マカロニ刑事もクアトロの特上ウニの捜査に乗り出した。
午後6時クアトロの父が看板をだす。
クアトロのディナーの営業が始まった。
すると間もなくお客が入り込む。
クアトロで張り込んでいたマカロニ刑事が聞き耳を立てる。
「例のアレ有りますか」と謎の客
「しっ!声が大きいですよ」とクアトロの父
「あれですね、わかってますよ、すごい上物が入りました」とクアトロの父
ここは、踏み込むしかないかと息をのむマカロニ刑事だが、成り行きを見守ることにする。
すると、しばらくして例のものが運ばれてきた。
あたりを見回すクアトロの父。
「これは、ミョウバンも使わない無添加のもので、一粒づつ丁寧に扱った上物です」
「そのへんの鮨屋でもなかなか使えないものですよ」
「そのウニの美味しさを引き出すために、ここはあえてアーリオ・オーリオでシンプルに仕上げました」
「ウニの甘みが引き立つでしょ」
マカロニ刑事は特上ウニの秘密を探り当てるのだった。
早速、ボスに報告だ。
※七曲署の捜査によると、クアトロは今度の土曜(7日)のランチは貸切のため一般営業がお休みだ。
※さらに、来週の月曜(9日)のディナーも貸切のため一般営業がお休みだ。