1月22日(月)曇
1890年オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」は和歌山県串本町沖で座礁し大破。乗組員618人中500人以上の犠牲者を出した。地元住民による献身的な救助活動により69人の命が救われ無事トルコに 帰還することが出来た。恩義を忘れぬトルコは、1985年のイラン・イラク戦争勃発時にテヘランに取り残された日本人の救援のため救援機を飛ばして救出した。日本政府はこれを日本人による美談としてスポットライトを当てる。しかし恩義よりも怨恨の方が人々の心には強く残る。日本の戦後処理はまだ終わっていない。