てすとれびゅー
ワールドミュージックを軸にした浮遊感と高級感溢れるラウンジテイストが持ち味なユニット、Thievery Corporationによるオリジナルアルバム。ワシントンを拠点に活動するエリック・ヒルトンとロブ・ガーザによるこのデュオ、各地のセレブご用達であったはずだが、今回はやや趣が異なる。打ちこみのドラムループはいつになくスローテンポで、柔らかいパッドとアトモスフィア、厳かな気分を煽るコーラスのサンプリングなど、なるほど表題に沿ったスケールの大きなSFサウンドと印象付けている。The Flaming Lipsといった旬のゲストも起用しているあたり、メインストリームへの目配せも怠っていない。かつてドミニク・ダルカンやmonoが仕掛けたラウンジ/アンビエントの折衷的なアプローチは、最近ではBeanfiledが見せた転身に至るまで、
北欧のジャズ・エレクトロニカの隆盛の追い風に乗ってやや氾濫気味なきらいがあり、日本においてもステファン・ポンポニャックをはじめ、クラブイベント、ホームリスニング問わず、この手のサウンドを手掛けるDJの需要に伴って、リスナー層を広げつつある。その中にあってThievery Corpは極めてシンプルかつクラシックなセオリーに基づいて、非常に親しみやすい音を発信し続けている。どこか自らの居場所にどっかりと腰を落ちつけながら、それでも時折エッジを効かせてくるアヴァンギャルドなフック、サウンドへの鋭い感受性は、世界を巡る音楽に関する彼らの膨大な知識量と先見の明の賜物に違いない。出来れば高級なホテルの一室で・・・と行きたいところだが、照明を落としてソファに深く腰掛ければ、十分に雰囲気を享受できるだろう。あまねく星塵が熱に憂かされ織り成す倒錯の舞踏を。
・・・・スリーブのライナーを気取ってみたりw 好き放題かけるのが逆にコワイな。。
試聴
「Marching_the_Hate_Machines.mp3」をダウンロード
オフィシャル
http://www.eslmusic.com/
ワールドミュージックを軸にした浮遊感と高級感溢れるラウンジテイストが持ち味なユニット、Thievery Corporationによるオリジナルアルバム。ワシントンを拠点に活動するエリック・ヒルトンとロブ・ガーザによるこのデュオ、各地のセレブご用達であったはずだが、今回はやや趣が異なる。打ちこみのドラムループはいつになくスローテンポで、柔らかいパッドとアトモスフィア、厳かな気分を煽るコーラスのサンプリングなど、なるほど表題に沿ったスケールの大きなSFサウンドと印象付けている。The Flaming Lipsといった旬のゲストも起用しているあたり、メインストリームへの目配せも怠っていない。かつてドミニク・ダルカンやmonoが仕掛けたラウンジ/アンビエントの折衷的なアプローチは、最近ではBeanfiledが見せた転身に至るまで、
北欧のジャズ・エレクトロニカの隆盛の追い風に乗ってやや氾濫気味なきらいがあり、日本においてもステファン・ポンポニャックをはじめ、クラブイベント、ホームリスニング問わず、この手のサウンドを手掛けるDJの需要に伴って、リスナー層を広げつつある。その中にあってThievery Corpは極めてシンプルかつクラシックなセオリーに基づいて、非常に親しみやすい音を発信し続けている。どこか自らの居場所にどっかりと腰を落ちつけながら、それでも時折エッジを効かせてくるアヴァンギャルドなフック、サウンドへの鋭い感受性は、世界を巡る音楽に関する彼らの膨大な知識量と先見の明の賜物に違いない。出来れば高級なホテルの一室で・・・と行きたいところだが、照明を落としてソファに深く腰掛ければ、十分に雰囲気を享受できるだろう。あまねく星塵が熱に憂かされ織り成す倒錯の舞踏を。
・・・・スリーブのライナーを気取ってみたりw 好き放題かけるのが逆にコワイな。。
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「Marching_the_Hate_Machines.mp3」をダウンロード
オフィシャル
http://www.eslmusic.com/
マッタリした雰囲気が良いね~。
そういやBeatport.com見てたら、このアルバムを含めた"Eighteenth Street Lounge"レーベルの曲が追加されてたよ。色々聴いてみると良いのが見つかるかも。
買うならCDのが安いかもしれないけどねw。
Beatport後で見てみるね。
実はこのレーベルについては全くわからないけど、
こっち系が揃ってるなら買いかも。