ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ

2024年05月23日 | 映画の話

映画「グッドナイト&グッドラック」はジョージ・クルーニー監督によるセンスの良い作品だ。
1950年代、アメリカではテレビ放送のあり方が問われていた。
吹き荒れる赤刈りの嵐にテレビ界は飲み込まれてしまって良いのか。
当時の人気ニュース・キャスター、エド・マローは問いかける。
50年後100年後の人々が、この時代のテレビを見たときどう評価するだろうか。
この時代のテレビは人を欺き笑わせ現実をかくしていたとしか見ないだろう。
エド・マローは闘った。
赤刈りの旗頭である権力者マッカーシーと真の自由のために闘ったのだった。
エド・マローの報道番組の締めくくりの挨拶はグッドナイト&グッドラック。
もちろんエド・マローの闘いから50年後の現代、そのテレビ界やメディアのあり方を問いかけている。
日本などはひどいもので、テレビなどはバラエティ番組ばかりが垂れ流されている。
視聴者につまらない笑いを与えて何かを忘れさせようとしている。
クアトロのエド・マローことクアトロの父は問いかける。
何年か先、人々がクアトロでの食事を思い浮かべた時、お腹は満たされた、会計は高くはなかったとか、それだけの記憶の店で良いのだろうか。
お客様にもっと感動を与えなくて良いのだろうか。
今日のクアトロは、赤崎産生カキ、八丈島産トビウオ、福島産天然真鯛、北海道産キンキ、静岡産イソツブなどが用意されている。
そして、感動を呼ぶグッドな鹿児島産スミイカ。
はたしてクアトロはお客様に感動を与えることは出来るのだろうか。
クアトロのエド・マローことクアトロの父がリポートしました。
そして、グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ。

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