ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

桜の季節のチーズ

2012年04月06日 | チーズの話

Photo 桜の季節になると登場するのが“サヴール・デュ・マキ”と云うフランスはコルシカ島のチーズ。
コルシカ島はかのナポレオンの故郷だ。
そして、このチーズは羊乳から作られ回りをローズマリーなどのハーブで覆っている。
羊乳は春先のものなので、このチーズは日本の桜の季節が旬になる。
見た目はとても田舎っぽいチーズだ。
熟成が進み、全体が絞まってくると食べ頃。
回りのハーブは外して、中身のチーズを食べる。
ハーブの香りと羊乳の深い旨味と甘みが口の中で渾然一体となる。
その余韻を楽しみながら、しっかりとした赤ワインを飲む。
このチーズの旨味と赤ワインの旨味が相乗効果を現す。
この楽しみを知ってしまうと、皇帝になった気分だ。

※明日7日(土)のランチタイムは貸切のため一般営業を休ませていただきます。

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