橋本屋吉次郎電子日誌

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忍城

2019-08-26 | お城巡り(続日本100名城)

北関東遠征も3日目・最終日

最後に向かうは、のぼうの城こと忍城(おしじょう)です。

忍城は、室町時代中期の文明年間に成田氏によって築城されたと伝えられています。
1590(天正18)年、豊臣秀吉の小田原征伐に伴い発生した攻城戦の際、豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称されました。
江戸時代に入ると忍藩の藩庁あるいは徳川氏の譜代大名や親藩の居城となり、阿部氏の時代には御三階櫓が新たに建設されるなどの城郭改修や城下町の整備が行われました。明治維新後、
1871(明治4)年の廃藩置県と同時に廃城となり、1873(明治6)年に土塁の一部を残して取り壊されてしまいました。

東松山のビジネスホテルを遅めに出発し、石田堤史跡公園に向かいました。


石田堤史跡公園
所在地: 埼玉県鴻巣市袋地内


秀吉に忍城攻めを命ぜられた石田三成は、水攻めのために忍城の周囲を総延長28 kmの堤を造りました。
この一部が現在も残されています。

急ごしらえで作ったものではありますが、かなり立派な堤防です。


除草作業が行われていました。
維持管理お疲れ様です。

次いで、行田市郷土博物館へ移動しました。


駐車場入口
植木に隠れて内部の様子がわかりにくいですが、そのため速度を落とすことになります。
これは良いアイデアですね。

で、こんなすてきな表示を見落とさずに済みました。


駐輪場


行田市郷土博物館
所在地: 埼玉県行田市本丸17-23
休館日: 月曜日(祝日休日は開館),祝日の翌日(土日は開館),毎月第4金曜日,年末年始
開館時間: 9:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料: 大人 200円,大学・高校生 100円,中学・小学生 50円

続日本100名城スタンプは、入り口右側で押すことができます。


御三階櫓
江戸時代には御三階櫓が造られましたが、復興されたものとは大きさも位置も異なっているということです。



行田市郷土博物館から廊下を通って、御三階櫓に入ることができます。

最上階からの眺め
北側

東側

南側

西側

あずま橋


その奥にあるのが東門




土塀


鐘楼
1823(文政6)年、松平忠雅が桑名から忍へ移封されるのにともなって、鐘も移されました。
なお、鐘楼にあるのはレプリカで、本物の鐘は行田市郷土博物館に展示されております。


藩校進修館の門が移築、現存されています。


駐車場脇に、移築、現存されている高麗門。
どこにあったかは、わかってないようです。。

見学時間は、石田堤、郷土博物館含めて約1時間でした。

 

コメント (4)
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