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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull Trailer.

2008-02-15 04:15:38 | 映画
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□ 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』

>> http://www.indianajones.com/

Director: Steven Spielberg
Executive Producer: George Lucas
Release Date; MAY 22. (Japan; June 21)


ヌッパヌッパー♪ヌッパパー♪

キタ━━━(ノ゜∀゜)ノ ┫:。・:*:・゜'★,。・:*:♪・゜'☆━━━!!!! (ガラガラガシャーン!
ついさきほど、長らく謎に包まれていた、
インディジョーンズ4作目、「クリスタル・スカルの王国」の
予告編が全米で公式に公開されました。
公式サイト他で高画質版がご覧頂けます。

日本でも追って、これから明朝にかけて
ニュース番組などで放送される予定とのことです。

Indy


冒険の舞台は1957年の南米マヤ遺跡。詳細は未だ不明ですが、オーパーツとして有名なクリスタル・スカルを巡る争奪戦が繰り広げられるそう。チラッと映るイグアスの滝が迫力あります。ハリソン・フォードのムチは健在でパシーンパシーン!(T▽Tイイハナシダナー、ジョン・ハートやジム・ブロードベント、ケイト・ブランシェットなど、個人的にも大好きな俳優が脇を固めていて嬉しいです。

Sparco


今回の敵役はブランシェット演じるソ連のエージェント、スパルコ。でもインディが戦ってるのは、これまでのナチスに代わって、同郷のアメリカ陸軍のようですね。

そして・・・!

記念すべき1作目、「レイダース」のヒロイン、マリオン・レイヴンウッド役のカレン・アレンが同名のキャラクターで登場。すごい綺麗!!28年前から時が止まったかのように若く美しさに磨きをかけています。


最も気になるシーン、

Roswell


"ROSWELL, NEW MEXICO 1947"

これはかの有名な1947年の「ロズウェルのUFO墜落事件」と関連を匂わせます。実は以前から「宇宙人が登場する」とのウワサがまことしやかに流れており、今回の予告編で更に疑惑が確信に向かった模様。もしくは宇宙人だとされた「何か?」かもしれませんが、原案はいたずら好きのジョージ・ルーカスだからもしや・・・。

※スターウォーズのスピンオフ小説などを執筆するSF作家で天体物理学博士、Kevin J. Andersonが書いた"The X-Files"の小説版『遺跡』において、マヤ遺跡の地下にUFOが眠っているという題材が扱われています。また、『STAR WARS  EPISODE:IV A NEW HOPE』に登場するヤヴィン第4衛星の反乱軍基地となった神殿は、マヤの遺跡群をモチーフにしたもの。


クリスタル・スカルは実在するオーパーツで、レーザーを通すと水晶で出来た頭蓋の中心に光が集まって発光するという神秘的な構造から、超古代文明、あるいは異星人の遺したテクノロジーだと様々な説が唱えられています。ディズニーランドでは1995年に、このモチーフを元に「インディジョーンズ・アドベンチャー クリスタル・スカルの魔宮」というアトラクションを開発。そして今回の新作の原案として採用されました。しかし内容は別モノになると思われます。

Maya


幼少時代から数え切れないほど鑑賞してきたインディージョーンズシリーズ。私にとっては、神話に対する憧憬とロマンチシズムの源泉とも言えるべき存在であり、その神秘性とは対比的に生々しくも大胆なアクションを繰り広げるジョーンズ博士のヒロイズムは、正に現代にとっての一つの神話とも言えるのではないでしょうか。

今作は「魔宮の伝説」路線のようですが、旧約聖書における「聖櫃」や、最後の晩餐の「聖杯」と十字軍にまつわる冒険の過程で描かれたキリスト教の聖書的世界観こそが、私がこのシリーズに抱く最も強いノスタルジーなので、(そしてそれを彩るジョン・ウィリアムズの宗教的楽曲も素晴らしかった!)今回の純粋な活劇風味には、とにかくそんな情緒を吹っ飛ばすくらいダイナミックなものを期待したいところなのです。

Maya2


スピルバーグのアクションセンスは、彼自身の年齢や時代において全く見劣りすることも枯渇することもない、まさに天啓めいたものを感じるので、あとは現在のVFX技術が、このインディージョーンズという主題において、どれだけ彼のイマジネーションを引き出せるかに掛かっているでしょう。ただ、ストーリーを総括するデビッド・コープの脚本は、大胆なアレンジでエンターテイメントは作れるのだけど、いつも予定調和的に小さく纏まりがちになる印象があるので、一抹の不安が。。。




□ John Williams / "Raiders of the Lost Ark"

The Miracle of the Ark


□ John Williams / "Indiana Jones and the Last Crusade"

End Credits (Raiders March)


ジョン・ウィリアムズ作曲、インディ・ジョーンズ・シリーズのスコアから2曲。"The Miracle of the Ark"は、旧約聖書にある「十戒」を収めた契約の箱の、人智を超えた力と神々への畏怖を壮大なスケールで奏でる名曲。背筋の凍るようなホラースコアリングの方法論も用いられており、ナチスの軍人や近代兵器を巻き上げ、雲を引き裂く巨大な炎の柱が眼前に浮かぶようです。人体が熱でドロドロ溶けるシーンは今もトラウマです。今の技術でリメイクして欲しいシーン。

3作目『最後の聖戦』では、ジョン・ウィリアムズの円熟期に書かれた最も格調高くヴァラエティに富んだ楽曲が展開され、スピルバーグの絶賛を受けています。特に古楽器などで演奏される「聖杯」のモチーフが琴線に触れ、古代へのロマンを掻き立ててくれます。全体的にもモチーフの切り替わりが計算された、フィルムスコアとしての完成度の高い楽曲が並び、この"End Credits"中盤で聴かれるスケルツォは、ウィリアムズの完成したアクション・スコアの一つの頂点となっています。子供の頃は、CDの銀盤がレーザーで焼け落ちるほど聴きました(笑)