ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着日本酒~百楽門裏張り

2014年05月12日 | お酒の話

Photo_2回りを見渡し、声を潜めてクアトロの父がぼそぼそとつぶやく。
「お客さん、裏張りですよ、ヒヒヒ、裏張りがありますよ」
クアトロの父は裏張りの日本酒を勧めようとしている。
その日本酒を見ると、たしかにラベルが裏返しに貼ってある。
このお酒は、規格外の不揃いな酒米を使って作ったもの。
使っている酒米は雄町である。
山田錦の父にあたる、幻の酒米と云われたもの。
その雄町を奈良の伝統ある酒蔵が昔からの製法で純米生原酒に仕上げたものだが、規格外の不揃いな酒米を使うと法律上純米酒と名乗れないらしい。
純米酒と名乗らなくても、美味しければいいだろうと云うのがこのお酒で、ちょっとすねてみせて、ラベルが裏張りになっている。
今、日本酒業界で静かなブームになっているのがこの等外米のお酒。
ワインで云えば、スーパートスカーナのように、規格に捕らわれずに良いものを作ろうと云うものだろうか。
さて、その味わいは・・・。
声を潜めてクアトロの父がまたぼそぼそとつぶやく。
「ヒヒヒ、これがですね大きな声では云えませんがね、青リンゴのように・・・」

※声を潜めてクアトロの父がまたまたぼそぼそとつぶやく。
「ヒヒヒ、13日(火)14日(水)クアトロは連休ですよ」

コメント
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