この秋、昨年に続く札幌市立大学「羽深研」の院生への講義(11月5日月曜日)を要請されての訪札となった。
僕の講義の主題は、「建築家」の存在を伝えること、つまり「建築家って何者だ!」と言うことになる。月刊・建築ジャーナル誌に「建築家模様」と題して6年に渡って起稿してきた一文のコピー9編を配布したが、`若き秀英`がどのような反応をするか好奇心が湧く。
とは言え、僕が帰京した後、彼らが手に取って読み解くかどうかは判らない。そのことは近じか羽深教授に聞いてみるが、僕の好奇心が刺激されるのは、「院生の風情」。講義の後、30分ほど羽深研の彼らと語り合い、彼らの好奇心(細やかかもしれないが)が読み取れ、ナカナカの`若者連` だと感じ取ったことを、此処に記しておきたい。
さて写真の雲、この写真を観ながらふと考える。
例年の訪札、何時もほぼ同じ座席、翼と雲のやり取り・その「対話」を聞いているような気がしてくる。雲の流れを観ながら、パイロットとパイロットモニタリング(副操縦士)も雲との対話、僕はその対話を感じ取っているのだが、さて来年は! などと、考えたりもする!