ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

パルミ16開幕

2015年04月09日 | チーズの話

お客様がクアトロに入店すると、真っ先に対面しなくてはならないのが、パルミジャーノ・レジアーノ。
始めての方は、まずこの奇妙な物体に興味を持たざるを得ない。
半円形の木製のような物体がチーズであることが解る方は、約50%。
残りの50%の内、疑問を抱いたまま帰る方と、疑問を晴らして帰る方が半々。
そして、解ろうが解るまいが約80%の方がチーズの中をのぞいていく。
そのパルミジャーノ、正式にはパルミジャーノ・レジアーノと呼ばなくてはいけない。
パルマという地域とレッジーナという地域で作っているチーズだ。
片方の地名しか呼ばないのは理不尽なのだが、長くて舌を噛んでしまうので、レッジーナの方々をこの場では切り捨てさせていただきます。
その現在のパルミジャーノは、お客様のもっと濃くしての注文に応えて、熱々のペンネとリゾットに身を削られ、遂にやせこけてしまった。
そして、クアトロに開店以来16代目のパルミジャーノが火曜日にやってきました。
さて、新着のパルミジャーノにはパルマの宝石とクアトロの父が勝手に命名したとっても美味しい部分を抱えております。
それは、40キロ近いパルミジャーノの核の部分で、カットしたての時は特にしっとりとしていてミルキーで何とも云えず美味しい部分。
以前は、クアトロの父の役得として独り占めしていましたが、クアトロ初代のパルミジャーノの時にうかつにも、世に知らしめてしまいました。
パルミの宝石、300円で販売開始です。

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