているらしい。 藩政時代には津軽為信の祈願所となり、農漁業、交通、目の守護神だとか。しかし蓮の花は見るほどの価値はないと再認識。

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深浦町花火大会

2024-08-16 17:28:50 | 文化

8月16日(金)快晴

昨夜ユミと僕は、柳田保育園の園長夫妻に誘われて、花火見物に出かけた。保育園は実家から数軒先にあり、ユミが子供の頃に通っていた施設。コロナの頃には、日本に取り残されたユミが、ボランティア保育士として児童の世話をした。僕は花火が好きというほどではないが、思いがけず花火を見る機会があった。昨年は入院中に病院の11階の入院室から旭川の花火を見た。今月はトマムの30階から花火見物。どちらも感心しなかった。しかし昨夜の花火は深浦港の駐車場に折りたたみ椅子を広げて、30秒ごとに頭上に展開する花火だった。1時間弱で100発の花火をのんびり、じっくり楽しんだ。

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月見草

2024-08-15 16:22:26 | 植物

8月15日(木)曇

月見草

ツキミソウ、ヨイマチグサ、マツヨイグサ…など色々の呼称があり、花色が白だったり、黄色だったり、夜咲いたり、昼間に咲いたり、分類は難しい。日本全国で見られる花だが、元来は外来種らしい。白花は樹勢が弱いが、黄花は樹勢が強く野生種として定着している。花季は夏。深浦でも僕の朝の散歩道の田んぼの畔に咲き乱れている。深浦に来て2週間以上になるが、連日曇り空で、月も日も姿を見せない。

 

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稲の開花

2024-08-14 21:25:49 | 災害

8月14日(水)曇

朝の散歩道に沿って水田が広がっている。毎年お盆の時期に稲の開花が始まる。見たところ作柄は平年並み。1本の穂には、100個くらいの花が付いていて、穂先から順番に咲いていく。 開花時間は約2時間で、全部が咲き終わるまでに1週間くらいを要す。 少しずつずれて花を咲かせるのは、子孫を確実に残すための仕組み。 開花の適温は約30℃で、開花期に低温になると花粉の受精能力が落ちて不稔籾が多くなる。台風5号が去り、次は台風7号が接近中。夕方から小雨。今夜も家の周りでコウロギが寂しげに鳴いている。

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台風一過のキアゲハ

2024-08-13 13:26:30 | 動物

8月13日(火)雨のち曇

台風5号は昨夜9時過ぎに牡鹿半島付近に上陸。東北地方を北西に進み、今朝6時頃には男鹿半島付近から日本海に抜けた。僕は午前3時に目を覚ましたが、屋外に風はなく、小雨が降っていた。5時に目を覚まし、7時に起床。外は小雨が降ったり止んだりしていたが、午後には晴れ間ものぞいた。義母の家庭菜園の縁取りに植えた草花の周囲をキアゲハが2−3匹飛び回っていた。

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アブラゼミ(油蝉)

2024-08-12 12:23:27 | 動物

8月12日(月)曇

北東北を横断する予報の台風5号がノロノロと太平洋岸に接近中。いつものように午前5時に起床し散歩。普段なら国道の歩道にはエゾゼミが1−2匹行倒れているのに、今朝はアブラゼミが這いつくばっていた。僕が小学生の頃には、青森県にはアブラゼミが1番多かった。2番がヒグラシ、3番がニイニイゼミ、4番がツクツクボウシ、5番がエゾゼミだった。70年を経た現在では、アブラゼミとニイニイゼミの鳴き声を殆ど聞かなくなった。この2−3日は、台風接近のせいか、蝉の鳴き声をあまり聞かない。その代わりにコウロギがうら悲しい鳴き声を響かせている。

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岳きみ

2024-08-11 09:45:01 | 食事

8月11日(日)曇

深浦は涼しい毎日が続いている。お盆が近づくと嶽きみがシーズンを迎える。嶽きみは岩木山の高原地帯で育成したとうもろこしで、実付きが良く、糖度が高い。ねぶたシーズンが終わると、岩木山の南麓に岳きみを売るプレハブ小屋が建ち並ぶ。昨日一家3人(我が家は岡山では1家2人だが、深浦の実家では1家3人)で岩木山中の流しソーメンを食べるついでに、嶽きみロードを訪れた。どのプレハブ小屋も行列ができて、大半の店は「完売」の看板を掲げていた。最後にやっと10本の嶽きみを買うことができた。嶽きみは根元から先端までぎっしり実がついている。12分間茹でてサランラップに包んで蒸らすのがユミ流だ。

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