Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

直ちに影響の出ない核戦争

2011-07-26 | アウトドーア・環境
南シナ海、波高し。戦争に突入するという観測である。もちろん中国包囲網に対しての中共の対抗処置であるが、インフレと失業問題を開戦で解決するというものらしい。

対米国関係でも、ちょうどデフォルトなどの問題が起きていて、好機であるというのだ。情報は定かでないが、シナ人の感覚的には正しく、対外的に牽制する意図もあるのだろう。

中国での列車事故が伝えられているようだが、少々の事故や犠牲者などは大中国では物の数に入らない些細なことなのである。だから戦争で犠牲者が出ても全く問題とならない。それどころか合衆国との核爆弾の迎撃合戦も厭わない。

中共が西海岸に核弾頭を一つ落とす間に、三つ四つの中国の大都市が壊滅する予想されているが、それは想定内で全く問題がないと思われている。国家主義というのはそうしたもので、大日本帝国も同様で二つもの核爆弾を甘んじて受けたわけで、中国にとっては当然のことながら些細なことなのである。細野大臣が言及するように「限が無い」と言って福島や東北・北関東の者を黙らすことが出来るぐらいだから、シナ人を黙らすことぐらいは訳がない。

そんなことよりも中国にとっては南シナ海での覇権を確保することの方が国家的な目的に適っているのである。さらに福島のおかげで、放射線被害などは「直ちに健康に影響がない」のが再確認されたので、爆風で吹っ飛ばないシナ人などは漢民族の種を絶やさないに十分過ぎる分だけ生存することが分ったのである。

政治が嫌いと主張する京大の小出氏や九条の会のように、原発反対から非武装までを言及する「古臭い革新」の考え方も未だに存在するようだが、まさに日本政府の天晴れな事故対応政策は被曝の問題で核全面戦争も厭わない風潮を世界に広げた。よって、非武装によって核の傘をどのように甘んじるかなどの議論が非常に現実的な問題となってきている。そのような現実の環境では、核兵器を含む含まないに関係なく非武装などは唯の「パシフィズムの願い」以上のものではなくて、なんら政策に影響を与えないものなのである。それは、政治として環境に覚醒して直視する環境政党が必要となった背景の一つに違いない。



参照:
福島なんて取るに足りない事故 2011-04-12 | アウトドーア・環境
敗者に裁かれる特攻隊崩れ 2011-04-15 | マスメディア批評
死ぬも地獄、生きるも地獄 2011-04-16 | 文学・思想
迎撃構想の世界戦略 2007-03-13 | 歴史・時事
政治的核反応の連鎖 2006-10-17 | 歴史・時事
暑気の隙間に感傷旅行 2005-07-03 | 歴史・時事
民主主義レギムへの抵抗 2007-08-25 | 文化一般
石壁よりも堅い「友愛」哲学 2009-09-02 | 文化一般
市民を無視する政治社会背景 2011-06-05 | マスメディア批評
7月23日 小出裕章氏の滋賀県大津市での講演 (小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする