ポルトガル出身の世界的ピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュ(または、ピリス)は私がずっと興味を持っていたピアニストの一人です。1944年生まれということですから今年68歳。もう何度も来日されてますのでコンサートでの演奏を生で聴かれたことのある方も多いと思います。ところが残念なことに私はまだ一度も生で聴いたことがありません。何年か前にテレビで見たことがあるだけ。でもそれだけでファンになってしまいました。それ以来ずっと気になっているピアニストです。

2009年、ヤマハ「ピアニスト Now!」より
そんなある日、生徒がピレシュのモーツアルト・ソナタ全集のCDを持って来てくれました。生徒のおじいちゃまのCD(愛蔵版6枚組)ということですが、聴いてみて直ぐに虜になりました。自分の練習が終わってから夜な夜な聴いています。本当に素晴らしい!彼女の音、そして色んなアイディアが散りばめられている表現、その表現は愛情にあふれていて、それでいて全然押し付けがましくない。上品で、そして強い意志を持っていると感じる音。こんなモーツァルトを聞いていると幸せになります。

Mozart the piano sonatas, Maria João Pires
ピレシュはモーツアルトのソナタ全曲集を二度にわたって録音していて、このCDは二度目の方、彼女が40代半ば過ぎの頃の作品です。最初に録音したのは20代の終わりの頃ということですからそちらのCDもまたこれとは違った味わいがありそうですね。これも聴きたくなってきました。
しかし、彼女のモーツァルトを聴いていると、とても叙情的なロマン派的な色彩が施されていると感じるのです。自然と彼女の演奏でショパンを聴きたくなってきます。彼女の弾くショパンのノクターン、これも是非聴いてみたいですね。う~ん、ピレシュの演奏を、それもやっぱり生で、コンサート会場で聴きたくってたまりません。去年は来日公演の予定があったのに原発事故の影響でキャンセルになったそうですが、是非また来日して欲しいものです(できれば九州公演お願いします!)。
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そんなある日、生徒がピレシュのモーツアルト・ソナタ全集のCDを持って来てくれました。生徒のおじいちゃまのCD(愛蔵版6枚組)ということですが、聴いてみて直ぐに虜になりました。自分の練習が終わってから夜な夜な聴いています。本当に素晴らしい!彼女の音、そして色んなアイディアが散りばめられている表現、その表現は愛情にあふれていて、それでいて全然押し付けがましくない。上品で、そして強い意志を持っていると感じる音。こんなモーツァルトを聞いていると幸せになります。

Mozart the piano sonatas, Maria João Pires
ピレシュはモーツアルトのソナタ全曲集を二度にわたって録音していて、このCDは二度目の方、彼女が40代半ば過ぎの頃の作品です。最初に録音したのは20代の終わりの頃ということですからそちらのCDもまたこれとは違った味わいがありそうですね。これも聴きたくなってきました。
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近年は若い人を育てるのにも熱心。NHK「スーパーレッスン」にも登場しましたね。
そうなかなか生で聴けません。
東北にも来て欲しいです