ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

黒ワイン

2012年04月08日 | ワインの話

Photo クアトロで「黒ワインください」と云うと、フランス南西地区の“カオール”が出てくる。
南西地区は、ボルドーより東に向かった峡谷にあるワインの産地である。
その中で有名なのがカオール地区のワイン。
マルベックというブドウを使って作られるカオールのワインはタンニンが多くしっかりとした重厚な味わいになる。
出来上がったワインは色合いが濃く、黒ワインと呼ばれる。
ブドウの色素がタンニンなのだから、この色の濃いワインはタンニンが多いと云うことになる。
このタンニンの働きは味わいに渋みをもたらす。
コーヒーのタンニンと同じ。
そして、タンニンは時間とともに深みのある旨みに変わっていく。
カオールは深みのある旨味とともに果実味も豊かでジャムのような濃縮感のある風味を感じる。
この果実味がチーズに良い合う。
クアトロに揃ったチーズ色々に合わせて飲むにはこのカオールがおすすめだ。

※本日のおすすめチーズ
バラカ(白カビ)、ブリッロ(酔っぱらいチーズ)、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ(青カビ)、コンテ18ヶ月(ハード)、サントモール(シェーブル)、サヴール・デュ・マキ(ブルビ)、ゴーダ3年熟成(ハード)、ミモレット・エクストラ(ハード)

※明日9日(月)のディナーは貸切のため、一般営業を休ませていただきます。

※11日(水)12日(木)は連休させていただきます。

コメント
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