Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

リンツ風トルテの切り方

2024-03-02 | 料理
結構忙しかった。なによりもボンの連邦法務省に反論の文章を送るのに苦労した。期限があるのでFAXで送ろうとしたが上手く入らなかった。メールで送って原本も郵送しておいた。罰金が免除されるかどうかは疑問であるが、先ずは反論しない事には済まない。先田ての警察の違反金もそうであったが、承知がいかないならば異論を唱えるしかない。先ずは支払いの猶予を勝ち取ることが優先である。

それに関連して、FAXの印字インキが無くなっていたので急いで発注した。キャンノンの製品であるが、今時FAXが必要になるとも思っていなかった。インクは初めて純正品でないものを使ったのだが、半額でも半分しかもたなかった。またもう一度純正品を購入する。どちらが最終的にお得かである。

洗濯ものは一日遅くなったが漸く回収できた。出す時に四回引き取りに二回で六回行かなければ用を成さなかった。それでもお陰で嘗ての走るコースを走れた。パンツを脱げばもう少し早く走れそうだが、まだまだスピードは出ない。

前日には比較的安く燃料を入れられてよかった。リットル1.67で60リットル入れたので、4セントの差で2.4ユーロ、洗濯シャツ一枚分も安くなる。エンジンオイルも補給して、これで問題がなければ日曜日の午後にスイス国境まで往復可能となる。あとは先日配送された普段の靴用のクリームを塗って体裁を整えるぐらいだ。

シャツは回収してきたけど、日曜日は暖かくなり、ジーンズで出かけるので、部屋着に下ろそうと思っていたシャツをもう一度使ってもいいかと思う。洗濯屋に出してあるので上手く使えば、春先まで買い物ぐらいには使えるかもしれない。お出かけの回数がまた増えるので、新しいものは後で着る方が効率がいいだろうか。

6時間の日射が期待されるところで先ずは早朝から洗濯だろうか。まだ夜具を替えるには早いが、床屋にでも行った後ぐらいの復活祭ぐらいになるのか。

先週購入したリンツァートルテが美味かった。普通は一人づつに切って呉れるので買わないのだが、二人分の大きさの儘切って貰って購入した。好きな分量だけ日にちを掛けて楽しめるからだ。こういう風に購入すれば結構なケーキ類も大きめに買えることが分かった。勿論全部とか半分では高過ぎるので、二人分を買うぐらいであるが、少しづつ楽しめる。

このリンツ風の伝統的な菓子は赤いスグリのジャム状のものが入っているだけなので、日持ちもして、切りやすい。抑々そんなに量は要らなくて、口が寂しい時に紅茶などと愉しむだけなのでそれで足りる。

日曜日の深夜に帰ってきて何を食すか。先日食したザウワークラウトのスープにマウルタッシェを入れたものも良かった。出かける前にブランチとしてしっかり食しておけば、外出8時間ぐらいはなんでもないだろう。

エンゲルの指揮も生ではボッフム以来なので、その間の生放送などでもいいいものを聞かせていたので、今回も新曲とは言いながらとても楽しみである。



参照:
最後にシネマ交響楽 2024-03-01 | 雑感
数日楽しんだ8ユーロ 2023-07-13 | 料理
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最後にシネマ交響楽

2024-03-01 | 雑感
暖房を切ったのはいいが、朝が寒い。まだ氷点下になると言う。陽射しを昼間に思いっきり入れて、窓を開けて掃除もして、空気もよくなった。寒いと疲れる。でも陽射しが射す込むと目が覚める。身体にはいいだろう。

同様に植物にもこれは重要で寒さがないと澱粉を含有しないことから実りが悪くなる。暖冬の影響でオリーブの実りが悪くなって、ドイツでの小売価格も44%上昇したようだ。昨年の植物オイルの高騰はウクライナの菜種が大きかったとされていて、それに伴っておローブオイルも品切れが多かった。その頃に比較すると供給が安定する反面価格は上がっている。

一番量を使うイタリア料理の炒める為の物は以前はリットル9ユーロしなかったのだが、今は11ユーロを超えている。それが最も安い商品で、それを使うしかない。上等のものは元々少量しか使わないので影響は少ない。

2025年の復活祭のプログラムが発表になった。とんでもないプログラムで、ペトレンコの意図も分からない。こんなプログラムなら早くザルツブルクに戻るべきだった。なんとシェーンベルクどころか「蝶々さん」である。一体こんなものを上演して何の価値があるのだろう。興味が全く起こらない。なるほどプッチーニの最高傑作「三部作」での成功や「トスカ」指揮での上演の価値はあったのだが、流石に蝶々さんで何を期待しよう。ミュンヘンの様な劇場でならば陣容とか楽団で期待は出来ただろうが。ミラノでの「薔薇の騎士」の出来栄えも疑われるどころだが、それとそんなに変わらないのではないか。

そしてもう一曲は第九を二回振る、そしてバーデンバーデンとのお別れだ。これだけ意識の低い音楽祭も珍しい。早く無くなれと叫びたい。

そもそもこの13年で、プッチーニはラトル指揮「トスカ」に続いて二回目で、どんなにマシな上演をしても大きな意味は感じられない。心はザルツブルクに飛んでいるだろう。第九もルツェルンで一回聴いていて、その時よりも歌手陣は落ちるが、演奏はよくなるだろう。それでもこれもラトル指揮で行われていて、今回は就任の時のルル組曲の代わりの曲もなくその前に何も演奏しないのだろう。明らかに手抜き感がありありで、ラトル指揮の最終年を彷彿させる。

なによりもバーデンバーデンの聴衆が大きく育たなかったのは大きいかもしれない。今回の「エレクトラ」がどのような公演になるのかは分からないのだが、このような意識を窺い知ると最早あまり期待できなくなってきている。逸早くザルツブルクに飛びたいと思う。

今年は5月18日に指揮者タルモのデビューでSWR交響楽団がヘルマン作曲ヒッチコック「眩暈」組曲を演奏する。それが最後になるかもしれない。その前にクロンベルク、シュヴェツィンゲン音楽祭、復活祭前後にハイデルベルク、前ではゲルハーハーのブラームスの歌曲とカメラータコンセルトヘボの室内楽。これは来週からブラームス四番と共にお勉強を始める準備をしておかないといけない。日曜日に出かける時に何を持って行くのか?「エレクトラ」とシベリウスのヴァイオリン協奏曲は一昨年辺りのお勉強の続きとなる。



参照:
芸術内容の迫真性 2024-02-28 | 文化一般
お家芸の指揮棒飛ばし 2023-03-26 | 音
コメント
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