ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

私はメダカのハル

2012年04月10日 | 個人的な話

Photo 私はメダカ。
名前はまだ無い。
クアトロと云う一風変わったイタリアンで私は孵化したばかりだ。
私がタマゴの中に居るときから、毎日じっと見つめる人間が居る。
やや年配の人間、二人である。
どうやら、この店の人間で、夫婦らしい。
いつもヒマなのか、ヒマを見付けてはなのか解らないが、二人ともしょっちゅう私のことを見つめていた。
今日、私がタマゴから出てスイスイと泳いでいるのを見付けたこの夫婦は、とても喜んでいる。
私も負けずに、この夫婦を観察している。
仲が良いのか悪いのか、しょっちゅう口げんかをしている。
共通の話題は、孫のこととお客さんの子供のことばかり。
今日はお客さんの子供の小学校の入学式だね。
黄色い帽子をかぶるらしいよとか会話している。
これが老夫婦ということなのだろうか。
仕事の話は、手短だ。
「チーズがたくさん揃ったね」
「そうだね」

私が泳いでいるところを初めに見付けたクアトロのママが私の名前を付けるらしい。
「ハル」がいいかしらと云っている。

私の観察によると、クアトロは明日あさってが連休。
私と私の仲間の世話はどうなるのか心配。

コメント
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