ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

赤ワインの飲み方

2009年09月16日 | ワインの話

Photo 今日は自宅で赤ワインを楽しむ方法を伝授しよう。
まず一番に大切なことは、ワイングラスかもしれない。少し値段が高いと感じても赤ワイン用の大きめなグラスを購入しよう。とはいえクリスタルのとんでもなく価格の高いものにする必要もない。千円前後でそこそこのものは買える。
グラスを立派にすると、そこに注ぐワインはそれなりにしっかりとしたものが欲しくなるものだ。ワインの価格も上限がないが、2千円前後のワインならばグラスに負けることもないだろうし、その味わいは価格以上の力を増すと思える。千円くらいのグラスへの出費はすぐに取り返すことが出来る。
さて、グラスに赤ワインを注ぐ。グラスの最も太い部分より少し下ぐらいに注ごう。グラスを斜めにして色を楽しむ時にこぼれないためでもある。色が濁っていなければ問題はない。若い赤ワインは色が濃く、熟した年代物の赤ワインは薄い色になる。
そして、グラスの脚を持って円を描くようにグラスを回す。香りを楽しむためだ。回しすぎると目が回る。安いワインは早くに香りが無くなるから回したらすぐに香りを楽しもう。
そして、いよいよ味わいを楽しむ。大きいグラスは背筋を伸ばさないとワインを飲めない。これは、ワインの液体が舌に均等に流れるように設計されているからだ。さらに、ワインは口をつぼめて酸っぱそうに飲まないほうが良い。飲むというより食べるように、くちゃくちゃと噛んでみよう。舌の味蕾全体でワインを感じることが出来るというものだ。さらに、鼻から息を吸い込む。きっと赤ワインの幸せを満喫することだろう。
さあ、あなたも実践してみよう。
ただし高いワイングラスを買ったのに上手くいかなくてもクアトロの父は責任を負いません。
ワインをこぼして洋服に染みを作っても、鼻から息を吸ってむせても、グラスを洗う時に割れてしまっても、クアトロの父は関知しません。
ただし、もっとじっくりと赤ワインの飲み方を知りたい方は、クアトロにご来店ください。

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