お正月休みも終わり、教室も通常ペースに戻りました。昨年一年間、多くの生徒たちが私の予想を超える上達ぶりを見せて驚かせてくれました。生徒たちみんながもっている成長力、その可能性(ポテンシャル)は本当にすごいものだと思っています。特に、本人のピアノに取り組む姿勢、家族のサポート、そして私の指導の方向性やスピードなどがうまくマッチしたときは、まるでミラクルが起きたような急成長をとげることがあります。もちろん、いつもいつもそんなにうまく事は進みませんが、それでも、すべての生徒さんが潜在的にそのようなポテンシャルを持っていることは間違いありません。逆に言うと、思うようにうまくいかない時は、生徒さんの姿勢、ご家族がお子さんを信じて応援する力、先生の指導の方向性などをそれぞれチェックして改善する必要があるとも言えるでしょう。
あと、気をつけなければいけないのは、その子の持っているポテンシャルがいつ花開くかというのは、あらかじめわかるものではない、ということです。なかなか思うように伸びて来ないなあと思っていても、ある年、ある時期、急にぐんと伸びることがあります。私は、「うそ~!こんなにうまくなってくれて!」と嬉しい叫び声を何度もあげたことがあります。誰にでも伸びるチャンスはあるのです。だけどいつそうなるのか、その時期は人によって色々です。だから焦りは禁物。その生徒に合ったペースを見極めることが大切です。
子供たちの持っている力はすごいです。だから私は、せっかくの子供たちの潜在能力を見過ごしたりしないよう、常にアンテナを張って一人ひとりをよく観察して耳を澄ませます。そうして、一人ひとりの個性の中からその子の潜在能力を見つけて、それを引き出すための努力と提案をし続けたいと思っています。いよいよ今年も始まりました。さあどんなドラマが待っているかな、今年も楽しみです
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