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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

NY.

2014-03-29 20:24:51 | music13
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(World Trade Center, New York: iPhone 5s, Camera:)



□ Jazz at Lincoln Center Orchestra / "Portrait in Seven Shades"

Pollock



□ Pantha du Prince & The Bell Laboratory / “Elements of Light”

Photon



もう二ヶ月も前のことになりますが、
Polar Vortexによる大寒波で地球が凍えた一月の折、
仕事でニューヨークに行って参りました。


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成田からJFK空港までは、凡そ12時間のフライト。成層圏の空は、吸い込まれるような蒼から茜色へ、茜色から星空へ、星空から暁の黄金へと、瞬く間に色と輝きを変え、窓に着いた霜は天使の形をしていました


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JFK空港からマンハッタンまでは、車でクイーンズボロ橋を渡ってアクセス。私が訪れた時期はちょうど寒波の途切れ目で、晴天時は歩いてて汗ばむくらいの日射しでした。まるで天使の祝福


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約一時間で滞在先のIntercontinental Times Squareに到着。チェックインより三時間も早く部屋に通してもらいました。連れ立ったペンギンちゃんもご満悦の様子(笑)ニューヨークミンナ、イイヒトアル~


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今回の仕事場からは離れてるけれど、様々な人種が集う世界の中心、タイムズスクエアの熱気を肌で感じました。


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>> http://www.jazzatlincolncenter.org

一日目は色んなパーソンを紹介してもらって、最後はJazz at Lincoln Centerで食事。ジャズの街ニューヨークの洗礼を受け、すっかり真夜中。お馬さんに乗った警官がコロンブスサークルをパカパカ巡回していました。


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部屋からの夜景。ニューヨーク滞在中の日用品や軽食は、もっぱらduane readeで買っていました。あと、ここは一応グレード高級なホテルなんですが、部屋にPassion Kit(セックス用品)が常備されています。さすがタイムズスクエア!


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New York Genome Center. 訪問の折、illuminaのHiSeq X Systemの導入をいち早く決定しました。

ボストンで商談するはずだった顧客が、急遽ニューヨークで合流。
ボストン行って見たかったけど、まぁしゃーない。


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New Yorkで仕事をしていて肌で感じたのは、臨床ゲノミクスや、その体系の確立に向かう熱気、差し迫った現実感そのもの。一方で、医学的な知見とは別に技術職としてのbioinformaticsは、一定の距離を置かれてるように感じました。


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余暇を利用してロウワーマンハッタンへ。ニューヨークの古式ゆかしい街並を満喫しながら徒歩でウォールストリートまで。立ち並ぶ高層ビルの影響で、iPhoneのGPSが全く役に立ちません。NYで最初に開店したというカフェで食事。回転ドアに挟まれたり、地下鉄を乗り違えてブルックリンまで行くというハプニングを乗り越えながら、リバーサイドを散策。


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Ground Zero South Pool. 静かな祈りを湛えた水面が、滝となって中心部に流れ落ちて行く。


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Brookfield Placeからニュージャージーを望む。


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もちろんTrinity Churchにも行きました。粛々と厳かな雰囲気。Donation Boxがこれでもかというほど並んでるので、財布が軽くなった?*。ヾ(。>?Img_0174

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聖ポール教会。911追悼のミュージアム化してる印象。


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歩いてるだけ四回も道を聞かれたよ(;´Д`A
そんなにニューヨーカーに見えるのかしらw


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月並みだけれど、帰ってからTop of the Rockにも昇りました。明日も調整が終わったら、日があるうちに向かいのエンパイアステートビルに行きたいなぁ。


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三日目の朝は早くも最終調整へ。モリスパーク方面へ出張。またしても方向を間違いハーレムまで至る。


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イェシーバー大学からの帰りにメトロポリタン美術館へ。


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本物の遺跡よりも広大で遭難しそう。テントでビバークしながら巡りたい。

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こうして世界中の遺物や美術品を一堂に介して見ると、人間という存在がまるで再生産され続けるコードそのものであると実感を強める。記述者であり、転写物であり、遺伝子である。


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仕事の待機中だったとはいえ周り切れなかったのは残念。代表的なフロアは混雑してるけど、館内があまりに広いので、こんな風に人がいないところは本当にいないんだよね。あと喉は渇くし遭難しかけました。水飲み場はあちこちにあるけれど、ベンチでうなだれてる人も多数。私も体調を崩し、ラテン系の女性に介抱されました(笑)




The Refusal of Time - William Kentridge … メトロポリタン美術館で展示されていたインスタレーション。5面スクリーンに映し出された、僅かずつ因果のずれた平行世界。一つの思索と音楽。器官としての時間。舞台の中心で装置が鳴動する。




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この日は思いのほか冷え込み、午前から一時的な吹雪に見舞われました。実はこの時にもう体調が崩れ始め。。


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午後から再び調整でロウワーマンハッタンへ。その後タイムズスクエアに戻るという強行軍。写真はホネホネ状態のSt. Patrick's Cathedral。絶賛工事中でした。立ち並ぶ高層ビル群の狭間に巨大な教会建築があるという風景もNY独特。


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まだだ!中に入ればきっと荘厳な天井が出迎えてくれるはず! → (;゜Д゜) no Patrrrrrrrrrick!!


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骨組みから垣間見えるゴシック様式の天井ですら圧巻。


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ロックフェラーセンター。スケート滑りたい。。


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昨夜に続き。Le Parker Meridienでディナー。教会みたいな造りのホテル。やっぱりフランス人多し。そこのバーで知り合った人と深夜にエンパイアステートに行くことに。


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深夜1時でも賑わうエンパイアステートビルの夜景。冷たい強風で眺めどころではなかったけど、同行したフランス娘のエライ陽気に押されて完ッ全に風邪を引きました。


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出発日の朝。別れを惜しみつつ、JFK空港で発熱した私を、企業視察に来た日本人の団体さんが世話してくれました(T_T。5日ぶりの日本語に恋しさを感じつつ、人の温かさに感謝。


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おまけ。当然、成田空港の検疫で足止めを喰らった上、会議が長引いて、シャングリ・ラ・東京への到着が遅れる。せっかくホライゾンクラブ・ラウンジを予約していたのに、カクテルタイムもプールもお預け。高層階からの夜景を見下ろしながらの遊泳、旅の癒しに期待していたのにな~


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色々あって何故か三枚に増えたルームキー。シャングリラ東京は三年ぶり。特典でもらったシャンベアのアイシングクッキーが可愛かった。




というわけで、 帰国してからも超多忙で体調も悪く、憧れのNew Yorkを離れたという感慨や寂しさは不思議と湧いて来なかったけれど、様々な出会いを結んで、自分自身と世界の未来につながる確かな手応えを感じた数日でした。

きっとまた来るはず。




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□ Theodore Shapiro & Mark Graham

Stationary Cycle