豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

オオデバネズミ(大出歯鼠)

2024-01-05 10:55:45 | トリニティー・ビーチ

1月5日(金)快

デパートで開催中の「キモ可愛い動物展」を見た。ヘビ、トカゲ、クモ、サソリなどは気持ち悪くも、可愛くも感じなかった。僕の一番の興味を引いたのがデバネズミ。アフリカ南部の草原の地中に住む齧歯類。網目状に広がる地下トンネルは巨大な前歯で掘る。トンネルは半径が65 – 75㎜で、総延長は1 ㎞にも達する。ハチや蟻のように真社会性を有する哺乳類の1種。草食性で、地中の球根のみを食す。天敵はモグラヘビで、コブラ類に捕食されることもある。各巣穴にはデバネズミの1コロニーが住む。コロニーの大きさには2匹から40匹程度までの幅がある。コロニーは厳密な階級制度があり、子供を産む単一ペアと、ペアが産んだ非繁殖性の子どもたちによって構成される。非繁殖性の個体はエサ探しとトンネルの維持管理。コロニーは明確に定められた序列を持ち、頂点に立つのが繁殖雄、それに繁殖雌、非繁殖雄、非繁殖雌と続く。

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